†MULTIPLE AIGIS† True Eyed Knight 作:てゐと
まなこ「やっと出れた…?」
モルル「ぽいね…」
やや汚れた服を手で払いながら歩くまなことモルル。いつもの賑やかさはどこへやらだ
まなこ「いやぁ…まさか集団拒否されるなんて思わなかったよ。ありがと、モルル」
モルル「仕方ないよ、マトモに戦えたの私ぐらいでしょうよ?」
数分前
まなこ「この鉱山越えたらすぐらしいね」
もみじ「はうぁっ!?ご、ごめん!ちょっと先に行ってるーっ!!!」
まなこ「えっ!?ちょっともみじ!?」
一瞬で遥か彼方、エンジンシティの方へ走り去るもみじ。まなこは焦ってベノに連絡する
ベノ『なんだ』
まなこ「ベノさん!?もみじがどっか行っちゃった!鉱山に入ろうとしたら凄い勢いでエンジンシティの方に…!」
ベノ『あー、心配すんな。ターフタウンに連れて行くからそのまま抜けろ』
まなこ「なんかあるの?」
ベノ『あいつは昔色々あってよ。石が苦手なんだよ。まぁ最近は道端の石程度なら平気になったんだが洞窟みたいに四方八方石の空間ってのが生理的に無理でな。入ったらフリーズしちまう。じゃあ後でな』
一方的に切られる通信。先日の事を思い返してそう言うことかと納得した
まなこ「よしっ。それじゃあみんなで鉱山抜けるよ!」
………
まなこ「あれ?ひぐらし?」
ひぐらし「出たくないですぅ…」
まなこ「フェルム?」
フェルム「私洞窟の中ってあんまり得意じゃないからパス」
まなこ「ノゾミ?」
ノゾミ「私はまだまなこのポケモンとして戦うかは決めてないよ」
まなこ「ズヴァイ?」
ズヴァイ「悪いがここには近縁がいる。下手に見つかって親父の耳にでも触れたらまずい。家出してきたからな」
まなこ「スイカ?」
スイカ「構いませんけれど」
まなこ「アリサ?」
アリサ「岩タイプだらけとか私無理なんだけど」
まなこ「モルル?」
モルル「…。私とスイカだけか…」
まなこ「途中でコロモリってポケモンにスイカは倒されちゃったし危なかった…」
モルル「もう目の前だからとりあえずターフタウン行こ。すげぇ疲れた…」
まなこ「みんな出てきて!」
元気になったモルルとスイカ含めて全員が飛び出す。ひぐらしだけは後ろ向きだ
まなこ「ジムチャレンジするに当たって、一緒に戦うメンバーを選出したいんだけど…」
アリサ「だったらまずはジムに行かなきゃね。ガラルのジムはそこに行けばだいたい何のタイプを扱うかわかるからさ」
まなこ「すいません。ジムチャレンジをお願いしたいのですが…」
「まなこ選手ですね。ジムチャレンジを受け付けました。明日の一時頃に受付にきてください」
まなこ「えっ!?明日!?」
「えぇ、本日は今行われてるチャレンジが終了次第貸し切りでエキシビションマッチが行われますので…。申し訳ありません」
まなこ「わかりました。では明日に」
フェルム「ちょい。観戦しよ。見るのも経験だしさ」
ちゃっかりポップコーンやドリンクを買い揃えたズヴァイたち。まなこはいつの間にと連れられて試合を観戦するため観客席へ向かう
まなこ「へぇ、コートチェンジも大変そうだね」
ズヴァイ「ダイマックスすると嫌でもそうなってしまうからな」
まなこ「あのエリー(カジッチュ)が大きくなってたあれだっけ」
そうこう話してる間に次なるチャレンジャーが現れた。アナウンスされたその名前は…
まなこ「フランチェスカ!?」
優しそうに手をふって観客席に笑顔を振り撒くフラン。こちらに気がついたのかニコッと微笑む
フラン「へぇ、ずいぶん大所帯になったみたいだね。まぁどうでもいっか」
ジムリーダーのヤローに向き直って一礼するフラン。定位置に下がり。お互いにポケモンを繰り出す!
