そんなに書いたら終わらない
あれから6年の時が立った
子供も茶々、初、江の三人の姉妹が生まれ、この6年間平和な日々が続き、色々あった。
ヤってしまった人達に子供ができた。
自分でもクズだと思うが、このグレーゾーンには触れない、というよりも触れられない。もしこれで俺の子だとか市や姉上、それに長夜叉ちゃんにバレたら殺される。最近ではトドメを刺すように家康さんが妊娠した。
これどうすればいいかな?まあ放置するか(人類のゴミ)
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「何故か周りの方が妊娠している中、私だけ妊娠していなくて疎外感を感じ始めました」
久しぶりに長夜叉ちゃんに会って、開口一番がこれか。話があるから来て欲しいなんて言ってたのに
「そんなこと言われても、、、」
なんか目のハイライトが逝ってる
「では、こうしましょう。これから私が妊娠するまでここにいてください」
たまに長夜叉ちゃんぶっ飛んだこと言うよね
「さすがにそれは出来ないよ。それで話って?」
この話題を話していたら一生本題に行けない気がしたので無理やり話を変える
「そこまで露骨に話題を変えますか?まあ良いですけど」
凄いジト目で見てくる
やめてくれ、その可愛さは俺に効く
「じゃあ本題に入りましょう、実はこの朝倉家は足利家の傘下に加わりました、これで安泰ですね」
「将軍様の傘下かそれはすご、、、」
ん?これ不味くないか?将軍の傘下に入ったて事は天下統一を目指す義兄上が将軍と戦うことになり、その時は傘下の長夜叉ちゃんが義兄上と戦うことになる。
「ええ、そうでしょう、将軍様についてしまえば、うかつに朝倉に弓を引けない、将軍に逆らう輩なんていないでしょうし、しかも、浅井も傘下に入れても良いとのことです。そのことを言うために来てもらいました」
確かに将軍に逆らう輩なんていないだろう。一人を除いて
こうなったら説得するしかないだろう
「長夜叉ちゃん、将軍様の傘下抜けない?」
その一言を聞いて彼女は不思議そうにこちらを見た
「何故ですか?傘下に入れば戦をせずに済むのです、天下統一などは結局は夢物語です。何を迷うのですか?」
それが常識なのだろう、たが確実に義兄上は天下統一を成すために幕府と戦うだろう
ここで自分が出した答えは
「ごめん、少し考えさせて」
ーーー
「おとーさま」
「どうした?茶々」
城に戻って考えていたら茶々が話しかけてきた
「こわいかおしてる、どうしたの」
そんな顔してたか?
「大丈夫さ、心配しなくていい」
子供には心配かけられないからな、しっかりしなきゃだめだ
「ほら、もうそろそろ寝なさい、市が心配する」
「はーい」
テトテト可愛い走り方で走っていく
はぁ、
家臣にお釈迦させて寝るか
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「長政様報告です!」
次の日の朝、忍びが慌てて報告に来た
「織田軍が何やらいくさの準備をしていたので調べた結果、朝倉に攻め入る模様!」
その報告を聞いて目の前が真っ暗になった