・先日のTwitter爆弾とも、3月25日という秋津茜の誕生日とも関わりのない、サンラクの誕生日…の導入+αという内容
こんな内容ですが楽しんでいただけたら幸いです。そして秋津茜、誕生日おめでとう!
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【ご協力お願いします!】
秋津茜:突然すみません!皆さんにご相談があるのですが!
モルド:それはいいんだけど、いきなりどうしたの?
ルスト:……いつものチャットと違う
オイカッツォ:これ、メンバーにサンラクが入ってないね
鉛筆騎士王:サンラク君…ついに秋津茜ちゃんにハブられるように…
秋津茜:あ、いえ!そういうわけではないです!
秋津茜:ただその、サンラクさんには内緒で準備したいので!
京極:内緒で準備?どういうこと?
秋津茜:サンラクさん、11月21日が誕生日らしいんです!だから誕生日プレゼントを用意したいんですけど、何を渡そうか決められなくて…
秋津茜:それで、皆さんからアドバイスを頂きたいと思ったんです!
オイカッツォ:へぇ、あいつもうすぐ誕生日なのか。というかよく知ってるね
モルド:プレゼントを渡すってことは、もしかしてリアルで知り合い?
秋津茜:はい!夏休みの最後にお知り合いになりました!私、る…サンラクさんの妹と同級生だったので、その縁で!
秋津茜:誕生日についても今日その子から聞きました!
鉛筆騎士王:おや、秋津茜ちゃんあの子と友達なんだ。世の中狭いもんだねぇ
秋津茜:え、ペンシルゴンさんも知り合いなんですか!?
鉛筆騎士王:そうだよー、ちょくちょく連絡とってるかな
鉛筆騎士王:というか11月21日っていうと大体3週間後…結構前から用意するんだね
秋津茜:やっぱりつきあい始めて最初の誕生日ですから、思い出に残るものを渡したいんです!だから早いうちから決めようかと!
鉛筆騎士王:うん?
オイカッツォ:は?
ルスト:ん?
モルド:えっ
京極:おや?
サイガ-0:えと、あの、今、その、つきあっていると…
秋津茜:はい!先日からサンラクさんとお付き合いさせていただいてます!!
オイカッツォ:マジ?え、それマジなの??
鉛筆騎士王:おぉう、あのクソゲーに脳を汚染された子に彼女が出来る日が来るとは…
ルスト:二人とも驚きすぎ
鉛筆騎士王:いやだってねえ、付き合いも長い分感慨もひとしおというか
オイカッツォ:正直女性と付き合ってるイメージが沸かないんだよなぁ
鉛筆騎士王:そういえばサイガ妹ちゃんは彼とリアルで知り合いじゃなかったっけ?妹ちゃんも知らなかったの?
サイガ-0:その、彼女が出来た、と言う話は人伝手で知っていました
サイガ-0:ただ、相手が秋津茜さんとまでは知りませんでした
サイガ-0:………秋津茜さん、その……おめでとう、ございます
鉛筆騎士王:おっと、私としたことが肝心なことを言い忘れてたよ。おめでとう秋津茜ちゃん!
オイカッツォ:おめでとう。よく考えれば秋津茜さんも割とつっぱ…サンラクと波長合ってると思うし、上手くいくんじゃないかな
ルスト:おめでとう。彼女からもサンラクにネフホロにもっとログインするよう言って
ルスト:むしろ秋津茜も一緒にネフホロをやるべき
モルド:勧誘になってるよルスト…。えと、秋津茜さん、おめでとう
京極:それなら幕末も…と思ったけど、秋津茜さんにはさせちゃいけないような気がするなぁ
京極:それから、おめでとう。末永くお幸せに
秋津茜:ありがとうございます!皆さんにそう言っていただけてすごく嬉しいです!
京極:それにしてもサンラクも水くさい、こういうことは言ってくれればいいのに
ルスト:どこかの二人が煽るからだと思う
鉛筆騎士王:いやいや煽るだなんてとんでもないよ、お祝いの言葉を贈るだけだよ!
オイカッツォ:そうそう、ちょっとしたコミュニケーション!
モルド:信用できない…
京極:名前出してないのに名乗り出てる時点でね
鉛筆騎士王:しかしそういうことならこの私に任せるといいよ、こう言った相談には手慣れているからネ!
オイカッツォ:え、ペンシルゴンが恋愛相談?………???
鉛筆騎士王:どういう意味かなぁカッツォくぅん?
京極:言いたいことはよく分かるよ
ルスト:オイカッツォもサンラクと秋津茜の関係を知ったとき以上に理解できていない
鉛筆騎士王:おおっと予想外のところから飛んできたなぁ!
