BEYOND YOU~WORLD TRIGGER Another Story~ 作:ポンコツ創作者 リオロス
《旧警戒区域》
バチッバチバチッ…ゴゥン!
ザッ
レヴィアが到着する。
「うそだろ…?」
…と同時に、そこにいた全員の脱出トリガーが作動するのが見えた。
レヴィアが到着すると同時に、前線で行動できる騎士がレヴィアのみとなったのだ。
「ほぅ、自ら来るとはな。その覚悟は誉めてやらんでもない。やれ。」
「はっ。」
ビュッ!
「なっ…!?」
視界が上下でずれた。
というより、トリオン体の頭部にダメージを受けた。
(やべっ!)
<緊急脱出機能OFF>
緊急脱出のトリガーをあえて切り、普段のようにその場に生身で残った。
《騎士団本部》
「あいつ何やってんだよ!」
「自分で提案しといてなんて使わねぇんだ!」
× × ×
「騎士レヴィア!すぐに撤退しろ!」
「…拒否します!」
「何!?」
レヴィアがポケットから新しいトリガーを取り出す。
「あと三分だけ、時間を下さい。」
「オーデム総指揮…!?」
「よかろう。お前に託す。必ず、勝て。」
「了解!」
レヴィアがトリガーを改めて握り直す。
「『
トリオン体に換装され、肩や腕に武装が展開する。
「なんだよあれ…」
「レヴィア君…あんなもの作ってたの…!?」
「『
シュゥン!
「
レヴィアが密かに開発したトリオン体強化トリガーである。
トリオン体内部のトリオンバランスを崩し、武器や四肢などにトリオンを流し込むことでその能力を飛躍的に上昇させることができる。
ただし、その特異性ゆえにトリオンの漏出が発生するため、レヴィアのトリオンが満タンでも6分程度の制限時間が存在する。
「残り…174秒…」
フッ…
黒の男が消える。
「消えた…?」
ヒュッ!
レヴィアの死角からブレードが襲いかかる。
「なるほど…」
ガギィン!
レヴィアもその方向を見ることなくブレードで受ける。
「何…?」
「透明化か…それとも高速移動か…」
「ほう…なかなか鋭いな。」
フッ…
二つ男が消える。
ダッ!
と同時にレヴィアも消える。
「あいつ…」
ガギィン!ガイン!ギャリン!
所々で二人がぶつかる音とトリオン衝撃波が発生する。
「嘘だろ…!?あいつどうやって…」
「一言で言うなら、瞬間演算だ。」
イフの子機が後ろから現れた。
「イ、イフ特別顧問!?」
「レヴィアはトリオンを余分に消費することで、通常のトリオン兵の数百倍の処理演算速度をもつトリオン伝達脳の作成を実現した。これにより、その瞬間ごとの最適解を導きだして行動している。」
「そんなのありかよ…」
「ただし、代償は『使用者の限界を越えた元気の前借り』となる。」
「『限界を越えた元気の前借り』…?」
「使用者の体力限界が来ようとそのまま戦い続けるということだ。そのため、前借りした分だけ、使用後の活動に支障を来すことになる。もし下手すれば、そのまま死ぬこともあり得る。」
「死ぬってそんなバカな…」
「騎士レヴィアはそれをわかってやっているのか!?」
「当然だ。私自信も存在を知ったのはつい昨日のことだ。レヴィアが個人で作成していたらしい。」
総指揮も含め、本部の騎士達が青ざめた。
ガギィン!
レヴィアが弾き飛ばされる。
「くっ…!」
と同時に、両手を広げる。
キュゥン!
レヴィアの周囲に大量のトリオン弾が浮かぶ。
「行けっ!」
パッ!
弾幕が雨あられと男に襲いかかる。
多角的にバラバラな方向に飛ぶ弾幕に翻弄され、男は避けきれず直撃する。
「ぐっ!」
トリオン体のあちこちにダメージを受け、男が体勢を崩す。
「やったぞ!これならレヴィアが…」
レヴィアがブレードで止めを刺そうとする。
「チッ…」
男がモンシを掴み、盾とする。
「何っ!?」
「悪く思うなよ?仕方ねぇことだからなぁ。」
ドスッ!
「あいつ、仲間を盾に!?」
「お前…」
「勘違いすんじゃねえぞ?俺達は痕を残さずに色々するためにこいつらを利用してただけだ。必要なくなれば切り捨てる程度の同盟ってとこだ。ついでに、こいつらは返してやるよ。」
ガラッガランッ
トリオンキューブが投げ捨てられた。
「お前らんとこからさらったトリガー使いどもだ。フィシュの試運転さえできりゃ、もう用済みだ。じゃあな。」
ゴゥン!
「待っ…」
レヴィアが男を追おうとする。
「いい。深追いする必要はない。騎士レヴィア、よくやってくれた。」
「…はい。」
ビュゥン
レヴィアがトリガーを解除する。
「うっ…」
バタッ…
同時にレヴィアが倒れ込む。
「騎士レヴィア!?救護班!すぐに騎士レヴィアを救出しろ!」
現在、ワールドトリガーの二次創作をしておりますが、新しい小説をそれと平行することで更新の隙間をカバーできないかなとか考えてます。如何でしょうか?因みに新小説は完全オリジナルを予定しております‼️
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やってもいいよ
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だめ