今回は密かに参戦していたアラマキ爺さんとSOPとM16A1の視線です
時系列は以下の話の直前です
秘宝とかって罠とか金庫、遺跡などの様々な方法で隠されたりするけどそれがいいものか悪いものかは見るまでは分からない場合が凄く多いよね(大規模コラボ
https://syosetu.org/novel/190378/131.html
いやいやとんでもない事になりましたね……まさかここまで大規模な事をしでかすとは
だから、俺も飴と唐辛子を参加者の皆様にプレゼントします
外部と作戦領域内の通信がすべて遮断される数十分ほど前
正規軍所属の傭兵部隊1個分隊9名とAR小隊のM16A1、M4SOPMODで構成された志願部隊は周囲を警戒しつつ、重要施設へ向かっていた
傭兵の中には覆面と正規軍仕様の装甲服で顔を隠した老兵――アラマキも混ざってAOCGを装着したM14を構えつつ、
「すでに防衛施設はグリフィンとの協力ですべて無力化している……残る脅威は鉄血ハイエンドを含む鉄血兵や装甲兵器群、それと例の乱入勢力だろう」
「話どおりだとしたら、やつらは
「連絡線って……アイツらは電気コードで繋がっているということか?」
「あ……じゃなかった爺さん、例の第三勢力の事を知っているのか?」
傭兵部隊の隊長の言葉に同意するアラマキにM16A1は首を傾げた
それは周囲の傭兵達も口々に疑問をぶつけると
「うむ、黒いパワードスーツ集団は祈祷者の軍隊、黒服は追跡者とワシらは呼んでいた」
「その連絡線が奴らの弱点ということ?」
「そうじゃ……奴らに限らずアブノーマル達はそれ無しでは実体化することができんからな」
SOPの疑問にアラマキが頷いた瞬間、先行していた傭兵の一人が叫んだ
「爺さん、あの棺桶かオリのような物がそうなのか!!」
アラマキが傭兵が指差した方向を見ると数メートル先に複数の棺桶かオリを連想させる格子戸付きの箱が数個並んでいるのがアラマキの目に入った
それらは、格子戸が半開きになっており、内部から不吉な気配が箱の中から漏れ出ている事がアラマキが感じた
それがとっさに過去に自分が遭遇した追跡者の連絡線であると確信した
確信を持ったアラマキは「それが追跡者達の連絡箱じゃ」と箱を指差す
「その箱を閉めれば、黒服共は実体化を維持できずに消滅する」
「閉めれるだけで黒服共は消えるの? ここからあの箱を壊した方が早いよ?」
「いや、あれはどんな物理手段を持ったとしても破壊はできん。祈りを込めた武器もれいがいではない」
「だったら、例のおまじない意味ないじゃん!!」
SOPが愛銃のM4SOPMODⅡび下部にグレネードランチャを撃ちだそうとするのを静止させた事に不満げに頬を膨らませた瞬間、傭兵の一人が恐怖を含んだ声色で叫んだ
「箱から何か……あの黒服だ!!!」
「やってくるぞ、祈りの弾丸なら奴らに有効じゃ!!!」
男が叫ぶと同時にアラマキ達が箱の方に視線を向けると先ほどまで空だったはずのそれぞれの箱から数体のチェイサーが飛び出し、アラマキ達を視界に納めるとほぼ同時に彼らにめがけて凄まじいスピードで接近する
そして、傭兵達とM16A1達はチェイサー達に銃撃を浴びせるとそれぞれの銃口から放たれた銃弾――移動中にアラマキの教えで祈りが込められた弾丸は吸い込まれるようにチェイサー達に命中していく。出現当初は銃弾を華麗に躱していくチェイサーに命中していく
面白いように銃弾がチェイサーに命中していく様子にM16A1は唇をならした
「こりゃあすげぇ、単なる願掛けじゃないな。SOP!!」
「任せて、ドーン!」
そして、SOPが放ったグレネードでチェイサー達は一瞬の内に吹き飛ばされ、地面に転がると一瞬の内に地面に溶けるように消滅した
通常じゃありえない様子にM16A1や傭兵達が驚きを隠せない中でSOPだけが首を傾げた
「あれ~消えちゃったよ?」
「これでしばらく、時間を稼げる……さぁ、箱を閉めよう」
「待てよ、爺さん!!」
「おじいちゃん、待ってよ!!」
チェイサーがすべて消滅したのを確認するとアラマキは箱に駆け寄り、傭兵達も周囲を警戒しつつ彼の後をおった
そして、箱のすぐ近くまで近づいたアラマキは慣れた手つきで半開きになっていた格子戸を手際よく閉め、格子戸に取り付けられたレバーを下げていく
そして、すべての箱のレバーを下げた瞬間、箱が金属音と共に激しく揺れ始めた
異常自体に傭兵隊長が恐怖を込めた声色で叫び、他の傭兵達もその様子に釘づけになった
「おい、爺さんが揺れ始めたぞ!?」
「おじいちゃん、これ爆発するんじゃないの?」
「なんだって、離れろ!!!」
