病弱聖女と魔王の微睡み ー転スラ二次創作ー 作:昼寝してる人
※長文注意。前書きです(エタ言い訳+供給してください)
ただいま。決して飽きてた訳じゃないんです。むしろ燃え盛ってました。
バイト始めてから初めての長期休暇。調子に乗って「シフト? 毎日開いてますよ!!(要約)」した結果、昼と晩に鬼のようにシフトを入れられ、毎日ゲームの日課をこなしてから泥のように眠る日々。執筆する時間なんてなかった。長期休暇だからと毎日入れるなんて言ってはいけない(戒め)
それはそれと、ネタだけは大量に舞い降りてくる謎減少。とりあえず放出だけするので誰か供給してくれないかなー!!(クソデカボイス)
とりあえず最初は、転スラって『このすば』と相性めっちゃ良くないですか? 特に紅魔族と相性最高なのでは?? 森の騒乱編の時とかオークでわちゃわちゃ出来るし、魔王ミリム来襲の時には魔王城にピクニック行く話したり、街作る時は上級魔法で畑耕して「里の農家なら普通にやってるよ」発言で「#農家とは」とみんなを困惑させて欲しい。リムルがイングラシア行ってる時に手紙を出して、リムルが血相変えて帰ってきたら意識不明になってて、戦争終わって魔王になった頃に意識が戻って「え? あれ紅魔族の時候の挨拶だから書いてただけ」とか言っちゃってリムルをブチ切れさせて欲しい。
あと思うんですけど、普通に考えて目も見えず耳も聞こえない状態で自分が人型じゃなくなってるって軽く発狂モノですよね。そこに聞こえる大賢者の声とかもう依存する可能性ありますよね? ていうか依存するしかない!! つまりリムルは大賢者の声が聞こえた瞬間に依存してるんですよ。元々軽く発狂入ってますからね。SAN値チェック失敗し続けてるから。それに原作でもここぞという時には大賢者にだけ頼ってる節ありますからね。病みリムル×
というわけで、そんな感じのものを誰か供給してください。どっちかだけでもいいので! 二つ同時に書くのってやばいくらい疲れますからね。
私はこの作品だけで手一杯で……完結したら書いても良いんですけど。今ちょっと息抜き自分用で好きなキャラ闇鍋クロスオーバーちゃんねる形式の転スラ書いてるんでやっぱり無理です。
書いてくれたら連絡ください!!! 読みに!! 行くから!!!!
↓本編です↓
第50.5話 再会
遅めの昼食を終え、三人は食後のデザートをゆっくりと楽しんだ。ギィはチョコレートケーキを、ヴェルザードはイチゴパフェ、ラフィエル=スノウホワイトはフルーツを少し。
それぞれが味を楽しみ、食べ終わったのは同時だった。
「さて、腹も膨れたな。そろそろリムルのところに行くか」
「そうね。帝国のことは開国祭が終わってからでも遅くはないでしょうし、貴女も魔王リムルに早く会いたいでしょう?」
「そんなことは……街を見てからでも構いません」
柔らかく微笑むラフィエル=スノウホワイトの瞳に嘘はない。むしろ、街を見てから会いたいように見える。
恐らくは、少しの間離れただけの国がどこまで変化したのか気になっているのだろう。このお人好しは、自分が原因で何か問題が起きていないか、自分の目で確認しなければ納得出来ないのだ。
(どうせ、何処からか情報は入ってるだろうに)
頭で理解はしていても、感情が許さないのだろう。それこそが、ラフィエル=スノウホワイトが聖女である所以。もし、ラフィエル=スノウホワイトが原因で何か問題があったのならば――その手を汚すのだろうか。
ギィは知っている。
ラフィエル=スノウホワイトが、ただの純白の聖女ではない事を。
薄汚れ、白とは程遠く赤黒い事を、知っている。
その身から漂う、濃厚な死の気配は薄れることなく、今さえも身に纏っている。その身に宿る悪魔の存在だって、本人の次に知っている。異世界より来たる聖女に取り憑いた、同じく異世界より来たる悪魔。
