倉野ゆかりは東の魔法少女の1人。
今回の神浜での戦いにおいて初めて表舞台に姿を現した。
元々は神浜の外で魔女との戦いで危険になったときに助ける仕事をしていた。
フェリシアのように契約成立したら、魔女が強かったりするときにワープで脱出させる。
当然、自身も戦えるので戦闘にも参加する。
そんなやり方をしてるので『脱出屋』と呼ばれている。
今回の戦いにゆかりが参加したのは、十七夜に復讐のための戦いが始まると言われたからだ。
最初は断ろうとしていたが、自分も東の扱いに不満はあったので、永久に雇ってくれることを条件にバックにいるこよみと契約した。
「私に逃げられない場所なんてないんよ!」
これが口癖で、キュゥべえに頼んだ願いもこれにつながる。
『私を大嫌いな全てから逃して』
これによって魔法少女になったせいで、今では家族からも逃げて、学校からも逃げて、家の当主の座からも逃げた。
全てから逃げられるようになったけど、二つのことから逃げられなかった。
こよみの天使の目と、神浜の歴史の2つ。
まぁ、大東学院の生徒である以上、みたまと十七夜の2人からも逃げられなかっただろうけどね。
全てから逃げて逃したゆかりの過去を見るなら、魔法少女になった2年前の出来事。
仲の良かった子が目の前で魔女になったことが重要だろう。
当時は一般人だったけど、友達の魔女化を目の当たりにしながら、この子を助けたいと思って魔法少女になった。
そして、たった1人で挑んで退治に成功した。
その後は神浜を転々とした後に外に出て行った。
イブの問題が起きてる時は、風見野で活動していた。
そこで佐倉杏子ともすれ違ってはいる。
ただ、自分がこのまま逃げ続けるのはいけないと思ってしまったのが運の尽き。
結局は友達の形見のグリーフシードを持って、神浜に帰ることになってしまった。
そこで神浜の若い魔法少女達を助けて回った。
でも、やっぱり魔女化の運命からは逃げられず。
仕事中に何人かの魔法少女の魔女化に立ち会ってしまった。
「これしきのことで私はくじけんよ!」
と言って、冷酷に対処して魔女化した子の仲間の前でも、平気でぶっ倒してグリーフシードをわざと渡した。
「魔女化するのが私達の運命なんよ。それでも生きなきゃいかんよ。それで、それは仲間の失敗の象徴だから、その子の十字架を背負って生きる覚悟をせんよ」
て感じで独特の喋り方でみんなにゆかりが失敗を背負ってると同じように、自分達が助けられなかった仲間の分まで生き続けろと伝えている。
傭兵みたいな存在ではあるけど、悪い人ではない。
ただ、グリーフシードとかを報酬で提示すれば、満足がいく量を提示されればどこにでも行ってしまうのが悪いところ。
それでも、ゆかりはその辺の何も知らない魔法少女と違って、真実を知りながらそれから逃げて2年も生き続けたベテランなのだ。
2年前の友達の魔女化、ここまでに何度か体験した依頼主の魔女化、神浜の東の待遇、大東学院の希望との共闘、それらが今のゆかりを形作っている。
今後はこよみのもとで活躍することだろう。
次回、今回のお遊びは一旦終了でアリナはスランプに陥る
ゆかりは他の神浜出身の魔法少女とは全然違う。