全てが終わった後、私は灯花の病院で目を覚ました。
その時、私はあまりみんなとは関わりがなかったから、誰もお見舞いになんて来てないと思っていた。
それなのに左右を見ると環いろは、うい、灯花、ねむ、七海やちよ、鶴乃、フェリシア、さな、来ないと思っていた人達がそこにいた。
私の目覚めに気づいた環いろはが医者を呼びに行った。
それで少し診察してもらってから、安静にするなら話すことを許可された。
「なんで、私はみんなと関係が薄いのに来てくれたの?」
そう聞くと、部屋の隅にいたみふゆが姿を見せて言った。
「あなたは何かを知ってるようでしたね。それで私達の運命を変えようとしてくれた。私達は感謝してるんですよ」
あの人がそう言うと、フェリシアが続けて言った。
「それに、あの時は逃してくれただろ。それで悪い奴じゃないと思ったんだ」
その言葉にチームみかづき荘は揃ってうなずいた。
その後に灯花達も述べた。
「わたくし達も、あなたがすぐに終わらせてくれてなかったら、今頃どうなってたかも分からなかったし」
その言葉に私はもういいだろうと思って言った。
「灯花達はなんの問題もなかったけど、私がアリナと戦わなかったら、ねむが限界まで戦って車椅子に乗ることになってたよ」
その言葉にみんな驚いてたけど、特に「僕が?」と呟いたねむが1番驚いていた。
「さらに言うなら、フェントホープのウワサを私が倒してなかったら、みふゆさんは今頃が回復した頃であそこには居なかったよ」
みふゆにもあるはずだった運命を伝えた。
「環いろはにも私が招待状を送ってなかったら、みんながあそこまで万全な状態で来ることは出来なかった。しかも、その前のキレーションランドもメモをあげてなかったら、鶴乃はもっと怪我することになってた」
私は自分の仕事を終えた脱力感から、色々と仕舞い込んでた真相を話していった。
「ワルプルギスの夜もイブも私が早めに支配してなかったら、もっと被害が出てたしここまで楽には終わらなかったよ」
こう言っていくと、まるで私が運命をいい方に持っていけたように聞こえる。
私にはそう思えなかったし、あの時にもしも自分に負けてたら、バッドエンドは回避できなかったのだから。
でも、みんなは本当に私に感謝してくれた。
「まぁ、私は自分の仕事を全うしたけど、別に善人だからみんなを助けたわけじゃないよ。私自身のゴミみたいな人生を脱却するためにやっただけだから」
まぁ、私は前世で多くの子をいじめたし、私は大きくなって逮捕もされた。
だけど、これで許されるなら頑張った甲斐があるよ。
鳥栖こよみは報われなくても、私はこれで報われたらそれだけで満足だ。
私はあの後みんなと色々話した。
そのあとでみんなは帰っていった。
今後みんなは色々と頑張るみたいだけど、私はこの後の運命を知らない。
また私が動くとなると、今度はワルプルギスの夜達の力だけで突き進むことになる。
まぁ、こっちで生きていくならそれも仕方ないことだね。
ただ、私のことも心配だけど、アリナと後輩が姿を消したのが気になる。
またどこかでベストアートワークを作りだとそうとしてないといいけど。
さて、私はイブのカケラを実はまだ保有してる。
そこから神浜の浄化システムを作れば、本来の3人が求めたものが完成する。
ただ、イブ自体の中心が小さいキュゥべえになっても、そのシステムがある結界は場所がわからない。
それでも、やらないといけない。
だから、私は力を振り絞って窓に近づいた。
そして、私の予想通りに来てくれた小さなキュゥべえに、それを託して完成させた。
このキュゥべえがいる限りこの神浜で魔女が生まれることはない。
それに、私がいる限りグリーフシードを使った時の穢れを、私がその魔女を配下してれば私に集められるから、それを浄化して無限に使える。
「私はもう戦いに疲れたから、出来るならサポートだけをしてたいよ」
あんな二つのシステムを完成さてた私を、世界は見逃すはずはないけどね。
しかも、最近使えるようになった穢れの回収をすれば、キュゥべえも黙ってない気もするしね。
私は回復したら、また何かをしようと思う。
それまでは静かにおやすみなさい。
ここまではマギレコの要素を強めにした感じにしましたが、まだ終わったわけじゃありません。
おばさんはまた何かをすると言っていますから。
とりあえず、ここまで読んでいただきありがとうございます。第二章もお楽しみください。