ジャミトフに転生してしまったので、予定を変えてみる【完】 作:ノイラーテム
●Mk-Ⅱプラン
次期主力たるモビルスーツ。
その選定は他愛もなく決まった。特に大した理由があるわけではない。
旧レビル閥が盛大に自爆したというだけだ。
人体実験が発覚し、その影響で幾つかの研究所……ニタ研系が閉鎖された。
ニュータイプ研究は頓挫し、巻き込まれる形でコンペディションが中止される。それでも形ばかりの会議が開かれたのは、それこそ形だけでも会議という形式が必要だったからに他ならない。
「どうしても核攻撃能力は持たせないと?」
「地上は想定外として、どうしてそこまで核にだけこだわるのかをお聞きしたい。宇宙ならば幾らでも方法があるはずだと思われるのだがね」
新政府が発足されたばかりのダカール。
砂漠化が進むエリアに、新政府の首都がある。
そこでの会議にてコーウェン少将の提案する、核攻撃を前提とした機体。
その護衛や、協力し合う形で展開する幾つかの機体を開発するという意見が却下されたのだ。
「ぐぬぬ……」
「とはいえ新型機の必要性は理解できる。先日没収した機体は、実は強化限界に達していた」
表示されたのは人体実験施設で開発されていたペイルライダーというジムだ。
高性能なジム・スナイパーⅡを限界まで改造し、EXAMを改造したシステムまで搭載しようとしていた。
行われていた人体実験は、その機体に乗せるパイロットが保たないからだ。
ジオンから接収したニュータイプ研究もまた中途半端なものだったので、その研究を引き継ぐ形で色々とやっていたらしい。まずは身体能力の強化からという訳だ。
「戦後に完成したマグネット・コーティングに、ジオンから接収した技術や概念。それらに触発され新たに提唱された案。これらの集大成として新しいモビルスーツは必要だろう」
サイコミュが実用化してないのは、戦争が早く終わってしまったからだ。
同じように連邦でもマグネット・コーティングが未完成だった。ペイルライダーが早くも限界に達しているのはそんな理由である。
「各コロニーの要求をかわし、軍の予算を確保する意味でも旧式のジムを輸出する予定だ。並行してV作戦に相当するプランを実行するとしよう」
「……こちらとしては異論はない」
次期主力機は現行機をフル・リニューアルする。
妥当な案であり、コーウェン達も納得せざるを得なかった。
そして、次世代機開発が必要とされるのは限界が見えたからではない。
各コロニーの自治権要求の拡大に対しての誘導と、政府から繰り返し要求される予算縮小。この二つを叶えるために、旧式のジムを輸出仕様として売却する予定だった。
自衛戦力の許可は同時に駐留予算の圧縮にもなる。
とはいえ相対的な連邦優位を保たなければ、返って独立機運を高めることになってしまうだろう。第一次世界大戦後のドイツを例に取るまでもなく、手綱の緩め過ぎは逆効果だ。
ゆえに一刻も早い新型機が望まれていたのである。
「ガンダムの例に倣って試験機から簡略化するプランをコーウェン少将の元で、大型の試験機から徐々に小型化するプランを私の元で執り行うがよろしいな?」
「フン。……ありがたい限りだな。精々励むとしよう」
旧レビル閥が自爆したからと言って、あまりに追い詰めては何をするか分からない。
そこでV作戦に則って検証するプランのみをコーウェンに許した。功績を譲られた形でもあり、彼は大きな顔ができない。
そして18mのまま試験を繰り返す難問のあちらと違い、ジャミトフはサイズさえ気にしなければ実現可能なプランを選択している。可能になった技術をコーウェンの方に投げるだけでも功績に成るのが大きな違いだ。
こうしてガンダム開発計画は形を変えながらもスタートしたのである。
「オーガスタに繋いでくれ。オークランドで拾ったアレの件だ」
そして『別件』の処理をコネのある研究所に依頼しておく。
オーガスタ研究所は人体実験が行われた場所にあり、ジャミトフの肝入りでプロメテウスの監視下にあった。
近い位置にあるオークランド研究所と共に、開発内容は管理されている。
『私にやらせるという事は、モビルアーマー形態をメインに据えて、飛行システムの研究に使っても構わないのだろう?』
「そうだ。アッシマーは適当に完成させておいてくれれば構わん。変形機構なぞ飾りに過ぎん」
連絡を入れたのは療養中でもあった天本教授である。
彼は似たようなモノを作り上げた実績があり、その研究を片手間に活かすだけのことだ。
「飛行システムの確立が最優先。ミノフスキークラフトの小型化とマイクロ・ウェーブの受信実験はできれば……というレベルだな」
連邦軍主力はガンダムであり、ジムの軍勢だ。
