ハイスクールD×D/Apocrypha 魔術師達の狂騒曲   作:グレン

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超絶技巧によっていきなり全滅の危機を迎えたグレモリー眷属とグラシャラボラス眷属。

だがしかし、ちょっと原作より遅れて助っ人が!


14 普段ふざけた一人称の人が普通の一人称にする=シリアス度合い急上昇の方程式はよくあることだ 副題:中毒という鎖

 その一瞬の致命的失態は、彼らでは対応できなかった。

 

 完全に急所を狙った狙撃を、大人数に対して一瞬で行われる。

 

 想定できるわけがない神業に、誰もが反応しきれない。

 

 だがしかし、それはリアス・グレモリー眷属とイルマ・グラシャラボラス眷属に限っての話だった。

 

「ほほほ。いい尻じゃのぉ」

 

「きゃっ!?」

 

 いきなりおしりをつかまれて悲鳴を上げる朱乃の声とともに、矢がすべて魔法陣によってはじかれる。

 

 範囲はせいぜい半径数十センチ。しかしその強度は上級悪魔の砲撃を防ぐこともできるレベル。

 

 それだけの精密制御の防御結界の多重展開。そんな文字通りの神業を超えた主神業。それが、神業を超える神殺し業とでもいうべき狙撃の絶技を防ぎ切った。

 

 そして大半の物がそれに唖然となり―

 

「おいおっさん! 朱乃さんの尻は俺のもんだぞ!?」

 

「へぶぁあるふぁっ!?」

 

 イッセーはまずセクハラに対する嫉妬心を燃やし、驚いてバイクの運転をミスった鶴木はそのまま転倒した。

 

『『『『『『『『『『鶴木ぃいいいいいい!?』』』』』』』』』』

 

「三秒で回収しますわ!」

 

 とりあえず大半が鶴木の心配をして、カタナが速攻で回収のためにバイコーン「ノダチ」を走らせる。

 

 そしてそのタイミングで、イッセーはそのセクハラ神業老人の正体に気づいた。

 

「あ、オーディンのじいさん! って鶴木大丈夫か!?」

 

『『『『『『『『『『いろいろ遅いよ!!』』』』』』』』』』

 

 鶴木の心配が明らかに遅れたイッセーに、ほぼ全員のツッコミが飛んだ。

 

 ちなみに、その間も狙撃はちょくちょく行われているが、オーディンがピンポイント神話バリアで防いでいる。

 

 グダグダな空気を無視した世界最高峰の激戦が繰り広げられている中、鶴木はカタナに回収されて、馬車に乗せられた。

 

 顔面を強打したみたいだが、とりあえず命に別状はないらしい。

 

「お、オーダーメイドで作ってもらった、誕生日プレゼントでもらった専用バイクが……っ」

 

 別の意味でダメージを受けているが、まあそれは置いておく。

 

 そしてその間もピンポイント狙撃とピンポイント防御の激戦が繰り広げられていたが、とりあえずそれを無視してオーディンは告げた。

 

 主神からすればこれでも会話ができる余裕を持つらしい。恐るべし主神。

 

「ほっほっほ。とりあえず全員無事で何よりじゃい」

 

「オーディン様!? な、なぜこんなところに!?」

 

 リアスが唖然となるのも無理はない。

 

 目の前にいるのは、北欧神話体系であるアースガルズの主神であるオーディンである。

 

 それが、なぜかこんなところで若手悪魔を助けに来ている。信じられない。

 

 イルマも驚いているが、こっちはどちらかというと呆れの表情もあった。

 

「オーディン様。セクハラはダメですセクハラは。若い学生とエッチなことがしたいなら、ここにイルマさんって言うビッチな美少女高校生がいますからね? お金なんて取りませんからね?」

 

「そこどうでもいいから、イルマ姉さん!」

 

 ツッコミでダメージ(精神的)を乗り越えた鶴木がツッコミを入れるが、しかしオーディンは興味深げだった。

 

「ほっほっほ。それはそれで気になるがの? 今はそれどころじゃないからまた後での」

 

 どこから突っ込んでいいかわからない反応だった。

 

