†MULTIPLE AIGIS† True Eyed Knight   作:てゐと

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こんばんは!目指せレギュラーキャラ100人


第九歩 使命と決断

まなこ「やったあああっ!!フェルム!!」

フェルム「当然だよ。お疲れさん」

そこはターフスタジアム。ジムチャレンジ最初の難関を突破して大歓声の中でココガラからアオガラスへ進化したフェルムの姿がそこにはあった

 

 

 

 

 

まなこ「ああいう所で頑張って勝つと嬉しいんだね」

先ほどの自分を思い返して柄にもなく大はしゃぎしていたことに少し照れるまなこ。次のジムがあるバウタウンへ進んでいた

???「やあやあ。お見事だったね」

橋を歩いていた一同の目の前に現れたのはフランチェスカだった。人を小馬鹿にしているように笑顔で拍手している

まなこ「フランチェスカ…!」

フラン「約束通りバトルしてあげようかなって。待ってたんだよ」

まなこ「逃げるための口実かと思ってたね…!」

フラン「私はこう見えて約束は破らない主義なんだよ。さて…、準備は出来てるかな?」

まなこ「フェルム!」

フラン「ラフレイアで来ると思ったんだね。その発想は悪くないよ。言っておいで、アルケインドレス」

まなこ「はがねのつばさ!」

フラン「かげぶんしん」

分身を作り出してはがねのつばさを避けるアルケインドレス。しかしまなこは怯まない!

フラン「スピードスター!!」

必ず当たるスピードスターで本物をあぶり出すとさらに攻める!だがフランは冷静にタイミングを見計らっていた

フラン「テレポート」

フェルム「どこに…!?」

まなこ「後ろ!」

すぐさま伝えるが遅く、その一撃は決まった

フラン「10万ボルト」

勝利を確信したフランだったが倒れる寸前にフェルムが踏ん張ってはがねのつばさをアルケインドレスに叩きつけた!

フェルム「これで相子だ…!」

吹き飛ばされて倒れるアルケインドレス。一発KOではなかったが今の一撃が偶然急所に当たったようで立ち上がりなおふらついている

フラン「アルケインドレス、お疲れさま。なかなか根性あるね」

まなこ「ありがとうフェルム。この間と同じようにはいかないよ!行って!アリサ!」

フラン「ふぅん。じゃあさ、こんなのはどうかな?」

現れたのは六人の騎士。まなこはすぐに図鑑を取り出す

まなこ「タイレーツ…。六匹で一つの群生ポケモン…!油断しないで!」

アリサ「あいさ!」

フラン「パラディオンズ。フォーメーションウイング」

ユイ「はっ!行くぞ!」

Wの形に陣を組むと一子乱れず突撃してくるパラディオンズ。上から名前は

 

ユイ

 

イスナ

 

サラサ

 

キャトル

 

クィン

 

エクス

 

 

である。六人がほぼそっくりな顔をしている

 

アリサ「面白いね。その動きっ!!」

いつもは畳んでる尻尾を展開して六人に一人で対抗するアリサ。取り囲まれていながら余裕だ

アリサ「そっちは複数人だろうがスコルピを舐めないでよね!」

自在に動く両腕と尻尾で互角の勝負を繰り広げるアリサは三人を突き飛ばすと向かってきた残りの三人に同時に技を放った!

アリサ「必殺!トライスティングレイ!!」

両腕と尻尾による刺突で満身創痍になるパラディオンズ。フランは目配せをするとそれを一人が確認して残りに伝える

アリサ「まだ倒せてないなら完全に!」

フラン「今!きしかいせい!!」

五人がアリサの攻撃をあえて受けると最後に残った一人、ユイが一撃を放ってアリサに大ダメージを与えた!こちらも急所に入ったようで苦しそうにしている

フラン「ご苦労様。戻っておいで」

拍手してパラディオンズを迎えるフラン。まなこはアリサに駆け寄る

まなこ「アリサ!待ってて今回復を…。…!」

バッグの中を漁るが先ほどのジム戦で使いきっていたことに気付いていなかったまなこは驚き、仕方なくアリサをボールに戻した

アリサ「まなこ…」

まなこ「終わったらすぐポケモンセンターに行くから…!ごめんっ…!」

フラン「さあさ、次々行こうよ」

繰り出されたのはアトランティカだった。リベンジをしたいところだがその異常なまでに場違いな戦闘力は健在だった…

 

