ハリー・ポッターRTA ヴォルデモート復活チャート   作:純血一族覚書

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初燈光です(炎の雷)。

何故か書くのに苦戦した回。内容決まっているのに何故?


19/? 〜「三本の箒」会談まで

「アバダ・ケダブラ!」

 

 リディクラス! 笑えるなお前! ほん、バカじゃね? 信じらんねぇ!

 新宿調教センター「必要の部屋」支部からお届けするRTA、もう始まってる!

 

 さて、前回から現在まで、真似妖精道場を用いて閉心術の熟練度を上げているところでした。現在4回目ですが……あれーおかしいね精神値の減りが大きいね(すっとぼけ)。

 通常プレイにおいてはルーピン先生の授業程度しかエンカウントする機会がないため、ボガートくんの仕様について詳しくない方もいらっしゃると思うので、ボガートくんの生態について、お話しします。

 件のルーピン先生の授業でも解説がありますが、ボガートくんの精神値削り効果は効果範囲内に存在する人間の数で等分される仕様となっています。10人いた場合一人当たりの効果は10分の1、100人いた場合100分の1といった感じですね。

 なので1人しかいない今はボガートくんの効果を100%の力で受ける……と言いたい所さんですが、そうは問屋が卸しません。

 ボガートくんの特殊能力、あるいは本来の能力として、「敵対存在と一対一になった時に精神攻撃を激化させる」という仕様があります。本来であれば「恐怖の対象」にしか変化できませんが、この条件を満たした場合のみ「恐怖の状況」を完全再現します。内部数値的には開心術のスキルレベルに補正がかかっていますね。

 wikiにK氏のまとめた報告書が掲載されていますので、詳しいデータについてはそちらを参照してください(丸投げ)。

 

 現在の「必要の部屋」にはレズちゃん1人しかおらず、この条件を満たしています。真・ボガートと呼ぶべきこの形態は、かのモリー・ウィーズリー姉貴をも打倒した最強モードとなっております。

 だからレズちゃんの精神値が恐るべき速度で削られていったわけですね。

 当初はリディクラスで「笑いのある」解決策を提示できていたのが、徐々に「あんまり笑えない」結末にしか改変できなくなっているのもその都合です。

 

 まだ4回ですが続行は危険なため一度休憩!

 ……効率悪い、悪くない? とお思いでしょうが問題ありません。

 閉心術の熟練度は掛けられた開心術の熟練度に依存して上昇します。

 真・ボガートくんの開心術なら確定失敗なのを含めてもプリンス兄貴の開心術並みの熟練値効率のため、レズちゃんの精神の摩耗を除けば非常にうま()な稼ぎと言えます。たまらねぇぜ。

 

 休憩中はチョコレートを貪りつつ、無言呪文の練習を並行して行います。

 閉心術は呪文も杖も用いない仕様上、無言呪文とワンドレス・マジックに微量ながら熟練値が入るため良いブーストとなります。

 精神の保つ間は閉心術の熟練値稼ぎ!

 精神値回復中は各種戦闘技能向上!

 無言呪文という共通スキルにより、相乗的な作用が見込めるなんて、完璧なチャートだぁ……(感涙)。

 閉心術を急ぎたい場合は「元気爆発薬」等で無理矢理ステータスを補いましょう。

 

 というわけでこれから先しばらく、ハリーに対して先生面できるまで熟練度稼ぎに努めます。タイムリミットはどんなに遅くとも一月、レイブンクロー戦一ヶ月前には切り上げます。

 というわけで超スピードでいざぁ♂。

 

 

 

 時間は流れて学期末です。

 11月初頭から道場を始めて約二ヶ月。

 現段階で無言呪文はやや形となりつつあります。ネームド死喰い人戦に耐えうるレベルでは到底ありませんが、ハッタリ程度には使えるようになりました。

 ワンドレス・マジックは無言呪文スキルコンプリート後に正式解禁なのでまだまだですね。内部的には熟練値が振り込まれているのでへーきへーき、へーきだから。

 閉心術? 知らなーい。

 閉心確定失敗のボガートくん相手に判断できるわけないだろ! いい加減にしろ!