 そも、最初にセクハラを敢行した老人が言っても説得力がない。

 

 しかし、その間もピンポイント狙撃は続いており、オーディンはそれをピンポイント結界で防いでいる。

 

 どんどん相対距離が短くなっていることで、密度がシャレにならないことになってきていた。

 

 そして、そんな中でオーディン神も笑みを消して真剣な表情を浮かべる。

 

「ま、今回の作戦はサーゼクスの反対を儂らが押し切ったようなものじゃからの。どうにかできる者がおるなら、そいつがどうにかするほかなかろうて」

 

 そう告げたオーディンは肩をすくめる。

 

「特にこのフィールドを包む結界が凶悪での。とにかく相応の戦力を送るべきとのことで、突入できる儂がとりあえず向かってきたんじゃが、まさか儂を一人で相手にできるやつが出るとは思わなんだ」

 

 そう言いながら、オーディンは槍を構えると、小さく告げる。

 

「―グングニル」

 

 その瞬間、速射とは思えない絶大な火力の砲撃が放たれる。

 

 一撃で最上級悪魔の全力に匹敵する火力が放たれる。しかも、チャージ必須のレベルの火力だった。

 

 それを速射でぶちかますオーディンの攻撃は絶大極まりない。

 

 増援としてこれほど頼もしい者もそうはいないだろう。彼ひとりで、ディオドラはもちろんスメイガやサイラオーグたちと戦っている悪魔を全滅させることもできるかもしれない。

 

 ……文字通りの神業に、アーシアが巻き込まれる可能性にリアス達が思い至る時間すらない。

 

 だが、その砲撃は狙撃手を滅ぼすことはなかった。

 

 最上級悪魔クラスの全力に匹敵するだろう砲撃。それが、両断された。

 

 神殿をきれいに避けながら周囲の風景を崩壊させていくグングニルの一撃。それを見ながら、二つの反応が生まれる。

 

 一つは唖然となるリアス達。もう一つは、鋭い視線で警戒の色を浮かべるオーディンだ。

 

「……全く。前衛もきちんと配備とは抜け目がないの。火力で押しつぶせるかと思ったが甘かったわい」

 

「爺さんやめて! あそこにはアーシアがいるから!!」

 

 イッセーが泣きそうな表情でオーディンの肩をゆするが、しかし問題は山のように巨大だった。

 

 絶大極まりない。壮絶極まりない。絶技による絶対的な妨害がそこにあった。

 

 オーディン神クラスの神業でようやく防げるようなピンポイント超遠距離狙撃を連射する猛者に、最上級悪魔クラスの全力攻撃に匹敵する砲撃を両断する化け物。

 

 単刀直入に言って、最上級悪魔クラスの中でも最上級。魔王クラスに片足を踏み込んだタンニーンたちの領域だった。

 

 その猛威を前に、オーディンは告げる。

 

「……状況は読めんが、どうやら悪ガキはおぬしらの仲間をさらってあの神殿にいるということか。そして、その用心棒があの二人じゃろうな」

 

 そういうなり、オーディンは槍を構えながら馬車の先頭に立つ。

 

「あの二人は儂が何とかしよう。さすがに確実に勝てるなどとはいえんが、三十分は足止めしてやる。主神の援護を若造ごときが受けれるなど、おぬしたちついておるぞ?」

 

 その言葉とともに、オーディンは魔法陣をリアス達の足元に具現化する。

 

 その内容は転移魔方陣。それも、数十キロの短距離を確実に転移させるタイプのそれだ。

 

「……我らを神殿内に転移させて、一人であの化け物共を相手するおつもりですか!?」

 

「じ、爺さんだけで大丈夫かよ!?」

 

 その意図を察したアイネスと、強敵に立ち向かおうとするオーディンのことを心配したイッセーが声を上げた。

 

 それに対して、オーディンははっきりと告げる。

 

「元シスターを救い出したら、アザゼルの若造が用意したシェルターに隠れておれ。奴ら相手ではおぬしらをかばいきる自信がない」

 

 ―主神にそれほどまでの強敵だと言わせる相手。

 

