俺が暮らす三門市は全国にないボーダーと呼ばれる機関がある。それは異界からの怪物トリオン兵を倒すための機関だ。俺はそこに所属している。
といっても俺以外にもたくさんいるしメディアにも取り上げられている。
少し話が逸れたが今の現状はというと
「たいちょーこれどうやるんですか?」
「お前なー作戦室でなんで宿題やってるんだよ。美琴」
「だって隊長がいると捗るんですもん」
「それ俺にほとんど答え聞いてるからだろ」
「だってせっかくの夏休みに宿題出すなんてあり得なくないですか!?夏休みですよ夏休み。夏に休むと書いて夏休み。それにこんなもの出さなくてもいいじゃないですかー!」
「俺にいうな俺に」
今いる
「ただいまー。はいこれおやつ」
「わーい、おやつ」
「美琴は食べる前に宿題な」
「ブー隊長のいけず」
「まぁまぁそんなに言わなくても。それに隊長も少し小腹空いてきたじゃないんですか?」
「まぁ確かに」
「それじゃあ少し休憩にしましょう。ジュース入れてきますね」
そういい、ジュースを入れに行ったのが
今はランク戦やってないから変わってないがそろそろ始まるはずだ。前回は美琴が途中で受験で抜けたため俺とオペレーターである綾香の2人でやっていた。
お菓子を食べようとコタツに入りモゾモゾしているといきなりドアが開いた。
「今から食べるんですか!?俺もいい?」
「緑川、いいよ」
「なんか隊長、駿には甘くないですか?」
「そうかな?」
「うまうま、それとまた勝負してくださいよ。新一さん」
「気が向いたらな」
俺はそのまま食べ進め少し部屋から出た。みんなこんな風にバカやってるけどみんなはA級だからスイッチが入るとすごい。まぁ緑川に関しては天才の部類に入るけどまだ入隊してそこまで経ってないから一度誰かボコボコにしてくれるとわかると思うんだけどな。
俺は歩いて行きランク戦のブースに入った。すると想定外の人からの戦いの申し込みが来た。俺はすぐにOKを押して移動した。
場所は市街地A対戦相手はA級3位風間隊、風間隊長だった。
「珍しいですね、風間さんがこっちにいるなんて」
「そろそろランク戦が近いからな。そしたらいい相手がいたからな」
「ボコボコにされると思うんですけど」
「フッ、よく言う」
【市街地Aランク戦開始】
俺はすぐに孤月を抜いた。風間さんは速さ重視のスコーピオンだ。風間さんが詰めてきて俺も一気に距離を縮めた。そのまま孤月一本とスコーピオン2本での鍔迫り合いになり俺はそのままもう一本の孤月で風間さんの体を真っ二つにした。
【戦闘体活動限界、ベイルアウト】
俺は逃げるようにランクブースから出て行き、その場からも離れようとした。今日はここにいると厄介なことがありそうだから。
「おい、川原貴様何を一本で帰っている。これからだぞ」
「え"?」
俺は首を掴まれてそのまままた対戦が始まった。結局その日は9:1で俺が勝った。
「付き合わせた礼だ。今から飯に行くぞ」
「あざっす」
俺はそこだけ早くすぐに準備して向かった。その日は2人で焼肉に行った。風間さんは俺には1円も出さしてくれずに会計を済ませ店からでた。
「ありがとうございます」
「気にするな。それよりいつから2本使うようになった?」
「最近になってやっと慣れ始めたところですよ。前にうちの隊の美琴が抜けて結局6位で終わった時に美琴はすごい責任を感じてたんですよ。前のシーズンは2位でしたから」
「確かにあいつが抜けたのは痛かったはずだがそこまで気にすることか?あいつの性格上そんなことを気にしなそうだが……」
「表面上だけですよ。誰よりも責任を持って一戦一戦戦ってるんですあいつは。だからあの時のあいつのあんな顔は2度とさせたくない。だから俺自身のスキルアップにひたすら注ぎ込んだのが2本の孤月で闘うことです」
「なるほどな。わかった」
話して歩いていると分かれ道にきて俺たちはそこで別れた。
風間は思った。坂口が責任感が強いと言うが俺から言わせるとお前も十分隊長としての責任を持っている。だからこそあの2人がお前の隊にいるんだ。
そう思いながら家に向かって歩いた。
家について電気をつけても誰もいない。俺の家族は1回目のネイバーによる大侵攻で家族を失った。妹はいるが今はまだ帰ってきていない。こっちから迎えに行くのがほとんどで自ら帰ってくることは朝言っておかないと帰ってこない。俺はすぐにボーダーの服を脱ぎ私服に着替えて学校に向かった。妹はまだ中学3年、俺は高校3年もうボーダーからの推薦で大学は決まっている。別のところを受けることもできるがそこまですることもない。何より今うちの収入は俺の分しかなくかなり厳しい状態だ。
俺は歩いて学校に向かいそのまま許可証を見せて中に入った。この時間まで残っているのはなかなかいず、人も少ない。
俺は目当ての教室に着き扉を開けた。するとわかっていたかのように扉の前に立っていてこっちに見ていた。