フラン「アルケインドレス。行っておいで」
一礼しながら現れたのは…キルリアだった
アルケイン「フラン様。ご指示はございますか?」
フラン「こういう所で指示無しだと色々言われそうだもんね。仕方ない、サイコキネシス」
一撃でヤローの繰り出したヒメンカを倒すアルケインドレス。そしてボールに収められた
ヤロー「一撃とは手痛いな。今回のジムチャレンジで挑んできたトレーナーの中で君が一番強いかもしれんわ」
フラン「そう言って貰えると努力が報われます。絶対に負けたくないとトレーニングしてきましたから」
作り物の笑顔と心にもない言葉をスラスラと並べるフラン。繰り出されたワタシラガに対して…
フラン「ダイマックス。でしたっけ?」
ボールからポケモンを出さずにフランはダイマックスを決行した。飛び出してきたのはアトランティカだ
フラン「アトランティカ。この間のまなこって子が見てるらしいからさ。力の差を教えてあげなよ」
アトランティカ「畏まりました」
続くようにダイマックスをしたワタシラガ。しかしアトランティカは相手の攻撃を自分の攻撃で撃ち潰す
フェルム「ありゃわざとだね。確かあのギャラドスはこの間。パワーウィップ、かみなり、ぼうふうとかを使ってきてたはず」
ズヴァイ「相手のダイアタックやダイソウゲンをダイストリームだけで相殺してるがその気になればダイジェットも打てるということだな」
まなこ「見せつけてるってこと…?自分達の強さを」
フラン「終わらせて」
自ら時間を稼ぎ、ダイマックスが解除されたアトランティカ。依然として相手はダイマックス状態だ
アトランティカ「殺せないのが残念です」
ダイマックスしたワタシラガを片手で掴んだアトランティカは真上に投げ飛ばし、相手より早く上空へ移動。先日、もみじに放った一撃を放つ
アトランティカ「ヒールイン…ドロップ!」
スタジアムを揺らし。激突の爆煙と風圧が周囲を襲う。観客から見ればぽっと出の新米トレーナーがジムリーダーをジャイアントキリングした。しかしまなこからすれば『適正レベルを無視している強さ』にしか見えなかった。明らかに頭一つ抜けている
フラン「お疲れ様」
ボールにアトランティカを収めたフランはヤローと握手。そしてジムバッジをもらった
ヤロー「君はとても強い。ポケモンとの信頼関係もある。良いトレーナーじゃ!」
フラン「恐縮です。これからも精進を続けますわ」
フラン「さて、次は…」
まなこ「フランチェスカ!」
ジムから出てきたフランに対峙するまなこ。その眼は笑っておらず、労いの言葉を言いにきたようにはとても見えない
フラン「お、まなこちゃん。今の見てた?」
まなこ「見てたよ。実力を見せつけるなんて悪趣味だね」
フラン「嬉しいね。そんなとこまでお見通しとは」
まなこ「あんなのただの生殺しじゃん。許せない…!」
フラン「落ち着きなよ。君にはそう見えるけどさ。一部にはこう見えるんだよ。『初心者がダイマックスしたジムリーダーのポケモンを相手に辛勝』ってね。ギャラドスって飛行タイプの技を自己習得するのに時間がかかるんだよ」
まなこ「あんなハデな辛勝がある?それにそのギャラドスが暴風を使えることを私達は知ってる!」
フラン「それで?ともかく私はこれで失礼するね、まなこちゃんも明日ジムチャレンジでしょ?私に本当に勝ちたいならもっとレベル上げてよ。じゃあね」
まなこ「待ちなっ!」
フラン「しつこいね」
胸元を掴みかかろうとするまなこを蹴り飛ばしてフランから距離をとらせたのはロップロールフレイム。彼女を筆頭に数体の擬人化ポケモンがフランの周りをボディーガードのように陣取る
ズヴァイ「まなこ!」
フェルム「おいおい!いきなり蹴ることねぇだろ!女だぞゴラァ!!」
それを映すようにまなこのポケモンたちも彼女の周りに集まってフラン達を睨み付ける
ラフレイア「この…あい…だの、わだじに…まけたや…つ…」
フェルム「お前はあの時の狂ったナゾノクサか…!」
スイカ「あれはクサイハナ。進化していますのね」
