ダンブルドアは自由に生きられるか   作:藤猫

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魔法族は裏と闇の中を知ることができるけれど、マグルは宙の果てを見ることができるんだろうなあと。

グリンデルバルドさんはムズイ。


特異なもの

 

 

(顔がいいなあ。)

 

気だるい、午後。

 

日課である、おばの世話や畑仕事を終えた後、つかの間の休憩である。

普段ならば、魔法薬の本などを読みふける。

この世界では専門書でも、マグルであったニゲルからすればファンタジーの設定集のような感覚で読める。

が、何故かニゲルは今、アルバスに負けず劣らずの美男子を前に優雅な、と一応つくだろう茶会に興じていた。

目の前にはニゲルの用意したクッキー、といっても二番目に綺麗に焼けたもの、とミルクティー。

 

「どうかしたのかな?」

「・・・・・いいえ、何でもありませんよ、グリンデルバルドさん。」

「ははは、僕のことはゲラートと呼んでくれればいいよ。」

 

にっこりと自分に笑う青年は、ぱちりと見事なウィンクをする。それが、ダサくならないのが美男子の特権だろうか。

といっても、ニゲルは平然とはははははとカラ笑いしながらミルクティーを啜る。

 

(ありがとう、アルバス、アバーフォース!お前らのおかげで無駄についたイケメンへの耐性がこんなところで役に立つとは!)

 

そんなことを思いつつニゲルは何故、自分がかの有名な、会いたいと言えば会いたかったグリンデルバルドと二人で会っているのか。

というよりも、彼女としてはアルバスより何故自分が先に会っているのか首を傾げたい。

 

(・・・・これも全部、バチルダさんのせいだ。)

 

恨み節を呟いて、ニゲルははははははと笑い声をあげた。

 

 

 

ニゲルは別段に、結婚願望があるわけではない。

それよりも気にしなくてはいけないことが多すぎるし、精神年齢の高さによって結婚適齢期の男が完全に対象外に入ってしまっている。

が、それを周囲は赦してはくれないのも事実だ。

ニゲルを嫁に欲しがる人間は多かった。

見目も悪くなく、勤勉で、おばの世話をよくしている。それに加え、ニゲルは有名な家の出ではなくとも純血の魔法使いに分類されていた。

そこにおばの世話をするために家を出ず畑仕事をしているというのは美談に入り、親たちからの人気は絶大であった。

そうして、かの有名なアルバスとの繋がりを欲しがるものも多く、そういった経緯で縁談が来ることは多々あった。

が、ニゲルはそれを全て断った。

表向きは、未成年の兄妹がいることと、不安定な母親がいるためであったが実際は違う。

めんどくさかったのだ。

ニゲルの生活スタイルというのはしっかり定まってしまっていて、そこに新たな結婚相手との生活を加えることが面倒で仕方がなかった。

縁談について、アルバスには伝えようとは思わなかった。

アルバスは同性愛者である。

が、今の時代は同性愛など禁忌に入り、表ざたには出来ない。

ニゲルが結婚となれば自然にアルバスにもその話題が向けられるだろう。

その時のアルバスの心情を考えれば、ニゲルは結婚をするという気にはなれなかった。

 

アルバスが、祝福され、愛し合った誰かと結婚をすることはない。

 

その事実が、ひどく悲しかった。

ニゲルだけは祝福するのだと誓っても、数の暴力を前にそれがどうにかなるかは分からない。

だからこそ、彼女は結婚という話題を遠ざけることにした。

いっそのこと、アルバスや他に結婚しそうにない後の兄妹と家を守って独身同士で暮らしてもいい。

あの子が、あの子たちが幸福であればそれでいい。

 

などと、そんなことを思っていたニゲルは縁談を断り続けていたわけだ。

もちろん、そんなニゲルにやって来る縁談は少なくなっていった。

普通の家ならば、ニゲルのことを心配しただろうが彼女のいとこたちは結婚など望んでいないし、アルバスたちの母は自分の世話をさせることを後ろめたく思っていたために強く言われることがなかった。

