強個性であり、万能的で無敵でもある。ただし、ストレス耐性と胃薬が必要である『完結』 作:サルスベリ
感覚に任せて暴走させると、色々と大変なことになるのに気付きまして、もう少し理性を織り交ぜていこうかなぁって。
そんなわけで今日の仕事の時に気づいたアイディアで、ちょっと色々とやってみようかなぁっと。
勘違いって素敵だね風味です。
雄英に入学して、担任と色々あって、自分自身を振り返って気づく。まだまだ未熟だ、技術は確かにあるのだが経験値がまだ足りない。
最高のヒーローになるために、もっと色々な経験を増やさないと。
爆豪はそんなことを考え、今日も人間観察に勤しむ。
教室のクラスメートの会話、担任の話し方、人の仕草や表情から内心を推し量る。行動心理学は熟読したが、まだまだ実戦レベルではない。
犯罪心理学はまだ手を出したばかりで、知識が足りていないから、もっと勉強しないと。
「爆豪、お前は何を読んでいる?」
いきなり相澤先生に言われ、彼は真っ直ぐに立ち上がり答える。
「過去十年間の犯罪記録とそのプロファイリングデータです」
当たり前のことを聞く人だな。まさか、何か意図があって。いや、言葉どおりに判断するのは早計だ。彼は天の邪鬼だから、言葉の裏の裏を読んで対応しないと、また失敗してしまう。
彼の一挙手一投足を観察し、彼の表情筋を把握するべきだ。微細な表情筋は演技では誤魔化すことができず、その人の内心に直結している。相手の心を読む上では欠かすことができないスキルだ。
これはデクのほうがうまくやれる。他人の機微を読むのはあいつのほうが優れているから、今までは任せていた部分もあったが。
そこで爆豪は笑ってしまいそうになる。対抗して見下して、遠ざけて馬鹿にしていたのに、今では普通に背中を預けられる。
今までの自分の行動はなんだったのか。心理学で言えば、自分への強迫観念か、あるいは虚栄心からの行動になるのか。いや待った、今は相澤先生の心理だ。彼が何を言っているのか察しないと。
「この問題の答えはなんだ?」
呆れた顔をしている。なんだ、どういうことだ。彼がさしているのはごく当たり前の数学だ。問題自体に不自然な点はない、ごく普通の高校生レベルの数学を、今になって出題するなどあり得るのか。
ヒーローを目指す学生が、『たかが高校生レベルの知識がない』というのはあり得ないことだ。この数式は暗号なのか、まさか昔の旧軍あたりの最高級機密暗号が入れられている。
それか、アメリカなどで使用されている現在最高の機密レベルの暗号文が、何処かに隠されているのか。
さすが、機密情報では世界最高峰のアメリカだ。まさか、一目で見破れない暗号を使ってくるとは。それを知っている相澤先生は只者ではない、なるほど田中・一郎が諭すわけだ。自分は知らず知らずのうちに驕って、周りを低く見ていたのか。
危ない、これでは自分は最高のヒーローではない。救える命をとりこぼすところだった。そんなことはあの名前を貰った自分にとって、許されることではない。
「爆豪、授業を真面目に聞いていないのか?」
「聞いていました。さすがです、先生。まさか、そんな暗号文があるなんて思いもしなかった」
「何を言っているんだ、お前は?」
「普通の数式、そこに巧妙に隠された暗号。さすが雄英だ、普通の数学の授業に見せかけて、暗号解読をさせるなんて。すげぇな」
「・・・・・・・緑谷?」
矛先を変えたか。悔しいが先生の選択は正しい、こういった暗号の解読は自分よりデクのほうが優れている。