 開心術者との空間、視線等の干渉性、自身の精神状態に大きく依存するスキルなので、内部数値だけでは正直なんとも言えません。先述したように無言・ワンドレス道場としても損がないので、時間のある間は上げ続けましょう。

 

 今週は今年最後のホグズミード解禁日ですが……

 

「よぅ! お嬢様!」

 

 談話室にて朝早くからフレッドたちがレズちゃんを出待ちしていました。なんでしょうね。

 

「我らがシーカーはまだ落ち込んでいるのか?」

「チョウがセドリックをぺしゃんこにしたからまだグリフィンドールにも勝ちの目は残っているのにな」

 

 ほどほどに元気ですね(適当)。

 

「あらら、それは残念」

「ウッドがチョウに捧げた『感謝の歌』でも聞いておけば、少しは笑えただろうに」

「ところで、お嬢様。我々がお渡しした『かわい子ちゃん』を堪能していただけてるかな?」

 

 当たり前だよなぁ(MUR)。

 

「そりゃあよかった。マローダーズ諸兄も草葉の陰で喜んでいるだろうよ」

「──俺たちは、今日、ハリーに一足早くクリスマスプレゼントを渡そうと考えているんだが、君も一枚噛まないか?」

 

 あ、いいっすよ(快諾)。

 

「そう言ってくれてよかったよ」

「四階の廊下、隻眼の魔女像がハニーデュークスに直結してる。脱獄ならここを使ってくれ」

 

 ウィーズリーズに言われるまでもなく、今日はハリーをホグズミードに連れて行く予定でした。今日はコーネリウス・ファッ!?ジ魔法大臣が緊急来村することになっています。

 ここで語られる「シリウス・ブラックについての魔法省見解」を回収しておくことで、ハリーの中に身近な憎しみの対象が生まれます。

 成長パートにおいては、明確な目標があった方が成長効率が良いことは言うまでもありません。

 守護霊習得には必要ありませんが、戦闘用呪文の習得も並行して進める予定なので、回収しておきましょう。

 

 話を戻して。

 あっ、そうだ(唐突)。

 

「ん? どうした?」

 

 そういえば、あなた方今年五年生だけどフクロウ試験の勉強をしなくてもよろしくて?

 

「おいおい、僕たちにそれを聞くのかよ?」

「フクロウなんて、ママは喜ぶだろうが、僕らにはガリオン一枚の価値もないね?」

 

 多分モリー姉貴に頃されると思うんですけど(名推理)。

 ……将来何をされるおつもりで?

 

「──ママには内緒だぞ」

「実は僕ら、悪戯グッズの専門店を作ろうと思っているんだ」

 

 はぇ〜すっごい。

 ……なら、一つ未来の商品として提案させてもらいたいものがあるんですが?

 

「どんなもの?」

 

 えーっとそうですね……伸縮性のあるお菓子型のっていうんですかね、ちょっと「どんどん膨らむドルーブルの風船ガム」に近い感じ……? 「トン・タン・トフィー」や「カナリア・クリーム」もいいんですけど、もっとこうふたいたいの──。

 もちろん開発資金は出しますんで、オナシャス! センセンシャル!

 

 突発ですが、ここでウィーズリーの双子とのサブイベント「商品開発!」を開始します。

 グリフィンドール寮でプレイされる方も多いため今更の説明となりますが、初見兄貴姉貴たちのために軽く説明を挟みます。

 ウィーズリーの双子との好感度が一定値以上ある場合、オーダーを出すことで彼らはプレイヤーの提示した「悪戯道具」を一種作成してくれます。

 もちろんこれらには技術的、金銭的、何よりも「面白いかどうか」という制約があるため自由開発には向きませんが、それでもプレイヤーが手をかけなくても良いというのは利点です。

 携帯沼地、おとり爆弾、盾の呪文装備シリーズと実用性も保証されているため、ことさらRTA向けのイベントと言えるでしょう。

 五年生あたりで使いたいアイテムが一つあるため、ここらでオーダーをかけておきます。金払いは大丈夫だって安心しろよ〜。先払いでもええぞ! ええぞ!(レ)

 仕様書を書き上げて発注!