そんなこんなで、ニゲルは一応は平和に暮らしていたわけだ。

 

そんな中、彼女はある日、近所に住むバチルダに本を借りに出かけた。

ニゲルの読みたがっていた本を手に入れたと聞き、彼女はいそいそとバチルダの家へとでかけた。

訪れたバチルダの家にて、ニゲルは茶に誘われた。

それ自体は珍しいことではない、バチルダに話し相手として望まれることはよくあった。ニゲルはそれに是と答えた。

そこに、ゲラート・グリンデルバルドがいることなど知らずに。

 

グリンデルバルドに会った最初の感想なんて、アルバス並みの美形に会うの久しぶりだなであった。

まあ、まず最初の感想としてそれを抱いた後に、ニゲルはグリンデルバルドと取り残された部屋にてすぐに察した。

 

(あ、これ、見合いだ。)

 

会うだけ会ったら?的な、あれである。

こう言った田舎で見知らぬ男女を二人っきりで放置するなぞそれ以外にないだろう。

そうして、ニゲルは何故バチルダがそんなことをしたのか少し察した。

 

(確か、グリンデルバルドって学校退学になって、親戚のバチルダさんとこにいるんだよな?あれかな、荒れてるし結婚させて一人前みたいなノリなのか?)

 

何よりも、バチルダは本の趣味があい、かつ働き者のニゲルを気に入っている。

というか、何ゆえ初エンカウントが自分なのだ。そこは、アルバスと運命的な出会いをしておけよ。

などという内心を察する人間はここにいない。

 

肝心のグリンデルバルドとはいうと、別段おかしなことなどはない。

ニゲルはグリンデルバルドの話に頷きながらぼんやりと考える。

グリンデルバルドと会話をしてみて、ニゲルの感想としてはアルバスが好きそうだなあということである。

まず、話題の運び方が上手い。誰でも知っていそうな話題から入っていくために非常に話しやすい。己の見目の良さを分かっており、仕草も人を引き付けるものだ。

 

(あいつの好みだろうなあ、頭いいのも、顔がいいのも。というか優秀な奴全般好きだし。)

 

そんなことを思いはしても、ニゲルに出来ることはない。

ニゲルは、目の前の美男子がいつか悪党になることを知っている。はっきりとした罪状は覚えてなくとも、たくさんの誰かを殺して、たくさんの誰かにひどいことをする。

それを止める術を持たぬことは、ニゲルが誰よりも知っている。

けれど、けれどだ。

 

(・・・・アルバスは、悲しむかなあ。)

 

未だ、出会うことは無くても。それでも何時かであうはずの愛しい弟分の真実の愛よ。

私に何が出来るだろう。何も、出来はしないだろう。

 

(ああ、でもなあ。)

 

アルバスは悲しむだろうなあ。

 

それを思うと、心が痛んだ。

けれど、ニゲルは何となしにグリンデルバルドが自分への興味を薄れさせていることを察した。なんといっても、ニゲルはそこそこの能力はあってもあくまで平均程度だ。

知識も、振る舞いだってそうだ。

話しているうちにそれを察したのか、グリンデルバルドの目から興味が失せていく。

 

(どうしたもんかなあ。)

 

そう思いながら、ニゲルはずっとグリンデルバルドというキャラクターに感じていた疑問を口にした。

このまま会えなくなるなら、いっそのこと聞いておこうと思って。

 

 

 

「グリンデルバルドさんってマグルのこと嫌いですか?」

 

目の前の存在から漏れ出た台詞にグリンデルバルドは一瞬だけ動きを止めた。

そうして、うっそりと目を細めた。

 

(・・・何故、そんなことを?)

