来世は他人でいい   作:ishigami

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【砉】

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01 君って最高

 

 

 

 ◆

 

 

 

 星の降る、寒い夜だった。

 

 一二〇年に一度の周期で飛来する流星群。それが今日、地球にやってくるという。

 これを観察するべく、少女は防寒着を着込み、自宅から車で一〇分ほどかかる小高い丘の上の自然公園にシートを敷くと、三脚望遠鏡を空へと向けていた。

 手元には少女が自作したノートPCが二つ並べられている。一方の画面には気象庁のデータと連動して天体観測に最適な方角と時刻を算出するソフトが展開されており、もう一方のPCには先ほど少女が飛ばした観測用自律飛行体(ドローン)が六機とも成層圏に到達したという通知が表示されていた。

 飛行体(ドローン)には偵察衛星と同等の高画質カメラが搭載されており、自動追尾機能と急激な倍率調整(アジャスト)にも対応できるように事前に学習させておいた人工知能が組み込まれている。真冬の、なおかつ夜中の気温の()てつきそうな問題を除けば、この日の為に色々と準備をしてきた少女に隙はなかった。

 

「………、」

 

 見上げれば、無数の宝石たちが闇に瞬いている。

 

 少女はポケットのなかの、使い捨てカイロをぎゅっと握りしめる。乾き切った唇がぶるぶると震え、息を吐くと、窒素と酸素と二酸化炭素とその他の成分で構築された白い霞は重力から解放されたようにふわりと消える。

 携帯していた魔法瓶の蓋を開けた。もくもくと煙のように湯気を出す緑茶を、とくとくと紙コップへと注いでゆく。火傷しないよう、啜るように口に含む。冷え切っていた身体に温かいものが広がる。既存物理世界の大原則である熱力学第二法則の実践。しかし熱を永遠に一か所にとどめておくことはできないため、緑茶から少女の体内に移動した熱は、すぐに厳寒の大気中へと放出されてしまう。そうすると寒さを嫌うのなら新たな熱源を取り入れる必要が出てくるわけで、必然的にトイレが近くなるのが悩みだった。緑茶の中身は、半分近くに減ってしまっている。

 

 澄み渡るような快晴なのが、幸いだったが。

 

 問題は、流星群がいつ上空を通過するのかということだった。予想時刻から既に一〇分が過ぎている――宇宙開闢からの経過時間と比べれば一〇分なんて数字は一〇の三四乗ぶんの一秒にも満たない――が、空に変化は見当たらない。外気圏で滞空(ホバリング)する飛行体(ドローン)から送られてくる映像も同じく。

 じゃっかん焦れていると、ようやくそのときが訪れた。

 

「――ぁ」

 

 光が奔る。

 

 一瞬だった。

 空の端から端へと、一瞬。

 

 また光った。

 

 奔り抜けたところに、流星痕が筋となっている。

 

 いくつも重ねるように、どんどん空から光が流れてゆく。

 

 上から下へ。

 西から東へ。

 

 PCを確認した。飛行体(ドローン)の録画機能はしっかり動作している。抜かりはない。

 

「きれい……」

 

 一生に一度しかお目にかかれない光景は、まるで光の雨のようだった。耳を澄ませば、星屑たちの奏でる音までもが此処まで聞こえてきそうなほどで。

 

 恍惚(うっとり)と眺めていると、あっという間だった。

 

 気が付くと、ピークほど流れなくなっている。もう終わりが近いらしい。名残惜しさはあるものの、不満はない。なにせあれらは海王星よりも更に外側の世界から遥々やってきたのだから、不満どころかむしろ感謝の言葉しかなかった。

 しいて挙げるのならば、まだ少女の頭のなかにしか存在せず基礎理論と外部パーツしか完成していない空を駆けるための“翼”がこの場にあれば、という口惜しさくらいだが。

 それはそれとして、後片付けをしなければならない。

 でも、もう少しだけ余韻に浸っていたい。

 

 そんなときだった。飛行体(ドローン)おかしなもの(・・・・・・)を感知したのは。

 

 高温の熱源反応が、ぽつんと闇空に流れている。流星と違い、成層圏内という低い位置であるから隕石だろうかと首を傾げたが、すぐに違うと判った。赤外線カメラが計測した「隕石」の体表温度は、断熱圧縮によって跳ね上がっているはずの本物のそれよりも明らかに低い。まじまじと画面を覗き込んだ瞬間、レーザー観測機と「隕石」の相対距離が不可解な変化を現した。

 