鉛筆騎士王:というかリアルユニーク2つも発生させてるくせにそれにまったく気付いてないカッツォ君には言われたくないかなぁ!
オイカッツォ:ん?どういうこと?
ルスト:……なるほど
京極:今のやりとりだけでなんとなく察せるかな
モルド:あはは……
オイカッツォ:ちょっと待って、マジで何の話!?
鉛筆騎士王:さて、話戻そっか
鉛筆騎士王:まあまだ誕生日まで期間あるわけだし、今すぐ決めなくちゃ行けないことでもないかな
京極:3週間先だしね。急だったし少し考える時間が合ってもいいと思うけど
モルド:でも手作りとか準備がいるものなら早いうちに決めないと間に合わないんじゃ
サイガ-0:料理などなら練習もした方がいい、のではないかと
ルスト:一応本人にもばれない程度に探りを入れておくべき
鉛筆騎士王:それもそうだね。よし、各自今日一日プレゼントを考えて、明日ココで発表!探りに関しては秋津茜ちゃんがやると流石に感づかれる可能性があるので、サンラク君の妹ちゃんにやってもらう!それで行こう!
秋津茜:はい!ありがとうございます!
「旅狼の皆さんに相談して良かったぁ」
瑠美ちゃんから聞いたときはどうしようと思ったけど、旅浪の皆さんに協力していただけるのはすごく嬉しい。それに、おめでとうって言われたのも。うん、楽郎さんに喜んでもらえるものを頑張って考えなくちゃ!
…ってあれ、さっきのチャットとは別口で何かきてる?
【収録スタジオにお届けします】
オイカッツォ:なにこれ、ていうか3人だけ?
鉛筆騎士王:いやぁ、サンラク君の彼女である秋津茜ちゃんには伝えてもいいかと思ってね
秋津茜:どうしたんですか?
鉛筆騎士王:ある意味このタイミングで発覚して良かったよ。秋津茜ちゃん、今週日曜日のサンラク君の予定って知ってる?
秋津茜:? 聞いてないです。…その、ペンシルゴンさんは知ってらっしゃるんですか?
鉛筆騎士王:知ってるよー。あ、もしかして嫉妬してる?心配しなくてもサンラク君とそういうことは一切ないからね?
秋津茜:そういうわけでは!ただ普段からすごく仲がいいので、その!
オイカッツォ:大丈夫だよ秋津茜さん。俺もサンラクも性格がアレすぎてこいつだけはないってのは一致してただろうから
鉛筆騎士王:私からしてもそうだけど、はっきり断言されると傷つくんだけどぉ!?
オイカッツォ:でもなるほどね。確かに秋津茜さんには伝えてもいいか。おもしろくなりそうだし
オイカッツォ:ただサンラクにバレたらさっきの案件も感づかれるんじゃない?なんで知ってるんだって流れになって
鉛筆騎士王:そこは秋津茜ちゃんに正体気付いてないふりをしてもらうしかないかな。もしくは偶然観てたらなんとなく気付いたとか
鉛筆騎士王:正直バレてもあの子はそこまで気が回らないと思うケド
秋津茜:どういうことですか?
鉛筆騎士王:詳細については当日のお楽しみってことにしとこうかな。ひとまず日曜日19時にユーガッタTVを見るといいよ
鉛筆騎士王:あ、サンラク君にはこのことは内緒ね!
秋津茜:よく分かりませんけど分かりました!楽しみに待っています!
そうして迎えた日曜日。ペンシルゴンさんから言われてたとおり、テレビを付ける。でもどうしてTVを見るといいなんて言ったんだろう?もしかして楽郎さんがテレビに出るのかな?でも一体何の番組に…
番組に出てるのはプロゲーマーの魚臣慧さんとアイドルの笹原エイトさん。そして今回の放送は魚臣さん以外にも3人のゲストがいるらしい。ARの最新技術が用いられた演出から現れた3人は…
「あっ!」
3人ともすごい有名人だった。仮面を被っていてはっきり言えるわけじゃないけど、多分シルヴィア・ゴールドバーグさんとアメリア・サリヴァンさん、それに…
「顔隠しさんだ!」
顔隠しさん。GGCエキシヴィションマッチで名前隠しと一緒に現れ、世界一の格ゲーマーであるシルヴィア・ゴールドバーグさんと互角の勝負を繰り広げた末、あと一歩のところまで追い詰めた謎の人物。メディアに登場したのは一度きりで、今でもその正体について憶測が飛び交ってるらしい。
もしかしてこの3人で試合するのかな!?すごく楽しみ……あ、いけない!目的を見失うところだった!ペンシルゴンさんが見るように言ってた意味を調べないと!…てあれ?