同族故か敵対意識を向けるスイカ、しかしラフレイアは笑っている
炭吹雪(すみふぶき。ユキメノコ)「フラン様。無礼者を殺す許可をいただきたいです」
フラン「どうしよっかな。対して変わって無さそうだしまだ相手しなくてもいいかな」
アリサ「ふぅん。私達は眼中に無いんだ」
モルル「上等じゃん」
アトランティカ「あれから進化もしてないお前達ごとき。私たちやフラン様にはかなわないことは明白だ。おとなしく野にでも帰れ」
一触即発。バチバチと火花が散る目線がぶつかり合う
フラン「じゃあこうしよう。ジムに勝ったら戦ってあげよう。そうすれば少なくともみんなの経験値にはなるでしょ」
まなこ「経験値…っ!?」
その一言にぶちギレたまなこは握り拳を作って殴ろうと走る。フランが微笑むとまなこは誰かに止められた
まなこ「もみじ…!?」
???「よぉ。てめぇがフランチェスカって奴か。まおから話しは聞いてるぜ」
アトランティカ「いつの間にっ…!」
???「どけ」
いつの間にか真後ろにいたその人物にアトランティカはハイキックを繰り出す。しかしそれは容易く交わされまさに一瞬のうちにフランを取り巻くポケモンたちはしりもちをつくことになった
フラン「…。時間を止めた?」
まなこ「ベノさん…!」
ベノ「聞いた通りだな。こいつの持ち主がいた世界の住人ってのは」
時空間懐中時計アルタイルを見せるベノ。それを見てフランは顔色を変えた
フラン「へぇ…、アルタイルねぇ。懐かしい。お近づきにあなたの名前をお聞かせ願えます?」
ベノ「んなことはどうでもいい。俺達ポケモンに経験値ってのは聞き捨てならねぇな」
フラン「言い方は悪かったかな。でも私からすれば人間も、なんなら物質も単なる物。私を作り、彩り、そして強くするための道具。その血肉、魂さえも私の所有物。私は神さえ遠に越えた存在。冥王だよ」
落ち着いた様子から一変。アルタイルを見せてからやけに好戦的な態度を取るフラン。まるでベノを挑発して自分と戦わせたいかのような振る舞いをしている
フラン(ベノさんとか呼ばれてたね…、アルタイルが別世界の奴に引き継がれるなんてね…。久しぶりに血が欲しくなっちゃうじゃんか…!)
ベノ(なんだ…?この得体の知れなさはよ…。ひょうひょうとして余裕かましてやがる癖に全く隙がねぇ…、フランチェスカ…まおから人間でもポケモンでもないってのは聞いてたが七つの大罪みたいな奴か…?)
フラン「どうしたの?今にも手が出そうな雰囲気が収まってきてるみたいだけど」
ベノ「一発ぶん殴りてぇが生憎女を殴る趣味は無くてな。性別に感謝しとけ」
フラン「私としては残念極まりないかな。男に生まれたかったかも」
依然挑発を続けるフラン。しかしその態度はすぐに改められた
???「ならば男女平等の我が相手をしてやろうか?一向に構わんぞ?」
腕を組みながらあやはる。MEXさんを連れて現れたのはまおだった
まお「しばらくぶりだな。まなこ。そして…」
ギロリとフランを睨むまお。組んでいた両手をほどいてさりげなく戦闘態勢に入る
まお「冥王、フランチェスカよ」
フラン「お久しぶり。またタイミングが悪いね。ところでロップロールフレイム。その魔王に手を出さないでね。消し炭になるよ」
立ち上がりまおに向かって蹴りを入れようと考えていた事を見透かされ、ロップロールフレイムは命令に従いおとなしく引き下がる
フラン(さて、こりゃ退散したほうがいいかな。勝てなくは無いけど魔王がいるんじゃ実質能力使えないし…。何よりここでポケモン達を失っちゃったら私が世界観光旅行も台無しになるし…。良いことないや)
心の中でそう思うと周囲のポケモン達をボールに戻してフランは両手を挙げた
フラン「経験値なんて言ってすいませんでしたー。じゃね、ヴァルキューレフラッシャ」
両手から眼を開けられないほど目映い光を放つフラン。その光が消えた時。彼女の姿はどこかへ消えていた
まなこ「逃げた…!どこに…!?」
今なお怒りが収まらないまなこ。ベノは「やれやれ」と胸を撫で下ろすとまなこに向かって拳を振り下ろす!