 

グリンデルバルドは身の内にある警戒心をねじ伏せて、極めて友好的な笑みを以てニゲルを見た。

 

彼がゴドリック谷に来たのは、偏に彼にある未来を見るという才能ゆえだ。

彼は、確かにこの谷で自分にとって運命的な存在に出会うはずだった。

そうして出会った、大おばの紹介である存在は平凡の一言に尽きた。

真っ黒な髪に、翠の瞳。容姿は悪くなかったが、振る舞いは粗暴で話す話題もつまらない。

ニゲルが自分の望んだ存在ではないのかと考えたが、ゴドリック谷を探しても目的のものはいなかった。

 

グリンデルバルドは、それに冷静に目の前の存在から興味をなくす。さっさと見切りをつけようとした。

けれど、それから紡がれた台詞に固まった。

 

 

グリンデルバルドは、他人を好きに動かすということに長けている自負はあった。

誰とて、望みというものがある。

男はそれを引き出すことに長けていた。己が願いを叶えんがために、相手の望みとの共通点を見つけて仲間を増やすことに長けていた。

学校において、諍いを起こしたことに反省し、彼はどれだけ相手と話を合わせ自分の願いに添わせるかが重要であるかを学んだのだ。

そうであるがゆえに目の前の存在に話してもいないグリンデルバルドの本心に動揺してしまった。

相手を信頼させるには、自分がどれほど同調した考えをしているかを示すことが重要である。

ニゲルの話には、主張というものがない。

グリンデルバルドはありとあらゆる話題を出し、彼女の関心があることを引き出そうとした。けれど、彼女はどんな話題にも当たり障りない言葉を返すだけだ。

それにグリンデルバルドは興味をなくしたはずだ。

何といっても、別段彼女は彼の望みに必要なわけではない。

だというのに、ニゲルはあっさりとグリンデルバルドの核心をついてみせた。

 

「・・・・・なぜ、そんなことを?」

 

彼は机に腕をついて組み、顎を乗せた。そうして、にっこりと魅力的な笑みを浮かべた。ニゲルはそれに、あーと気まずげに言葉を吐いた。

 

「グリンデルバルドさん、アメリカの魔法使い秘匿の法律話すとき不機嫌そうだったんで、なんとなーく?」

 

ニゲルの言葉に特別な何かが隠れている風には聞こえなかった。ただ、純粋にそう思っている風に聞こえた。

それにグリンデルバルドは探りを入れる様に声を掛けた。

 

「そうだね。確かに、あの法律に関しては保守的すぎると思ってはいるけどね。魔法族は強力な力を持った存在だ。もう少し、世界に対して主張してもいいと思うんだけどね。」

「それって魔法族がマグルを支配した方がいいってこと?」

 

グリンデルバルドが幾重に纏わせたベールを、ニゲルはあっさりと取り払った。グリンデルバルドはさすがに湧き起こった動揺を隠しきれなかった。

それに納得したのか、ニゲルはしみじみと頷いた。

 

「うーん、思想としてはぶっ飛び過ぎじゃないか?」

 

なんてことを、平然と言った。

グリンデルバルドは、目の前の存在に目を向けた。まるで、凍り付いた様に体は動かない。

これはなんだ?

グリンデルバルドは必死に、目の前の存在が何なのか考える。

それから、特別な才能など感じなかった。それから、特異な思想など感じなかった。それからは、何も。そうだ、ニゲルはどこにでもいる女だ。

そうであるというのに、何故、それはまるでグリンデルバルドの思想を完璧に理解しているのか。

自分の目の前にある存在が、まるで突然皮を被ったバケモノのように感じた。

グリンデルバルドは湧き起こった感覚を封じる様に、女に問う。

 

「ニゲルも、そう思っているのか?」

「どうしてだい?」

「僕は何も言っていないのにそんなことを言うから。」

 

グリンデルバルドはぐるぐると渦巻く感覚に歯止めをかけようとそう言った。それに、ニゲルは不思議そうな顔でグリンデルバルドを見た。

 

「いや、別にそんなこと思っていないし。君がどう思っていても私にはどうしようもないから何もしようとは思わないんだけど。でも、そうだなあ。私の言ったことが、合っているとしたら。」

 

ゲラート・グリンデルバルド、君は大分ロマンチストのお人好しだと思うけど。

 

