狂犬と消失少年   作:火の車

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RASはそれぞれどこのバンドのファンなのか。

レイ:ポピパファン(おたえファン)

六花:ポピパファン(予定調和)

ますき:平等に全てのファン。(全員可愛いから。)

パレオ:パスパレファン(予定調和)

チュチュ:ロゼリア、ポピパファン(ぶっ潰すぶっ潰すも好きの内)

 ポピパ、5分の4


銀髪の女の子

 早朝、俺は厨房に立っていた。

 

 理由は朝食を作ることだ。

 

 居候の身なので、誰よりも早く起きて、家事をこなさないといけない。

 

陽介(それにしても。)

 

 ここの居候になってから、早一週間。

 

 RASの皆はすごく親切にしてくれる。

 

 チュチュとパレオは俺を嫌がることなく、笑顔を向けてくれて、良くしてくれるし。

 

 佐藤は練習で来るときに手作りのお菓子を持ってきてくれる。

 

 和奏と朝日はベースやギターを教えてくれる。

 

陽介(多分、佐藤が皆に何か言ってくれてるんだろうな。)

 

 皆、本当に優しい。

 

 なんで、俺なんかのために。

 

パレオ「おはようございます!」

チュチュ「おはよ。」

陽介「あ、おはよう。二人とも。」

 

 朝食をちょうど作り終えたタイミングで二人が来た。

 

陽介「用意出来てるから、座って待っててくれ。」

パレオ「はい!」

チュチュ「分かったわ。」

 

 俺はすぐにさらに盛り付けて二人に持っていった。

 

パレオ「__いただきます!」

チュチュ「いただくわ。」

 

 配膳を済ませると、二人はすぐに食べ始めた。

 

パレオ「美味しいですねー!」

陽介「そうか。」

 

 二人はいつも、俺の一般的な料理を褒める。

 

 別に特別美味しいわけでもないのに。

 

チュチュ「ほんとに毎日助かるわ。」

陽介「まだ一週間だぞ?」

チュチュ「それにしてもよ。」

パレオ「ようさんは料理の天才ですね!」

陽介「天才の安売りはやめような?」

 

 俺はそう言いながら、洗い物を進めた。

 

陽介(母さんの料理は、もっと......)

 

 美味しかった。

 

 俺の料理は駄目だ。

 

 全くおいしくない、味がしない。

 

 あんなの、駄目だ。

 

陽介「__っ。」

 

 考え事をしながら洗い物をしてると、指を切った。

 

 皿が少しだけ欠けてたみたいだ。

 

陽介(ま、いっか。)

チュチュ「ちょっと、陽介!?」

陽介「?」

チュチュ「指、切ってるじゃない!」

陽介「そうだな?」

チュチュ「そうだな、じゃないわよ!パレオ!救急箱!」

パレオ「はい!」

チュチュ「ありがとう。さぁ、指を出しなさい。」

 

 俺はチュチュの勢いに押されて手当てを受けることになった。

 

チュチュ(本当にマスキングが言ってた通りね。自分の事は全く意に返してないわ。)

パレオ「大丈夫ですか?」

陽介「大丈夫だよ。このくらい。」

チュチュ「ほんとに、もう少し自分に気を使いなさい。」

陽介「切っただけだって。」

 

 チュチュは何と言うか、細かい事にも気を使ってくれる。

 

 こんなのすぐに治るのにな。

 

チュチュ「ほんと、心臓に悪いわ。そもそも__」

 

 チュチュは文句を言いながら、指にばんそうこうを巻いてる。

 

パレオ「ようさんはようさんですよねー。」

陽介「いや、どういうことだよ。」

チュチュ「はい。終わったわよ。」

陽介「ありがと。」

チュチュ「あ、陽介?」

陽介「ん?」

 

 俺が家事に戻ろうとすると、チュチュに呼び止められた。

 

チュチュ「今日はもう、家事はいいわ。」

陽介「なんでだ?」

チュチュ「今日は少し出かけましょ。」

陽介「?」

 

 出かける?

 

チュチュ「だから準備しておいて。」

陽介「うん、わかった。」

パレオ「あ!あそこですね!」

陽介「?」

 

 チュチュとパレオの言ってる意味は分からないが、家主の意向に従うべきだし、用意しておくか。

__________________

 

 少し時間が経つと、家を出る時間になった。

 

 俺はチュチュとパレオと外に出た。

 

陽介「__それで、どこに行くんだ?」

 

 道中、俺はチュチュにそう聞いた。

 

 結局、目的地は聞かされていない。

 

チュチュ「あるバンドのライブよ。」

陽介「ライブ?」

パレオ「はい!チュチュ様が大好きなロゼリア、というバンドです!」

チュチュ「違うわよ!ロゼリアはぶっ潰すの!」

陽介「チュチュ?あんまり危ない事はするなよ?」

チュチュ「マジな反応するのやめなさい!」

 

 なんだろう、この妹感は。

 

パレオ「それでは、行きましょー!」

チュチュ「そうね。」

陽介「あぁ。」

 

 俺たちはチュチュが言うライブハウスに向かった。

__________________

 

 ライブハウスに着き、中に入ると、ものすごい熱気に包まれていた。

 

 ロゼリアって言うバンドはそんなに人気なのか?

 

チュチュ「そろそろ出てくるわよ。」

パレオ「楽しみですねー!」

陽介(チュチュの身体が跳ねてる。楽しみなんだな。)

 

 俺がそんな事を思ってると、ロゼリアと思われる5人が出て来た。

 

陽介「あ、あれは。」

チュチュ「どうしたの?」

陽介「あの、ボーカルの子......」

 

 見たことあるぞ、あの綺麗な銀髪。

 

 あの子は......

 

 メンバー紹介だ。

 

 ギター、氷川紗夜。ベース、今井リサ。ドラム、宇田川あこ。キーボード、白金燐子。

 

リサ『__そして、我らがボーカル、湊友希那!』

 

 そう呼ばれると彼女は少し頭を下げ、こう言った。

 

友希那『行くわよ、BLACK SHOUT』

 

 彼女がそう言うと、演奏が始まった。

 

 すごい演奏だ。

 

 RASの演奏もすごい、けど、それにも負けてない。

 

チュチュ「あれが、私達がぶっ潰すバンドのリーダー、湊友希那よ。」

陽介「湊、友希那......」

 

 出来れば、もう、関わりたくなかった。

 

パレオ「どうしました?ようさん?」

陽介「い、いや、なんでもない。」

 

 だって、湊友希那には俺の左目を見られてるから。

 

 そう思ううちに、演奏が終わった。

 

チュチュ「__さて、挨拶にでも行ってやろうかしら。」

パレオ「殴り込みですね!」

チュチュ「挨拶よ!挨拶!」

陽介「っ......」

チュチュ「どうしたの?」

陽介「い、いや、なんでもない。」

チュチュ「じゃあ、行きましょ。」

パレオ「はい!」

 

 俺はチュチュの後ろについて、ロゼリアのもとに向かって行った。

 

 俺は彼女に、どんな顔をさせてしまうんだろう......

 

 




 ここではRASの事を思いついたら書きます。

”アニメでRASのキャラが出た時の第一印象”

レイ:花ちゃん!?

六花:可愛い(確信)

ますき:かっこいい。

チュチュ:なんかかわいい子出て来た。

 一貫していえる事。
 バンドリにしては珍しいキャラが多い。
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