強個性であり、万能的で無敵でもある。ただし、ストレス耐性と胃薬が必要である『完結』 作:サルスベリ
思いつきヒロアカの物語、始まりました。
主人公は別作品の『田中・一郎』君。彼がもっとも操りやすいとか、やりやすいではなくて、彼の周りが面白そう。
ヒロアカの世界とキャラで、色々やらかす話。裏側あるかも、ないかもしれない。頭空っぽして読んでね。
こんなの違うって思う人は、速やかに退出を。ヒロアカファンの皆様、申し訳ありません。
というわけで、どうぞ。
転生しました、何回目か覚えてないけど
皆さま、始めまして。あるいはお久しぶりって人もいるかもしれないけど、あえてはじめまして。
どうも、『田中・一郎』と申します。
最初に言っておくと転生者です。うん、たぶん転生者。記憶はあるし、神様に会った覚えもあるんだけど。
こう、映像を見ている気分になるんだよね。うん、いろんな世界があって多次元世界とか、可能性の世界って言葉を信じたくなってきたよ。
信じるしかないってこともあるけどね。
あ、俺の転生特典は最初の転生から変わってないよ。いやぁ~~最初の転生ってさ周り中が転生者で、俺だけ普通に生まれてさ、困った困った。
艦これって知ってる? 深海棲艦とかいる世界で提督として戦っていた、戦っていたって言っていいかな。書類と向き合っていたけど、まあそんな世界で生きてきて。気がついたら元帥までなったんだぜ。
死んだ理由は聞かないでくれ。もうストレスマッハで吐血まで体験したからさ。
ハハハハハハ・・・・はぁ。
で、転生。次の世界でも同じ原因で転生、次も転生。
神様に会うたびに、『え? またなの? 何してんの?』って顔で見られてさ。もう神様の世界に行くたびに、周り中が『え、また?』って顔で見てくるからさ。
受付の天使と顔見知りだよ。
うん、胃が痛くなってきた。
過去を振り返るのは以上で終わり! さあ、今回の世界はどんなだ?!
「誰、お前?」
聞いてください、皆さん。転生したって思ったら、目の前に五歳児が。
え、いや待って、ちょっと待って。なにそれ。
「・・・・・・俺は田中・一郎!」
「そう」
なんだろう、この子。元気ないな。元気ないのが悪いことじゃないのは解っているけど、元気がいい子のほうが子供らしいって考えが俺にはあるわけで。
「子供が何してるんだ?」
「そっちも子供じゃないか」
「はい?」
え、ちょっと待って。俺も子供? 何言ってんの、こいつ。そんなバカなことあるわけがない。
あ、目線が低い。
俺子供じゃん!
「こ、子供でも俺のほうが年上だ!」
「はぁ・・・・・」
「とにかくここが何処か・・・」
話しかけて相手に触ろうとしたら、相手がバって振り払った。
「触るな!」
「はい? いや、潔癖症なら触らないけど、そんな反応すると傷つくって」
「違う、僕の個性が・・・・」
「個性? いやいや潔癖症が個性ってなんだよ。ほら」
嫌がる彼に触れて手をひっぱる。なんだかすごい怯えた顔したけど、何だろう。あ、やっぱ潔癖症か。人に触られるってそんなに嫌なのかな。
「・・・・なんで?」
「いやこっちこそなんでって言いたいよ。潔癖症は恥ずかしいことじゃない、立派な『個性』だ。人それぞれだって」
「なんで?!」
なんだろ、凄い騒いでいるけど、手を離すつもりはない。
だって泣いている子供を放っておけないから。今は五歳児くらいでも、中身は大人だし。
よっし、頑張って生きるぞ。
普通に、ごく普通に。
『世界総人口の8割が『個性』を持った超人社会は・・・』
あれぇ~すでに普通の世界じゃない気がしてきたぞ。
というわけで一話です、触りです。
ちなみに、主人公はヒロアカの世界を知りません。
ツッコミしないで、自分でもどうかなって思っているから。