ハイスクールD×D/Apocrypha 魔術師達の狂騒曲 作:グレン×グレン
11月29日 追記
設定資料集
『各種設定』
◎大王派血統尊重主義派
悪魔政権における大王派内部の派閥の一つ。リーダー格は、大王バアルの有力分家当主、ブルノウ・バアル
大王派であり古来より続く血統を大事にしている事は他の大王派と共通。しかし大半の大王派各派閥とは違い、その血統に見合った能力を維持し続ける事を責務とし、それができなくとも別の形で補う者や補う為の努力をする者までは評価するが、どれにも該当しない者達は冷遇されて当然という派閥。その特性上中級下級が昇格して新しい貴族となる事には寛容だが、他種族から悪魔の駒で転生した者達に関しては一種の客将として扱うといった線引きをしている者が多い。
とはいえ転生悪魔を冷遇するわけではなく、またバアルとしては無能であるサイラオーグに関しても、そのハンデを凄まじい努力による身体能力で補っている事には高評価。バアルとして凡庸な弟マグダランに関しても、植物学に対する造詣の深さに理解を示すなど、大王派の中では屈指の良心的派閥。むしろさまざな不正に手を染める老害が多い現大王派の清浄化を目論んでおり、大王派全体でいえば獅子身中の虫に近い。
前提条件として「下級中級も含めて悪魔社会を豊かにする」が政治指針。アガレス家と共に大王派と魔王派の仲を取り持って連携する事も多く、結果的に大王派の中では現四大魔王などに好印象を持つ者も多い。しかし実際は「悪魔という種族」について思想の違いが明確な事もあり、手を取るべきところは遠慮なくとるが、必要とあれば遠慮なく権限を奪い取る事も画策している。政治的な対立と私人としての好感をしっかり分けるクレバーな人物が多く、不正はしないが法の抜け穴に全力投球するようなえげつない手も取る。汚い手段を極力避ける魔王派主力や、不正に染まっている大王派主力とも異なる、清濁併せ呑む中立よりの大王派というのが一番近い。
本来なら大王派の中でも小規模な弱小派閥になるはずだったのだが、クロックワークスを組織してから急激に発言力を拡大。魔王派の各派閥が最低でも二つ連携しなければ対抗できないほどの勢力となっている。
しかし、三大勢力の戦争終結から各勢力との和議そのものは望むところだったが、それが進む速度の計算を完全にミスしてしまっている。結果、クロックワークスに参加する為に亡命してきたヴァルキリーや死神について、アースガルズやオリュンポスの追求などに対応する為、色々と苦労する事となる。
〇クロックワークス
ブルノウ・バアルが理事兼盟主を務める
スメイガからの情報提供で魔術師達の存在と性質を知り、彼らの暴走を抑止しつつその力を冥界の未来のために有効活用するために結成した。その過程においてごく小規模の亜種聖杯戦争を開催。それによってこの世界に転生している魔術師に連絡先と連絡方法を教え、それによって彼らを迎え入れる。そのため非常に多種多様な人種で構成されているが、この時点で数年後にいきなり急激な和平成立ブームが起こるとは想定されていなかったため、駒王会談後は突如亡命した自陣営のヴァルキリーや死神などの虎の子について各勢力からの質問攻めにあうことになる。
世界の法則そのものが違うことから、合同研究といった時計塔ではふつう行われないような連携を取った研究が行われているのが特徴。また、この世界の魔法使いに対して不快感を抱くものも多く、魔法使い団体とは距離を置きたがっている者が多い。
大抵の魔術師は治療魔術が使えるため、それによる医療関係でブルノウ・バアルの政治的発言力を跳ね上げている。その影響で構成員は研究費用が増えるため、これでもかというぐらいに蜜月関係。時計塔に由来する形でクロックワークスと名付けられているが、その実態はユグドミレニアとスクラディオ・ファミリーの悪魔合体に近い。
因みに、クロックワークスの結成メンバーが基本的に新しい才能を取り立てることにも理解がある名門関係者で構成されているため、時計塔で例えるなら中立派に近い。時計塔でいう民主主義派や貴族主義派もいたが、その前提となるものが大量に失われていることもあって、ほぼ一枚岩で動いている。
〇歩き巫女
ボウゲツこと望月千代女の宝具によって強化された、大王派血統尊重主義派の諜報工作部隊。
構成員の大半が純粋な下級中級の悪魔で構成されているが、宝具によって忍術を高いレベルで習得しているうえ、本来の宝具の特性もあって、女性メンバーは巫術なども高水準で保有する。その特性上、疑似的なアサシンのサーヴァントのようなものなので、戦闘能力が大幅に強化されている。