 契約は……どう? 出そう?

 

「──OK! 僕らでも十分にできそうだ! それに悪戯グッズとしては及第!」

 

 やったぜ。

 無事委託契約を結べました。完成を楽しみにしましょう。

 

 

 双子と別れて少しして、ハリーたちが談話室に降りてきました。

 ロンとハーマイオニーはマントやスカーフを纏った重装備ですね。このあとすぐにホグズミードへと向かうと言ったところでしょうか。

 軽装のレズちゃんを見て、ロンが話しかけてきました。

 

「なぁズィラ、ホグズミードに行くにはその格好、寒くないのか? 外を見ろよ! 雪だって降ってるぜ?」

 

 あら、雪降ってるじゃない! 寒いと思ったわ〜。

 ちょっと所用を済ませてからホグズミードへ向かうんで先に行ってて、どうぞ。

 

「そう? じゃあ先に行くよ。ハリー、お土産期待しててね」

「うん、ありがとう。楽しんできてね」

 

 

 

「じゃあ、ズィラ。僕もこれで……」

 

 ロンとハーマイオニーが行ってしばらく。ホグズミードに行けないことを観念したハリーが再び部屋に引っ込もうとします。呼び止めましょう。

 ねぇハリー? ホグズミード行きたくありません?

 

「……行きたいよ。だけど知ってるでしょ? 僕は許可証をもらえなかったんだ」

 

 大丈夫だって安心しろよ〜。ちょっと待っててくださいね。

 部屋に「忍びの地図」を取りに戻ります。はい。脱校計画には当然の権利のように「地図」とデミガイズマントを用います。

 あっそうだ(唐突)。デミガイズマントは超スピード♂の描写外で「姿をくらますキャビネット棚」を用いて補充しに行きました。今はすでに冬休みシーズンだから人目についてもなんの問題ですか? なんの問題もないね♂(ラミレスビーチの誓い)

 

 話を戻して。

 今回の行動でハリー相手に「地図」の秘密性を捨てることになりますが、遅かれ早かれ「必要の部屋」に行く際に使う姿を見られるので問題ありません。むしろ、規則にうるさいハーマイオニー姉貴になし崩し的に「地図」の存在を自然に認めさせられると考えれば、ハリーの境遇と運命という情に訴える策は有効でしょう。

 というわけでリュックサックの中に失礼して手掴みで……。

 

 ──。

 ────。

 ──────痛ってえ! おい! 噛みやがったな!

 

 バックの中に何かいます! おそらくは動物系、暴れられて幸運薬の瓶が破られると大損です。まずはバックの外へと釣り上げます!

 レビコーパス! 身体浮遊!

 中から出てきたのは……濃いオレンジ色の毛玉……?

 あぁ、(テンション)落ちたねぇ……。猫のクルックシャンクスくんですね。ハーマイオニー姉貴はこんなところに潜り込まないように躾けて、どうぞ。

 逆さ吊りになっている彼を手で受け止めて、下に降ろしてあげましょう。なお、着地したクルックシャンクスくんはレズちゃんに()()()()と唸り声をあげてどこかへと去って行きました。あぁん? なんで?(レ)

 気を取り直して地図とマント、ついでに防寒外套を取り出して、リュックサックを背負いハリーのところへ戻ります。

 

 

 おまたせ! フィルチくんには絶対にバレない脱校手段しかなかったけどいいかな?

 

「いいよ、いいけど……。こっちはマントとして、この羊皮紙はいったいなんだい?」

 

 よくぞ聞いてくれました。これこそがホグワーツ環境における最強のマジックアイテム! さあさごらんあれ!

 われ、ここに誓う。われ、よからぬことをたくらむ者なり!

