彼はそこそこ満足して今まで生きてきたと思う。
 家族もいて、友達もいて、大きな病気もなく、何不自由なく過ごしてきたと思う。でも__
 
『__佐藤、上だー!』
 
 彼の日常はあの時に大きな音を立て、崩れ去った。
 これは、失った少年と狂犬の少女の物語。

3月7日:タグ追加
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