密林――ここがメルのハンターとしての初陣を飾る狩場だ。だが密林と言っても今回メルが赴くのは大型モンスターの出現も滅多に無く多くの新米がお世話になる場所だ――そう密林とはとても広大な場所だ。今回の狩場となる密林もその広大な地の一部にしか過ぎないのだ。
メルは前回に街で出会った竜車乗りのメラルーに狩場まで送ってもらっている途中だ。鬱蒼と生い茂る木々達の間から差し込む光に照らされ竜車は狭い獣道を進んでいた。その竜車の荷台の上にはメルの姿があった。
「ねぇーねぇー密林ってどんな所なの?」
メルは周りに生い茂る草木に目を輝かせながら言う。
「ニャー! ここはとにかく視界が悪いところニャ! 分かったらもう喋るなニャ!」
メラルーは心身ともに疲弊していた――それもそのはず、このメルというハンターはドンドルマを出発してから何度も何度も同じような質問をメラルーに浴びせてきていたのだ。
「ニャ〜もう勘弁してくれニャ〜……」
安全な道を選んで進んではいるがいつモンスターに襲われるか分からないこの緊張感にかなり神経を使っているのにメルの嫌がらせかとも思える程の質問攻めは今のメラルーにかなり効く。メラルーは心の中でメルを乗せたことを後悔し泣いていた――いや、もはや今にも泣きそうな顔をしていた。
―――――
「ニャ……ニャ……と、到着ニャ……」
「おぉ! 遂に来たぞぉ!」
ようやくベースキャンプにたどり着いた竜車。ようやくメルの質問攻めから開放されたメラルーは張り切れた糸のように竜車を引っ張ってきたアプトノスに倒れ込んでしまう。
「よっと! 到着と」
メルは荷台の上から飛び降り、綺麗に着地を決める。辺りを見回すと小さな白い天幕のテントがあった。ギルドがハンターの為に用意した物だ。
メルは早速テントの中に入り狩りの準備を始めた――とは言ってもただ持ち物を整理するだけの簡単な作業だ。
「ニャ〜メルはランポスと戦った事あるニャ……?」
アプトノスの背に疲れた表情で倒れ込んでいたメラルーがテントの中でゴソゴソと準備しているメルに聞く。
「うんあるよ! でも訓練所の時は仲間がいたからね!」
「そっかニャ……今回は一人だから気をつけるニャよ……」
今回メルが受けたクエストはランポス五頭の狩猟というものだ。比較的簡単なクエストだがそれでも新米のメルには油断できないクエストだ。
ランポスの狩猟経験はあるがあれは訓練所でパーティーを組んでいた頃の話だ。今は一人、自分のミスをカバーしてくれる仲間もいない。メルは自分の頬を叩き気合を入れ直した。
一通りの準備を終えたメルはテントを後にし頭防具のハンターヘルムを深くかぶる。そしてキラキラと輝く瞳で鬱蒼と生い茂る密林の木々を見つめる。
初めての狩りは緊張と恐怖で大変だったと良く聞く話だがメルにそれは当てはまらなかった――メルはいかに狩りを楽しくできるか、それだけを考えていた。
「よし! 行くか!」
メルはこれから始まる未知なる世界にワクワクを抱き密林の緑の中へ消えていく。メラルーはけだるそうに手を振り、力尽きたかのように脱力して倒れた。
―――――
ベースキャンプを出発しておよそ十分程、密林の道なき道を進んでいくメルはすっかりと周りの景色に心奪われていた。
「うっわ〜〜すげぇ〜〜森が生きてる見たいだ」
生い茂る木々の隙間から射し込む日の光がまるでベールのようにゆらゆらと風に揺られ辺りを照らしていた。
メルは木々の隙間から顔を覗かせると空には蒼天の青空が広がっていた。今日は絶好の狩り日和だとメルは思う。