「数式から判断して間違いなく普通の数学だ。いや、待った。配置に意図が隠されているのか、数式だけじゃなくアルファベットの位置、そこに書かれた順番か。書いた後で見られても問題ないように隠されている、これはきっと先生が書くところを見せたことに意味がある。手の動きで別の文章と数字を織り込んで、その上で全体の数式を持って暗号の解読キーを形成している。いや、違う、それでは単純すぎる。手の動きだけじゃない、相澤先生の全体の動きも暗号化されている? そうか、先生の表情や目の動きもすべてが暗号を形成していて、数式を書いている先生を見ているだけじゃ解けないような高度な暗号信号になっている。凄い、こうやってみても解らないくらいに普通の数式だ。今の世界のヒーローはこんな暗号を使っているのか。だから、一郎さん達は僕たちにあんなに色々な知識を教えてくれたのか。ク、なら僕の観察は遅かった。書き始めた先生の動きを見ていなかった。これじゃ暗号の解読は不可能だ。かっちゃん」
「おう、最初の動きだな、それなら俺が覚えてるぜ」
凄まじい勢いで理論を組み立てるデクを頼もしく思いながら、自分の記憶を掘り起こしていく。
推察はデクに負けるが、記憶力なら負けるつもりはない。瞬間記憶ならばこっちの能力が上だ。
さて、回答を出してやろう。
「・・・・おまえら、少し深読みし過ぎだ」
「先生、俺達を騙そうなんて無理だぜ」
「僕とかっちゃんが揃っているのに、騙せると思っているんですか?」
「あのな」
すぐにだ、すぐに答えを出してやる。爆豪はにやりと笑い、思考を加速させていく。
「これは普通の高校生レベルの数学だ」
「な?!」
「嘘ですよね?!」
「天下の雄英が!! ヒーロー校が今更そんなレベルの数学を教えるのか!?」
「まさか違いますよね!? そうやって僕たちを煙に巻いて、後になって補修させるつもりなんでしょう?!」
驚愕に染まる爆豪とデクを余所に、クラスメートたちは何とも言えない表情で二人を見ていた。
最初の出会いから、二人が飛び抜けているのは解った。
試験の時の行動力、判断力は学生というよりはヒーローの、それもトップ・ヒーローに並ぶような凄さだった。
運動テストの時、個性を使っていないのに他の追随を許さない記録を次々に打ち立てた。
授業の時もほぼ即答に近い答えを出し、突発的な質問にも迷うことなく答えつつ、まったく別の書物を読んでいる姿には、畏怖さえ感じてしまうほどだ。
普通なら異質として怖くなるのだろうが、彼らは何処か『面白い』雰囲気を出していて、怖いと感じる前に『微笑ましく』なる。
今も、簡単な数式の前に深読みしてカラ回りて、ドツボにハマったようにぶっ飛んだ話をしている。
要するに、癒し系かつ笑い系の二人とクラスメートたちに思われていた。
「・・・・・違う、おまえら二人とも少し落ち着け」
とても疲れた声で告げる相澤先生は、肩を落としたままゆっくりと爆豪を指差した。
「で、おまえは『何語の本』を読んでいるんだ?」
「フランス語です」
「その下は?」
「ドイツ語です」
「・・・・・・おまえ、昨日はギリシア語とか読んでなかったか?」
「ヒーローならば語学は必須ですから」
キリッと答える爆豪と、大きく頷くデクを前にして、相澤先生は軽く眩暈を感じてしまう。
あ、こいつらはもうぶっ飛んでるのか、と。
知っていたはずだ。レベルが違うと解っていたはずなのに、自分はまだまだ二人を把握していなかったのか、と。
「おまえら二人とも何ヶ国語、しゃべれる?」
「まだ二十一です」
「僕は二十です」
まだまだ足りないと口外に語る二人に、教室の空気は一気に固まったのでした。
どうも、英語とドイツ語と日本語しか話せない、田中・一郎です。
「何してんですか、貴方は?」
「え、俺が悪いんですか、相澤先生?」
「ええ、もちろんです」
うわ、すげぇ言われよう。でも、そっか。今の学生って日本語と英語しか話せないか。俺の時は、ドイツ語も必須だったんだけどな。
あ、提督だからだ。うわぁ、やっちゃったなぁ。イタリア語とロシア語は駄目だったから、仲間内からは結構な言われて方をしてたんだけど。
「一郎、おまえはそのままでいい。俺が話せる」
なんで優しい目で言うんだよ、弔。その前に、おまえさ、俺は今、相澤先生にかなりな言われた方をされたんだけど、怒らないよな?