 そんなものを用心棒につけていたディオドラに戦慄しながら、リアス達は強制的に転移させられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして転移させられた神殿内部にて、全員が周囲を確認する。

 

 ある方向から凄まじい勢いの戦闘の音が響いている。どうやら、オーディンと敵二人が戦っているらしい。

 

 超遠距離にいる数十人。それも狙いをつけづらい場所にいる相手。その頭部にピンポイントで狙撃を成功させ、しかも全対象ほぼ同時に行う狙撃手。

 

 そして、魔王クラスでも速射は難しいだろう砲撃を両断する、前衛。

 

 二人掛かりなら主神に届くだろう猛者が相手では、自分達は足手まといだ。

 

 それを理解したリアスは、静かに反対方向に視線を向ける。

 

「……あそこはオーディン様に任せましょう。私たちはアーシアを助けるわよ!!」

 

 その言葉に、イルマもまた静かにうなづきながら告げる。

 

「ディオドラの奴も逃がさない。徹底的に後悔させてやるじゃん」

 

 その二人の指示に、皆がうなづいた。

 

「……ディオドラとアーシアさんの気配を察知しました。むこうです」

 

 仙術で気配を察知した小猫に先導される形で、誰もが話し出す。

 

 そして神殿内を駆けだすが、その時間ももどかしい。

 

 想像以上に広大な神殿内を駆け抜け、そして新たな神殿に突入。

 

 それを数回ほど繰り返したその時、前方を走っている小猫を追い抜いて、鶴木が聖剣を具現化させて剣を構える。

 

 そして、それに呼応するかのように十数名の転生悪魔が姿を現した。

 

 全員ディオドラの眷属悪魔だ。

 

 彼女たちは得意げに手に持っているものを見せつける。

 

 それは、何かしらの蛇の様なものだった。

 

「……あれは!」

 

「知っているのか?」

 

 目を見張る祐斗に、アイネスが神霊髄液を具現化しながら訪ねる。

 

 それに対して、祐斗は静かにうなづいた。

 

 そう、それは駒王会談での戦いで、彼が戦闘の最中に目撃したものだ。

 

 アザゼル相手に防戦を強いられいてた、旧魔王派幹部の一人であるカテレア・レヴィアタン。

 

 その彼女が三大勢力の幹部抹殺のための切り札として使用した、強大なドーピングアイテム。

 

「あれは、オーフィスの蛇です!!」

 

 そう、あれこそが禍の団の力の根源の一つ。オーフィスの蛇。

 

 その力は絶大。カテレアは、防戦を強いられていた状態から一気に互角に状態にまでアザゼルとの戦いの趨勢を持っていく。そして、ディオドラもまた、格上のシーグヴァイラ・アガレス相手に、単独での逆転勝利を手にしたほどだ。

 

 それを、十数名の悪魔全員が持って使用した。

 

 その強大な敵と向かい合いながら、リアスは告げる。

 

「……あなた達の事情は知っているわ。邪魔をしないなら、滅する気はないわ」

 

 馬車の中で、彼女たちの来歴は知っている。

 

 だから、リアスも仏心の一つぐらいは出せる。

 

 だが、眷属たちの対応は臨戦態勢だった。

 

 ……それに対して、リアスは覚悟を決めようとして―

 

「……じゃ、ここはイルマさんに任せるじゃん?」

 

 そのリアス達を押しのけるように、イルマが前に出た。

 

 そして、それに並ぶようにアイネスもまた前に出る。

 

「ディアクルスたちは私とともにイルマを援護しろ。鶴木、リスン、カタナはリアス嬢たちに同行して、ディオドラの確保とアーシア嬢の救出に迎え」

 

「待ってください! あいつら全員蛇使ってるんですよ!?」

 

 思わずイッセーがそう告げ、彼もまた闘おうとする。

 

 ほとんどの者が同意の感情を示して、ゼノヴィアもまた聖剣を構えている。

 

「そうだ。それに、私たちが事情を知っている状態で、アーシアまでもが自分達と同じような目に会おうというのに妨害するような手合い―」

 

 殺意すら込めたゼノヴィアが、相手に切りかからんとするその瞬間だった。

 