ボウゲツがスメイガの眷属悪魔であることから、基本的にスメイガ・バアル眷属の下部組織。ただし、ボウゲツがスメイガの眷属悪魔になったこと自体、スメイガが将来ブルノウの跡を継ぐことを前提とした采配なので、ブルノウも相応の指揮権を保有する。
宝具の最大補足人数である300人までが限界ではあるが、死亡以外の理由で数を減らせないのが現状。そのため現在は六人編成の部隊構成で、180人三十部隊にとどめている。
『登場人物設定』
〇イルマ・グラシャラボラス眷属
血統尊重主義派盟主である、ブルノウ・バアルの姪であるイルマ・グラシャラボラスが王を務める眷属集団。
ブルノウの威光もあってグラシャラボラス家の次期当主代理に就任。その後。運命の変転に備えるためにブルノウの指示で一部メンバーが駒王学園に転校。もともと対立派閥である魔王派のリアス・グレモリーとソーナ・シトリーがいることもあり、二人に対するけん制役兼外交官としての役目も(一応)あるため、魔王側が監視の名目でオカルト研究部に所属することになる。
カタナが意外なところですさまじい才能を発揮しており、それを利用する形で眷属は全員馬を使い魔にしている。
◇イルマ・グラシャラボラス
本作最重要人物の1人。自作品におけるリセス・イドアル的なポジション。
グラシャラボラス家でも本家よりの分家出身で、加えてブルノウの姪。本家次期当主の急逝に伴い、凶児ゼファードル・グラシャラボラスと次期当主代理の座を争い、最終的にレ―ティンゲームでゼファードルを下して繰り上がり当選する。
ノリの軽いギャル気質で、眷属とフランクに接する好人物なのだが好色家。自ら堂々とビッチを名乗るほどで、バアル家有力者のブルノウの姪という立場及び支持・性格的に遥かに良識的・そもそも本家よりの血筋という三つのアドバンテージを踏まえてなお、凶児ゼファードルとの次期当主代理争奪戦が接戦になる程酷い。その為、眷属はTPOが許す場合はイルマの扱いがぞんざいである。
実は眷属の王でありながら、「
普段の一人称は「イルマさん」だが、TPOの都合や本気モードの時は前世の地が出て「私」になる。
◇ツヴェルフ・シトリー
イルマの女王。シトリー分家の末席に連なる少女。
シトリー分家でありながら大王派血統尊重主義派のイルマの眷属となり、イルマも所属しているクロックワークスに参加。将来的にブルノウが理事と兼任している盟主を引き継ぐ予定にもなっている異例の人物。
割と苛烈な性格で、罵倒に値する時はあっさり罵倒し実力行使も辞さない人物。割と上から目線でものを言うが、これは実力と血統に裏打ちされたもので、当人は貴族としての責務を行使せんとする誇り高い人物。反面今の名前を好んでいないこともあり、前世の名前である「アイネス・エルメロイ・アーチホール」を部分的に名乗ることが多いので中二病扱いされる残念なところもある。
シトリーとしては分家の分家故に純血上級悪魔としては弱いが、時計塔の名門エルメロイ一門の有力家系出身であるため
◇リスン・ブネ
イルマの戦車。人間と交わって生き残ったブネ家の少女。
似非関西弁でしゃべる元気少女。
魔術師としての素質はイルマより上だが記憶がないため運用技術に乏しく、また魔術回路も専門分野が把握されてない。ただし獣性魔術と組み合わせるとそのデメリットが大幅に削減される家系の一つであったこともあり、獣性魔術による近接打撃戦を好むが、あくまで獣性魔術と家計の相性によるものであり、彼女自身が獣性魔術の家系というわけではない。
◇麻宮鶴木《あさみや つるぎ》
イルマの騎士。変異の駒で転生した、イルマ眷属唯一の人間ベースの転生悪魔。
割とエロいのだが童貞なのを気にしており、年代的におかしいのにカタナに可愛がられるのが恥ずかしくないのが最近の疑問で、イルマが何故か自分とカタナにエロいことをさせないよう強権まで行使してくるのが悩み。
コールブランドと打ち合える聖剣を使って戦闘を行う。魔術回路も保有しているのだが、運用のための記憶を継承していない。
デミ・サーヴァントの完成をもくろんだ転生魔術師集団が、データ収集のためにわざと失敗することを前提とした「検体」として手に入れた孤児。しかし不完全ながら唯一デミ・サーヴァントとして機能してしまっており、その後プランそのものの廃棄に伴って殺されかけるも、血統尊重主義派やクロックワークスを引き連れたイルマに助けられ、眷属入り。
その過程で物心ついた時の最初の記憶と彼女の対応が重なったこともあって、イルマに対して本気の恋愛感情を持っている。しかしイルマ自身が「血統孫登主義派」として婚姻を使う気でいることに理解を示しているため、結ばれたいという願望はあまりない。またそれとは別にかなりのスケベであるため、カタナなど様々な女性とエッチなことをしたいお年頃。
◇カタナ・フールカス