「……ッ! よーし、頑張るぞー!」
何か大きな物に胸を埋め尽くされた気分になりさらに気合が入る。両手を大空に向け今にも喉から溢れ出そうとしている叫び声をなんとか抑え体を大きく伸ばす。
青空に元気を貰い満足したメルは視線を空から地面に向けると何やら珍しい物がある事に気づく。
「おぉ! これってニトロダケ!」
木の根本に森の緑とは不釣合いな赤いタケをしたキノコが生えていた。
これはニトロダケと呼ばれるキノコでその特徴的な赤いタケには爆発性のある胞子を含んでいる。主に爆薬の材料などに使われハンター達もよくお世話になる代物だ。
「訓練所では食べさせてもらえ無かったからな〜〜」
どうやらメルはこの爆発性のあるニトロダケを食べるつもりらしい。
そう、彼はこう見えて重度のベジタリアンなのだ。訓練所にいた頃も何度かニトロダケを目にする機会はあったがその危険な性質の為、どんなに頼んでも食べさせて貰うことが無かった、それどころか「お前は触るな」とまで言われた始末だ。
いつの間にか忘れていた――ハンターになったら絶対にニトロダケを食べてやるという気持ちを嬉しい事にまた思い出してしまった。
「へへっ今日のおやつゲットだ!」
どうやら狩りを終えた後に食べるらしい。
メルはニトロダケをアイテムポーチに乱暴に詰めると再びランポスを探す為歩き出す。
―――――
更に歩く事およそ五分、目的のランポスは簡単に見つかった。青い鱗をしたランポス達は密林の中ではよく目立つ。もしランポスの鱗が保護色のような緑色だったらメルは間違い無く見逃していたであろう、それ程この密林の視界は悪かった。
坂道のような地形でランポス達はその坂道の下で休憩をとっている様子だ。メルは急いで木の陰に隠れ坂道の上から見下ろす形でランポス達を観察する。
「3頭か〜〜あと2頭足りないなぁ〜〜」
確認にできるのは今くつろいでいる3頭、クエストを完了させるにはあと2頭足りない。
メルは少し残念がるが直ぐに気持ちを切り替えランポス達の方を凝視する。ランポス達に気づかれる前に発見できたのだ、ここは慎重にとメルは何かいい手はないかと考えを巡らせる。
「…………いや」
一応考えようとはしたが直ぐに止めた。頭なんかで考えるより早く体を動かしたい――ランポス達を前にじっと考えるなんてせっかちなメルには無理だった。
「よし、行くか!」
メルは腰からハンターナイフを引き抜く。新品のハンターナイフには刃こぼれ一つ無くメルの気持ちに答えるかの様に日の光を浴び輝いていた。
メルは大きく深呼吸した後、口角上げニカッと笑い力強く大地を蹴る。そしてそのまま坂道を走り更に勢いを付つける。ランポス達との距離が近付くにつれメルの胸の高揚感が高まる、それは遂に叫び声となってメルの喉から弾けだす。
「……ッ! うおぉぉぉぉぉ!!」
ランポス達は直ぐに叫び声の聞こえる方向に向きを変える。そこにもの凄い勢いで接近してくるメルの姿を確認したランポス達は揃って威嚇の声を上げる。
『ギャォオ! ギャャォオ!』
ランポス達が警戒態勢に入ったのもお構いなしにメルは坂道の勢いを利用しランポスに斬り掛かろうとハンターナイフは振り上げ攻撃の構えを取る……が。
「よっしゃゃぁ! 行くぞぉぉ――うわぁ! あわ!? ワワワワワ!?」
なんとランポス達に気を取られていたせいで足元の木の根っこに足を引っ掛けてしまう。お陰で体制を崩したメルはそのまま転げ落ちるようにランポス達に向かっていく。
こちらに転がって来るメルに一匹のランポスはタイミングを合わせ噛み付こうとしてくる。