だがジャミトフは、アッシマーこそをプロメテウスの主力に考えていた。正確にはその変形機構を省いた飛行マシンである。
治安維持の観点を考えれば、ヘリの延長上にあるのが望ましい。
一年戦争の経験を踏まえても、モビルスーツは空にある機動目標を苦手としていた。
その意味で陸戦兵器の先達である、戦車と同じような欠点を抱えているといえるだろう。
『……しかし私がマイクロ・ウェーブの研究者か。ふふふ』
「そうだ。貴様の才能は世界をつなぐ架け橋を作る事こそ相応しい。『スダルシャナ』が完成の暁には火星進出は目の前だ」
飛行能力重視のアッシマーが、火力に欠点を抱えているのは判り切っている。
そこでマイクロウェーブで母艦からエネルギーを送信できれば、推力上昇にしろ、大型火器にせよ向上するかもしれない。
だがその真価は人類がさらに一歩、宇宙に向けて進出するためのエネルギーだ。
ソーラレイとソーラーシステムを組み合わせた、長距離エネルギー供給システム。それがあれば、火星への移動が楽になるだろう。
木星のアステロイドに逃げ込んだジオンの残党など、その延長上で滅ぼせる。
『どこまで保つか知らないが、せっかく拾った命だ。楽しませてもらうことにしよう。我々の大いなる炎のために』
「我々の大いなる炎のために」
通信はここで切れるがその意志は途切れることはない。
お互いの考えていることが異なろうとも、目指す方向が同じであれば問題はない。
己という絵筆をもって、世界を描き切る。
それこそが二人にとっての共通項なのだから。
●テスト・マシーン
連邦各地で行われていた開発は一本化された。
研究自体は分散しているが、情報と成果は共有されて新型機開発に充てられている。
サイド6に作られたこの臨時拠点もまた、その一つだった。
バンチの一つを丸まる借り上げ、そのまま住民たちに賃料を支払っている(支援金と相殺だが)。
「早くオレの機体こないかなあ。連絡入れてみようかなあ」
「あんまりシューフィッター達を急がせ過ぎると、あいつらみたいになるぞ? ゆっくり待っておくんだな」
シューフィッターというのは初期機体の調整を行う専門家のことだ。
この拠点に配属される機体は新造が多く、彼らの調整を経て満足のできる仕上がりになるといえるだろう。
「せっかくテストパイロットに成れたっていうのに、試験機はアレで、警備用の機体で我慢しろっていう話じゃないですか。早く乗りたくてたまらないんですっ」
「ははは。話が違うってか? まあ一人一機もらえんのもこの基地くらいってな」
モビルスーツというのは貴重品で、かつ、人間は疲労する存在である。
ゆえに並みのパイロットは数人で一機を交代で使用する。一人が一つのシートを占有できる腕前になって初めて、パーソナルカラーが許されるのだ。
「士官学校出たばっかの新米が即エース扱いなんだ、我慢しておけ」
「そりゃあヤザン大尉ほどの腕前なら、いつもで機体の方から大歓迎なんでしょうけどね……って。うん?」
新人パイロットを物色しているヤザン・ゲーブルだが、強面に反して面倒見がよかった。
自身のワイルドな戦闘方法にこだわることなく、新人たちには丁寧に基本を教えてくれる。その上で、個性にあった操縦法を一緒に考えてくれるので、上官から煙たがられる反面、部下からは慕われていた。
そんな彼らの元に、不意のお客が訪れる。
その姿は華奢で、とうてい軍務には関係がなさそうに見えた。
「君は?」
「取材に訪れました。この基地を案内していただけませんか? この通り、許可は得ています」
「カレン・ラッセルさん……ねえ」
記者というには若い少女。
プレス・ナンバーと許可証を読み上げながら、ヤザンは頭をかいて苦笑した。
男よりも女の方が好きだが、彼の趣味から言うと若過ぎる。
それに今は『使える』部下を物色してるところだ、隣に居る新米パイロットのように、アクセルをベタ踏みできる若者の方がいじり甲斐もからかい甲斐もあるだろう。
「少尉。君がこのお嬢さんを案内するんだ。怪我してるあいつらの所にでも顔を出しとくよ」
「ヤザン大尉! それはないですよ! シミュレーションに付き合ってくれるって言ったじゃないですか!」
気が付けばヤザンは手を振って付属の施設へ向かう所だった。
とり残される二人だが、黙っているには世界は広すぎる。
「OKかしら? それと私は名乗ったんだけど」
「ああ、ごめんごめん。俺はコウ・ウラキ。見ての通り新米だけどテストパイロットで……今は君の
カレンと名乗った少女に、コウはトホホと肩をすくめた。
記者というには少女が若過ぎることから、金持ちの道楽なり訳アリなりを、上から押し付けられたのは間違いがない。
それが判るくらいには頭がよかったし、そもそも悪かったらテストパイロットには成れない。