「顔隠しさんが腰に付けてるのって、確かライオットブラッド…だっけ?楽郎さんもよく飲んでるし、おんなじパッケージだった気がするなぁ」
よくみれば、顔隠しさんの背格好や、細かい動き、声はボイスチェンジャー?がかかってるけど…話し方とかが楽郎さんと似てる気がするし、もしかして……あっ、ペンシルゴンさんから連絡!
【正解発表!】
鉛筆騎士王:さぁて、分かったかな秋津茜ちゃん?
秋津茜:あの、もしかして顔隠しさんって!?
鉛筆騎士王:その通り!しかし、サンラク君に関することでこのTV見ろって言われれば推測は立てやすいだろうけど、それだけで判別できる辺り愛だね!あ、このことは秘密だからね?ばれたら色々と面倒だから
秋津茜:あ、はい!でもどうしてペンシルゴンさんは知ってるんですか?
鉛筆騎士王:まあ私も当事者みたいなもんだからね。そこは深く考えなくていいよ
鉛筆騎士王:とりあえず画面の先で話も進んでるみたいだし、私たちもみてよっか
秋津茜:はい!教えてくださってありがとうございます!
顔隠しさんが楽郎さん。やっぱり楽郎さんはすごいなあ。でもそれなら楽郎さんは………あれ?テレビの上にテロップが流れてる。
「視聴者応募企画…?」
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「さて、ネット配信の方も終わりの時間が近づいてきました!いやー、あまりに盛り上がりすぎてエイトちゃんの手に負えなくなった今回の放送ですけど、いざ終わるとなるとさみしくなってきますね!」
やっと終わるのかこの番組…。アメリア・サリヴァンとの試合が終わった後もまだ試合する羽目になるわ、質問コーナーで色々聞かれまくるわ、途中意識が飛んだ…ような気がする雑談やら、いろいろありすぎてマジで疲れた…。はよ帰って寝たい…。
「じゃあ最後の企画!視聴者対談式質問コーナーと行きましょう!」
「対談式…質問コーナー?ミスエイト、それってさっきやったのとは違うの?」
「あれはコメント返信って形でしたけど、こっちはまた違う感じです!どうやらテレビ放送の時にテロップで視聴者の人たちに応募かけてたみたいで、ここにいる皆さんと直にお話しできるって企画です!……なんか聞かされてないことばかりで正直私も泣きそうです…」
げ、マジか。また面倒そうな企画だなー。話せって言われてもなぁ、俺ただの一般人だからそんな会話スキル求められてもきついんだけど。
「時間もさほどあるわけではないですけど、当選された方が希望する人と1対1で話す、というのを皆さんに一度ずつやっていただく形になります!選ばれた人やラッキーですよー、聞いたところものすごい倍率だったみたいですから!」
「テレビ放送ってことは日本国内だけか。よかったな魚臣、魔境の民がくる可能性高いぞ」
「何にも良くないんだけどなぁ、今日だけでどれだけ削られてることか…」
「ケイダメよ、そんな顔してちゃ!ほら、もっとポジティブ!」
あー、そうやってグイグイ押されてるところも魔境からすれば格好のネタなんだろなぁ。よほどのことがない限り大抵のネタでイケる連中だし。ただ今回の場合顔隠しがかけ算に組み込まれる可能性が高いので、全米一さんには是非とも頑張って欲しい。まぁ仮面付けてるから俺自身にはダメージないわけだが。
「さあ、それでは時間も押してますしさっそくいきましょう!最初は顔隠しさんですね。当選された方のPNは…ドラゴンフライさんです!」
ん?ドラゴンフライ?どこかで聞いたことがある名前…いや偶然だろう、倍率すごかったみたいだしいくら何でも…。…いや紅音ならあり得るか?うん、あり得そうだな、段々そうとしか思えなくなってきたわ。
「あ、繋がったみたいですね!じゃあ顔隠しさん、お願いします!」
「あ、はい。…えー、ドラゴンフライさん聞こえますかー?」
『はい、聞こえます!わ、ホントに私の声が流れてる!』
はい的中、やっぱ紅音だったわ。ホントにリアルラックどうなってんだ。ていうかピンポイントに顔隠しを指名するなんて、もしかしてバレてる?…いやこちらは流石に違うだろう。紅音のことだから正体なんて深く考えず、普通に楽しみながら見てたんじゃないだろうか。
『えと、ドラゴンフライといいます!先程の試合をみて、すごく感動しました!最後に使っていた技?は私は詳しく知らないんですけど、とてもかっこよかったです!』
「あー、そういってもらえて嬉しいです。さきほども言ったことではあるんですけど、俺自身マスタースカイを成功させることを目標にしていた一面が大きくありましたので」