「―殺してもいい。そう思ってる子たちに任せられないから()が何とかするって言ってるんだよ」

 

 イルマは、そう断言する。

 

 イルマさんではない。私と、彼女は自分をそう言った。

 

 そこからくる普段とは違う雰囲気に、ゼノヴィアたちは気圧される。

 

 そして、イルマは苦笑を浮かべながら一同を見渡した。

 

「……薬物中毒とか、アルコール中毒とかってあるじゃん?」

 

 とりあえずは知っている。

 

 薬物やアルコールを恒常的に取りすぎて、取らずにはいられなくなる状態だ。

 

 特に麻薬中毒の場合は、一度の摂取でそうなってしまうのが基本だという、厄介なものだ。

 

 しかし、なんでそんなことを今話すのか。

 

 そういう疑問が浮かび上がるタイミングで、イルマは告げる。

 

「皆がそうだとは言わないけど、まあ何人かは間違いなくそんな感じなんだと思うわけですよ、イルマさんは」

 

 そう、イルマは少なくともそうだと判断している。

 

 だから、殺すつもりで挑もうとするリアス達と彼女たちをぶつけることを望まない。

 

 なぜなら、彼女たちの何割かがどういう精神状態化なのかがわかるから。これはもう、どうしようもないことだから。

 

「どれだけ間違っていても、今まで味わってない方向での強烈なプラスは抗いがたい魅力がある。ほら、悪い遊びをしたことない真面目ちゃんが、悪い遊びに強引に誘われて転落人生送るとか、そういう感じ?」

 

 そう、そしてそれは彼女たちにも当てはまる。

 

 清貧を旨とする教会の信徒たち。それも、聖女とまで呼ばれるのなら悪い遊びの経験なんてあるわけがない。

 

 それをわずかな心の弱みに付け込み、一気に大量の麻薬に付け込んだような男。それが、ディオドラなのだ。

 

 そして、この精神的悪影響はコンボをたたきつけることができるのだ。

 

「周りの環境が悪いと倍率ドン! プラスの感情を与えてくれるから更におぼれちゃうわけですよ」

 

 人は窮地に追い込まれた時に助けられると、救い出してくれたものに感謝の感情を抱くものだ。リアスやアーシアがイッセーに好意を抱いたのも、それがきっかけではある。

 

 質が悪いことに、これは窮地に追い込んだ元凶に救い出されたときでも効果を発揮する。軍隊でも上下関係を叩き込む際に使われることもある、れっきとした人心掌握術の一環だ。

 

 そういう意味では、ディオドラはイッセーと表裏一体の側面があるといってもいい。

 

 無論、そのうえでさらに積み重ねてきたものがあるイッセーと、更に自分以外の環境を窮地にすることですがらせてきているディオドラを一緒にしてはいけない。そしてこれはそんな問題でもない。

 

「……誰かが強引にでも引っ張り出して、すがる必要がない生活を送らせて、それなりにプラスを飼いならした対応の仕方を教える。それでも、気が緩むとまだおぼれちゃうのが中毒の怖いところなんだよ」

 

 そう、彼女たちの多くはそうなのだ。

 

 ディオドラの毒牙にかかり、そしてその中毒となった被害者たち。

 

 彼女たちは自分から抜け出すことなどないだろう。ディオドラに飼いならされている彼女たちは、まずディオドラから強引にでも引き離してましな生活を送らせなければ抜け出すことなどできはしない。

 

「みんながみんなそうだなんて言わないけどさ? 何人かはたぶんそうじゃん? だったら殺すこと前提にしちゃいけないと思うわけですよ、イルマさんは」

 

 そして、イルマははっきりと告げた。

 

「……この子たちは殺させない。少なくとも、再起のチャンスは必ず与える。スメイガは()がそうするとわかってるから、()をリアス部長の援護につけたわけってこと」

 

「知った風な口を!!」

 

 図星を疲れて激高したのか、敵の一人が武器を構えて切りかかる。

 

 それを、イルマは受け止めた。

 

 真っ向から振り下ろされた刃を防いだのは、大型のナックルダスター。

 