呑気なように見えるが、テストパイロットと言うのは将来を嘱望されるエリートなのだ。
「それで、ウラキ少尉はどこへエスコートしてくださるの?」
「んー。とはいっても、ここで案内するところは一か所と一人しかいないよ。ちょっと前まではスダルシャナのテストしてたんだけど」
コウはカレンを案内して無重力ブロックに向かった。
そこに案内すべき『一つ』が存在するのだ。今となってはこの拠点で、唯一と言っても良い見るべき何かだと言えよう。
「スダルシャナっていうと、あのマイクロ・ウェーブ試験の?」
「それが判るってことは、あながち無関係な人でもないのかな? まあ、そうなんだけど、宇宙試験を終えたらさっさと出て行っちゃったよ」
何気ない会話の中で二人はお互いのことを理解した。
コウはカレンの知識が存外に深い事、カレンはコウの頭が鈍くないという事をだ。
お互いに相手のことが理解できたところで、見えないチャックを口にしておくことにした。
「ここって無重力ブロック?」
「そうだよ。なんたってここにあるのは身の丈40mの大王様さ。迂闊に動かせないから、テストパイロットといっても開店休業中でね」
40mのモビルスーツと聞けば、黙っていようと思った好奇心がむくむくともたげてくる。
とはいえカレンも馬鹿ではない。ちっとも隠そうとしない姿勢に、欠点どころか何かしらの問題があることを悟った。
そしてディスプレイではなく、窓ごしに見え上げる巨人を見て即座に理解した。
「テストベット……なの?」
「そうさ。こいつはモビルスーツっていうよりは、いろんなテスト用の機材でね。まずは大きなサイズで壊れないように実験してるってわけ」
無重力の中に浮かんでいるのは、地球で動かせば自重で潰れそうな機体だった。
鈍重そうな体格に、一応といった風情で装甲ならぬガワが貼ってある。
その内外に色々なパイプやらコードが繋がれ、試験室にデータが送られているのが見えていた。
特に目を引くとしたら、四肢の中心線にある、見たことのない内部装甲である。
「あれ何? 見たことないんだけど」
「インナーフレーム。内骨格ってやつさ。ここで得た成果をコーウェン少将の開発計画に送ってるんだって。ガリバーというより、
暫く見ていると、四肢がフレームと共に挙動している。
その動きはダイナミックで、これまでにない力強さを秘めていた。新型の炉心あってのことだが、そちらについては黙っておく。
とはいえ装甲もなければ、歩くだけで壊れそうな機体である。
ガリバーよろしくコードやパイプでつながれている姿もまた、なんとなく強さよりもヒョウキンさを物語っていた。
「ふうん……」
「もちろん意味は大きいんだぜ? 実際、こいつのおかげで十年は掛かる研究が一年で進んだんだ。コーウェン少将の所じゃ、追いつけ追い越せってなんとか20mサイズまで必死で縮めたってさ」
考え込むカレンの姿を見ながら、コウは先々と話し続ける。
これでも一応、興味ない相手の反応は判るつもりだ。というよりも、興味のない人間につまらなさそうに返事される事ほど悲しいことはない。
「垢ぬけない新人少尉さんかと思ったけど、意外と見てるところは見てるのね」
「くっ……。垢ぬけなくて悪かったな」
微笑むカレンに対し、コウはバツが悪そうにして苦笑した。
この少女はどこかのお嬢さんなのか、身綺麗で顔つきもかわいらしい。それに対して士官学校を出たばかりの彼が垢ぬけないのは確かだ。
「ごめんなさいね。私、嘘付けなくて。でも案内すべき相手の所には連れて行ってもらえるんでしょ?」
「そりゃ仕事だからね。残るは、あそこに居るローレン博士だよ。研究に熱心過ぎる以外は普通の人……かな」
コウは途中で言葉を濁したが、これは黙っているべきだと思ったわけではない。
ローレン・ナカモト博士のことは、オーガスタ研究所がプロメテウスに接収された時に、一緒に吸収された人材……としか知らなかったのだ。
その後にここに来たらしいが、偏屈な以外は普通の人間だった。
同じ学者でもしばらく前に移動した天本博士の方は、天才肌で付き合いにくい人間だとハッキリと判るのだが。
「ナカモト博士、失礼します。記者の方が見学に来られているので……」
「おお! 君からもジャミトフ閣下に言ってくれんかね? サイ・コミュニケーターはまだまだ可能性があるのだということを!!」
「あ、あの……私にはそこまでの力は……」
博士が掴みかからんばかりに近寄ったところで、カレンは思わずドン引きした。
その様子に博士もマズイと思ったのか、ゴホンと咳払いして元居た場所まで下がった。
「とにかくアレは素晴らしいものだ。機会があったらで構わないから、頼んだよ」
「あはは……。その時があったら、ですけれどね」
苦笑しながらデータルームを後にする。