 

 ハリーがニヤリと笑って。

 レズちゃんもニヤリと笑って。

 そのままホグズミードへイクゾー! デッデッデデデデ。

 

 

 

「ディセンディウム 降下!」

 

 四階の廊下から滑り台を降りて、ハニーデュークスへのトンネルへと辿り着きました。一寸先も見えないほどに暗闇です。杖に光を灯して進みましょう。

 ここから先、一時間ほどかければハニーデュークスへと着きます。黙々と歩きましょう。

 

 ……。

 …………。

 ………………会話がない! 間がもたない!

 思えば、レズちゃんがハリーと二人っきりになるのはこれが初めてです。よくよく考えれば、これまでずっとロン兄貴やハーマイオニー姉貴のどちらかが仲立ちしていました。

 レズちゃんとハリーは友達の友達程度の間柄だった? ハリー側の好感度が参照できないのが辛いのう、ヤス(レ)。

 

「──あのさ、ズィラ」

 

 無言を見かねたのか、ハリー兄貴が先に話を切り出してくれました。

 いじめられっ子とはいえ家族と育った子供と屋敷しもべ妖精すらほったらかしで呪文練習ばっかりしていた子供の人間力の差が窺えますね。

 

「その『地図』? だけど。危ないものじゃないの?」

 

 (安全性に問題)ないです。ちゃんと由来もわかっているものだから大丈夫ってそれ一番言われてるから。

 

「でも、ウィーズリーおじさんが『脳みそがどこにあるか見えないのに、一人で勝手に考えることができるものは信用してはいけない』って言ってたよ?

 ……去年の『日記帳』みたいに危険なものってことはない? ズィラにそれをくれた人もそれを知らなかったとか」

 

 (それも問題)ないです。『日記帳』とは違って、これはホグワーツを参照するだけの道具で自立意思は全くないってそれ一番言われてるから。

 

「────そうなの? ……うん。それならいいんだけれど」

 

 そうだよ(MUR)。

 

 

 ああ、そういえば。

 

「どうしたの?」

 

 この前話した吸魂鬼対策なんですが、そろそろ準備ができましたので、近いうちに練習始めましょう? わたくしだけでなく、先生方や闇祓いも認める、吸魂鬼対策の最善手だと思いますわ。

 

「──ありがとう。助かったよ! 今度の試合で吸魂鬼がでたらと思うだけで……」

 

 恐ろしかった?

 

「凄く。試合に負けた絶望でウッドが吸魂鬼の仲間にならないか心配で恐ろしかった」

 

 ありますねぇ! ありますあります。

 

「じゃあロンたちにも都合のいい日を聞いて教えるよ」

 

 えっ。

 

「えっ。どうせなら皆使える方が良くない?」

 

 そうだよ(MUR)。

 

 

 と、そんなこんなで話しながら歩いているうちに、『地図』の領域からハリーとレズちゃんの名前が消えましたね。もうホグズミードエリアへと着いたようです。

 そろそろ地図を切りましょうか。

 いたずら完了!

 

 

「それで、大臣、どうしてこんな片田舎にお出ましになりましたの?」

 

 ホグズミード諸々のイベントをすっ飛ばして。

 現在「三本の箒」店内です。

 ファッジ、マクゴナガル、フリットウィック、ハグリッド、それから店員のマダム・ロスメルタの話を盗み聞きしているところですね。

 

「他でもないシリウス──」

「──の最悪の仕業は──」

「あの人の一番の親友は──」

「まるで漫才だったわ、シリウス・ブラックとジェームズ・ポッター!」

 

 マフリアート! 耳塞ぎ!

