†MULTIPLE AIGIS† True Eyed Knight   作:てゐと

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こんにちは。少しだけ多忙です


第十二歩 輪廻する流星

遥か上空。超音速の戦いはすでに始まっていた

 

???「しつこい…!」

レナ「はあっ!!」

???「っ…!」

レナ「うあっ!?」

音速で突撃したレナを片手で止めて真下に投げ飛ばす!いくつもの雲を突き抜けてレナはきりもみ状態で地上へ落ちていった

 

 

 

 

 

まなこ「スイカ!!ダイソウゲン!!」

 

その一撃によって二人目のジムリーダー、ルリナを撃破したまなこは仲間と喜びを分かち合っていた

ルリナ「素晴らしいわね。昨日バトルしたフランってトレーナーと同じくらい良かったわ」

まなこ「フラン…。ありがとうございます。彼女は私にとって…」

ルリナ「?」

まなこ「なんでもないです!次はエンジンシティですよね?」

ルリナ「えぇ。カブさんは私より強いわよ。…あら?」

まなこ「どうしました?」

ルリナ「なにか聞こえて…」

ドシャァッッ!!

土煙を大きく立ててなにかが墜落してきた!まなことルリナはそれに向けて瞳を向ける

まなこ「な、なに…!?」

土煙が晴れたそこにはレナの胸ぐらを片手で掴み上げた謎の人物がそこにいた

まなこ「あの人…!」

もみじ「前に霧のなかですれ違った…!それにレナ!?」

まなこ「ルリナさん!観客を避難させてください!ここは私たちが…!」

ルリナ「私の手持ちは戦えないから仕方ないわね…!無理はしないで!」

 

まなこは手持ちを全て繰り出す!謎の人物がそれに一瞬気をとられるとレナは両足蹴りで怯ませて距離を取った

 

もみじ「気をつけて!あの人…!ただ者じゃない…!!」

レナ「もみじちゃん!」

もみじ「まなこたちは下がってて!はあっ!!」

ECを口にいくつも頬張って進化するもみじ、「ウェイクトランス」の一言で姿を変えたレナの二人は立ち向かう!

 

???「…」

レナは両肩の大鉈、ディエスクーレを両手に振り下ろす!それを片手で白羽取り、もみじへ投げ飛ばす!もみじはそれを跳び箱のように避けると格闘戦を仕掛ける!

もみじ「ふっ!はぁっ!たぁっ!!」

???「塵のように増える…!」

軽くいなされレナも戻ってきて2対1の戦闘になった。それでも状況は変わらない

まなこ「もみじが一方的に…」

ズヴァイ「もう一人もかなりの手練れだ。だが…!」

ザード「それ以上に相手が強すぎるな」

 

 

もみじ「バーニングダイブ!!」

???「つっ…!」

避けきれず避けた瞬間、巨大なミストボールが包み込む。それを素早くレナが上空へ連れ去った!!