まなこ「いっ!?」
だが寸前で止まる拳。ベノは一つため息を吐くとまなこのポケモン達を押し退け歩き。最後尾にいたひぐらしの胸ぐらを掴んで殴り飛ばした!
ベノ「てめぇ…、命を掛けますなんて言ったわりには仕事すらしねぇたぁずいぶんこの大所帯で偉い立場らしいな?あぁ?ひぐらしよ」
ひぐらし「…」
ベノ「まなこ。コイツなんかあったのか?」
まなこ「実は…」
ベノ「なるほどな、悉く行き先々で一撃で倒され続けて自信を無くしたってか」
ひぐらし「私はやっぱりダメな奴なんですぅ…。あんなのかないっこありませんし次のジムだって足手纏い…」
ベノ「今さら何言ってやがる。笑わせんな」
厳しい一言が胸に刺さるひぐらし。だがベノは続けて言葉をかける
ベノ「てめぇが心折れるのは勝手だろうな。だがよ、仲間はどうなんだ?」
ひぐらし「なか…ま…?」
うつむいた顔をあげて涙いっぱいの顔を手で隠すひぐらし。その指の間からまなこの事を、そして仲間の事を見る
ベノ「フランチェスカの奴にボロカス負けた事は聞いた。だがそれでも、お前と同じように戦い、一方的に負けたこのフェルムってのは今のてめぇのように後ろで怯えてたか?もみじが戦うのが怖いなんて言ったかよ?」
ひぐらし「私は…強くないから…」
ベノ「だったら強くなりやがれ。自分の力不足は仲間を見捨てていい理由にはならねぇよ」
ひぐらし「強く…なる…?」
ベノ「ひぐらし。お前一生そのままで生きるつもりか?一生弱く、誰も護れず、自分一人変えずに誰かを見捨て続けていつも諦める。そんな奴に」
ひぐらし「…なりたいです」
ベノ「あ?」
ひぐらし「強く…なりたいです…!」
ベノ「…。そうか、ならがんばれよ」
頭をコツンと優しく叩くとベノはまなこに紙を手渡した
まなこ「これは?」
ベノ「お前がこっそりサーチしたジムチャレンジャーの中でダークネスポケモンの使用を確認したトレーナー達だ。俺達が取り締まりたい所だがあんまりに数が多い上にダークネスポケモンを広めてる奴等が俺達の妨害に気が付けば逃げられて足取りが掴めなくなる可能性がある」
まなこ「ありがとう。ジムチャレンジは明日だし…。行くよ、みんな!」
ベノ「っとと、待て待て。行く前に条件がある」
まなこ「うあとと、なに?」
ベノ「今のお前達の力量を試させてもらう。ダークネスポケモンは普通のポケモンとは訳が違う。ここまで来て実力がなくて捕獲できなかったなんてのも恥ずかしいだろ」
よみがえるのはつい先日のこと。ハンターの使う二匹のダークネスポケモンに非合法の頭数で辛勝。さらにはシャーヴァルに助けてもらえなければ非常に危なかった。そのことをまなことメンバー達は鮮明に思い返す
まなこ「…じゃあバトルするの?」
ベノ「あぁ。今からこのスタジアムでな」
まなこ「この後貸し切りって聞いてるんだけど」
ベノ「俺がレンタルしたからな。言っとくがジムチャレンジとは別枠だからバッジはねぇぞ。やるか?」
まなこ「もちろん。それが私の恩返しだから」
強い思いを瞳に写し、まなこはベノと共にスタジアムの中へ入場。そこでは少ないながらも数十人の観客がいた
まなこ「シャーヴァルさん…。アデアくん…。まおさん…」
それは、今回の為だけに激務の中で集まったてゐ劇のトップ、毒組、地組、兎組、新生鍼組の面々だった…!