 

 

 

 

 

 

まなこ「ひぐらしっ!」

ひぐらし「このバランスブレイカー…!くたばれぇぇぇっ!!」

ほぼ全滅に近い状態。なんとかアトランティカを倒したまなこの戦えるポケモンはひぐらしのみとなっていた。今ようやくアトランティカを撃退できたがその先は絶望的だった

フラン「アトランティカを数の暴力とはいえ退かせるなんて成長したじゃない。いいよ、勝ちって事で」

まなこ「はあっ!?何言ってるのさ!勝負はまだ…!」

フラン「君さ。自分一人で戦ってるわけ?」

まなこ「ワケわかんないこと言ってないで戦いなよ!勝負はまだついてない!」

フラン「ついてるよ。君は本来のルールに外れた6体以上のポケモンを使っててこれなんだ。自分のポケモンに無理をさせ過ぎだよ」

まなこ「今さら正論なんて吐くな!外道!!」

フラン「落ち着きなよ。確かに私は外道だよ。だけれどそんな私にだってあるさ」

まなこ「なにが!」

フラン「言わせないでよ。絆だよ」

その一言にはっとなるまなこ。自分は怒りのあまり公式ルールすら破って無茶を通していると気付いてしまった…

フラン「私がやろうと約束したのは純粋なポケモンバトル。だけど君がこれ以上無茶を通すなら…。私は終わらせるよ…?」

取り出されたボールは普通のボールではなかった。本来開くところは厳重に留め具が施されており、スイッチの部分が鍵穴になっていた。その鍵穴に鍵を差し込んで解錠するとフランはそのボールを投げた

フラン「(今現状この子が一番弱いし被害すくないかな…)デスペラード。いわおとし」

繰り出されたのは…

フラン「っ!。まずい!!」

そのシルエットを見たフランチェスカが別人のように驚くと3つのボールを投げた!しかしそれより早くデスペラードと呼ばれたそれはニヤリと笑ってひぐらしの目の前に跳んできた

デスペラード(バンギラス♀️)「ごきげんよう…!」

ひぐらしの頭を掴むと地面からストーンエッジを繰り出しながらそれに顔面を勢い強く叩きつける!その直後に三人のポケモンがデスペラードを押さえつけた!

フラン「アイゼン!キアラ!半殺しにしてでも叩き伏せて!ラフレイアはねむりごな!呼吸させないで!」

三人がかりで即座に制圧、ボールに戻して再び鍵を閉めるとフランは悔しそうに愚痴を吐く

フラン「コイツいつの間に進化を…!今朝ヨーギラスだったはずでしょ…!?」

キアラ・クリュエル(キリキザン♀️)「フラン様!お怪我は…!」

フラン「そんなことよりあの子でしょうよ!戻って!」

三人をしまうとすぐにまなことひぐらしへ駆け寄るフラン。傷を診て深刻な顔をしていた

まなこ「なにを…!」

フラン「自分の不始末は自分でつけるだけ!損傷やダメージが大きすぎる…ハーツネオストじゃ詠唱が間に合わないか…!なら…!ハートビート!時戻し再生の光、完全なる形へと廻り来よ。リィンカーベル!」

その手から光を放つとひぐらしの傷が癒え、ぐちゃぐちゃだった顔も元に戻り意識も虚ろだが回復した

フラン「これで致命傷は回避できたから命に別状はない。悪いけど私回復アイテム持ち歩かないんだ…。それとデスペラードが進化してたなんて気付かなかった事も謝るよ…」

まなこ「フランチェスカ…」

フラン「ああっ…。くそっ…!やっぱり回復魔法は疲れるな…」

倒れるように影の中へ消えるフランチェスカ。残されたまなこはポケモンセンターへ走る

まなこ「待っててみんな…!」

その時、図鑑が音を鳴らす。その音はダークネスポケモンが近くにいる事を知らせていた

まなこ「こんな時に…!」

目に入ってしまった光景。そこにダークネスポケモンがいた。トレーナーの手持ちとしてバトルをしていたのだ

まなこ「ひぐらし…戦える…?」

ひぐらし「や…やるしか…ないんですよね…!」

ダメだ、とてもまともに戦える状態ではない…。先ほどのバトルで自分が無茶をしなければ、バトルに負けたとしてもここでダークネスポケモンをスナッチするのに困ることが無かったと深く悔やむ。目先の事にとらわれて本来自分がやるべきことを何も考えていなかった