返って来たそれはグリンデルバルドの予想よりもだいぶかけ離れたものだった。

 

 

ニゲルは、ダンブルドア家や彼女を知る者からは良き人だと思われているが、彼女自身はそこまで世界というものに期待していない。

マグルとして、そうして魔法族として生きた者としてしみじみと思うのだ。

 

所詮は、魔法族も、マグルも所詮は屑でしかないのだと。

 

集団となれば自分と違うものを疎み、自分よりも際立ったものを妬み、独善を孕み、自分が傷つくことを恐れ見て見ぬふりをする。

ああ、馬鹿らしいほどに、魔法族もマグルも人間でしかないのだと。

 

「例えばだよ、私の、いやまあ、ここは仮にAとする。こいつは良い奴だ。見た目に振り回されず本人の資質を評価し、努力を怠らず、高潔で、そんでもって正しいことを願ってる。でも、このAはなあ、ものすごい独善的な部分があるんだよ。」

 

ニゲルは思わずアルバスのことを口にしようとしたが、ここで未来の初恋相手にネガティブなことを言うのはどうかと思い、慌てて取り繕う。

 

「いや、良い奴だよ。良い奴だけど、自分の価値観で切り捨てることだとか、そういうの選ぶからさあ。それって、切り捨てられる方からすればふざけんなよって話だもの。大いなる善の為、とか言うけどさ。そんなの少数派からすれば知らねえよって話じゃん?優秀で、高潔、善人で、それが誰かを切り捨てることを決める権利じゃないだろ?」

 

もう一人の弟分は思い込んだら一直線な部分がある。というよりも、アルバスに似てアバーフォースも独善的な部分がある。

 

ニゲルもまた、自分をいい人とは思っていない。これから起こる数々の悲劇を一応は止めようとは思っているがそれはあくまで保身のためだ。

長所が在れば短所がある。

 

(・・・・人とは、所詮賢しい獣につけられた名でしかない。)

 

そんなことを言ったのは、いや書いてあったのはなんという本だったか、アニメだったか、ドラマだったか。

ニゲルはそう言った意味で人間というものをその程度だと思っている。けれど、誰かの幸福や優しさを願うのだって人間だ。

失望されるほどでもなければ、希望を託せるほど気高くもない。

 

「だからさ、人に人を支配するだとか導けるだとか、対等になれるだとか夢を見すぎてるだろ。魔法族はマグルに劣るか、いや否だ。私たちも、彼らも所詮は人という枠組みの中で生きる獣だ。」

「・・・・・魔法族がマグルと同等だというのか?」

 

押し殺し切れなかった憎悪といえるものが漏れ出た。それにニゲルは平然とした様子でうーんと顔を傾げた。

そうして、何でもないように空を見上げた。

 

「例えばさ、今の状況は魔法族とマグルじゃあ、魔法族の方が有利ではあるんだ。私たちは、この星に二つの世界があると知っている。どちらの世界でも、生きて行こうと思えば生きていける。」

 

ニゲルは上に向けた視線をグリンデルバルドに向けた。

その眼には、何の色も無い。その瞳には、同意も、肯定も、憐れみも、優しさも、悲しみも、憎しみも、好意もない。ただ、ただ、透き通った透明な瞳だった。

そうして、机をトンと叩いた。

 

「そうだ、私たちは確かに特別だ。マグルには見えぬ、聞こえぬ、感じない世界を深く知ることが叶うものたちだ。私たちは、確かにこの惑星の全てを知ることができる、闇の底、海の揺らぎ、地の果て、空の中。私たちは、この惑星に愛されているだろう。でも、きっと。」

 

私たちは宙の果てを見ることは出来ない。

 

女は、そういってまるで夢を見る幼子のようにもう一度空を見上げ、指を差した。

 

 

グリンデルバルドは、固まってしまった。

彼には、女が何を言っているのか分からなかった。

 

ニゲルは確かに魔法族を肯定していた。けれど、それと同時にマグルというものに憧憬を思っていた。彼女が言っていることが分からなかった。

 