途中で博士の研究分野が、駆動系と密接に繋がったOSだというところまでは足早に話した。
「サイ・コミュニケーターって?」
「良くわからないけれど、脳波で動かそうという試みらしいよ。オレ達にはよくわからないし、そもそも中止命令が出てるしね。まあ博士としてみれば、研究対象だから続けたいんだろうけど」
そう言いながら、コウは二つの石をその辺で拾った。
片方の石を動かしながら、こういう風に動かすと考えたら、もう片方が本当に動くのだと簡単に解説する。
夢のような技術に見えるが、先行して開発していたジオンでも成功していないのだ。
いかに連邦の基礎技術が高かろうとも、そういった分野にまで応用するのは難しいだろう。
「ジャミトフ閣下はその辺を簡単に把握してたな。博士は理解者が現れたと興奮してたけど、そっけなく断ってたから、ありゃ望み薄だと思うね」
「あんまり気にしなくて良いのは判ったわ」
そういって二人は食堂で近況を話し込み、お互いに当たり障りのないことを話して今日の案内を終了する。
「少尉さん、今日はありがとう。また案内してくれる?」
「その時にオレが暇だったらね。……まあそのころには、新型のジム・カスタムが来る予定だと……いいなあ」
こうしてカレン・ラッセルと名乗った少女のレポートは終わった。
という訳で、モビルスーツ開発関連の話です。
本編には関係のない外伝の一つなのですが、何気に研究がらみの話を処理。
●連邦の新型
ガンダム開発計画は、あくまでジム更新のための一環としてスタート。
MK-Ⅱを頑張って作って、それをV作戦の様にジムにフィードバック予定。同時にジャミトフさんはサイコガンダムっぽいサイズのテスト・マシーンで、技術を進歩させています。
0087付近まで完成しないはずのインナーフレームですが、40mサイズから始めるので、原作と違って強度不足で折れません。
これをコーウェンさんの所に投げるので、彼は余計なことを考える暇もなく、必死で20mで再現。18mはまだまだ遠いなあと頑張っているところです。
●プロメテウスの新型
アッシマーのMA形態のみを採用。
円盤型飛行機に、AMBAC用の四肢を付けて完成するだけの代物です。
上に一機乗っけられるだけの余力を前提に、長時間空飛べることが唯一の利点。基本的にはジムを併用します。
まともに戦えるSFSというか、戦闘機の一種というか微妙なところですね。
アプサラスを連邦の技術で作ったテスト機と、量産用の機体に分かれる予定です。
テスト用の大型機がスダルシャナ、量産型の普通サイズがホルスという名前に成る予定。
スダルシャナにはマイクロ・ウェーブが照射できますが、さすがにホルスには無理だった模様。
●ニタ研
オーガスタ研究所での人体実験が判明したので、ニタ研系は閉鎖して既存兵器系に吸収。
後押ししていた旧レビル閥は大変な事になっています。とはいえ素直に解散させても他が伸びるだけなので、コリニー閥が吸収合併しております。
●スダルシャナ
太陽の戦輪。そう呼ばれる研究。
モビルアーマーの名前であり、ソーラレイとソーラーシステムの共同施設。
マイクロ・ウェーブ送信機であり、完成したら火星へ行く途中の場所に送られるとか。
十年もしない内に大戦艦が外宇宙探査船として建造される予定なので、アクシズの人たちは戦々恐々としています。
同じ名前でアプサラスの連邦版も研究が進んでいます。
●世情
税金とか関税とかを公表し、優良コロニーはジムを自衛用に購入できる特典を発表。
連邦の方から開放路線に踏み切ったので、独立支持派は梯子を外された格好です。
とはいえそのままでは本当に独立されてしまうので、連邦軍を強化しつつ、支持率を上げているところ。
感覚的に言うと、「あれ? いま独立するよりはしばらく様子見て、数十年後まで待った方がいいんじゃね?」と思わせる路線になります。
まあそれで本当に独立するならば、いまごろはアメリカ・中国みたいな大国がとっくに独立しているはずなのですが。
●ローレン・ナカモト
同じラベルを使い回す、同名別人の研究者。
亡命者だったり、連邦内の極論な人だったりと、いろんな人間がこの名前を利用している。
……という事にします。
色々と面倒くさい人なのですが、転生者であるジャミトフさんが知識チートで「こんなんやろ?」と説明した瞬間……。
こんな所に理解者が居た!? と忠誠を誓っている模様。まあ連邦でちゃんとサイコミュ想像できる人がいないから仕方ないね。
●カレン・ラッセル
金髪のおんにゃのこ。
ティターンズが何を隠しているか探りに来たようです。
まあ簡単に言うと、今回の説明役です。
ちなみにサイド6の施設は、基本的にオープンな表情報しかない案内用の場所です。