その死臭は、はたして聖女と悪魔のどちらのものか。
……考えても詮無きことだ。
どにらにせよ――ラフィエル=スノウホワイトは、気高く傲慢な、心優しい病弱な少女である。
他人のためならば、どんな事でもしてみせるのだ。
「そう言うなら、少しぐらい見ていくか」
「ええ、では――」
「―――ラフィエル様!」
もし問題があるとしたら、ラフィエル=スノウホワイトが見つける前に潰しておこう。そう考えやると同時に、大声が聞こえた。
燃えるような赤髪がラフィエル=スノウホワイトへと近付いている。目を丸くして振り返った彼女と、その赤髪の男が目を合わせる。
その前に、ギィは男の脳天を揺らして黙らせ二人で姿を消し、ヴェルザードはラフィエル=スノウホワイトを抱いてその場から離脱したのだった。
そして、静寂だけが残ったその場には、ざわめきが支配していた。
ラフィエル=スノウホワイトの名に反応した周囲の人々が騒ぎ出したのだ。彼女の名は良くも悪くも有名である。
しかしその場から、既に彼女は姿を消していた。そのため、大した騒ぎにはならずに済んだのだった。
そして、現在。
「で? こいつは知り合いか、ラフィー」
人気の無い路地裏にて。
白目を剥いて気絶している赤髪の男――ギャルドをポイと放り投げ、ギィは問い掛けた。
「ええ……ルベリオスにいた頃に」
なるほど、ギィとヴェルザードは頷いた。
恐らくというか、確実にこの男がラフィエル=スノウホワイトの協力者なのだろう。協力者というか、ラフィエル=スノウホワイトの掌で転がり、自分の意志と思い込みながらも仕立て上げられたのだが。
しかし、その協力者が何故ここに?
ルベリオスの人間であればルベリオスにいるはずだ。ならば、何故。
瞬間、ギャルドの体が跳ね上がった。
こんなにも早く意識が戻るはずがない。そのため、ギィは少しだけ驚いた。そして、納得する。
これくらいじゃなきゃ、ラフィエル=スノウホワイトの協力者にはなれないだろうと。
適当な人間よりも、見込みある人間の方が、ラフィエル=スノウホワイトの目にも止まりやすかったのだろう。
「……っあ、ラフィエル様。この二人は?」
腰を低くし、すぐさま剣を抜ける姿勢だったギャルドだったが、その場にラフィエル=スノウホワイトが居ることを認識してすぐに、自然体へと戻った。
その変化に関心したように見たヴェルザードだったが、その腰には肝心の剣が不在であった事に気付いて呆れ果てた。
本当にこの男が、協力者なのだろうか。抜けすぎている。否、ラフィエル=スノウホワイトにも少々抜けた所があるのだが。
「ギィとヴェルザードです」
「えっ。ま、魔王リムルは知っているのか?」
「先程顔を合わせましたよ。話してはいませんが」
(それは確実に俺が怒られるのでは??)
元ルベリオスの十大聖人であったギャルドは、今はラフィエル=スノウホワイトの唯一の配下として
彼女の情報を欲しているルミナスとリムルとで取り合いになったものの、ギャルド以外で接触するとしたら気に懸けているこの国であろうと推測された。
そのために、彼は半ば無理矢理に近い形で滞在している。実際に、ギャルドが一番に話すことが出来ているので間違いではないかもしれない。
(何で教えなかったって言われそうだな……俺も知らなかったのに……)
項垂れたギャルドに、ラフィエル=スノウホワイトは目を瞬かせ、不思議そうに首を傾げた。
第50話 腹痛が痛いので
あれだけ飯を食った癖に、更にデザートまで食うとか胃袋どうなってんの??(ドン引き)
はー、もっと食えとか言ってますけど、俺は既に満腹なんだが? 胃痛もプラスされてるから、これ以上は死ぬ気にならないと食えないんだが?
