BEYOND YOU~WORLD TRIGGER Another Story~   作:ポンコツ創作者 リオロス

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第5話 序章

「こちらレヴィア、現在異常なし。警戒を続行。」

 

今日はレヴィアの最初の防衛任務である。

他国家からの(ゲート)を制御して集約した区域・警戒区域を徘徊し、30分ごとに報告し、(ゲート)が開いたらすぐに対応しトリオン兵や敵兵を迎撃する。

また詰所があり、交代制で見回りをしてもし手に負えないと判断したらすぐに本部(詰所)に連絡して増援を要請するのも大切だ。

 

シンプルではあるが、常に戦線にいるという大変な仕事でもある。

 

「今のとこ特に何もないな」

「まだ油断はできない。受け持ち時間はまだ半分も過ぎていないぞ」

「大丈夫。わかってるっt」

 

そう言おうとした瞬間だった。

 

バチバチッバチッ

 

「っ!」

 

ゴゥン!

 

ついに(ゲート)が開いた。

これがレヴィアの正式な初陣となる。

 

「こちらレヴィア!(ゲート)出現を確認!トリオン兵モールモッド、バンダー、バド、数十体の出現を確認!(ゲート)及びトリオン兵は依然増加中!」

「本部了解!すぐに増援を送る!」

 

ビュゥン

 

レヴィアがその手に新武器・「城塞の砲槍(トルミントム)」を構築する。

これはレヴィアが一から作成を要請した遠近防御に隙のない、オールラウンドな一本だ。

 

形こそランスタイプの近接武器だが、そこには協力な砲撃機構が備わっており、強固な盾もある。

 

砲撃はあまり射程はないが、バムスターの装甲を一撃で破壊するほどの威力がある。

遠近両立とはいっても、正確には遠距離からの攻撃にも距離を詰められる、という利点があるからである。

 

砲撃の威力を推進力にして、盾を構えながら突撃すれば、余程のことがない限りは安全に距離を詰められる。

 

「とはいえ…どこから相手をすべきか…」

 

射程持ちがいるなかで前衛から相手するのは得策ではない。

かといって射程持ちを先に攻められるような前衛もいないだろう。

 

「先に武装のないバドか。」

 

レヴィアが槍を地面に突き刺す。

 

ドォン!

 

そのまま砲撃を推進力にしてバドへと突撃する。

 

「おらっ!」

 

ドォン!ドォン!

ザシュッ!ズバッ!

 

砲撃と斬撃を合わせながら次々とバドを撃墜していく。

 

ドッ!

 

「あっやべっ!」

 

ドンッ!

 

バンダーの砲撃を避けるため急いで砲撃で距離をとる。

 

ザザッ

 

「っと…なかなかうまい組み合わせだな…」

「レヴィアの注意不足もあると思われる。」

「わかってるよ」

「レヴィア!」

 

後ろから名を呼ばれ振り替えると、詰所に待機していた増援が到着していた。

 

「大丈夫か!?」

「大丈夫です!すみませんがバドとバンダーを抑えてもらえますか?」

「策があるんだな?」

「あります!」

「よし、総員、騎士レヴィアの援護のため、バド及びバンダーを抑える!」

「「「了解!」」」

 

ジュゥゥゥゥゥゥゥ

 

城塞の砲槍(トルミントム)の砲口から火が出る。

 

ガコン

プシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

「赤熱充填完了!撃ちます!」

「総員退()がれ!」

 

ザザッ

 

バドやバンダーの相手をしていた騎士達が下がる。

 

「放熱砲!発射ァ!」

 

ドォン!

 

「うおあっ!?」

 

砲口から放熱というにはあまりに太い砲撃が放たれた。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

「やったか!?」

 

だんだんと煙が収まっていく。

 

「う…嘘だろ…!?」

 

煙が消えると、そこには一体のバムスターが残っていた。

 

表面を見る限り、放熱砲は直撃したはずだ。

放熱砲は自爆モードのイルガーを空中で処理できるように設計されているのだから、いくら他のトリオン兵に当たっていたとしても貫通してほとんどそのまま奥まで届くはずだ。

 

どうやらこのバムスター、相当…いや、桁外れに固いらしい。

 

バカッ

 

「バムスターの腹が…開いた…?」

トスットッ

 

バムスターの腹から十数体のラッドが現れた。

 

バチバチッバチッ…ゴゥン

 

「な…!?ラッドが(ゲート)を開いた!?」

 

ラッドが開いたと思われる(ゲート)からは、さらにバムスターとイルガーが出てきた。

 

「レヴィア!お前の大技、冷却がいるんだったよな!?」

「すみません!まさかあの量にさらに増援がくるとは思わず…」

「問題ない!それは俺もそう思っていたからな。総員、バムスター及びイルガーを破壊しろ!」

「「「「了解!」」」

 

騎士達が次々とバムスターとイルガーを倒していく。

 

幸い、やたら固いバムスターも「目」は弱点のままのようだ。

 

ボシュッ!

 

最後の一体が撃破された。

 

「よし、これで終わりみたいだな。」

「助かりました。」

「なに。もともと、そういうもんさ。」

「さ、戻るとするか。レヴィアも交代だろ?」

「はい」

 

一同、詰所へと戻っていく。

その途中、

 

「…!止まって下さい!」

 

レヴィアが突然に叫んだ。

 

「え?」

 

騎士達は足を止めずに振り返る。

 

ズガッ!

 

その時何が起こったのか…

地面から巨大なトリオン兵が現れ、騎士達を何人か飲み込んで(ゲート)へと消えていった…




騎士団の中でも指折りの騎士がさらわれた。
これはまだほんの序章に過ぎない。

現在、ワールドトリガーの二次創作をしておりますが、新しい小説をそれと平行することで更新の隙間をカバーできないかなとか考えてます。如何でしょうか?因みに新小説は完全オリジナルを予定しております‼️

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