『それに、最後の技だけじゃなくて、試合全体で楽しんでいるというのがすごく伝わってきました!前のGGCの時もそうでしたけど、世界一位と二位のプロゲーマーの方々を相手にしてるのに、すごいと思います!』
「あ、はい。ありがとうございます」
………
……
…
「あのー、ドラゴンフライさん?これ、一応質問コーナーなんでそろそろ…」
『あ、そうでした!それじゃあその、お聞きしたいんですけど………顔隠しさんは、プロゲーマーになりたいんですか?』
……なりたいんですか、ね。やっぱ気付かれてたのか。どうするかな、あんまりリアバレに繋がることは言いたくないんだが…。
「…正直に言えば、そういったことは考えてません。これから先どうしたいのか、まだ自分自身でも決めかねているところなので」
「…え?顔隠しさん、それって…」
「サ……顔隠し?その辺いっていいの?」
「んー、あんま良くないだろうけど……まぁ、今回は特別ってことで」
「顔隠しがいいならこっちは特に何も言わないけどね。……なんとなく理由分かったし」
ぶっちゃけ、ここでこの質問に答える必要はない。この場は適当にはぐらかして、帰ってから言えばいいだけではある。ただ……紅音もPNとはいえ素の声をさらしているし、何より真剣に聞いてきている。いつもまっすぐではあるが、ここまで本気と言うことも多くない。だからこそ、こちらも偽らず応えていきたい。
ていうか、カッツォのやつ後半なんて言った?まあいいや、今は紅音の質問に答えるのが先だ。
「ただ現時点で言えることがあるとすれば、これから先の未来、どういった形であってもゲームと関わらない、なんてことは絶対にないかなと。
俺はゲームが好きで、そのゲームをクリアした瞬間や…今日みたいな、浪漫を叶えた瞬間。それを達成したときの喜びを、ずっと噛みしめていたいと思ってます。ただ、プロゲーマーになるのなら、『趣味』だけではすまない『義務』となるので、そこがネックになってる感じです」
『じゃあ、もしその悩みが解消されたら、その時はプロゲーマーになるってことですか?』
「あくまでもしかしたら、という話です。今後の身の振り方については、以前から尊敬する人に相談に乗ってもらってるんですよね。で、現状だとそちらのチャートで進んでいくかなと思ってるんで」
『そうなんですか…。でも、顔隠しさんがどんな進路を選んでも、私はずっと顔隠しさんを応援し続けます!』
「ん?」
『どこまでも楽しそうに、ずっと前を進み続ける。そんな顔隠しさんのことが、私は大好きです!!』
「Wow!」
『今後こういう風に試合をされるかは分からないですけど、もし機会があるなら教えてください!絶対に観ます!』
「え、え!?」
『顔隠しさんに負けないよう、私も頑張っていきます!!顔隠しさんにふさわしい私でいたいから!!』
「ちょ!?」
『あ、もう時間ですね。とても楽しかったです!今日はありがとうございました!!』
嵐のように言うことを言って去って行った紅音。残された者達は当然…
「すごかったわ!まるで愛の告白みたいなセリフだったわね!聞いてたこっちまで顔が赤くなってたわ!」
「自らの気持ちを素直に表現した彼女を、私は肯定します」
「いやほんとすごかった…うん、ほんと、あらゆる意味でお似合いだった」
「ていうかどちらとも結構すごいこといってませんでした!?コメント欄また地獄みたいになってるんですけど!?」
他の連中が周りでいろいろと言ってるな。うん、言ってるんだが……いやこれどうすりゃいいんだ?正直何を言っても火に油を注ぐことになる未来しか見えないし、うーん……よし。
「笹原氏、時間も押してるし、次の人を呼ぼう」
「え、この状況で次行くんですか!?」
対処できないことは未来にぶん投げる、後のことは知らん!というか今の状況でまともに返すの無理!俺自身顔真っ赤で思考がまともじゃないの自覚してるし!
・サンラク誕生日の導入が書きたかった
・秋津茜ルートでプロゲーマーになる導入的なのを書きたかった(導入だけ)
・チャット回を書いてみたかった
・お互い正体を隠しながら公然とイチャイチャしてる内容を書いてみたかった
そんないろんな内容がゴチャゴチャ合わさった結果が今回の話になります。アメリア戦におけるエイトチャンネルをさらにねつ造した内容になってますけど、普段そこまでTVを見ないのでこういう企画って実際ありなのかと今でも疑問です。
あと前の後書きで一話完結式の短編とか言っておきながら結局続き要素ありますけどご容赦ください…。