BEYOND YOU~WORLD TRIGGER Another Story~ 作:ポンコツ創作者 リオロス
アポミミシは三国連合に対し、現状においては万全のさらに上とも言える警戒体制を敷いた。
ただ一つ、この戦いでの運命を握る誤算を除けば、ではあるが…
第一から第四までの警戒区域それぞれにさらなる防衛設備を用意し、緊急脱出トリガーの完全配備、市民の避難誘導のための誘導要員の訓練、トリオンの備蓄、トリオン兵の増産といった防衛体勢を整えた。
さらに
…しかし、大規模な対策をしているのは、三国連合も同じであった。
× × ×
「まず新型トリガーを用いて潜入し、撹乱及び戦力削減を図る。そして頃合いを見てトリオン兵を投入し、一気に攻める。潜入部隊の仕事が作戦の成功率を高めることになる。頼んだぞ。」
まだ若い冷静な目付きの男がそう説明する。
恐らく今回の指揮官だろう。
「「了解。」」
まだ年端もいかぬだろう少女と少年がそう答える。
「モナーチアの先の遠征によると、アポミミシは
「はい!」
「大丈夫です!」
「どうにかしてその者の換装を解除させ、肉体に深手を追わすのだ。それだけで十分だ。一人でも成功すれば様子を見て撤退しろ。場合によってはそのまま戦力削減及び撹乱を続行しろ。三時間後、作戦を開始する。」
× × ×
《アポミミシ騎士団 総指揮室》
「様子はどうだ?」
「今のところ目立った異変はありません。むしろ何も無さすぎて気味が悪いほどです…。嵐の前の静けさとは今のような状態を言うのでしょうね…。」
「確かに気味が悪いほどではあるな…」
「総指揮、少しお休みになられてはいかがでしょう?この頃働き詰めでいらっしゃいますし…」
「…そうだな。少し仮眠をとってくる。」
ガチャッ
オーデムが総指揮室を出て仮眠室に入る。
「ふぅ…うん?」
オーデムが視界の隅に違和感を感じて立ち止まる。
「トリガー起動!」
咄嗟にトリガーを起動しのけ反った。
少なくともギリギリでかわすことはできたようだ。
「何者だ!?」
視界の違和感の正体は「透明な何か」であった。
恐らく人型である「それ」は明らかにオーデムの命を狙っている。
「くそっ!どうやって入り込んだ!」
オーデムが「
けたたましい警報音が鳴り響き、それに弾かれたように騎士達が次々と臨戦体勢を整えて動き出す。
まもなくして十数人がオーデムのもとに駆けつけた。
「総指揮!あれは…!?」
「恐らく探知類を無効化し姿を消すトリガーだ。武器を持たないところを見るにトリオン体そのものがブレード状になっている。」
「オーデム総指揮は下がっていてください。我々だけで十分です。」
「わかった。だが油断はするなよ。」
「「「「はい!」」」」
× × ×
時を同じくし、アポミミシ騎士団倉庫にも襲撃者が現れた。
「ジジィてめぇ…どっから入ってきやがった。」
「ふむ…もう見つかってしまうとは…」
そこにいたのは初老程の容姿をした男であった。
既にヤンジが駆けつけており、臨戦体勢にある。
現在、ワールドトリガーの二次創作をしておりますが、新しい小説をそれと平行することで更新の隙間をカバーできないかなとか考えてます。如何でしょうか?因みに新小説は完全オリジナルを予定しております‼️
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やってもいいよ
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だめ