の調査予定地点で土山に潜んでいたキノコ頭のナニカ――仮称キノコマンが放ったレーザーがアラマキ元指揮官の脇腹を撃ちぬいたのを目にして、俺達はとっさに叫んだ
「おじいちゃん!?」
「「アラマキ元指揮官!?」」
「アラマキさん!?」
「SG550、止血を頼む!!!」
SG550さんがアラマキ元指揮官に駆け寄ろうとするも彼はとっさに手を突き出して俺達を静止させた
「急所は外れている……それよりも奴から目を話すな!!!」
「だが、出血が酷いぞ!!」
「致命傷ではない……グゥ!」
「元指揮官!? SG550!!」
脇腹を抑えながら、地面に伏せる元指揮官をG550が後方へ下げるのと同時に俺達は例のキノコマンに各々の銃口を向けると同時に誰かがキノコマンに向かって叫んだ
「う、撃て!!!」
「っつぅ!?」
その場に居た調査隊が各々に銃撃を浴びせるのと同時に俺も愛銃のトリガーを引き、弾倉が空になるまで銃弾を浴びせた
そして、フルオートで撃ち続けたせいで弾倉の弾丸を撃ち尽くしていた
そして、俺はすぐに弾倉を交換しようと瞬間、あの声が再び耳いや、頭の中に入ってきた
〈ルニシア、銃弾じゃアレを殺すのは無理よ〉
「ッ!?」
その声に俺はとっさに撃つことを止めるとキノコマンが攻撃を受けるかのような体勢で調査隊からの銃撃を受けていた
そして、キノコマンがしばらくの銃撃を浴びせると奴は姿勢をそのままに全身に弾痕を刻まれた状態で立ち止まっていた
「やったの……か?」
「さすがにあれだけ……」
「生きていたとしてもあれだけの銃弾……それも12.7mmライフル弾も受けたら、しばらくは動けないはずだ」
<ルニシア、奴が来る!!>
「G36Cさん、フォースシールド!!」
「!?」
俺を含めた調査隊の全員がそう思った瞬間、例の謎の声いや、悲鳴が俺の頭の中に響くと同時にキノコマンの身体の穴から受けた弾丸がすべて同時にこちらに撃ち返してきた
ダダダダダダダダダダダダダ
それと同時にM4姉ちゃんの号令で調査隊に飛び出たG36Cさんあがフォースシールドを展開、跳ね返された弾丸をすべて防ぎきった
その傍らで万能者は自身の装甲、蛮族は右手の大剣ですべてを捌いていた
だが、それを気に調査隊は一斉にパニックに陥ってしまった
周りでは、人間の調査員達が錯乱同然に銃を乱射したり、顔面蒼白で呆然とする人が続出した
戦術人形の中でもリバイバーやスミスさんみたいに特殊な装備を持っている人形達はさきほどのキノコマンのレーザーで装備を無力化されていたらしく、使えなくなった事に動揺を隠し切れていないのが見てた
「ウワワワワァ!?」
「皆さん、冷静になってください」
「全員、無暗に撃つ……万能者!?」
ワカさんの絶叫を聞こえ、彼が視線を向けている方へ向けると木の壁にぬめりこむ万能者の姿が見えた
それを見た瞬間、キノコマンの異常さに血の気が引いた
(万能者が押されている……!?)
「M16A4、来るよ!!」
リーの悲鳴と同時にキノコマンがこちらを振り返ったのを見て、俺達はとっさに散開する
それと同時にキノコマンが手をかざすとレーザーを上空に向かって放った
(上に向かってレーザー……!?)
一瞬、キノコマンの意図が分からなかったが、上空から爆発音が聞こえた事で奴が上空からの増援……おそらく、SFSが所有しているISという強化外骨格が撃墜したのだと悟った
そして、爆発音に気を取られた事で出来た隙を奴は見逃すはずもなくなかった
「今の爆発はSFSの誰かがやられ「A4危ない」!?」
A1姉ちゃんの叫び声で我に戻った俺の眼前にキノコマンが凄まじいスピードで接近したのだ
俺もとっさに銃口をキノコマンに向けようとするが、ヤツはそれよりも早く拳を突き出すほうがずっと早かった
(ヤラレル!!!)
だが、ヤツの拳が届くよりも先に何がが眼前を通り過ぎるのと同時にヤツの片腕が宙へ舞った
そして、キノコマンの腕を切り落としたのがいつの間にか俺の目の前に立っていた蛮族だと言う事もすぐに分かった
「蛮族助けてくれたのか!?」
「ユダンスルナ アノツワモノハカシコイ」
蛮族は右手の大剣をキノコマンに向け、更に切り込もうと踏み込んだ
一方のキノコマンも切られたはずの腕がすでに再生させ、蛮族に襲い掛かっていた
それを支援するようにリー達やDG小隊やEA小隊、AR小隊の面々がキノコマンに向かって攻撃を加えていた
それを見た俺はすぐに加わろうと愛銃を背負い、代わりに武器庫改を構えた
「物理攻撃じゃなくて、エネルギー攻撃なら効かなくても反射されないはずだ」