イルマの僧侶。駒二つを使って転生した、フールカス分家の少女。魔術として使い魔や支配の魔術も使えることが相乗効果になったのか、馬の調教を得意とする。
お嬢様口調でしゃべるがイルマ並みに好色家。恋愛感情ではないが鶴木のことを非常に気に入って可愛がっており、イルマが鶴木とのエロいことを強権を振りかざして妨害するのが最近の悩みの種。
魔術師としての記憶を持っていない悪魔。しかし魔術回路も悪魔としても運用能力が最下層であり、なまじ魔力がある分サイラオーグより悲惨。ただし魔力の貯蓄量及び生成量においては双方ともに桁違いであり、現在は要改良だが専用装備を使用することで、後先考えなければ超越者クラスの攻撃力を発揮できる、一芸特化型。ただし家系特性との悪魔合体が起きたのか、馬の調教だけはすさまじくすごい。当人はバイコーン「ノダチ」を愛馬にしている。
〇スメイガ・バアル眷属
◇スメイガ・バアル
血統尊重主義派の若きエリートである、ブルノウの実子。将来的にブルノウの跡を継ぎ、同時にクロックワークスの理事も引き継ぐ予定。
ソーナが馬鹿正直に夢を語った事を上手く利用し、老害に耳障りのいい形に訂正しながら近い夢を評価させるやり手。しかしそれらについてソーナ達に後でアドバイスする事もいとわない高潔な人物でもあり、王の器を持った人物。
◇
スメイガの眷属。変異の駒である女王の駒で漸く転生できるという、規格外のポテンシャルを秘めた人物。
その正体はクロックワークスの聖杯戦争で召喚された、ライダー・陸奥のサーヴァント。厳密には神滅具と戦艦陸奥の同時併用をもくろんだ日本の威光でスカウトされた、五大宗家を神滅具を持っていたことで追放された少女、櫛橋鳩羽がさまざまな特殊事情で「陸奥」として登録されたもの。
元軍人名だけあって固いが、誇り高い性格。特に同胞である陸奥乗組員を不当に罵倒するものは断じて許さない。あと非ヒトラーはの悪魔祓いのせいで陸奥ごと撃沈されるは間接的に同胞を何人も七に送られるわされているので、当時の関係者ぐらいは一発殴りたいと思っている。
◇ボウゲツ
スメイガの眷属。騎士の駒二つで転生した女性。
その正体はクロックワークスの聖杯戦争で召喚された、アサシン・望月千代女。その宝具を最大限に生かして血統尊重主義派の諜報組織「歩き巫女」を生み出しており、そのポテンシャルは非常に優れている。
〇ブルノウ・バアル眷属
◇ブルノウ・バアル
大王派血統尊重主義派の盟主。スメイガの実父でイルマの叔父。
上手く旧家が気に入るような言い回しをしながら、魔王派も評価するような政策を通すやり手の政治家。同時に私人としては温厚であり、下級中級ふくめた悪魔社会を豊かにする事を目的にしており、大王派の清浄化を目的としている。
スメイガとイルマのある告白を機にクロックワークスを結成し、一気に勢力を増す。現在は理事と盟主を兼任している。
◎禍の団
〇トルメー・グレモリー眷属
もともとはグレモリー分家出身でありながらグレモリー家最強とまで言われた眷属集団。皇帝ディハウザーすらレーティングゲームで下した実力から期待を一身に受けていたが、旧魔王派のテロに呼応する形で突如裏切り、そのテロにおける同盟側の被害の大半を引き起こした。
その正体は魔術師であるトルメー・グレモリーが亜種聖杯戦争で召喚し、受肉したサーヴァントによって構成された集団。何かしらの形で神に恨みを持つものが大半であり、そもそも最初からトルメーの趣味の追求故に旧魔王派とつながっていた最悪の裏切り者。レーティングゲームにおいても、正体をクロックワークスに勘付かれないために「魔術師やサーヴァントとしての強みを完全に封じてかつ」ことに全力をだす縛りプレイで勝ち上がっている。
☆眷属構成
王:トルメー・グレモリー
女王:アルケイディア(アルケイデス)
戦車:キラルナ(アクタイオン)
戦車:デメルング
騎士(二駒):ニスネウス
僧侶(二駒):ゲッテル
兵士(七駒):デュリンダナ
兵士(変異の駒):トウケン
◇トルメー・グレモリー
「質も量も最高峰で悲劇をまき散らしたい」という渇望に忠実に生きる、最悪の精神破綻者。質の悪いことに最終的な最高結果を得るために考えて動くため、この手のタイプにありがちな「目先の利益につられてのミス」が少ないという厄介な人物
亜種聖杯戦争を七回かちあがってきた猛者であり、それによって「デミ・サーヴァントとしての素体への肉体変質」「アドルフ・ヒトラーのデミ・サーヴァント化」「保有する魔眼のランクアップ」「共闘できるサーヴァントの真名把握」などを行っており、その強さは才能というより文字通りのチート。その特性上純血悪魔や魔術師の天敵であり、サーゼクスを文字通り一瞬で倒すことにより、真のデビューをある意味最高の形で飾っている。