レナ「もっと高く…!テイクミーハイヤー!!」

両手を通じてミストボールの中にエネルギーが注がれ投げ飛ばされた上空で大爆発!!しかしすぐさま爆炎の中から蹴りが飛び出しレナの背中を地面に蹴り伏せた

もみじ「レナ!」

波動で飛ばされたもみじ。踏みつけられているレナ。そこへ様々な攻撃が飛んでくる!それは腕の振り払いで一蹴されてしまったが気をそらすには充分だった

まなこ「もみじを傷つけるなら!その子を傷つけるなら!私たちが相手になる!!」

???「邪魔をするならこちらもそうさせてもらう…」

容赦なくチャージされる攻撃。まなこたちは再び一斉攻撃するが全てチャージ中のエネルギーにかき消されてしまった

???「ブラックブラスト…」

放たれた瞬間!まなこたちはダメ元でもう一度一斉攻撃!だが…ただの一度も押し返すことなく一掃されてしまった

まなこ「うあ゛ぁぁぁっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

まなこ「み…みんな…」

???「…弱い命など」

再びチャージされる攻撃。まなこは自分が前に出て盾になる足取りだけで精一杯だった

???「ブラックブラスト…」

まなこ「みんなは…。やらせない…!!」

覚悟など決める必要もなく身体が前のめりに動く。いつもながらこういう所が仲間から咎められているのだと思いつつも目を瞑ったまなこが思っていたことは一つだけだった

まなこ「みんなが…無事ならそれで…!」

黒と赤が交わる紫色の光線が迫る。それはまなこの前で分裂して四方八方に散っていった。おそるおそるまなこが目を開けると…

まなこ「!シャーヴァルさん…!?」

シャーヴァル「…」

影角の刃を傘の形に変えて攻撃を防いだシャーヴァルはその目を漆黒に変えた

シャーヴァル「その足を退けろ。誰を踏んでる」

足蹴にされたレナを見て静かに激昂するシャーヴァル。退ける意志が無いと見るやため息をついて一瞬のうちに真横に移動した

???「!」

バッキャァ!!固い何かが砕ける音がして壁まで飛ばされる。影角の刀身は釘バットのような形をしていた

シャーヴァル「レナ、起きろ」

レナ「うぅ…」

シャーヴァル「…」

ちらりともみじを見るとシャーヴァルはレナを抱えて告げる

シャーヴァル「お前がどこの誰かは知らない。だが墓標に名前を刻みたければ名乗っておけ」

唖然とするまなこ達の間を冷たい空気が通り抜ける。それは…

 

ベノ「よぉ…。誰だか知らねぇがもみじに手ぇ出すたぁ覚悟はできてんだろうな…?」

ラグナ「まさかやるだけやって帰るつもりじゃないだろうな?」

カティ「ごゆっくりどうぞ、逃がしませんので」

ぷりん「いつぶりだろうね…?こんなことしたバカは…。しかも竜臭いし…」

ルークス「覚えてないわね…。今回も覚える価値すらないわ」

しゅヴぁる「加減も必要ないな…。心いくまでやらせてもらおう…」

殺気剥き出しの六人が歩み寄る。シャーヴァルは臆することなくその間を抜けていく

シャーヴァル「一発だけやらせてもらった。すまない」

ベノ「一発でいいのかよ?」

他愛がない会話なのに恐ろしさが勝る。壁にめり込んでいた謎の人物は本能的にスタジアムの真上へ飛び立った!

カティ「どこへいかれるのです?」

いつもより早く飛び出したはずだった。なのに一瞬で追い付かれてかかと落としで地面に叩きつけられる

???「くっ…!」

余裕を見せつつ炎を発射!他を守るようにぷりんが前に出てきた

ぷりん「ぬるい…」

一睨みで放たれた炎を凍らせていくぷりん。バキバキと音をたて、炎は根こそぎ凍らされた側から砕かれていく

???「なっ…」

ぷりん「ドラゴンフリーズ…!」

指を鳴らして周囲の酸素をまるごと凍らせる。だが内部でエネルギーを爆破させて難を逃れた所へラグナが飛び掛かる

ラグナ「ルークス!」

一発殴ってから投げ飛ばすラグナ。ルークスは無言でトゥインクルスラッシュを放つ!それはかすった髪を切り裂き帰りで左肩を裂いた

ルークス「ごめん、外しちゃった」

しゅヴぁる「ならば俺が身印を貰う」

鎧をパージしていつもの倍以上の速度で立ち回るしゅヴぁる。手元の動きも軽々と武器をまわしながら襲い来る

???「っ…!早い…!」

しゅヴぁる「お前が遅いだけだ」

腕をガシッと掴んで地面に叩きつける!そのまま投げ飛ばすと起き上がりに合わせてベノが交代に攻める

ベノ「てめぇ…。ジンティアと繋がってんだろ?」

???「…」

ベノ「黙りかよ。そっちがその気なら吐かせてやる」

ガードを強引に攻め崩すと格闘で攻め立てる!距離を取られ、チャージ無しの光線を放たれるとベノは片手でそれを払い飛ばす!