「遅くなったかな?」
「ううん、そこまで遅くないよ。お兄ちゃん」
「そっかそれじゃあ荷物まとめて帰るか」
「うん!」
何をしてても嬉しそうにする。だからこそ今を楽しんで欲しい。俺みたいにいつ落とすかわからないような人生を送って欲しくないと思っている。
考え事をしているとあっという間に着く。最近は料理の練習と言って、桜さくらが作っている。
「お兄ちゃんひとつお願いがあるんだけど……」
「ん?」
「わたしもボーダーに入れないかな?」
「ブッ!」
俺は飲んでいたお茶が逆流してきてむせた。いや、そんなことよりなんでそんなことを言い出したのか全くわからない。そんな危険なことをさせたくない。
「またなんでそんなことを?」
「わたしもお兄ちゃんと一緒に戦いたい。守られてるだけじゃなくてわたしも自分のことぐらい守りたい」
「はぁ、言い出すと聞かないからな。いいよ」
「ほんとに!?」
「ただし仮入隊の間にポイントが2800以上になったら認める。それ以下なら諦めろ」
「2800か、かなり難しいね。けどそれをクリアしたら認めてくれるんだよね?」
「いいよ。約束だからな」
その日に入隊手続きを済ませ次の仮入隊までの時間で2800に行くのはかなり厳しい。今までそこまで才能があったのはA級隊員だけだ。
俺は入隊時3500で入隊して1週間ほどでB級に上がった。
これも異例のスピードだ。今はこの記録は誰にも抜かされていない。
それから1週間後桜の正式に入隊が決まった。その入隊式には俺も参列して後ろで見守っていた。ランク戦なんかでポイントを稼がれて3000で入隊したなんて言われたら溜まったもんじゃない。
そしてポイントは3000ポイントだった。
「お兄ちゃんこれで認めてくれるよね?」
「うそだ〜。けど約束だからな」
「それでもうひとつお願いがあるんだけど」
「うん、なんだ?」
「わたしがB級になったらお兄ちゃんの隊に入れて欲しい」
「…………いいよ。それでいいなら。ただし残り2人もお前が説得しろよ」
「うん!」
そういい残りのレクレーションを聞きに行き、その日は終えた。俺は隊に用事があったため作戦室に向かうと2人はすでにいた。
「2人に頼みがあるんだけど」
「「どうしたの?」」
「俺の妹がもうすぐB級になると思う。それでこの隊に入りたいらしい。それを認めてやってくれないかな?」
「なんだたいちょーが難しい顔をしてるから何かと思ったらそんなことか」
「それなら私達が断る理由なんてないですよ」
「……っありがと、美琴、綾香」
「なーんかしおらしいたいちょー久しぶりに見た気がするね」
「確かに」
「ひっでぇ」
それで作戦室に笑いが起こりそこで美琴と綾香は作戦室から出ていった。俺も電気を消して部屋から出て行き家に帰っていった。
その日から1ヶ月足らずで桜はB級に上がった。ポジションはシューターだ。シューターでも桜もトリオンが規格外らしく二宮さんとほとんど変わらないらしい。
俺たちは作戦室にいるとその扉が開いた。
「失礼します」
「来たな桜」
「お願いがあります。わたしをこの部隊に入れてください」
「私はいいよ」
「わたしはテストをさせてもらうけどいいかな?」
「はい、もちろんです」
テストをすると言ったのは美琴だ。美琴自身もシューターでかなりの腕がある。一度は二宮さんに誘われて断っていて今はこの隊にいる。
そして仮想訓練ルームを開き俺と美琴、桜がそっち入って綾香には外から見てもらった。
2人ともトリガーを起動して美琴は隊服を、桜はC級隊服を纏って2人ともトリオンキューブでの打ち合いが始まった。
圧倒的に美琴が有利だ。何せ桜はまだアステロイドしかない。ハウンドやメテオラ、バイパーを使える美琴には歯がたたない。そう思っていたのだが、始まるとハウンドやバイパーが桜にあたる瞬間にアステロイドでそれを相殺していた。
それに気づいたのか美琴はメテオラを使いその爆風で桜が巻き込まれてトリオン体が破壊された。
「勝負有り。勝者美琴」
「負けた……」
「ううん。本来なら負けてたのはあたし。すごい才能だね桜ちゃん」
「ありがとうございます。勝ちたかった。勝ってこのチームに」
「わたしは一言も却下なんて言ってないけど……」
「「え?」」
俺と桜は同じタイミングで変な声で返事をしてしまいさっきまでの会話を思い出していた。そうすると確かに一言も入れないなんて言っておらず、テストをすると言っただけだ。
それに騙されていたのは俺たちで美琴は何も悪くないがなぜかいっぱい食わされた気分だった。
それ以上対戦することはなくその日はそれで終わり作戦室でゆっくりしていて帰ろうとしたら2人に止められた
初投稿です
変なところ多いと思いますがよろしくお願いします
後主人公のサイドエフェクトを考えてくださると嬉しいです
できれば戦闘に関係しているやつで、効果と名前を送って欲しいです
よろしくお願いします