・アイリーン・アルジャーノン
・年齢:16歳
・性別:女性
商業都市で邂逅した、輝く稲穂のような黄金の髪と
しかし、会ったことが無いだけで事前に調査していたらしく、ユーリの内面や価値、使えるかどうかを見定める為に邂逅を装っていた。
──魔力の属性変換適性は世にも珍しい『雷』で、尚且つ全身に流すことで思考速度と移動速度を高速化させられる。
ただし、前提として、当然だが電気を全身に流せばどうなるかは考えるまでもない。
更には令嬢らしからぬメンタルを持ち、相手の動揺を誘うためならあっさりと腕の皮膚を剥がす事が出来るだけの胆力を備えている。
・ヴァレンティナ・ヴァレンタイン
・年齢:??
・性別:女性
アイリーンの従者であり、ユーリとお互いに自分以外で見たことのない黒髪を持つ女給。
無表情且つ淡々とした喋り方、平坦な声と非常に無機質な雰囲気を見せるが、アイリーンの無茶やわがままには時折その表情を崩している。
アイリーン共々ユーリのことを見極める為に遣わされて偶然を装った者だったが、商業都市で突如発生した魔物の襲撃に巻き込まれ、その戦闘能力を発揮。馬車ほどのイノシシの突進を止めたり、屋根より高く蹴り飛ばす等をしていた。
ユーリと一対一で話す機会が訪れた際、彼が吐露した胸の内の言葉から悪くはないと判断。個人的に努力する者を応援したいと考えつつ、見込みがあるとして二人を見逃すこととなった。
・神様
・年齢:??
・性別:??
ユーリをこの世界に送り込んだ張本人にして、世界を管理している上位存在。
元々は形がない『思考する無』であったが、時代や人々の信仰の対象の変化から人間のような姿形を獲得することになった。
見た目が女性に見えるだけでそもそも性別は無く、当然ながら人々の信仰によってはその性別を男に変えることも出来る。
ユーリの魂が酷く損傷していることから事故で死んだのではなく誰かに殺されてここに辿り着いたのではないかと考えていた。
しかしその後、自分の世界とは違うシステムの魔物が介入していることに気付き困惑。
更にはタイミングよく別次元の管理者──己とは違う上位存在が現れ、怪しみつつも協力関係を結ぶこととなった。余談だが、個人的な性格から『まあいいか』と思考を雑に纏める癖がある。
・上位存在
・年齢:??
・性別:??
本作品では『神様』と区別するために敢えて『上位存在』と呼称しているモノ。
神様と同じように人々の信仰から人間の姿を獲得している存在で、シルヴィアの事を知っているらしく、魔物の襲撃の犯人として扱っている。自身の世界から逃げてこちらにやって来たと話し、あろうことか始末する許可を求めていた。
断言するような言い方をし、自信のあるその態度や人間めいた野心的な表情を見せる所から、神様からは珍しいタイプだと思われている。
・セラ
・年齢:??
・性別:男性
上位存在と共に神様の世界に介入してきた天使。使い捨てられるほどに数が居て雑兵とまで言われる中から
空間に出入口となる『穴』を空けることのできる特殊な能力を持ち、それを利用して件の犯人であり逃亡者であるシルヴィアを始末するために下界へと向かった。
・ミカエル
・年齢:??
・性別:女性
セラ共々上位存在に付いてきた天使。ミカエルは『この上位存在』の部下であるが、セラは協力関係にある『別の上位存在』の部下であり、要するに彼は『この上位存在』に貸し出されている。
本来の『天使』には名前どころか表情や感情すら無く、文字通り神の兵士であり駒なのだが、
下界に降りるにはセラの空間操作能力が必須で、個人で移動を行うことは出来ない。