 驚く少女の脳裏に、「隕石」の三次元的な動きが再現される。一度ではなかった。ディスプレイを拡大しようとするその間にも、飛行体(ドローン)から照射されるレーザーを浴び続ける「隕石」は落下にあるまじき蛇行を繰り返しながら、ついにはレーザーから逃れようとしているかのように縦横無尽に上昇(・・)し始める。

 慌てて少女は全飛行体(ドローン)の飛行形態を噴射推進(ジェット)モードに切り替え、謎の「隕石」を追跡させた。解析も並列して行う。“これ”はエラーか? それとも何かの錯覚か? 少女は湧き上がるものを感じながら自問する。流れゆく星々が叶えてくれた束の間の夢幻(ファンシー)、もしくは気が狂った(ルナティック)、だがそうでもないのだとしたら?

 

 突如としてビープ音が響き、飛行体(ドローン)一機との通信(シグナル)が途絶した。

 すぐに画面を切り替え、他の飛行体(ドローン)の記録を逆再生する。映像には、飛行する“何か”から放たれた凄まじい火炎(・・)に撃ち落とされる飛行体(ドローン)が映っていた。

 

「わ、わ、わ……」

 

 少女はあたふたと取り乱した。間違いない。これは夢じゃない。

 なら、――なんだ“これ”は。

 

 未知との遭遇に、顔がふにゃりと綻ぶのを抑えきれないまま、少女は逃がしてなるものかと追いかけるが。「くそっ」近付き過ぎた三機は間を置かず撃墜(・・)され、このままでは全滅しかねなかった。的になるのを避けるためレーザー照射を中断し、残りの飛行体(ドローン)に着かず離れずの位置を維持させると、今度は望遠鏡を自動状態に切り替える。飛行体(ドローン)からPCに送られてくる座標情報と赤外線及びシャレで取り付けたつもりがまさかの面目躍如である生体信号(・・・・)センサを頼りに格闘し、ついに少女は“何か”の片影を捉えることに成功した。

 尊い犠牲を払って掴み取った垂涎の情報。成層圏を高速で自在に飛行し、摂氏二〇〇〇度を超える炎を撒き散らす“何か”の正体が、今やファインダーの枠内に収められていた。

 

 即ち、黒い翼を持つ大鳥のような不明生物(・・・・・・・・・・・・・・・・)が。

 

「……あ!」

 

 最後の飛行体(ドローン)からの通信が途絶した。急速旋回した“怪物”の、超広範囲の火炎(ブレス)を避けられなかったためだ。

 まったく、と少女は罵倒とも賛辞ともつかない声を上げた。まるで現実に侵出してきた御伽噺の怪物だ――むしろこの場合は、少女のほうが空想に微睡んでいると考えるほうが現実的かもしれないが――自分史上最も目が冴え渡っているといっても過言ではなかった少女は、映像解析を続けながら“怪物”に心の裡で呼びかけた。口角を吊り上げて。「ようこそリアルへ、歓迎するぜ」。それはそれとして、ぜったいに逃がしはしないからな。

 飛行体(ドローン)は撃墜されたが、“目”がまだ残っている。この天才(わたし)様を舐めるなよ、伊達じゃないんだ。望遠鏡は休みなく上空の“怪物”の尻を追いかけている。だがもし“あれ”の気が変わって太平洋にでも飛び去ってしまったら? いくら少女が意気込んでみたところで、翼なき身では追いかけることはできない。飛行体(ドローン)無き今の少女にとって、手の届く星空は悔しいかな有限で、この視界いっぱいが限度だった。

 

 “翼”さえあれば。

 強気の仮面の裏側で、焦りと不安と後悔とに襲われながら、少女は歯噛みせずにはいられない。“コア”が完成してさえいれば、こうやって見上げているだけじゃなく、今すぐこの場から“あれ”を追い掛けることだってできたはずなのに。

 

 PCに表示される地上との相対距離と望遠鏡のカメラ映像を矢継ぎ早に見比べる。惑星間距離と比較すれば目と鼻の先にある“あれ”は、あと数秒もすれば永遠に消えてしまうかもしれない。でも、消えてほしくなかった。切々と願いながら、少女は数字を見つめ、そして再び目を疑った。

 

 震える指で、しかし澱みなく座標計算ソフトに数字を打ち込んでゆく。キーを叩く音を、動悸と完全に同期させながら。

 二度確認した。三度目も、結果は変わらなかった。

 “あれ”を見上げる。蛇行も止め、真っ直ぐ迷いなく飛んでいた。まるで目指すべき場所を見つけたかのように。

 計算が正しければ、あの“怪物”が目指している場所は――

 