「空の、果て?」

「そうだ。なあ、お前さんこの空の向こう側にどんなところがあるか知っているか?空の上には、宙が一つあるんだ。夜のような、暗闇が延々と続いて、星々が散らばっている。神様はいない、天国はない。世界は、一つの園ではなく、私たちでは行くことのできない場所が続いている。私たちは、その世界で生きていくこと出来ないだろうが。きっと、マグルは違う。彼らは、きっとこの世界を飛び出して、遠い宙の果てに行くだろう。私たちを置いて。」

 

何故だろうか。グリンデルバルドは、その言葉に奇妙な魅力を感じた。

 

 

 

グリンデルバルドは、力なきものを蔑んでいた。

魔法使いとは、無から有を生み出す。それは、まさしく神のような存在ではないか。

だというのに、この星はすでにマグルというただ数が多かっただけの無力で愚かな存在がはびこっている。

どうして、それが赦される?

オブスキュラスというものがある。

魔法族が魔法を振るうことも出来ずに、その果てに溢れた力の末路。

その末に、幾人が死んだのだろうか。そのせいで、幾人が大人になれずに死んだのだろうか。

グリンデルバルドは魔法を振るいながら考える。

どんなものだろうと倒せる力がある。マグルなんてあっさりと殺せる力がある。

ならば、どうして自分たち魔法使いは日陰の中で、隠れ住んでいるのか。

その、消えていった存在たちは死なずに済んだのではないか。

マグルたちを見てみろ。

彼らがこの星で何をしている?

争い、その果てに幾人が死んだ?

 

魔法使いならば、賢しき魔法族であるならばそんなことは起こらないはずだ。

そうして、その頂点に己が立つ。

死を克服し、永遠にその頂点に立つのだ。

 

今まで、魔法族とマグルたちを比べ魔法族が優位であることに反論してきたものたちはいた。けれど、その理由はほとんど曖昧でグリンデルバルドの思考に引っかかるものではない。

けれど、ニゲルの言葉は、今までのどんなものよりも特異で、そうして惹かれた。

 

 

「私たちは確かに特異な力を持つだろう。けれど、所詮は人だな。人でしかない。学校を見ろ、弱者を虐げるもの、己と違うものを蔑むもの。マグルのすることといったい何が違う。マグルの世界を巡った戦いを見ろ。それに触発されるように魔法族まで諍いだ。いったい、彼らと私たちはどこが違う?争い、憎み、すれ違い、誤解し。それでもなお。理想的な世界を願い続けている。」

 

翠の瞳が、グリンデルバルドを見た。

 

「なあ、ゲラート・グリンデルバルド。私は聞きたい。お前は、マグルをどれほど知っている?お前は、どれほどマグルというものが自分たちに劣っていると思う。」

 

グリンデルバルドはそれに一瞬つまった。マグルとは愚かである。魔法も使えぬ、自分たちに劣る存在。

けれど、自分はどれほど、彼らの生き方を知っているだろうか。

考えるグリンデルバルドに対して、ニゲルはそこで一旦言葉を切り、そうして肩を竦めた。

 

「まあ、さっきも私は言ったがお前さんがどうなろうと、何を考えていようとどうしようもない。けどなあ、私は知りたいんだ、グリンデルバルド。マグルは魔法族に劣っているか?」

 

私たちは、魔法使いはこの空の先を思い浮かべることが出来るか?この空の果てに進もうという意思を持つものがいるか?

お前は、宙の果てに行くことができるか?

 

 

それは、確かに特別であった。その言葉、その問いは、グリンデルバルドにとって、一度だって聞いたことも無い、特異な言葉であった。

空の先、宙の果て。

そこに何があるのだろうか。そう考えると、ワクワクしてしまう自分がいた。

 

 

 






グリンデルバルドさんの情報があんまり出ていないのでちょっと曖昧な感じになりました。
ただ、彼自身の映画での誰を守る法だって言葉自体はちゃんと本音でもあったんだと思ってます。
次回はアルバスさんも出ます。
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