「ギャォア!」
「へへっ! 俺だって」
転がりながらもランポスの動きを追っていたメルはランポスの牙が自分に届くよりも先に回転の勢い混ぜんこんだハンターナイフでランポスの首元をたたっ斬る。
硬い骨に邪魔され両断は出来なかったがメルは確かな歯ごたえを感じた。ランポスの傷口からは大量の鮮血が飛び散る、ランポスは絶叫に近い悲鳴を上げた。
メルはそのまま止まること無く転がりながら体制を立て直し走ってランポス達から距離を取る。
そして直ぐにランポス達の方に視線を戻すと先程を斬りつけたランポスとは別の二匹が殺意を剥き出しにして直ぐにこちらとの距離を縮めてきた。
『ギャォオ! ギャォォオ!』
二頭のランポスはそのまま地面を蹴り大きく飛び上がりメルに飛び込んできた。メルはランポス達が宙に浮いた瞬間を見逃さずに大きく前転しランポス達の股下を潜り抜けていく。
「まずはお前からだ!」
メルは先程斬りつけたランポスに狙いを絞っていた。早く相手の数を減らす為弱ったランポスから狙う考えだ。
先程首に切り傷を受けたランポスは未だ痛みにのたうち回っており、メルの接近に気づけなかった。
「うおぉぉおーー!」
そのままハンターナイフを振りかざし全力でランポスの頭をたたっ斬る。メルは鈍い感触に顔を歪ませながらハンターナイフを振り切る。
二度もメルの攻撃を受けたランポスは反撃する力すら残っておらずそのまま力無く地面に倒れ込み動かなくなった。
「よし! まず一匹だ!――うげぇ!?」
ランポスを一匹仕留めた事に喜びを感じるのも束の間、あれから直ぐにメルの後を追ってきたランポス達がメルの背後から飛び掛かってきた。
背中に大きな衝撃を感じたメルは咄嗟に重心を前にずらし前転して衝撃を逃がす。そして急いで走りランポス達から距離を取る。
「危ねぇ〜。 ――痛ッ!」
メルは更に距離を取ろうと体を動かそうとするが背中に鋭い痛みを感じた。そしてじわじわと熱くなっていくのを感じた。
ランポスの爪がメルのハンターシリーズを貫通し背中を薄く切り裂いていた。防具を着けていなかったらさらに深く切り裂かれていたであろう。
しかしこの程度の痛みなら我慢できるメルは意識を傷口からランポス達に向け直す。
「よーし! 次は俺の番だ!」
メルは片方のランポスに狙い定めハンターナイフを振り上げながら突っ込む。
「ギャォオ! ギャォォ!」
丁度狙いを定めた方のランポスがメルを迎え討つかの様にメルに走り込んで来た。ランポスは顎を大きく広げ鋭利な牙を露わにしてメルの頭を噛み砕こうとする。
しかしメルにとってランポスの動きはとても単調で避けやすい物だった。横にステップを踏みランポスの突撃を躱しそのまま体の向き変えランポスの胴体に斬り込む。
急な体制からの攻撃の為、深い傷を与える事は出来なかったが皮と筋肉を切り裂く感触を感じた。
「ギャャァァ!」
ランポスは痛みに悲鳴を上げ、直ちにバックスッテプを踏みメルから距離を取る。
後ろに下がるランポスを横目にメルは口角を上げ勝利を確信した。メルからしたらランポスの攻撃は単調、動きは素早いが見切れない事も無い――負ける気が全くしなかった。複数ならまだどうなるか分からないが、二頭くらいなら同時に相手してもまだ余裕を感じるメル。
「へへっ、じゃそろそろ終わりにするか!」
メルはこの戦いに終りを告げる為、ハンターナイフを構えランポス達と向き合う。ランポス達もこちらから動こうとはせずじっとメルの動きを待っていた。互いの睨み合いがしばらく続く。辺りは静まり、ランポスの威嚇声だけが響いていた。 長い様で短く感じる睨み合いの末、痺れを切らしたのは――メルだった。
