そんなことを考えながら12話を書きました。
分かる人いるといいなぁ。
「は?ッ!?」
銃弾やナイフくらいなら飛んでくると思っていたが
ビームが飛んできた事で一瞬呆けるが咄嗟に車道へと飛び避ける
「あれ?ハズレたなぁ〜」
「バカタレ!避け無かったら当たってるわ!」
迷うことなく俺はHK45を抜き、構える
「これが最後だ!お前の目的はなんだ!」
「...おっかしいなぁ。えいっ」
俺の問いを無視して少女は再度右腕を俺に向ける。
そして可愛らしい掛け声とは裏腹に再度先程のビームが発射される
「コノヤロウ!」
俺は体制を低くし、地面を這うように走る。
向かう先は当然少女の方向だ
「ッ!予想より速いね!」
少し嬉しそうな声を漏らしながら少女は向き合う
残りの距離は3mもない
「とった!・・・なッ!?」
完全に少女に触れたと思ったタイミングで少女に変化が起きる
「あはは♪まさか初戦で使う事になるとは思わなかったよ!」
少女の髪が意志を持ったかのように動いたのだ。
「“
だが驚いたのはそこでは無い。髪が動くだけなら先日に理子が
やってるのを見ているので驚かないが少女の髪は違う
ジャキンッ
髪が俺の方へ向くと同時に髪先が文字通り刃へと変化した
「“超能力”?よく分からないなぁ。
でも“
少女の言葉に応えるように刃に変化した髪が俺へと向かう
「ちぃ!手数じゃ勝てねぇか!」
一瞬刃を銃で受け止めるのも手段かと思ったが地面をまるで
バターのように切っているのを見ると受けるのは不味いと感じる
「それそれそれ♪」
状況が状況なのだが少女が楽しそうな声を上げているのを見ると
どうにも緊張感が薄れてしまう
「ッ!くっ!」
まぁ気持ちを弛めたら終わりな状況なわけだが
ガッ
「しまっt...!?」
回避に意識を割いた影響で足元が疎かになり
車道と歩道の段差に踵が引っかかりバランスが崩れる
ヒュッ、
倒れかけた俺に刃が迫る。
「(あ、終わった。)」
世界がまるで止まったように
刃の動きも体が倒れるのにも時間が少しずつ流れる
やがて刃が眼前に迫り
ピトッ
何かが触れる感触が額に触れる。
それと同時に俺の意識は暗闇へ落ちていった
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〜???〜
「ここ、どこだ?」
目を覚ますと俺はどこかの学校にいた。
「おっはよ〜■■先輩♪」
目の前には先程の少女が茶色の髪の男子生徒へと抱き着いている
「幸せそうだな。」
俺が呟くと場面が変わる
「あ!■■お姉ちゃんに■■ちゃんも♪」
「あ、あと■■ちゃんも。」
「わ、私はついで扱いですか!?」
切り替わった場面では金色の髪を持つ少女と桃色の髪の少女が2人現れる
見たところ桃色の少女2人は顔立ちが似ているので双子だろうか
「こんな所に呼び出してなんの用かな?■■ちゃん」
場所が再び切り替わる。どこかのビルの屋上だろうか
「そう嫌そうな顔をするな。私は別に危害を加える気は無いよ」
赤毛の少女を呼び出したのは褐色の肌を持つ少女だったらしい
「そう。それなら早く要件を言ってよ。」
「......やはりお前は変わったな■■。
お前のその変化が嬉しく、また悲しく思うよ」
褐色の少女は片手を上げて、パチンっと指を鳴らす
「......え?」
突如赤毛の少女は浮遊感を覚える
「悪いな■■。お前はもう用済みだ。」
褐色の少女の言葉に応えるように
赤毛の少女の足元には真っ暗な大きい穴が空いていた
「な、何これ...!?」
赤毛の少女は咄嗟に天使のような羽を出し浮遊しようとするが
穴の底から無数の手が飛び出てくる
ガッガッ
伸びてきた手が少女の腕や足に絡みつく
「なっ...くぅっ!」
必死に体を振り少女は無数の腕を振り払う
「無駄だよ。“多勢に無勢”と言うだろう?」
顔にいやらしい笑みを浮かべながら褐色の少女が言う。
少しずつ、少しずつ少女の体は穴へと入っていく
「い、いや!や、やめてよ■■ちゃん...っ!」
腰ほどまで穴に落ちた少女をさらに伸びてきた手が肩や顔も抑え込む
「さよならだ■■。ソッチでは楽しく過ごせよ。」
突如として褐色の少女が
先程までの邪悪な笑みとは違い、優しく笑いかける
「嫌だ...!やめて...!嫌だよ!
■■お姉ちゃん、■■ちゃん、助け...て......」
ズプリッ
と赤毛の少女の姿が穴の中へと落ち、消える。
それと同時に俺の意識も落ちる
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ポツリと頬に水が当たる感触で目を覚ました
「ん?俺は一体...」
横になっていたらしく体を起こして周囲を見回す
「...あれ?コイツは確か。」
少し離れた場所に先程襲撃をしてきた少女が横に倒れていた
「すー......すー......」
「・・・たくっ。呑気なもんだな」
このまま夜の橋の上に放置するのは容易だが
流石に風邪をひかれては寝覚めが悪いのでしかたなく少女へと近寄り
「失礼しますよっと。」
ほんの一瞬お姫様抱っこと迷ったのだが見るからに可愛い部類に入る
この少女を抱き抱えながら歩くのは俺の精神衛生上良くないので
やさしくおぶり、歩き出す
「すー......すー......」
「本当に呑気なもんだなぁ。」
さっきまで戦ってた相手に背負われてるなんて知ったのならこの少女は
一体どういう顔をするのだろうという悪戯心が俺の中で大きくなった
「・・・」
にしても入院してた事による禁欲状態を明けた
その日のうちに背中に柔らかい感触とは。これが生殺しか
〜数十分後 零也の部屋〜
ガチャッ
「ただいま。」
片手で背中の少女を支え、空いた手で玄関のドアを開ける
「あ、おかえりなさい零也さ......」
ドアの開閉音を聞いてか沙耶香がトテトテとやってくるが
俺をより正確には背中の少女を見て固まる
「...頼む。何も言うな」
「え、あ、はい。分かりました。」
「おう。そうしてくれ。風呂は沸いてるか?」
「は、はい。なかなか帰ってこないので先に頂きましたけど」
言われてみれば沙耶香の髪は少し濡れており、顔も僅かに赤い
「そうか。なら俺もこの子を下ろしたら入るかな。」
よいしょっ。と再度少女を背負い直す
「分かりました。タオルなどの準備をしておきますね」
沙耶香もとりあえず切り替える事にしたらしく脱衣所へと向かう
「あぁ頼むよ。それと今日はこの子をベッドで寝かせて
俺はソファーで寝るから毛布出しといてくれると助かるかな。」
「分かりました。用意しておきます」
沙耶香が再度頷いたのを確認してから俺も寝室へと向かった。
名前は書いていませんが出てきてるキャラクターで
もう赤毛の少女の正体には予想をつけていた人は
今回の話で確信にハッキリと変わったのではないでしょうか。