ベノ「諦めねぇのは称賛してやる」

一気に詰め寄り右ストレート。受け身をとって起き上がると止めどなく毒組六人が襲い来る。絶対に生かして帰さない。その殺意が形を成しているようだった

ベノ「だがな、仲間に手ぇ出した奴を簡単には帰すほど俺たちは甘くねぇんだよ!!」

猛攻を掻い潜りなんとか距離を置くと六人を睨みながら地面に手を突き刺す!すると地割れが起き、ピンク色のエネルギーがその身をまとわり始めた

ベノ「こいつは…!ダイマックスのエネルギーか!」

妨害しようとするもあっという間にチャージを終えてその一撃は放たれた。ベノたちは一斉に避けるが光線は枝分かれをして追尾、相殺した時。敵の姿は何処にもなかった

ベノ「逃げられたか…!」

シャーヴァル「逃走する際の動きが活性化していた。レナと同等…。いや、それ以上の速度だった」

ベノ「そうなりゃ追える手段も限られてくるな…」

もみじ「ベノ…」

ベノ「無事だったか?もみじ」

もみじ「うん。それより気を付けて、今の奴が前に言った身を切るような殺気を感じた奴だよ」

ベノ「あぁ。あいつは本調子じゃなかったってのは察せたから仕留められりゃ良かったんだが…」

シャーヴァル「どうする?引き続きレナに追わせるか?」

ベノ「いや、しばらく様子を見る。マリフォンスの動きも気になるからな」

まなこ「ベノさん!」

ベノ「よぉ、不甲斐ない所見せちまったな」

まなこ「今のは誰…?」

ベノ「敵だ。おそらくな」

まなこ「おそらく?」

ベノ「お前に手伝ってもらってる今回の事件。その黒幕と繋がってるのが奴だ。奴はここ最近様々な場所でその姿が確認されている。それも何かしらの事件が起こった現場でだ」

まなこはその時、まなあしたちと出会ったことを思い出した。すれ違った直後、あの惨状を目の当たりにしたのだ

ベノ「お前が思ってる通りだ。その一件で俺たちはほぼ確信した。そして今もだ」

カティ「ベノさん。これを」

ベノ「なんだこれ」

ルークス「たぶんシャーヴァルが攻撃したときに散らばった破片だと思う」

ベノ「そういやお前ぶちギレたからって釘バットは殺意ありすぎだろ」

シャーヴァル「お前たちも人の事言えないだろう」

ズヴァイ「失礼。見せてもらってもよろしいか?」

まなこ「何かわかるの?ズヴァイ」

ズヴァイ「…。これはねがいぼしの欠片か。それも色艶も良く純度も高い」

ベノ「一目でそこまでわかるたぁやるな」

ズヴァイ「家柄の教養です。しかし珍しい…。いや、異常と言うべきか」

まなこ「何が?」

ズヴァイ「ねがいぼしは高速で飛来してくる重力落下による摩擦で塊が破損する場合がほとんどで多くの場合粗悪品なんだ。それ故にダイマックスバンドに加工できる。稀に色や形、純度が並み以上の物が見つかる時もあるが本当に稀だ。しかしこの破片、見たところ全ての欠片と断面の色が良く純度が高い」

まなこ「あり得ないよね。それって」

ズヴァイ「あぁ。物質は受けた衝撃の影響を受けやすい、だがこのねがいぼしはまるで鉱石で言う原石そのままのような状態だ。例えば本当にワンミスも無く原石から採掘できたなら納得するだろうがねがいぼしの原石なぞ見つかった例など無いし俺も見たが鈍器で叩き壊してこの純度はおかしい」

ベノ「不可解なのはなんでそんなもんがあいつから出てきたかだな」

ズヴァイ「確かなのはあいつは人間ではない。ポケモンなのかすら不明だが」

 

 

 

 

 

 

 

???「…。なんだ」

紅袖『こんにちは。紅袖さんですよ』

???「だからなんだと聞いている」

紅袖『怖いですねぇ。あなたがバウタウンでドンパチしたから心配で連絡したのです。大丈夫でした?』

???「無用だ。この程度なら勝手に治る」

紅袖『それなら良いのですが今回で彼方は警戒を強めるでしょう。顔も割れちゃいましたし少し穏便に行きましょう』

???「…。了解した」

紅袖『不満があるのでしたらどうぞ?』

???「(いちいち敏いな…)いや、自分が不甲斐ないと思っただけだ」

紅袖『謙遜でしたか、あれから逃げ切れたというだけで充分ですよ。それが出来ただけであなたを復活させた甲斐があるというもの。これからも期待していますよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

紅袖「メビウスさん…。(ピッ)くっっ…ふふふふ…!!」

 

 

 

メビウス(ムゲンダイナ)「…。食えぬ奴…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告

 

 

 

 

まなこ「何とか難を逃れた私達はささっとエンジンシティまで戻ってジム戦を迎える。だけどジムリーダーの代わりに立ちはだかったのは…。ええっ!?なんで!?」

 

 

 

 

もみじ「次回!燃える血潮に対する乙女!!燃えてきたぁぁぁっ!!」

 

 

 

ひぐらし「次回も見てくださいですぅ!負けられない…!これだけは…!!」

 

 

 

 

 




お疲れ様でした。SV頃には終わらせたいですね





現在のメンバー

もみじ ガーディ
ひぐらし ジメレオン
フェルム アオガラス
ズヴァイ トロッゴン
モルル バイウールー
スイカ クサイハナ
アリサ スコルピ
エリー カジッチュ
ザード スナヘビ
タマゴ
なまあし ウオノラゴン
ひんじゃく パッチラゴン
さらしくび パッチルドン
ばんごはん ウオチルドン
ベニカ エンニュート
シーレイ ヒトツキ
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