まなこ「私は…トレーナー失格だ…」

悔しくて握る拳。その時目の前に誰かがやってきた

???「おい。お前」

顔をあげるとまるで忍者のような格好をした男がそこにいた

???「困っているのか?」

まなこ「えっと…誰?」

???「質問に答えろ。困っているのか?」

まなこ「う、うん…」

???「手を貸してやる。名前は」

まなこ「まなこ。君は…?」

ザード(スナヘビ♂️)「ザード。スナヘビだ」

 

 

 

 

まなこ「そこの君!そのポケモンどこで手にいれたの?」

「いいだろ?綺麗な緑色のドレスを着た人に貰ったんだ」

まなこ「よかったらバトルしない?そのポケモンと一対一で」

「いいぜ!いけっ!ゴンベ!」

まなこ「ザード!お願い!」

ザード「…」

にらみあう両者。相手は敵対心を丸出しだがザードは至って冷静に様子を伺っていた

「冷凍パンチ!」

まなこ「あなをほる!」

地面に潜って攻撃をかわすと間髪いれずに突き上げる!それに続けてザードはまなこが指示をしていないぶんまわしで追い討ちをかける!

ザード「すまない。ものの次いでだ」

勝手な行動を謝ると反撃に来たゴンベを軽く受け流す。相手から目は離していないが指示を冷静に待っている

ザード「続けてくれ。背中は任せる」

まなこ「うん!いくよ!ずつき!」

足元にずつきをして相手の体制を崩すと頭で体を支えてバネのように両足蹴りを放つ

まなこ「すごい…。技一つでもここまで派生するんだ…」

ザードは指示を破ってはいない。ただ指示から自分の判断で技を繋げているのだ。今までにないタイプにまなこは驚いていた

「くそっ!ダークアタック!!」

闇を纏った体当たりが炸裂!ザードはまなこの前まで吹き飛ばされた!

まなこ「大丈夫!?」

ザード「問題ない。だが…今のはなんだ…?ただのタイプ相性による痛みではない。何か生物として拒絶反応が出たような…」

今のはダーク技でありダークポケモン。およびダークネスポケモンが使える闇の技。その攻撃はダークポケモンやダークネスポケモン以外を全てを拒絶して滅ぼす禁忌の技だ

ザード「考察は後か。まなこ、これをつけろ」

渡されたのはゴーグル。言われたとおりにつけると突如砂嵐が発生した

ザード「俺の特性はすなはき。日を閉ざし、雨や霰さえ覆う…!俺の前では全ての天候変化は無意味だ」

自由が効かなくなった視界の中で一方的に攻撃するザード。相手もまなこもその姿を視認できない

まなこ「ザード!戻ってきて!」

即座に穴を掘って足元から飛び出す。まなことも初めてとは思えないくらい息があっている

まなこ「あれはダークネスポケモン。人工的に作られてしまった闇のポケモン。トレーナーが持っていていいものじゃない。だから救いだす」

ザード「なるほど。だがどうやって?トレーナーのポケモンは…」

まなこ「捕まえられない。そう、普通なら…!」

ジャケットを脱ぎ捨てて左腕の機械が光る。その手にはモンスターボールが握られていた

まなこ「ザード、無茶かもしれないけど動きを止めながら弱らせられる?」

ザード「任せてくれ。砂竜独楽(さりゅうごま)!」

右腕の腕甲に隠した鞭をふるって砂嵐を独楽のようにゴンベに叩きつけて拘束する!その時をまなこは逃さずボールを投げた!