SOPの懸念にアラマキ以外がその場から離れようとした瞬間、箱は地面の中に吸い込まれるように沈み、わずか数秒の内に箱は姿を消してしまった
箱は地面に沈み込むように消えるという超常現象にアラマキを除く全員が唖然とする中でアラマキは静かに呟やいた
「
「え……爺さん、でまかせでいっていいないよな?」
「これで黒い奴らが本当に消えちゃったの?」
「ワシは嘘をつかんよ。もうすぐに戦場のどこかでそれを実感できるはずじゃ」
アラマキが義務を果たしたといわんばかりに笑みを浮かべる様子に彼以外の誰もが疑問を感じた瞬間、アラマキの胸元の通信機から広域通信で戸惑いの声色の男性の声が聞こえた
「こちら、例の黒服ストーカー共がカッパが水中に引きずり込むように吸い込まれたんだが、何が起こった!?」
戸惑う男性……リバイバーの様子にアラマキがウソを言っていないと確信したSOPは広域通信で通信モジュールを起動させるとリバイバーに話した
「こちら、SOPだよ~。あの黒服達はおじいちゃんが箱を閉めたから消えちゃったんだよ!!」
『その声は妖怪目玉ほじりじゃないか!? どうしてそこにいる?』
「私の名前はM4SOPMODⅡだよ!!M16も一緒にいるよ」
『おいおい、お前さん達AR小隊は不参加のはず…ザザザザッザッザアア』
突然、リバイバーとの交信との通信に大きなノイズが混ざり、リバイバーの声が聞こえなくなった事にSOPはすぐに不吉なモノを感じた
「おじいちゃん、SOP通信モジュールがおかしくなったよ」
「いや、違うぞ……鉄血のジャミングだ」
M16A1がそう言った瞬間、四方の廃屋から無数の殺意を纏った気配――鉄血兵とプレイヤーズ・レギメントが傭兵達とSOP達を囲んでいるの事に気づいたアラマキは自虐的に言った
「どうやらワシらは誘い込まれたようじゃな」
Containment completed Containment completed Containment completed
アブノーマリティ:
Containment completed Containment completed Containment completed
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「再展開可能な同士8千体、そろそろ出番だぞ」
鉄血防衛線を越えた鉄血の本拠地近くの廃墟に潜んでいたそれは突然の通信不全と鉄血の増援に混乱するグリフィンと正規軍を見下ろしながら、実体を持たない同士達に号令をかけた
「師団長ついに出番ですか!!」
「ついにリバイバーに復讐するチャンスが来たぞ」
「このまま、グリフィンの人形共を皆殺しだ!!
師団長と呼ばたそれはプレイヤーズ・レギメントのように見えるが、他の個体には頭部に根元から剣のような形状をした角が生え、バックパックのロボットアームには大型のビームランチャーとグレネードマシンガンを一門ずつ背負い、両手にグレネードランチャー付きのマシンガン、腰にナイフを装備しているなど他のソレととっぴつしていた
そして、熱狂する同士達に向かって作戦を
「リバイバー特技隊を含めた五千体は敵の後方に再展開し、展開中の二千体と共に挟み撃ちだ!!」
「「「「「了解、今度こそリバイバーやリア銃共を目にモノをみせてやるぜ」」」」」」
「よし、残りの三千はグリフィンの臨時本部の周囲に再展開し、奴らを攪乱しろ!!」
「OK、派手に大暴れと行こうぜ!!!」
自らの号令を伝わったのと師団長――
「諸君、第二ラウンドだ……盛大に大暴れしろ!!!」
そして、ハヴォックの号令と共に再び戦場に現れたプレイヤーズ・レギメント計八千体によって撤退をしようとしたグリフィンと正規軍、前線後方関係なく混乱の渦に巻き込まれることとなった
そして、ハヴォックも廃屋から飛び出すや否や背中のビームランチャーを構えると正規軍の戦術人形部隊に照準を合わせると同時に光の槍が離れた
突然、廃屋から現れたハヴァックにとっさに反応できなかった人形部隊を消し飛ばした
敵が消滅したのを見て、蔑みと嫌悪感を込めた声で叫んだ
「エリザを泣かしたお前らは地獄の炎で焼かれてしまえ!!!!」
はい、追跡者が今回で退場でございます
ちなみに追跡者が消えかたは作中の通り、一旦停止後垂直に地面に引きずり込まれるように消えます
そして……祈祷者の軍隊で戦闘不能になっていた八千体がリスポーンし、皆さまに襲撃を襲ってきます
おまけに、奴らのボスユニットである
コイツのイメージで言うならガンダムUCのジェスタ・キャノンに角が付けて両腕にライフルを持たせた感じですね
ちなみにリバイバーに対する殺意はリスポーン前によりも殺意が増幅しています