 かなり大型でごつい形状のナックルダスター。それが、大質量武器を受け止めた。

 

 そして次の瞬間、もう片方の手に握られたナックルダスターから、光の刃が形成される。

 

 その斬撃を回避して相手が距離をとる中、イルマははっきりと断言した。

 

「……五分で片づけて五分休憩したらそっち行くよ!! それまでディオドラに生き地獄を与えといて!!」

 

 その言葉に、リアス・グレモリー眷属はもちろん、鶴木たち三人も戸惑っていた。

 

 なぜ、彼女がそこまでするのか理由がわかりきっていないのだろう。

 

 だが、リアスは何となく事情を察する。

 

 つい先日聞いた、アイネスの話。

 

 イルマ・グラシャラボラスの、前世の話。

 

 結局、数年間の間に起きたと思われる、彼女やその義兄(あに)、姉貴分の間に何が起こったのかは直接語られなかった。

 

 だが、これはきっと―

 

「……さっきの、道間(どうま)日美子(ひみこ)の経験談?」

 

 リアスの質問に、思いっきりイルマの方が震えた。

 

 そして、ジト目でイルマはアイネスをにらむ。

 

「………アイネスぅ?」

 

「同情票を売りつけようと思ってな。まあ、実際に何が起きたのかはいってないから安心しろ」

 

 すました表情で告げるアイネスに、イルマはため息をついた。

 

「後で詳しく眷属会議じゃん」

 

 それだけ言うと、すぐに切り替える。

 

「ほら、早く行く!! ここは前世年齢も含めた年上たちに任せるじゃん!!」

 

「……わかったわ。死んだら駄目よ!!」

 

 リアスはうなづくと、そして走り出す。

 

 それと同時にイルマたちが援護射撃を行い、ディオドラの眷属たちを足止めした。

 

 そう。どちらにしても時間はかけられないのだ。

 

 ディオドラはアーシアと契るといった。それは間違いなく性的な意味だ。

 

 そんなことは認められない。なら、一刻も早くディオドラのもとに向かう必要がある。

 

 ……イルマたちが全員無事で切り抜けることを願いながら、全員が走る。

 

 そして、最後尾を担当していたリスンが、一瞬だけ振り向いて大声を張り上げる。

 

「……イルマ姉さん! ちゃんと無事でしのぐんやで!!」

 

 その言葉に、イルマは少しだけ息を詰まらせ―

 

「……約束するよ!!」

 

 そう断言し、リスンたちを見送った。

 




 ディオドラは特に強化しないといったと思います。ここにウソはありません

 ですが、ディオドラ以外を強化しないとは言ってません(キリッ!









 ……あ、ごめんごめん、石投げないで。









 いわゆる快楽堕ちしてる人って、全員がそうとは言わないけど、快楽依存とかそんな感じな側面とかあると思うんですよ。ほら、現実にもダメ男に依存するやつとか多いですし。

 時としては多少強引にでも引きはがすことで乗り越えられることもある。特に麻薬中毒とかは禁断症状の波を乗り越えるのが自力では不可能とかよく描写されてますからね。イレギュラーズのリセスとかのように強引なショック療法とかふつうないですし。

 そしてリアスは当然勘付いていますし、そもそもそのリセスの系譜であると明言しています。なのでうすうす勘付いているとは思いますが、イルマからすると当然のごとくそこの複雑な感情があるわけです。道間日美子の経験的に、見過ごせない事情なわけです。

 ちなみに、イルマは基本一人称は「イルマさん」で、いつでもどこでもちょっとしたおふざけを忘れないゆとりを持った人物です。それが「私」になるのは大きく分けて二つ。

 一つ、TPOなどの都合でふざけモードを入れる余地がない時。

 そしてもう一つは……ガチモードです。

 次回、ちょっとしか描写しないですがイルマの本気の一辺が見られます。スーパーイルマさんタイム(微量)です。

ぶっちゃけ、イルマが鬼畜調教系業界の出身の可能性って気づいてました?

  • なんだって!? そうだったのかい!?
  • そりゃほぼ行ってたじゃんか、アンタ
  • まあ、アンタの最近の傾向的にそうだとは

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