BEYOND YOU~WORLD TRIGGER Another Story~ 作:ポンコツ創作者 リオロス
件のトリオン兵を撃破してから数日、今のところ新たに送り込まれたものはないため、少しばかりゆったりとした時間が過ぎていた。
× × ×
《モナーチアの遠征艇》
「どういうことだ!フィシュが仕留められた!完全にマイナスではないか!」
そう叫ぶのはモナーチアの貴族モンシ・ガルカイである。
「まぁ落ち着いてください。フィシュを仕留めたあのガキ、計測では神に相応しい。あれを狙いましょう。戦力としてはフィシュを複数送り込めば潰せるでしょう。」
「なんとしてでも「神」を見つけなければならない。わかっているな?」
「もちろんでございます。」
× × ×
《アポミミシ騎士団 会議室》
今回は何人かの上位騎士が呼び出されていた。
なんの共通点も見えず、何の用かと思っていたら…
「君たちを呼んだのは他でもない。先日決議された件についてだ。」
「先日決議された件といいますと…」
先日、警戒区域の拡張という意見が出た。
そこで、今の警戒区域の二まわりほど小さな警戒区域を多数設け、そこにそれぞれの部隊を配置しよう、というものだった。
「君達には、警戒区域に設置される部隊の隊長になってもらいたい。」
「なるほど…」
殆どの騎士は多少驚いた様子だが、一人だけ明らかに様子が違っていた。
レヴィアである。
「オーデム総指揮、お言葉ですが自分はまだ若輩者等という言葉では足りぬ者です。自分にそのような大役が勤まるとは…」
「それは違う。君でなければできないのだ。」
「自分でなければ…?」
「君の受け持つ隊はなかなか曲者揃いなのだ。他の者にそれをまとめ上げることはできない。」
自分でなければまとめられない、そのようなことがあるのかと頭を悩ます。
「恐縮ですが…自分が受け持つ部隊の部隊員をお教えいただけますか?」
「よかろう。サヨ・トロギア、キイラン・フニマリュス、エリミス・ニルギオ、ラクサ・キバサダの四人だ。」
確かに曲者揃いだ。
はっきり言って彼女らをまとめられるような腕利きなど、そんじょそこらにはいないだろう。
「察したと思うが、彼女らはかなりクセが強い。他の部隊に分散させるわけにもいかず、まとめたはいいが君以外に隊長として適任なものはいないのだ。どうか、頼む。」
「…わかりました。謹んで拝命いたします。」
× × ×
《第三警戒区域 基地》
「…というわけでこの隊の隊長になってしまいました。」
「この子がサヨはんとこの?」
「そうです。」
「えらいかわええ子やなぁ♪」
「えっ…」
白いドレスに身を包み大きな防止を被った貴婦人(?)がエリミス・ニルギオである。
サヨと同じくセルヴァル族の出身で、サヨの師匠であり、つかみ所がないようなところなどもよくにている。
火兵戦特化トリガー・「
「よしよし♪」
エリミスがレヴィアの頭を撫でる。
「あぅ…」
相変わらずこういったことに弱いので、どうすることもできずに狼狽える。
「レヴィアたんお気にになってまったなぁ♪」
「相変わらずですね…」
そう飽きれ気味に言うのはラクサ・キバサダ。
彼女はキイランの師匠で、同じ武闘派騎士である。
戦闘になるとかなり暑苦しくなり、煩くなるらしい。
戦闘以外では結構隙だらけとかなんとか…
その性格は父親譲りだとか。
「レヴィア、隊長としての任務も忘れないように。」
なかなかにKYなタイミングにイフが忠告する。
「うん。大丈夫だよ。」
隊長の任務は、襲撃があった際のトリオン兵の種類などを記録した報告書の作成・提出、隊員の体調管理、会議などへの主席などがある。
これから、忙しくなりそうだ。
現在、ワールドトリガーの二次創作をしておりますが、新しい小説をそれと平行することで更新の隙間をカバーできないかなとか考えてます。如何でしょうか?因みに新小説は完全オリジナルを予定しております‼️
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やってもいいよ
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だめ