そんなオレの気持ちを無視して食えと脅してくる二人に殺意を覚える。食えねぇっつってんだろ、せめて果物類でお願いします!(懇願)
自らの胃と格闘しながら、一口一口をビー玉程の大きさで食べていると、ヴェルザードがパフェを分けようとしてきた。は?(低音)
お前もしかしてオレのこと嫌いなの? オレもお前なんか大っ嫌いだよ!!!(クソデカボイス)
悪童なオレの口がNOといえるか分からなかったため無言のまま微笑んでいると、いらねぇという空気をようやく察したヴェルザードが引き下がった。
最初からやらないで欲しいもんだな。二度としないで下さい。戦闘力が見た目と比例していない奴と仲良く出来ないからね、本気で。
必死の思いで果物を飲み下した。腹が裂けそうなくらいで死にそう。食べ物を食べ過ぎて腹が裂けて死ぬとか、どれだけ恥ずかしい死に方?
とりあえず、胃の中の食べ物が消化されるまで、ゆっくりして……
「さて、腹も膨れたな。そろそろリムルのところに行くか」
そういうこというの、よくないと思います!!
これ以上オレの胃袋を虐めてどうしようってんだ! いじめっ子気質もいい加減にしないと菩薩のように広い心を持つオレも絶縁してしまうからな?
「そうね。帝国のことは開国祭が終わってからでも遅くはないでしょうし、貴女も魔王リムルに早く会いたいでしょう?」
全然会いたくねぇよ。
どう見たらオレがリムルに会いたそうに見えるんだよ。
「そんなことは……街を見てからでも(見なくても会いたくないので会わなくても)構いません」
むしろ早くこの国から出て行きたい。
もっと言えば、何故ここに連れて来られたのか分からない。もはや気分は教会に捕まる異教徒だ。
「そう言うなら、少しぐらい見ていくか」
「ええ、では――」
「―――ラフィエル様!」
あいつらが街を見てる間に隙を突いて逃げよう。腹は死にそうなくらいキツいけど、頑張ったら何とかなるはずだ。
そう思った瞬間、オレは今いた場所とは別の場所にいた。えっ、どうなってんの?
「で? こいつは知り合いか、ラフィー」
はーもー状況にまるでついて行けないんだが?(自棄)
どいつのことを言ってるんだ、お前が何時の間にか持ってたその赤髪のことか? おおとも、知り合いだよ! なんか文句あんのか!
正直お腹が痛いから、いきなり距離を移動させるのは止めて欲しい。切実に。今、オレ、胃の中身吐き出しそうなの……(白目)
「……っあ、ラフィエル様。この二人は?」
見りゃわかんだろ、魔王と竜だよ。
あとオレ、お前がオレの根城をバラしたの、まだ怒ってるからな?
「えっ。ま、魔王リムルは知っているのか?」
「先程(最悪なことに)顔を合わせましたよ。(オレは)話してはいませんが(どうせギィとグルなんだろうし知ってるんじゃねぇの、知らんけど)」
そう言うと、何故かギャルドは項垂れた。項垂れたいのはこっちなんだが??(困惑)(半ギレ)
「安心しろ、リムルの奴には後でちゃんと会いに行くさ。あいつが近くの国の奴等と夕餉をする時にでもな」
「!!?!???!」
慌ててギィの顔を見る。ヴェルザードは当然という顔をしているし、ギャルドは何故か納得していた。
は??
初耳なんだけど???
はー………ほんと、勝手なこと言いおってこの自分勝手共め。そんなんだから嫌われるんだよ。許さん。
もういい、お前ら絶交な!!(断言)
「会えたのはいいが、ルミナス様とリムル様から理不尽に俺が責められる未来しか見えない」
オリ主「腹は痛いし、未来は絶望しかない(絶望)」
胃痛にプラスして、満腹による腹痛もあるので倍率ドン! もう一回遊べるドン! それはともかく、ようやくギャルドと再会。さっさと伏線張っていきましょうね~。張れるか知らんけど。
現在のステータス
name:ラフィエル=スノウホワイト
skill:ユニークスキル『
ユニークスキル『
ユニークスキル『
ユニークスキル『
secret:『悪魔契約』
『悪魔共存』
『禁忌の代償』
備考:リバース寸前。誰かトイレに連れて行ってあげて欲しい。