私達はワルプギスの夜を呼ぶのに必要な電波を早急に用意することにした。
私はそれが容易であることを知っているから、最終戦のために用意を進めた。
例えば、私がこの数週間の間に味方につけた羽根達を使って、見滝原組と調整屋とみかづき荘組とその他にするべきことを伝えさせたり。
ホテルフェントホープの場所を七海やちよ達に教えるようにした。
さらに、万年桜のウワサにも仕事を頼んだ。
私は中間に居るからこそこんなことができる。
特に味方につけた羽根達は、色々と不安定になった子達を採用している。
解放とマギウスに不安があるなら私についてこいと言った。
「さぁ、準備は万端だ。全てを変えるために、私はここでワルプルギスの夜を捕獲する」
最終戦の始まり、私は何もしなかった。
私が動いたのはフェントホープ戦、あそこでみふゆさんをケガさせないために、私が代わりに処理に出向いた。
もちろん。行ったのは私自身じゃなくて魔女達。
あの子達を全て解放してアリナの魔女とウワサを見境なく襲うように命令した。
「こよみさんの魔女達が、アリナの魔女を襲ってウワサの本体も攻撃している?一体、これはどういうことなんでしょう」
みふゆさんもさすがに驚いているだろう。
そうしてくれてる間に私は、原作通りに環いろは達が来るのを待って、ようやくその時が来た。
「アハッ!ようやく来たみたいなんですなんですケド」
「思ったよりも遅れての到着になったね」
「それは仕方ないよ。私も羽根を使って散々邪魔したからね」
「というわけで、わたくし達の聖堂にようこそ!」
私達は6人をお迎えしながらそう言った。
「みんなで一緒にイブを眺めながらお茶でいかがかにゃー?」
灯花はお茶目にそう言った。しかし、それは無視された。
「やっぱりこれがイブなんだ」
環いろははそう呟いた。
ここからは、原作通りに長話が続くから私はその隙に処理に動いた。
それと同時に結界を広範囲に張った。
魔女達でも手こずるウワサ、私は集中して遠隔操作で魔法少女を避けながら攻撃させた。
それでウワサを排除すれば、みふゆさんを瀕死にさせずにイブを解放できる。
ていうか、このままいくとなんとなくだけど、私がラスボスになりそうでなんか焦る。
数分かけて順調にことを進めた私は、魔女100体以上と共にフェントホープの外にイブを出すことに成功した。
すると、イブは私を見つめて来たので、早く私の指示が欲しいのだと思った。
でも、まだ早い。その時じゃない。
私は手筈通りにワルプルギスの夜の支配に向かうことにした。
「行かせるか!」
そう言ってももこは私に攻撃を仕掛けてきた。
それをアリナ達が全力で止めてくれた。
「わたくし達の目的の達成は目の前まで来てるんだよ!」
「これ以上の邪魔だては許さないよ」
「こよみはベリービジーなワケ。だから、アナタ達の相手はアリナ達がするんだヨネ」
アリナ達は敵を全て引き受けてくれて、私がワルプルギスの夜のところに行くための道を作ってくれた。
そう、これで全てが終わる。
最悪な運命は絶対に来ない。私が絶対にやらせない。
でも、もしも私がワルプルギスの夜とイブを揃えてしまったら、気が狂ってやってしまうかもしれない。
イブだけで私は力を抑えないといけないくらいに強くなった。
だから、揃えたら本当にやばいかも知れない。
まぁ、止められればいいから突っ走るけどね!
そう思って真っ直ぐにワルプルギスの元へ走っていった。
その間、イブが暴れたりしながらアイツらの足止めをしてくれた。
ただ、ワルプルギスの夜の姿が見えたところで、背後の参京の方でイブが飛んだ時の揺れを感じた。
もう時間がない。
イブの使い魔にはなるべく穢れを集めないように指示してるけど、イブ自体が持つ穢れは予想以上に集まって孵化可能な段階まで来ている。
そこに私以外の誘導とかでワルプルギスの夜と接触したら、それだけでバッドエンドになってしまう。
だから、瀬戸際で抑えないといけない。
次回、目的達成と結びつく因果の最悪シナリオ
ものすごい勢いで作っていき、一気にここまで来てしまいました。
マギレコのストーリーではラストまであと少しです。
ラストまでどうかよろしくお願いします!