まなこ「これが私の使命!スナッチボール!!」

砂嵐の中でゴンベに当たったボール。完全に吸い込まれると何度も揺れ動く

ザード「他人のポケモンをボールにいれた…」

捕獲を知らせるカチッという音が鳴り、そのボールがスナッチマシンへ引き寄せられるとちょうど砂嵐が止んだ

まなこ「えっ!?君!大丈夫!?」

ザード「…?氷の結晶…?」

なぜか倒れているダークネスゴンベを使っていたトレーナー。まなこはそのままというわけにもいかず共にポケモンセンターへ向かった

 

 

 

 

 

 

「そっか…居なくなっちゃったのか…」

まなこ「うん。砂嵐が止んだ時にはもう…ごめんね」

「いや、いいよ。やっぱり人から強いポケモン貰うより自分で育てることにするから。それじゃあね」

そのトレーナーが去った直後にひぐらし達が戻ってきた。だがいずれもまだ完全に傷が癒えてはいなかった

まなこ「みんな、ごめん!私が…」

アリサ「まーなこ。顔あげて?」

パチンッ!

まなこ「あいたっ!?」

アリサ「からの」

デコピンに続いて脳天幹竹割りチョップがアリサからまなこへ行われた。まなこは頭のたんこぶを押さえている

アリサ「はい。これでチャラだから次からは同じことしないように!私たちとの約束だよ」

タレ目の笑顔でそう言うアリサ。他のメンバーと話し合って決めたようで後悔の念で泣きそうになってるまなこを慰める

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭吹雪「戻りました。フラン様」

フランチェスカ「ありがとね。うわっ!砂まみれじゃんか!どうしたの!?」

炭吹雪「特性すなはきに巻き込まれました。ですがあの人間がポケモンセンターに到達するまで気づかれずに護衛というご命令は遂行完了しましたので問題ありません」

フラン「殺しとかしてないよね?」

炭吹雪「はい。気絶にとどめました」

フラン「うん。君は大成功だね、それに比べて…。いつ進化したんだい?デスペラード?」

 

デスペラード「そんな怖い顔しないでくださいよぉ。フラン様のお力になりたくて頑張っただけですよ…ふっふふ…」

フラン「(考えられるのは拘束具の制御エネルギーを吸収したぐらいか…。ボールのロックは破られて無かったし)今の君は周囲より場違いに強くなってる。正直止められるのはたった一人だけだ」

デスペラード「それはどなたです…?」

笑みを溢さずじっとこちらを見ているデスペラード。フランは(答えわかってるくせにわざとやってるな…)と内心呟く

フラン「私だよ。もし変な気を起こしたら廃棄処分するからね」

デスペラード「この心身はあなた様の所有物…。もしご機嫌を損ねてしまったその時はどうぞ…ご自由に…ふっふふ…」

フラン「ふん。しばらくはおとなしくしてて貰うから」

若干不機嫌気味にボールへデスペラードを戻すとロックを念入りにかけて機械の中へ収納する。ここはフランチェスカのラボ。場所は不明だ

フラン「私の性格悪いところが反映されちゃったか…。こうなったらアイゼンの強化改造も早めないと制御が効かなくなる…」

パソコンや資料を見る背後には大きな試験管。その中にはロップロールフレイム達が眠っていた

フラン「私のDNAでできた存在くらい同じDNAでできたもので制御する…!クティス・オス・サンクティスは失敗だった。失敗は…繰り返さない。そう、君達は…リモーディンズ(失敗を繰り返さない者達)だ…!」

 

 

 

 

 

 

次回予告

 

 

 

 

 

 

まなこ「ザードにお願いしてもっと強くなるためにワイルドエリアで特訓をしていた私達。その時どこかから聞こえる声…。謎の女性に導かれたようにたどり着いたそこで私は今までの考えがとても軽いものなのだと思い知らされた…」

 

 

 

 

もみじ「次回、とても重くて軽いもの。いくら強くてもどうにもならないことなんていくらでもあるよ…」

 

 

 

 

ひぐらし「次回も見てくださいですぅ!なんでもみじはそんなに暗いのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お疲れ様でした。ではデザイアを書く作業に戻ります





現在のメンバー

もみじ ガーディ
ひぐらし メッソン
フェルム アオガラス
ズヴァイ タンドン
モルル バイウールー
スイカ ナゾノクサ
アリサ スコルピ
エリー カジッチュ
ザード スナヘビ
タマゴ



ノゾミはまだまなこのポケモンになると決めたわけではないので中立決め込んでます。今回も戦ってません
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