ここ(・・)!?」

 

 やはり、篠ノ之神社(・・・・・)だった。なんだこの偶然は! できすぎだろ、と少女は歓声をあげたくなった。本当にここに来るのか。何のために? まさか地上で観測する少女の姿を認識したのか。そして火炎(ブレス)で焼き払おうとしている? 判らない。判断材料が足りなさ過ぎる。もしかしたら違うかもしれない。だけど此処にいるのはまずい。人のいない場所、ここ以外に空がよく見える場所。思いついた。居ても立っても居られず、少女は走り出していた。

 

 時おり背後を振り返りながら。無我夢中で駆け抜ける胸の裡には、舞い上がらんばかりの期待が生じている。笑ってしまうくらいに非現実的で小躍りしたくなるようなロマンチックな予感。頭のなかで思い起こされているのは、昨日テレビで再放送していた映画の内容だった。空から光り輝く石と共に降ってきた少女を助けたことで、古代文明の遺産を巡る争いに巻き込まれる少年の物語。

 早く、あの雑木林の向こうへ。あの展望台の場所へ。地面を蹴り、階段を飛ばし、鳥居をくぐり、目指した場所に、いよいよ少女が辿り着こうというときだった。

 

 無情にも、光は頭上を通過していった。

 

「―――」

 

 間に合わなかった? “あれ”の狙いは私じゃなかったの? うそでしょ? あと少しだったのに? ちからが抜けかけた瞬間、林のなかから重々しい着地音が響いた。まだだ。いる(・・)。親の仇を見つけたような形相で必死に登り詰めると、飛び込んだ広い空間で、今度こそ少女は足を止めた。

 思考も、止まらざるを得なかった。飛び込んできた光景の衝撃に、思わず口が半開きになっていた。

 

 神威を放つ巨いなる体躯。

 太陽を秘めたかの黄金瞳。

 夜よりもなお(かぐろ)い宇宙の暗黒を凝固したかのような闇色の肢体と、死を捕食する最たる象徴の凄絶なる(あぎと)を兼ね備えた、現実に侵出してきた御伽噺の怪物。

 ドラゴン(・・・・)

 

 その、傍らに。

 

 展望台に脚を下ろす「ドラゴン」に寄り添うようにして、よく見知った子供が佇立していた。

 

 

(ゆう)、くん?」

 

 

 篠ノ之(しののの)(たばね)は、呆然とした気分で呟いていた。ほとんど聞こえない、小さな声でありながら、少年――まだ小学生にもなっていない彼――は瞬時に反応し、立ち尽くしている束を見つけると、気まずさと驚きが綯い交ぜになった表情を浮かべ、小さく手を挙げた。

 

「やあ、姉さん。こんばんは」

 

 今日は月の綺麗な夜ですね。

 そんなに慌てた顔をして、なにか好いことでもあったのかな。

 

「な、……にそれ」

 

「ん?」

 

「それ。なに?」

 

「んんん……」

 

 束の、八歳下の弟が小首を傾げると、背後で巨大な「ドラゴン」が弾けるように消失し、更に少女は瞠目した。

 

「なんでしたっけ。あ、そういえば姉さんはどうして此処に? もう夜ですよ。いい子は眠る時間でしょう」

 

「結くんがそれを言うの。もしかして誤魔化すつもり? 誤魔化せるとでも?」

 

「なんのことだかわかりませんが、姉さんは疲れていて幻覚を見ていただけなんですよ」と、幼児らしからぬ(とぼ)けた口ぶりで言う。「姉さんは美人なのにいつだって寝不足で隈を作ってばかりで、僕は弟としてとても心配しているんですよ。――【スリープソング】」

 

 不意に不思議な音が聞こえ、くらり、と意識が(くら)みかけた。

 しかし少女の腕は、がっしりと弟の肩を掴んでいる。

 

「いま、なにか、した?」

 

「【マカジャマオン】」

 

「――っ、……なんだかわからないけど、“それ”、効かないよ」

 

「だめか。流石は超人、これも抵抗(レジスト)するのか」

 

「ねえ今の――今の、ドラゴンだよね。なんで消えたの? 君がやったの? どうやって消したの? あんなに大きかったものが急に消えて空間に何の影響もないだなんてもしかして量子変換の一種なの? ていうか空を飛んでたよね。結くんがドラゴンに乗って飛んでたの? なんで結くんがドラゴンに乗って空を飛んでたの? 結くんは――」

 

「これはまずい。プランDだな」

 

