この短編はTwitterの「好きなものに忠実に書く祭」に参加させて頂いたやつです。


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どーもどーもー
今回台詞だけで書いたら、思いの外文字数稼げる事実に驚いたゆっくりシップです。



漣「ご主人様、夢って見ますか?」

 ここはある所にある鎮守府。

ホントは少し説明とかしたいけど読者の皆さん、正直導入とか要らないでしょ?んな訳でいきなり本編どぞ。キャラ説明はオマケとしてついてくるので。

 

 「......そう言えば昨日ぼのたんがですねーって聞いてますかご主人様?」

「......ムニャ」

「むっかー!漣が折角今からぼのたんの恥ずかし面白い黒歴史を話してあげようとしたのにご主人様ったら!これには仏のような優しさを持った漣ですらムカ着火fireですよ!?」

「いや仏は嘘だろ絶対」

「起きてんじゃないですかご主人様のバカ!アホ!ドジマヌケ!お前のかーちゃん美人さん!」

「酷い言い様だしなんで母さんだけ誉めてんの!?会ったこと無いよねお前!?」

「そう思っていたご主人様の姿はお笑いでしたよ......」

「なん......だと!?」

「前にご主人様が会議で本部に行ってた時にご主人様のお義母様が鎮守府に来たんですよーあれはこの漣の目を持ってしても読めなかった......」

「そんな......嘘だと言ってよバーニィ!」

「バーニィが例え嘘だと言っても事実は事実、漣が美人でチョーイカす艦娘なのと同じくらい純度100%の事実なのですよ!」

「だからそれは無いって」

「キー!事実でしょ!ねぇ執務室の扉の裏でこっそり盗み聞きしてるぼのたん達?」

 

!?ダッダレモイナイワヨ?

 

 「曙の奴嘘下手くそ過ぎだろ......」

「はぁ!?あんたにだけは言われたく無いんですけどクソ提督!前の作戦の時だって私のミスなのにあんたが庇ったせいで危うく軍法会議にかけられる所だったのよ!?」

「おやおやー?あのあと泣きながら寝てるご主人様の布団に潜り込んで抱きついてた小娘がなに言ってるのかなー?」「なにそれ俺知らないんだけど」

「......漣。ちょっと表出なさいあんたとは1度白黒はっきり決着つけてやるわ!」

「ふっふっふ......これに勝った方が食後のアイスも間宮券もご主人様も総取り......それでいいね?」

「!......いいじゃない、まぁあたしはクソ提督は全く興味無いけど?勝ったらしょうがなく?貰ってあげてもいいと言うか?」

「おうおうツンデレやめーやぼのたん」

「あーもう頭に来た。覚悟しなさい漣!」

「「デュエル!!」」

 

サザナミノターン!リンクリボーヲリンクショウカン!

 

「俺......景品なのか......」

「すいません提督......あたしが曙ちゃんに「漣ちゃんが最近凄く提督と仲がいい」って言っちゃったせいで......」

「別に構わないさ。こんくらい賑やかな方が楽しいし」

「そう......ですか?」

「あぁ。それになんか懐かしい気がするんだ......いつもこんな感じなのにさ。なんでかな?」

「......あっそう言えば潮ちゃんがさっき提督を探してましたよ」

「?なんだろな。と言うかどうして探してたのに一緒にここにこなかったんだ?」

「!?そっそれは......」

「ははっ朧でもうっかりミスする時あるんだな」

ホッ「はい......うっかりしてました」

「次気を付ければいいさ。んじゃあいつらが決闘してる間に行ってくるかな。執務も終わってるし。朧、留守番頼めるか?」

「了解。それじゃ行ってらっしゃい提督」

「行ってきます、朧。なんか夫婦みたいだなこのやり取り」

 

「......そっち行ったよ、潮ちゃん。やっぱ戻りかけてるみたい」

_____

 

提督移動中......

 

「私のー全てが海色に消えてもー♪」

 

「......珍しいな。昼間なのに廊下に誰もいないなんて。まぁ皆部屋で休んでるんだろ、早く潮の所に行かないと......」

 

提督更に移動中......

 

「ここだな。潮ー?入るぞ?」

「! 提督ですか?どうぞ......」

「で、なんのよ......う」

 

バタッ

 

「......すいません提督......はぁまだ消えきってなかったよ......」

 

_____

 

「......っ!ご主人様!」

「スラマッパギ!?「なんですかその起きかた」あぁ漣か」

「皆もいますよ。で?2人の美少女がご主人様の寝顔を見てた訳ですが、夢でも見てたんですか?ご主人様、凄い顔してましたよ?」

「うーんなんか夢を見てた気はするんだけどな......思い出せないや」

「......どうせクソ提督が覚えてないくらいなんだからどうでもいい夢なんでしょ」

「そう......だな。うん、きっとそうだ。そういや潮と朧は?」

「あの二人ならご主人様が起きる少し前に外に出たんでそろそろ帰ってくるはずです」

「ねぇクソ提督」

「?」

「あんたはもう何処にも行かないわよね?」

「当たり前だろ?ここで5人(・・)だけで過ごす、素敵じゃないか」

「......そうよね」

「ご主人様もぼのたんも漣の事忘れてません?」

「忘れてないって......そいやさ、漣」

「どうしました?ご主人様、さてはおトイレですかな?」

「違う違う。漣達は夢とか見るのかなって」

「そーですね......漣達にとっては、今この瞬間が夢のようですよ。だってようやくご主人様を独占できるんですもの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ま る で 意 味 が 分 か ら ん ぞ ! ?

ってなった読者の方、全くその通りでございます。
欲望解放したらこんなになっちゃった♪(((
少しだけ分かりやすくすると途中までは提督の夢で実際は漣達に監禁されてるオチですねはい。......もう一回どうぞ。

ま る で 意 味 が 分 か ら ん ぞ ! ?

またヤンデレだよそうだよ!
そして途中で他の艦娘がいない事に違和感を覚えた提督は寝てるのに記憶を失う薬を飲まされましたとさってお話でした。
だから少し会話文がおかしかったんですね。ミスジャナイヨワザトダヨ
それにあとの矛盾点はホラーって事で解決さ!


まぁ最後にオマケとしてキャラ設定でも載っけとくのでよければ

・提督
哀れ、監禁され他の艦娘を忘れてしまった挙げ句その状況を受け入れてしまった青年。ハーレムの代償は大きかったのだ。
遊戯王ではブラマジを使う

・漣
提督の初期艦にしてヤンデレなヤベー奴。
少しだけ大人しくなったけど昔とそれほど大差無い。
まぁつまりいつもの漣である。
遊戯王では戦士族をよく使う

・曙
皆大好きぼのたん。
一番正常ではあるのだがツンが殆ど消えデレだけが残った。
多少監禁してしまった事に罪悪感を感じてはいるが好きなんだものしょうがないよね。
遊戯王では堕天使を使う

・朧
出番少ないけどかなり病んでるヤベー奴。
うっかりさんだけど提督が馬鹿だった為助かった。
カニさん......?あぁカニ鍋は美味しかったです。
遊戯王はBF使い

・潮
出番殆ど無かったけど一番ヤベー奴。
監禁を最初に言い出したのも潮。
部屋を探して用意したのも潮。
行動力ェェ......
遊戯王はそもそもしない






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