朝、俺は自室で目を覚ました
なんか、すごい頭が痛い気がする
今日は1月2日だけど、昨日の記憶が抜けてる
確か、初詣に行って、それから新年会をして
そっからの記憶が曖昧だ
陽介(__てか、なんかベッドが狭い気が__)
六花「すぅ......すぅ......」
陽介「」
眠い目を覚まして布団をめくると、
穏やかに眠ってる六花が現れた
取り合えず、服は着てる(安心)
でも、これだけで狭く感じるのか?
友希那「んぅ......どうしたの、陽介?」
日菜「あれぇ、ここどこぉ......?」
陽介「」
どういう状況だよ
いや、この状況はどう考えてもおかしい
なんで、この2人が俺の隣で寝てるんだ
日菜「あれ、陽介君!?///」
友希那「な、なんで私の部屋に!?///」
陽介「俺の部屋ですよ!」
日菜、友希那「え......?」
俺がそう言うと、
2人は周りをきょろきょろし始め
そして、顔が赤くなっていった
六花「あれ、どうしました?」
陽介「俺がどうしましただよ?なんで六花はここで寝てるんだ?」
六花「え?私は出水さんが良いって言うので。」
陽介「へ?」
日菜、友希那「陽介(君)......?」
陽介「いやいやいや、俺も良く分かんないんですよ!」
まずい、全く記憶がない
でも、俺がこれを良いっていう訳ないし
何かあったのは間違いない
六花「出水さん、チュチュさんのお母様が間違えて送ってきたお酒を飲んで酔ってたんですよ?」
陽介「え?」
友希那「そう言えば、そうだったわ。」
日菜「いやー、すごかったね、陽介君!」
陽介「何がです!?」
昨日の俺は果たして何をしたんだ
いや、何もしてない事を切に願ってるけど
でも、この状況......
ますき「__おーい、出水起きたかー?」
陽介「あっ。」
ますき「......何やってんだ?」
状況整理の途中、佐藤が部屋に入ってきた
すごく鋭い目で俺を睨みつけてきてる
仕方ない事だけど、怖い
陽介「佐藤、少し俺の話を聞いてくれ。」
ますき「......言い訳は聞く。」
陽介「あの、俺には昨日の記憶がなくてですね、それで、俺も気づいたらこの状況で......」
ますき「それで、記憶がない間に3人とおめでた、と......(私を呼ばないで。)」
陽介「なに!?」
六花「ご、誤解です!ますきさん!」
友希那「そ、そうよ!何もしてないわ!」
日菜「まだそう言うのはしてないよー!///」
佐藤はどんな誤解をしてるんだろう
いや、もう大体想像はつくけどさ
分かりたくないんだけど
ますき「......まぁ、そういう事ならいいが。」
陽介「そ、それで、何か用か?」
ますき「あ、そうだった。そろそろ起きる時間だぞ。」
六花「え?今、何時ですか?」
ますき「11時だ。」
陽介、六花、友希那、日菜「え?」
やばい、かなり寝坊してる
いつも、4時には起きてるのに
どんな熟睡してたんだ
陽介「まぁ......リビング行きましょうか。」
友希那「そうね。」
日菜「うん。」
六花「はい!」
それから俺達は服装を整え
疲れを感じながらリビングに向かった
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リビングに来ると、
RASのメンバーと今井さん、氷川さんがいた
段々と記憶が蘇ってきた
そうだ、初詣で4人と会って、
それで新年会一緒にどうですかってなって
それで、こうなったんだ
リサ「あ、友希那!」
紗夜「日菜!出水君に迷惑をかけてないでしょうね!」
陽介「だ、大丈夫です。こちらこそ、すみません。」
紗夜「いえ、こちらこそすみません......」
リサ「いやー、昨夜はお楽しみ__」
友希那、日菜「してない(よ)!!///」
リサ「うわ!」
何か口走ろうとした今井さんに
2人はすごい大声で否定した
いや、俺は強く出れないし、
正直助かった
チュチュ「言っておくけれど、うちの陽介は簡単にはやらないわよ。」
陽介「チュチュ!?」
パレオ「はい!そうですね!」
レイ「まるで頑固な父親だね。」
陽介「ま、まぁ、偶に言ってるな......」
そう言うのって娘とかに言うもんじゃないのか?