「おぉぉし! じゃあこっちから行くぞぉぉ!」
カウンターを狙っていたメルだったがせっかちな彼には無理だった様だ。そのまま雄叫びを上げながら二頭のランポス達へと突っ込んでいく。
しかし一気に興奮した様子のメルは背後から迫り来る一頭の青い影に気づかなかった。
「うおぉぉぉ! ――んなぁ!? もう一匹!?」
ようやく迫り来る影の存在に気づいたメル。だが気づいた時にはもう遅かった。背後から接近してきたランポスは体の向きを変え胴体をメルにぶつける様に体当たりしてきた。
「……ぐッ!」
背後からランポスの小さな体からは予想出来ない程の重い体当たりを受けたメルは痛みに顔を歪め宙に浮いて吹っ飛んでしまう。
丁度その先に居た二頭のランポス達はこちらに吹っ飛んでくるメルに追撃を仕掛けようとはせず、メルの横を走り過ぎ先程のランポスと合流する。
メルは地面にそのまま叩きつけられ何回か転がった後に木にぶつかり止まる。
「くぅぅー! 痛ってぇーー!」
メルは直ぐに立ち上がろうとするが、背中に大きな痛みを感じ地面にうずくまってしまう。
メルは痛みに耐えながら視線を前へと移すとそこには自分のアイテムポーチから散乱した物が転がっていた。どうやら地面にふつかったと時の衝撃で散乱してしまったらしい。
そして更に視線を奥へと移すと三頭のランポスがこちらにジリジリと近づいて来るのが見えた。
「へへっ……ちょっとヤバいかも」
なんとか立ち上がるメルだったが背中に激しい痛みを感じ今の体制を維持するのがやっとだった。こちらにジリジリと近づいてくるランポス達を見つめ次の手段を考えるが、背中の痛みも相まってなかなかいい手が思い浮かばなかった。
「……ん?」
つい先程、散乱したアイテム達に視線を向けると赤いタケをしたキノコが目に入った、先程採取したニトロダケだ。
「あぁ! そうだ!」
メルは何かを思い付いたようで再び笑顔を見せる。
「試した事無いけど、やるしかないよね!」
メルは地面に落ちたニトロダケを手に取り軽い力で握り潰すと微かに散る胞子が見えた。
それを見たメルは満足げに笑みを浮かべ、もう一度ランポス達と向き合う。
『ギャャオ! ギャャォオ!』
三頭のランポス達はこちらに笑みを浮かべるメルに苛立ったのか激しい声を上げて同時に突撃して来た。
「へへっ、じゃ行くよ!」
メルは手に持ったニトロダケをランポス達とのタイミングを測り宙に投げ捨てる。
そしてメルは右手に装備した盾を眼前に構えハンターナイフを盾に擦り付けるように固定させる。
『ギャャォォ!』
十分に距離を縮めたランポス達は地面を蹴り上げメルを噛み砕こうと接近してくる。
ランポス達の攻撃を前にメルは先程の構えを解かずじっとランポス達が来るのを待つ。
ランポス達の牙があと少しで届きそうな所で、先程上に投げ捨てたニトロダケがメルの眼前に落ちてきた。
「今だ! いっけぇーー!」
メルは盾に固定したハンターナイフを強く擦り合わせる。すると盾から小さな火花が上がり、ニトロダケにその火花が触れた瞬間――ボン!と大きな音を鳴らし小さな爆発が起きた。
「ギャャア!?」
突然、眼前で起きた爆発にランポス達は驚きを隠せずびっくりしたかのように後ろに吹っ飛ぶ。
メルもこれだけでランポス達を倒せるとは思っていない――ただ攻撃の隙を作る。それがメルの狙いだ。
「しゃぁぁ! 行くぞぉぉ!」
驚きで吹き飛ぶランポス達に追い打ちを掛けるようにメルは地面に強く蹴り、ランポス達に近づく。
