BEYOND YOU~WORLD TRIGGER Another Story~   作:ポンコツ創作者 リオロス

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番外編1 サヨとエリミス

《アポミミシ騎士団名物 騎士団御前試合》

 

「騎士団御前試合女子の部、次の試合は期待の新星と現クイーンの対決です!」

 

舞台に向けて橋が架かり、エリミスが入場する。

 

「その弾幕、正に雨あられ!どっかにええ男はおらへんやろか~?現クイーン!エリミスゥゥゥ・ニィルギオォォォーッ!」

「ほな、やっていこかぁ?」

「対しますはぁ~!」

 

司会が反対側を示す。

 

舞台に向けて橋が架かり、サヨ・トロギアが入場する。

 

「怒涛の連射!ホッピンジャンピン!ラピッドファイア!期待の新星!サヨォォォ・トロギアァァァーッ!」

「よろしゅうおたのもうしますなぁ」

 

 

これは、深き傷を負った女王と、偽りを被る少女の出会いの物語である

 

 

「では、御前試合女子の部第五試合、開始です!」

「『戦火の女神(ベイルム・デア)』ぁ 」

「トリガー起動」

 

双方トリガーを起動し、構える。

が…

 

「…!?」

 

サヨの目が見開く。

 

「どしたん?どこからでもかかってきてええんよ?」

「そないな無防備で…」

「あんたはすきなようにすりゃええんよ?あんたがどう足掻いても、うちには傷ひとつ付けれへんからなぁ?」

「いくらなんでもトリオン体すらないなんて…」

「こぉへんのならこっちからいくで?」

 

エリミスの後ろに大量のミサイルランチャーが出現する。

 

無明(むみょう)真聖円舞曲(インヴィジブルインフォニー) 」

 

パシュシュシュシュッ!!

 

「っ!」

 

ダッ!タッタッタッタッタッ!

 

サヨが競技場内を走り回る。

 

「防御を…トリオン体に換装しとぉくれやす!」

「そないなこと気にせんと攻めて来ぃゆうとるやろ?」

「生身じゃ…あんたを傷つけてまう!!」

 

会場にざわめきが走る。

 

「なんという暴挙!期待の新星とはいえルーキーがクイーンに対して勝利宣言か!?」

 

観客席からブーイングの嵐が巻き起こる。

 

「安心しぃや。あんたが何しようと、うちには傷ひとつ付けれぇせんよ。『廻向(えこう)破壊夜想曲(デストラクションノクターン)』」

 

巨大ミサイルがサヨ目掛けて飛ぶ。

 

「っ!」

 

ドドドドッ!

 

サヨが堪らずミサイルへ射撃する。

 

「そうそう人やないんなからそうやっとればええんやて。」

 

ビュッ

 

ミサイルが2つに別れる。

 

「なっ!?」

「はい、おしまい♪」

 

ドォンッ!

 

ミサイル二発がサヨに直撃した。

 

「こ、これは流石に耐えられないかっ!?」

 

シュゥゥゥゥゥ…

 

土煙の中から、かなりダメージを受けたサヨが出てくる。

 

「くっ…」

「耐えている!『戦火の女神(ベイルム・デア)』最高クラスの火力に。耐えている!」

 

サヨが伝達系へのダメージで不安定なまま立ち上がる。

 

「なんでそないになってまで戦うん?あんた元々は機関員志望だったんやろ?そのままでおればこないなことにならんかったんに。」

「うちが戦うんは、ただ…弱い自分に嫌気がさしたさかいな。」

「ふぅん…こないなつもりやなかったんやけどなぁ…ハンデつけて勝って「どやウチすごいやろ?」ってなる予定やったのになぁ。」

 

ビュゥン

 

エリミスがトリオン体になる。

 

「どう?これで本気で戦える?」

「有難うございます!」

接続機(コネクター)ON>

 

サヨの銃が連結する。

 

「なんだあれ!?」

 

再び会場内にざわめきが走る。

 

「!」

(あれは試作段階のトリガー…一部の騎士だけに試験導入してる()うてはったけど…あの娘が…)

 

 

「トリガー接続機(コネクター)

当時試験的に一部の騎士が被験者として使用していたトリガーである。

トリガーを連結することでその火力を格段に上昇させられるというものだ。

現在は廃止され、サヨのみが使い続けている。

 

 

キィィィ…

 

サヨのトリガーにトリオンが集中する。

 

「ふふふっ 」

(ええわぁ さっきまでより…)

 

ビュゥン

 

エリミスの手元に巨大ビームランチャーが現れる。

 

(ずぅっとゾクゾクする )

「ほな、いくでぇ!!」

「はい!」

「『久遠(くおん)無影交響曲(インヴィジブルシンフォニー)』ぃ 」

 

ドッ!!!!!!!

 

双方の砲撃が正面からぶつかり大爆発を起こす。

 

「りょ、両雄激突ゥゥゥゥゥゥ!!!!!!こ、これは相討ちかっ!?」

 

シュゥゥゥゥゥ…

 

「エリミス様は無事!では…サヨ様は…!?」

 

ザリッ…

 

「ぐっ…」

 

フラッ

 

サヨが倒れかける。

 

「あーっと!?これはまさか!?」

 

パシッ

 

「っ!」

 

エリミスがサヨの手を掴む。

 

「な?()うた通りやろ?」

「…ごめんなさい散々失礼なことを」

「あほ!こちとらあんたの(ピー)から生きてんねや。そう簡単に追い抜かれてたまるかいな。それに見てみぃ。」

 

エリミスが帽子を指差す。

 

「トリオン体ごと持ってかれてまったでお気にの帽子が台無しやわぁ(泣)。生身やったら公衆の面前で身ぐるみ剥がれとったかもしれへんなぁ。」

「…っ!」

「ふふふっ 気ぃめた。あんたは今日から、うちが稽古つけたるよ。」

「えっ…?」

「あんたはまだ、強ぅなれるよ。」

現在、ワールドトリガーの二次創作をしておりますが、新しい小説をそれと平行することで更新の隙間をカバーできないかなとか考えてます。如何でしょうか?因みに新小説は完全オリジナルを予定しております‼️

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