 驚きのあまりハリーがジョッキを落としたのでリガバリーします。

 この程度で動揺するなんてそんなんじゃ甘いよ(煽り)。

 

「一心同体!」

「ブラックの状態が──」

「ダンブルドアはブラックを──」

「──ヤツに出会ったんだ!」

「ペティグリューは英雄として死んだ」

 

 おっそうだな(すっとぼけ)。

 

「大臣、ブラックは──」

「なにしろ、あそこの囚人は大方みんな暗い中に座り込んで、正気じゃない。ところがブラックの奴だけはあまりに正常だった──」

「──『例のあの人』とまた組む──」

 

 すげぇ事になってんぜ?(ハリーの顔)

 そろそろ会談も終わりですね。ハリーを介護する時間です。

 

「ああ、これは与太話だが、正気といえばもう一人、いや、一組か?

 ──レストレンジの奴らも妙に正気だった」

 

 ガシャン!

 

「……ハリーもジェームズたちのように四人組だと聞く。まさか()()()()()ことは──」

()()()()()()。それは私の目が吸魂鬼にも劣ると?」

「いいや! 違う。違うともミネルバ! ただ私にはハリー、『生き残った男の子』の安全を守る義務がある!

 子供とはいえ『死喰い人』の──」

「コーネリウス。校長と食事なさるおつもりならもう城に戻ったほうがいいでしょう。()()お話を続けますか?」

「──いや、そろそろ時間だ。ここらでお暇させてもらうよ。()()私には魔法大臣として職責を果たす義務がある。それだけは確かなんだ」

 

 

 

「……ねぇ、ズィラ。君は知ってたの?」

 

 ホグズミードからの帰り道。ハニーデュークスの抜け道でハリーが話しかけてきました。

 知wらwなwいwよw! というかなんでそんなこと聞くんですか(逆ギレ)。

 

「いや、ファッジ大臣の話で、君が『死喰い人』? とかいう人たち? と関係があるって……」

 

 ふむ。こんなところでその単語を拾えるとは思ってもみませんでしたが、そろそろ説明しておきますか。

 

 

 

「簡単に言えば、死喰い人は『闇の帝王』の部下です。純血至上主義を掲げて自分たちに従わない魔法使い、マグルを見境無しに襲った危険な集団ですわ」

「…………。それで、ズィラはその人たちとどういう関係が?」

「その()()()目的のせいか、死喰い人の構成メンバーには純血のメンバーが多く含まれています。例えば先ほどの話に出てきたシリウス・ブラック。ああ、大丈夫です? ……続けますね。シリウス・ブラックはブラック家という純血の名門生まれです。そのような人物も『闇の帝王』は多く抱えていました。

 ドロホフ、トラバース、クラウチ、それからレストレンジ。

 ……もうわかりまして? わたくしの両親はどちらとも『闇の帝王』の配下。それも腹心、最も近しい部下でした。ついでに言えば、わたくしの母はシリウス・ブラックの従姉妹ですわ。

 ファッジ大臣は、『生き残った男の子』の近くに『死喰い人の娘』がいることが不安なのでしょうね」

 

 ズィラはそう言って、綿飴羽ペンを舐めながら続けた。

 

「例えば、ガウェイン・ロバーズ。彼のことを覚えていらっしゃいます?

 ハリー。以前、あなたは今年ホグワーツに来る時に魔法省が車を出してくれたと言いましたね?

 それとほとんど同じですわ。

 少しだけ違うのは、あなたは『何があっても守るべき存在』なのに対し、わたくしは『何かあったら排除すべき存在』なことくらいですかね。

 あら、もうホグワーツに着きましたね」

 

 よからぬことをたくらむ者なり!

 なんてことないそんな言葉すら今のハリーの猜疑心を駆り立てる。

 そんな様子に気づかず、ズィラはハリーに提案する。いつもと同じように。

 

「まだ時間もありますし、吸魂鬼対策の練習でもします?

 ──今日はいい? わかりましたわ。ではまた後で」

 

 そう言って、彼女はいっぱいのお菓子をリュックサックの中に袋ごと放り込み、どこかに消えていった。

 

 

 楽しかったはずのホグズミード観光がどうしてこんな事に。

 無心のままに夕食を食べ、部屋に戻り。

 ハリー・ポッターは泥のように眠った。

 

 

 




前書き詐欺じゃないか(呆れ)。
尺が足りませんでしたわ。
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