「二人の担任として強く育ててくれることが解ったからな。反省はしている」
「そっか」
「後悔はしていない」
「おまえは少し自重を覚えようね?!」
なんだよその決め顔は?! 自重しようよ、もっと穏便に平和に生きようよ、いきなり殺そうかって考えは止めてくれよ。
「あれは、警告だったのでは?」
うううう、相澤先生の優しさが今日も身に染みる。あんな集団に囲まれたのに、水に流してくれる優しさ。
あんたっていい大人だよ。
「とにかく、本当に爆豪と緑谷に何を教えたのか、具体的に教えてください。授業が止まります」
「え、はい」
でもさ、完全に把握しているのってコナンだから。その、どうしよう。
「ご心配なく。俺はオールマイトから話を聞いています」
「なら、オッケーです。コナン、ちょっと教えてあげて」
「解ったよ」
そういってコナンは、五百枚はありそうな用紙を持ち出して、あれぇ?
「二人に教えた内容は、こんなところかな?」
あ、そうなんだ。というわけで、と相澤先生が軽く引いてるんだけど。
「具体的な訓練の内容や、そのタイムスケジュールなんかも入れてある。映像も残っているけど、そっちは渡せないからこれで勘弁してくれよな」
「まさか、これほどとは」
受け取った相澤先生がゆっくりと読んでいくんだけど、その表情が険しくなったり穏やかになったり、その後にまた険しくなって呆れたりと。色々と表情が変わっていくなぁ。
「これ、マニュアルとして貰えませんか?」
「ダメだろ、流石に。そいつは非合法なやり方だぜ?」
「いや、今のヒーローの育成のあり方を根底から変えるほどです。ぜひ、譲ってください」
「無理だろうな。やるには今のヒーロー教育設備じゃ、出来ない部分がある。俺達も『科学的な手段』だけじゃ不可能だからな」
「確かにこれは」
まあ、俺達にはアインズとエルっていう、無敵な魔法使いがいるからな。時間停止って、余裕でできるもんじゃないだろうし、ちぎれた腕を一秒以下で再生させるとか無理だろうから。
「それにな、そいつらは爆豪とデクに合わせた訓練内容だから、他のやつらには向いてない。二人の特徴と、その『個性』に合わせてその都度に調整してあるからさ」
「個性・・・・・そういえば、緑谷は『無個性』と書いてありましたが?」
「艤装のおかげだ。後は『勇者』の加護だな」
うん、そうだね。艤装だけじゃなくて、あの緑色の石のおかげだね。本当、あれを使ったって知った時は、心臓が止まるかと思ったよ。
「勇者とは誰の?」
「悪いな、これ以上は教えられない。とにかく、そいつは諦めてくれ」
「残念です」
いや、相澤先生、そんなに未練ありそうな顔で見なくても。雄英ならもっと素晴らしい教育をしてくれるでしょう。生徒一人一人に合わせて、そんなに考えてくれる先生がいるんだから。
「ところで、何時もこんな訓練をしているんですか?」
はい、そうです~~とか言っておいた方がいいのかな?