まぁ、家族として大事にされてるし
俺としてはいいんだけど
リサ「いやいや~、友希那は良い子だよ~?」
紗夜「ひ、日菜だって、いい子ではありますし。何でも出来ます!」
チュチュ「何の売込みよ!」
陽介「は、ははは......」
レイ(うわ、すごい顔引きつってる。)
割と今の状況って笑えないんだよ
告白された3人にプラス、
俺の事が好き(仮)な佐藤もいる
さっきから心臓バックバクだよ
今にも風船みたいに割れそうだよ
レイ「出水君。」
陽介「和奏......?」
レイ「頑張れ。」
陽介「......はい。」
和奏は俺の肩に手を置き、そう言ってきた
その言葉は異様な重みがあるように感じた
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それから時間が経ち
湊さんたちは皆家に帰って、
家にはRASのメンバーが残った
俺はリビングのソファに座り
疲れからかボーっとしてる
ますき「疲れてんな、出水。」
陽介「佐藤か。」
ますき「隣、座るぞ。」
陽介「どうぞどうぞ。」
俺がそう言うと、佐藤は横に座ってきた
そして、机に缶コーヒーを置き
こう言ってきた
ますき「さっきそこで買ってきた。やるよ。」
陽介「ありがとう。」
俺は缶コーヒーを開け、一口それを飲んだ
すっごい苦い、これブラックだ
別に飲めるけど、苦い
陽介「......まだ怒ってるのか?」
ますき「あぁ?」
陽介「あれは別に何もないよ。」
ますき「......別に、怒ってねぇ。」
佐藤はそっぽを向きながらそう言った
いや、それは怒ってる人の態度なんだよなぁ
可愛らしいと思うけど
陽介「そうか。」
ますき(こいつの事は、私だけが知ってても良かったのにな。)
陽介「?」
ますき(いつの間にかあんなにたらし込みやがって......)
なんか、すごい佐藤に見られてる
やばい、何かしたのか?
思い当たる節が今朝の事以外ないんだが
ますき「おい、出水。」
陽介「なんだ?」
ますき「お前、嬉しいか?あんな女に囲まれて。」
陽介「え?」
ますき「さっさと答えろ。」
陽介「うーん。」
佐藤は真顔のままそんな質問をしてきた
どんな質問だよとか思うけど
でも、答えた方がいいよな
陽介「嬉しいとはちょっと違う。」
ますき「違う?」
陽介「なんて言うんだろ......」
俺は少し考えた
嬉しいとは違う、この感情
強いて言うなら......
陽介「びっくりする。」
ますき「はぁ?」
陽介「いや、まだ夢っぽい感じがしてな。」
ますき「......」
そこは嬉しいて言えよ、
佐藤はそう言わんばかりの顔をしてる
なんて答えれば正解だったんだ
ますき「まぁ、お前はそう言う奴だよな。」
陽介「?」
ますき「なんて言うか、馬鹿だよな。」
陽介「ひどい。」
ますき「ははっ。」
バカなことは否定はしない
現に愚行の限りを尽くしてるわけだし
言われても仕方ないとしか思えない
陽介「でも、誰も後悔させない。」
ますき「!」
陽介「俺にはそう言う責任があるからな。」
ますき「間違いねぇな。」
陽介(佐藤も、な。)
ますき「?」
佐藤は仮だけど、確信はある
てか、割とあからさまだし......
日ごろの態度とか、今朝とか
陽介「さてと、そろそろ飯作るか。」
ますき「おい、なんだよさっきの意味深な目は。」
陽介「なんでもないよ。」
ますき「おい!待ちやがれ、出水!」
陽介「待ちませーん。」
レイ(イチャついてるなー......ロックがいなくてよかった。)
それから、俺は佐藤に後ろをつけられたが、
それを無視して料理をした
佐藤は煮え切らないって顔をしてたけど、
まぁ、今はそれでもいいだろ
それと、和奏は終始、苦笑いを浮かべていた