†MULTIPLE AIGIS† True Eyed Knight   作:てゐと

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こんにちは、おはようございます。お休みなさい


第四歩 熱い意思

まなこ「ここがワイルドエリアか…」

 

改めて思う。ポケモンも無しに公道でも無い道を歩く恐怖にも似た感覚を、だがまなこにはそれをさせるだけの覚悟が芽生え始めていた

 

まなこ「近場にあったよね…確かこの辺りに…うわっ!?」

完全な足元不注意で高台から足を踏み外すまなこ。ヤバい、そう思った時には遅かったかもしれない。こんな時あやはるやもみじがいれば…

???「諦めるな!!」

間一髪強く捕まれる腕、見上げるとそこにいたのは仮面を付けた重厚な鎧姿をした人物だった

???「引き上げるぞ…!はぁっ!!」

力強い腕の力に身を任せるままに救出されて一瞬ポカーンとするがすぐに正気に戻る

まなこ「助けてくれてありがとう」

???「どうということはない。だがお前…どうしてポケモンも持たずこんなところにいるんだ?」

まなこ「えっ、いやそんなこと」

???「はぐれでもしたのか?」

まなこ「…実はさ、私のせいでみんな大けがしちゃってさ…、笑えるよね、軽い挑発に乗って皆を危険に晒して、妹の前じゃカッコつける。今まで自分を貫いて来たつもりだったんだけど違ったんだ…」

???「子供っぽい。昔から言われてきたんだろ?」

その言葉に反応せざる負えない。図星だ、昔から強がって色んなものを集めることで精神的不安を取り除いてきた。いざというときに体が動かない、そう…。もみじと初めて出会った時から…変わっていなかったんだ…

???「俺も同じだ、昔からガキだと言われ続けてきた、今も言われて悔しくてこうやって故郷を飛び出して武者修行の日々だ」

まなこ「強いんだね、君」

???「弱いさ、弱いから何かを変えたくて旅に出たんだ。自己紹介がまだだったな、俺はズヴァイ、ズヴァイ・マグタロト」

まなこ「あたしはまなこ。よろしく」

ズヴァイ(タンドン・♂)「よろしく。ルーキーか」

まなこ「ドへたくそなね、マイナスだよ」

ズヴァイ「悲観的だな、まぁそんなことがあった直後なんだ、無理もないか。…。まなこ、数学はわかるよな?」

まなこ「うん、飛び級で卒業もしてる」

ズヴァイ「なるほどな、じゃあまなこ、頼みがある」

まなこ「なにさ」

ズヴァイ「俺は家の長男だが弟たちに才能や実力が負けていてな、マイナスだ、だから俺をお前のポケモンにしてくれ」

まなこ「かければプラスになるから?」

ズヴァイ「そうだ、俺は強くなりたい。だがただ強いトレーナーに付くだけじゃつまらない。そんなものは本当の強さじゃない。俺は一から歩みたいんだ」

まなこ「クールかと思ったら熱血漢なんだね、わかった。ズヴァイさえよければ」

ズヴァイ「あぁ、よろしく頼む」

クールな態度に秘めた熱い意志。ズヴァイは一度モンスターボールに収まるとすぐに出てきた

まなこ「早速で悪いんでけどさ、ちょっと手伝ってよ」

 

 

 

 

ズヴァイ「なるほど、マックスレイドバトルか」

まなこ「いける?」

ズヴァイ「俺一人だと厳しいな、せめて後三人ほしいところだ」

まなこ「本来は一人でやるもんじゃないのはわかってる。だけど…」

ズヴァイ「…。ならトレーナーはまなこひとりでやるといい。頭数をそろえるぞ」

まなこ「どうゆうこと?」

ズヴァイ「ポケモンを捕まえるんだよ、それくらいはできるだろ?」

まなこ「そういうことね、わかった」

 

 

 

 

 

 

十分後

 

 

 

 

 

 

ズヴァイ「急ごしらえだがそろったな」

まなこ「うん。よろしくね、みんな」

モルル(ウールー・♀)「捕まっちゃったからには仕方ないか…」

スイカ(ナゾノクサ・♀)「焦らず落ち着いて支持をお願いしますね」

アリサ(スコルピ・♀)「わたしはほっといてもいいよ~、勝手にやらせてもらうし」

まなこ「みんな(性格)濃いなぁ…。よし!お願いね!」

 

 

 