ベノ「コイツらに認めてもらえれば本当の意味でお前にダークネスポケモンを任せられる」
まなこ「でもなんでまた…」
ベノ「数人から反感があった結果こうなった。特にMEXさんとシャーヴァルが心配しててな。下手をしなくても命のやり取りがある世界だ。そんなところに踏み込むだけの力が本当にあるかここで示せ。そうすりゃ全員黙って首を縦に振る」
そう言うとベノは反対側のトレーナーゾーンに歩いて行った。その背中を見てまなこはみんなの方向へ向き直る
まなこ「…。みんな、改めてお願いがあるんだけど…」
ズヴァイ「なんだ?」
まなこ「私は…。みんなを信じる。だからみんなも私を信じてほしい。相手はてゐ国歌劇団。もみじが所属してるすごく強い所…。でも…。力量差は遠く及ばなくても私は、私達は諦めない。それを見せ付けたい」
モルル「やれやれ、ヤボな台詞はその辺にしときな」
まなこ「ヤボって…真剣なんだけど…」
モルル「真剣だからこそ、言葉に出さないと不安だろうけどさ。今さら信じてだって?笑わせる。みんなもうとっくにあんたのこと信じてるよ」
その一言に顔から火が出るくらい真っ赤になるまなこ。恥ずかしさが限界突破してしまってる
モルル「安心しな、勝てはしないだろうけど負けるつもりなんかさらさら無いから」
肩を叩くとモルルはスタジアムのバトルフィールドへ歩み寄る。すでにベノは待ちくたびれた様子だった
ベノ「ほぉ、最初はお前か。名前は」
モルル「モルル。まなこからもらった名前さ!」
ベノ「気合い充分ってか。ならお前の相手は俺の妹にしてもらおうか!」
スタジアムの地面。ハッチが開いて現れたのは…。地組のメンバーにしてベノの妹。ニーナだった
ニーナ「お兄ちゃん!私頑張るから!」
ギギギと鈍い音を立てているのは彼女に装着されたプロテクター。普通に戦っても圧勝するのは目に見えている。そこでしらみつが発明したパワーリミッターという名の力量制御装置。現在のレベル調整で勝てねばまなこ達の旅はここで終わってしまうのだ
モルル「おーおー、目の前で兄妹仲睦まじいのはいいんだけど舐めすぎじゃない?」
ニーナ「初めまして!あたしはニーナ!別に君たちの事を過小評価してるわけじゃないよ。ただここを突破しないと先には進ませない。それだけだよ」
モルル「そうかい。初めてくれ!」
バトル開始のベルが鳴るとモルルは走り出した!
モルル「引き潰す!」
服がモコモコと膨れ上がり丸まって突進!埃と音を立ててニーナに迫る!
ニーナ「よっと」
タイミングを合わせて小さくジャンプ。向かってきたモルルをボールのように蹴り飛ばす!だが想定済みと言わんばかりにモルルはその勢いのまま跳ね返った!
ニーナ「あぶなっ!」
間一髪避けられたがモルルはすぐさま軌道修正。足を軸にして素早くターンしてニーナを撥ね飛ばした!
モルル「そんな状態で手加減なんかさせないっての!」
ニーナ「へぇ。そこらの野生だったとは思えないくらいやるじゃん」
互いに軽く挑発。改めて戦いの火蓋が切って落とされた
次回予告
まなこ「本気で戦うモルルとニーナ。激しさを増す戦いの先、モルルに異変が…!そして始まる第二の試練。ダブルバトルってこんなにも難しいの!?」
もみじ「次回!ミッシングリンク!!」
ひぐらし「次回もまた見るです…!強くなってみせますから…!」
お疲れ様でした。てゐ国歌劇団についてですがモルルたちてゐ劇ではないメンバーが加入した後に説明してる設定です。彼女達はあくまでも「まなこのポケモン」で「てゐ国歌劇団」の所属ではありません。現在まなこと行動を共にしてるてゐ劇所属ポケモンはもみじとひぐらしの二人だけで時たまあやはるという感じです