 捲し立てる束に対し、弟は双子の妹とそっくりな顔立ちで、庇護欲をくすぐるような貌を作った。

 

「えっと……答えなきゃ、だめ?」

 

「うんっ」

 

「かなり食い気味の反応。これは、んんん……顔、近いんだけど」

 

「ねえねえ結くん、君って、もしかして宇宙人だったりする?」

 

「いえいえ姉上。僕はクリプトン星からやってきたわけでもなければ、ミュータントでもありませんよ。れっきとした地球原産の、日本育ちです。ちなみに五歳」

 

「じゃあなんなの(・・・・)?」

 

「……見られちゃったか」

 

「ばっちりね。証拠映像だってある」

 

「まさかと思うけど、あの飛行物体って、姉さんのですか?」

 

「そうだよ。言いなよもう逃げられないよ。逃がさないよ答えるまで逃げられると思ってるのもしかしてこの期に及んで?」

 

「うーん。困ったな」

 

「喋っちゃいなよ。ね? 悪いようにはしないよ」

 

「本当に?」

 

「だって私は君のことが大好きな君のお姉ちゃんなんだよ結くん? 君の答え如何(いかん)によってはもっともっと君のことが大好きになるかもしれないけどね」

 

 観念したようにぐったりと肩を落とした弟は、かぶりを振ってため息をつくと、僅かな隙を突いて腕からするりと抜け出し、振り返った。

 

「“天災”が相手なら仕方ないか」

 

 その眼差しに、思いがけず息を呑む。

 

「オーケー。皆には黙っていたんだけど。じゃあ、この場を借りて告白します」

 

 弟の足元で不可視な“何か”が揺らぎ、背後にも“何か”が現れようとしている。

 

「【来い】、【セト】」

 

 空間に亀裂が入るように光が生じ、“何か”が一つのかたちへと収束してゆく。

 

「……さっきのは、僕の〈魔法〉の一つでして」

 

 収束した“それ”は、紛うことなき、闇色の巨いなるドラゴンだった。

 

 

「姉さん。――実は僕、魔法使いなんだ」

 

 

 龍の(おとがい)に触れながら、弟は気恥ずかしそうに笑みを見せた。

 

「―――」

 

 ぞくぞく(・・・・)する。鳥肌が立っているのは、寒さのせいだけじゃない。

 これから間違いなく日常は素敵に一変する。それを決定づける運命の台詞を受けて、束の躰は、()っていた。もしかしたら、あそこ(・・・)も濡れていたかもしれない。

 

「結くん」

 

 思いっ切り抱きしめて、囁く。

 

「君って最高」

 

 顔を抑え込み、唇に自分のを押し付けた。

 

 ぶちゅ、ぢゅるるる、

 

 ぢゅるるるる。

 ちゅぽんっっ。

 

 弟は、束の情熱的かつ衝動的な行動に普段のフラットな仮面を維持できなかったようで、暗がりにもはっきりと判るほど真っ赤な、少し早めの河津桜を咲かせている。

 そんな愛らしい反応に覆い被さりながら、再び束は口を開いた。

 

 

 闇のなか、凍えそうな月明かりだけが、二人の秘密を照らしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





・ペルソナ【塔】
■ベルフェゴール(状態異常付与担当)
■レッドライダー(再生促進付与担当)
■マガツイザナギ(???)
■セト(高速移動手段担当)
■ブラックライダー(高速移動手段担当)
■マーラ(継続勃起支援担当)
■ヨシツネ(高速殺戮戦闘担当)
■マダ(広域殲滅戦闘担当)

・制限1:使用可能スキルはペルソナ5Rに登場したものに限定。
・制限2:持ち込み可能アイテム枠は最大一つまで。

・補足1:パッシブスキルは〈ハイグロウ〉同様所持しているだけで効果を発揮。
・補足2:使用したスキルカード生成条件は「5(無印)」及び「5R」を参照。

・蛇足:【塔】は16番目のアルカナに属する(Wikipedia引用)。
 【正位置】においては以下の意味を持つ(破壊、破滅、崩壊、災害、悲劇、悲惨、惨事、惨劇、凄惨、戦意喪失、記憶喪失、被害妄想、トラウマ、踏んだり蹴ったり、自己破壊、洗脳、メンタルの破綻、風前の灯、意識過剰、過剰な反応など)。

 【逆位置】においては以下の意味を持つ(緊迫、突然のアクシデント、必要悪、誤解、不幸、無念、屈辱、天変地異など)。


 本作には「独自設定」「著しい改変」「捏造」「近親愛」が含まれます。
















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