まなこ「…。なに?でっかいリンゴ?」

ズヴァイ「カジッチュというポケモンだ、初陣にしては戦いやすくいいポケモンと当たったな」

スイカ「まなこさん。私とアリサさんは有利な技が使えるはずです。ご指示を」

まなこ「うん!」

前代未聞。一人が四匹のポケモンを使役し、マックスレイドに挑む。だが個々がバラバラではないため息の取れた統率が約束されてはいた

まなこ「いくよ!アリサ!どくどくのキバ!!」

アリサ「あーいよっ!!」

まなこ「続けてモルル!たいあたり!!」

モルル「ふんっ!!」

ズヴァイ「よし!いい感じだ!!」

スイカ「反撃!来ますよ!!」

ズヴァイ「まなこ!」

まなこ「スイカ!ズヴァイの後ろに!」

スイカ「はいっ!」

ズヴァイ「ダイホロウか…!だが…!」

完全に防御態勢を取っていたズヴァイはスイカに来るはずだった攻撃をその身に受け止めた!しかしまったく効いていない

スイカ「肩!お借りします!」

まなこ「スイカ!ようかいえき!!」

冷静沈着に指示を出すまなこ、その連携にカジッチュはたじろいだ

ズヴァイ「とどめだ!まなこ!」

まなこ「うん!うちおとす!!」

ズヴァイ「はあぁぁぁっ!!」

渾身のうちおとすが炸裂!ダイマックスのエネルギーが爆発を起こしてカジッチュは疲弊している!

ズヴァイ「まなこ!これを使え!」

まなこ「これって…リストバンド?」

ズヴァイ「モンスターボールにそのバンドを通して力を籠めろ!そして投げるんだ!早くしないと逃げられる!」

まなこ「力を…こめて…!」

巨大になるボール。その時まなこはそれを真上に投げると…!

まなこ「あやはる…!ありがとね…!」

バッグからあやはるがくれたロープを取り出してそれをボールへくっ付けるとハンマー投げのようにボールをカジッチュへ放った!!

 

 

 

 

 

 

まなこ「かわいいーっ!!なにこのサイズ!」

ポケモン状態のカジッチュを手にほおずりするまなこ。珍しく女の子っぽい反応だ

ズヴァイ「上出来じゃないか。なぁ?」

アリサ「ダイマックスバンドも無しにやってたの?君も人が悪いね」

ズヴァイ「咄嗟のほうがまなこは体が動く、そう思ったんだ」

スイカ「いいトレーナーと巡り会えたのかそれとも…」

モルル「新米トレーナーならあんなもんでしょ、これからどうなるかだよ」

ズヴァイ「みんなで強くなればいい、まなこにはそれを為せるだけの何かを秘めている。俺はそう感じる」

アリサ「ふーん。まぁわたしは悪辣非道な扱いされなきゃなんでもいいや」

まなこ「みんな!ありがとうね!自信ついたよ」

モルル「そりゃ何より、ところでさ、あんたの話じゃ他に三人もいるんだろ?どうすんのさ、二人溢れるんだけど」

まなこ「定期的に入れ換えるよ、せっかく仲間にしたのに用が済んだらバイバイって私自身が嫌だからさ、皆にも失礼じゃん」

スイカ「同感です。末長くお願いしますね」

アリサ「一応大事に思ってくれるんだ、嬉しいね」

モルル「トレーナーなら当然の義務だろ」

まなこ「モルルは手厳しいね、アリサは楽観的でスイカはすごく冷静。個性が豊かだ」

 

 

 

 

まなこ「ということで新しい仲間達だよ」

もみじ「ふ…増えたね…」

フェルム「賑やかだねぇ」

ひぐらし「リストラだけは嫌ですぅ…」

まなこ「大丈夫!みんな平等に接するようにがんばるよ」

ズヴァイ「改めてよろしくな」

まなこ「うん。よろしく!」

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告

 

 

 

 

まなこ「仲間も増えてリーグのセレモニーを終えた私達!最初のジムへ向かう途中に怪我をしたポニータと出会う。それを狙っているハンターの使っているポケモンは異質なオーラを放っていた…!まさかこれは…!?」

 

 

 

ひぐらし「次回!奪還の継承!!…ってまなこの腕の機械が…!」

 

 

 

もみじ「次回もよろしくね!まだまだ仲間も増えるよ!」

 

 

 

 

 

 




お疲れ様でした。まなこが言っていたもみじと初めて出会ったお話しとは「まだ名字があった頃の」お話しです。簡単に言うとまなこは大富豪の令嬢でした、故に殺し屋を差し向けられます。それを守護するべく依頼を受けたのがてゐ劇、送られたガードがもみじ(この時は偽名で鈴と名乗ってました)でした。人間嫌いなのを我慢してまなこを護るもみじ。「友達のため」と体を張って護ってくれたことからもみじを唯一の親友と認めるまなこ、しかし彼女達の別れはすぐ訪れてしまうのでした。その後紆余曲折あり、二人は再開、利害の一致からてゐ劇でたった一人自由に出入りができる人間として認められたのでした。もう少し人気が出たらそのお話しも投稿するかもしれません。それでは
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