「ハーハッハッハ! 私がぁ」
「宣言が遅い」
「飛ばされたぁぁぁぁぁぁ?!」
「オールマイト! だから言ったじゃないですか!」
「あの人は! デク! 前を固めろ! くるぞ!」
「かっちゃん後ろ!!」
何時も、だろうな。本当に、何時もになるなんてなぁ。なんでオールマイトまで参加しているのさ。デク君と爆豪君だけでいいじゃないの。
「にゃしし、いい感が育ってるね~~」
うわぁ、睦月が凄いいい笑顔で姿を消している。あいつの『ハデス』は、完全に姿を消すんだよな。その上に、『デスサイズ・ヘル』のハイパージャマーを使われると、もうレーダーにも映らないし目視でも見えないし。
攻撃の瞬間のちょっとした空気の揺らぎをデク君が察知して、爆豪君が周辺を爆炎で覆って対処したね。
うん、それって睦月だけなら、完全に正解なんだけどね。
今回は如月もいるから。
「残念ね」
六角形のフィールドを展開した如月に、爆豪君の爆破は届かないんだよな。
使徒かぁ、まさかエヴァの使徒の全能力を持っているとは思わなかったよ、はぁ。
しかも、まだ改になったばかりで、その上に改二があるんだよな。
「斉射!!」
お、デク君の三連装主砲が炸裂した。うんうん、最初は四つしかなかった主砲も今では十個は出せるようになったね。
もう改になったかな。
「残念でしたね」
そんな主砲も、如月の防御を突破できるけど、吹雪のナイフの前には無意味なんだよね。
はぁ、本当にうちの吹雪はチートの塊だね。
「はい、終わり」
そして、二人も沈んだ、と。
「もう一度、聞かせてください、何時もですか?」
「大抵は何時もだな」
「はい、申し訳ありません」
かなり引いている相澤先生に、俺は頭を下げるのでした。
ど、土下座まではまだあるはず。あるはずだよね?!
爆豪は考える。今の自分はコスチュームがあれば、大抵の防御は貫通できる。槍に自分の個性を吸収させ、それを放つことで大抵の敵は一層できる。
また個性をコスチュームが吸うことで爆破が防御にも使えるようになった。敵の攻撃が当たる瞬間に、爆発することで敵の攻撃を相手にはじき返すことができる。
リアクティブ・アーマーの強化版と一郎に言われた能力に、満足しているのは嘘じゃない。
しかし、だ。自分の個性はどちらかといえば近距離。デクのような遠距離攻撃の手段がないわけではないが、どうしても回り込まれたりすれば、あるいは手の範囲から内側に入られると対応手段が一気に減る。
そして手の届く範囲プラス十メートルから二十メートルが最大範囲。一点集中して放つ攻撃も、砲撃というよりは狙撃に近いものがあり、範囲攻撃はできない。
面で制圧しないと対応できない場面では、デクに任せるしかない。
加速もそうだ。マッハ六から上がらなくなった。もっと速く、もっと最短で駆けつけたいのに、速度が上がらない。
「どうすりゃいい」
小さく呟き、息を吐く。
デクは強くなっている。艤装の扱いも上手くなった、艤装の攻撃手段も増えてきた。主砲も最大で十五基は出せる。動けなくなるらしいが、主砲ごとに浮遊するから全方位に砲撃できる。
装甲の強度も上がった。今では弾道ミサイルも受け止められるだろう。放射能さえなければ、核の直撃も耐えるかもしれない。
自分も強くならなければ。あいつに負けないように、あいつの背中を預けられるように。
どうすればいい。
考え込む爆豪の視界に、一人の教師が映った。
「あるじゃねぇか。俺向きの攻撃方法が」
ニヤリと笑った爆豪は、そのまま一郎の元へと駆け込んだ。
必死に頭を下げて、鎮守府の訓練場に入り、そして彼は決死の修行に挑む。
理論的には可能かもしれない。
あの教師の個性からヒントを得た、遠距離攻撃。広範囲であり、距離も関係ないほどの射程距離を誇る。