「おおぉぉぉぉ!」
ランポス達が地面に着く前にメルは一匹のランポスに攻撃を仕掛ける。
三回程の全力でランポスを斬りつけた後そのランポスに足をつけ力強く蹴り出しランポスをどかす。斬られたランポスはそのまま絶命した。
「次だ!」
メルは直ぐに頭を切り替え今度は地面で大きく暴れパニックになっているランポスに狙いを定める。
メルはハンターナイフの尖端をランポスの首元に狙いを定め、全力で突き刺す。
「ギャャァア!?」
首に激しい痛みを感じたランポスは痛みに更に暴れ狂うがメルはそれを抑え込むように更にランポスの首に深くハンターナイフを突き刺す。
「ギャァァ……」
首に深い傷を負ったランポスはそのまま力無く鳴き、動かなくなった。
メルはランポスの首からハンターナイフを引き抜き、最後の一匹に視線を向ける。最後の一匹はどうやらメルが他の二匹を相手している間になんとか落ち着きを取り戻し体制を直したようだ。
「よし! お前で最後だ!」
メルは楽しげに笑みを浮かべハンターナイフを構える。
「ギャャオ! ギャャォオ!」
しかしランポスは鳴き声を上げた後、直ぐに後ろに振り返り逃げ去っていった。
「あら?」
メルはそれを呆然とした表情で眺める事しか出来なかった。そもそも走り去るランポスに追い付ける筈も無く、それよりもメルはとにかく休みたい気分だった。
「ふぅ〜疲れた〜〜」
メルはそのまま地面に倒れたこんだ。すると体が一気に重くなる感覚を感じた。初めての狩りという事もあるのかメルの予想よりかなり身体に疲労が溜まっていた。
疲れたメルはしばらくこうして身体を休める事にした。
「……あ、そうだ!」
するとメルは何かを思い付いた様に上半身を上げる。そしてランポス達の亡骸を見つめると気難しそうな表情を浮かべる。
「すっかり忘れてた……」
メルは疲れた体にムチをうちなんとか立ち上がるとランポスの亡骸へと近づく。
何処か緊張した様子のメルはランポスの亡骸を見つめながら腰からハンターナイフとは別の剥ぎ取りナイフを取り出す。
「剥ぎ取り……」
剥ぎ取りとは名前の通り、狩猟したモンスターから素材を剥ぎ取る行為の事を言うのだが、いかんせんメルはこの剥ぎ取りが大の大が付くほど苦手だ。
動いているモンスターに武器を向ける事には抵抗が無いのだが、こうした息絶えたモンスターの亡骸に刃を突きつけ皮を剥ぎ解体するなんてメルにはとても気持ち悪くて出来なかった。
しかし剥ぎ取りはハンターにとって必ず必要だ。何故なら武具を強化するモンスターの素材を入手する手段は主にこの剥ぎ取りがメインだからだ。
「……よし」
メルは息を呑み剥ぎ取りナイフをランポスに突き付ける。そしてゆっくりと皮を切り裂くとまだ新鮮な血が流れ出てきた。そんなランポスの亡骸を見つめメルは冷や汗を流す。
「だぁぁぁ! 無理だ!」
とうとう耐えきれなくなったメルは剥ぎ取りナイフを投げ捨てランポスの亡骸から逃げるように距離を取る。
「ハァ……ハァ……素材どうしよう……」
このまま剥ぎ取らなければランポスの亡骸は微生物に分解されただ消えるだけだ。勿論それでは素材が手に入らない。しばらく考え込んだ後、メルは冷や汗を手で拭い苦笑いを浮かべた。
「……ま、いっか!」
素材よりも剥ぎ取りへの嫌悪感の方が勝っていたメルはあっさりと諦めた。
「それより、あと二匹だ!」
メルはランポスの亡骸に見向きもぜずクエストを完了させるため再びランポスを探しに歩き出した。
メルは以外にデリケートでした。