BEYOND YOU~WORLD TRIGGER Another Story~   作:ポンコツ創作者 リオロス

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第19話 暗躍

《特別治療室》

 

ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…

 

暗い病室に心電図モニターの音だけが響いている。

病室の外のソファには、サヨ達やが座っている。

 

病室で寝ているのは先の戦いで勝利に貢献した騎士・レヴィア。

もうかれこれ一週間は意識不明のままである。

まだ死んではいないが、生きているとも言えない状態が続いている。

 

「レヴィアたん…」

 

キィ…

 

「オーデム総指揮…」

「騎士レヴィアの容態はどうだ?」

「命に別状はあらへんらしおすが…」

「まだ目が覚めないと…う~む…どうしたものか…イフ特別顧問は?」

「緊急措置として「恵みの泉(ヴィーテ)」からトリオンを引いています。今も解析などをしてくれています。」

「そうか…」

 

空間に沈黙が走る。

 

× × ×

 

《三日後》

 

ガチャッ!

 

「オーデム総指揮!」

「なんだ騒々しい。」

「騎士レヴィアの意識が戻りました!」

「本当か!」

 

× × ×

 

《レヴィアの病室》

 

ガチャッ!

 

「騎士レヴィア!」

「オーデム総指揮…わざわざ有難うございます…」

 

レヴィアが体を起こそうとする。

 

「そのままでいい。まだ万全ではないのだろう?」

「面目ありません…」

「いや、君は最大限の貢献をしてくれた。」

「…有難うございます。」

「もうあのような無茶は控えてくれ。君が命を投げ出してまで戦うように、我々もまた君を失うわけにはいかないのだ。」

「はい…」

「現在他の国家が接近している。君には、一刻も早く現場に戻ってほしい。しっかりと療養してくれ。失礼するよ。」

「はい。わざわざ有難うございました。」

 

キィ…バタン

 

レヴィアがデバイスの電源を入れる。

 

「今近づいているのは農耕国家(ギューリティア)要害国家(イピヴィアベス)か…モナーチアもまだ離れきってはいない。まだ体力もトリオンも回復してないし、医者達が行かせてくれるわけもない…いつ来るかが問題だな…」

 

× × ×

 

《モナーチア王城 王の間》

 

「何だと!?」

 

豪華な装いの男がそう叫ぶ。

 

「もう一度申してみよ!」

「ですから…その…モンシ・ガルカイ様は敵の手に落ちてしまい…亡くなられました…我々も逃げることで精一杯で…」

「むぅ…」

 

男が歯ぎしりをし、拳を握る。

この男こそ、王政国家・モナーチアで絶対王政の政権を執る王、ウロクンカ・カサトミである。

 

「もうよい。下がれ。」

「はっ。」

 

カッカッカッ…

 

静かな暗い廊下に、男の足音が響く。

男がポケットから小型デバイスを取り出し、誰かに連絡する。

 

「そちらはどうだ?」

「こちらも取り付けることができた。アポミミシが滅ぶのも時間の問題だな。」

「あぁ。」

現在、ワールドトリガーの二次創作をしておりますが、新しい小説をそれと平行することで更新の隙間をカバーできないかなとか考えてます。如何でしょうか?因みに新小説は完全オリジナルを予定しております‼️

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