唯一の弱点は、気象条件に依存することか。関係ない、風を読めばいい。相手の動きを観察し、次の一手を予想し、そこに流せばいい。
「かっちゃん、それって」
「デク。俺は気づいた。俺の個性はニトロみたいなもんを使って、爆発させてんだ。つまり、俺の汗はニトロだ。けどな、ニトロみたいなもんであって、完全なニトロじゃねぇ」
「それはそうかもしれないけど」
傷だらけになる自分を心配したデクが止めてくるが、止まるつもりはない。ヒントを得た、チャンスを貰った、ならば後は突き詰めるまで。
形にする、何がなんでも、不可能なんてことは絶対にない。できると信じる心が個性を強くする。
死柄木・弔は最初は手に触れたものしか崩壊できなかったが、次第に視界に捉えたものも崩壊できるようになった。
黒霧は触れたものしかワープできなかったものが、視界内ならばいくらでも距離は関係なくワープできるようになった。
つまり、個性は『こうだ』と思い込むことで、その能力を限定してしまう。もっと視界を広く、想像を繰り返して自分の『個性』のあり方を変える。
「体臭っていうのは、つまり汗が気化したもんだ」
爆豪は脳裏にあの教師を思い浮かべる。
眠りを誘う女教師の姿を。
「俺の汗はニトロだ、汗なんだよ」
バチバチと小さな火花が散る、これではだめだ。肌の上で弾けるのではない、もっと外へ、遠くへ。もっと先へ、手と足の延長のように、もっと先の視界の隅まで。
「届かせるんだよ。やれよ、爆豪・勝己。やるんだよ」
自己暗示のように繰り返し、脳裏のイメージを全身に叩きつける。
フワリと風に乗る。自分の何かが風に乗って周囲に漂う、それで終わり。抜け落ちるように消えて行った欠片が、今は確かに『そこにある』と感じられる。
「へ、やれるじゃねぇか」
ゆっくりと息を吐き、そして命じる。
『弾けろ』。
瞬間、訓練場を大爆発が吹き飛ばした。
「かっちゃん?!」
デクは艤装を纏い全力で防御した。それでも艤装が傷つく音がした、自分が誇る最大の楯が悲鳴を上げるほどの攻撃力。爆炎と衝撃は艤装の装甲を砕き、デクの体を押しのけようと荒れ狂う。
「やったぜ」
轟音の中、確かにデクは爆豪の声を聞いた。
「やってやったぜ!!」
叫ぶ、彼は爆発に負けないほど大きな声で叫ぶ。
訓練場の四方は吹き飛んだ。天井も亀裂が走っていた。でも、中心にいる爆豪は無傷のまま。彼がいる場所も無傷のままだった。
「かっちゃん」
「広範囲で遠距離攻撃、面制圧。しかも、『識別可能』だ! どうだデク!?」
狂喜のような、ではなく純粋に笑う彼を前にして、デクは思う。
『やっぱりかっちゃんは凄いや』と。
同時に感じる、この幼馴染は何処へ向かっていくのだろう、と。
爆豪君、識別可能なMAP兵器を手に入れる。
「田中、どういうことだ?」
「すみません」
「田中少年、説明してくれないか?」
「すみません」
「どうしてなんだろうね、田中君」
「すみません」
その日、俺は相澤先生とオールマイトと根津校長の前で、土下座することになった。
お、俺が悪いわけじゃない、と思いたい。でも、俺が鎮守府の訓練場を貸したから、原因はあるかもしれない。
「説明してくれ」
「本当にごめんなさい」
三人の圧力が怖いから、俺はひたすら土下座しました。
ミッドナイトを見る。体臭が眠りを誘うって凄いなぁ。あれ、体臭って汗が気化したもんじゃなかったっけ?
汗、爆豪君の汗はニトロ。ニトロって気化しても爆発するよね、ガソリンとか爆発しそうだし、するもんだろうな。
あ、そっか、汗が流れて遠距離攻撃可能、MAP兵器だ!
というわけで、爆豪君、ミッドナイトの『個性』にアイディアを貰って前周囲攻撃を手に入れる、風味の話でした。