車を買うことになりそっちにかかりきりでした。
だいぶ落ち着いたのでまた投稿できると思います
そして起きるととうとう時間になる。全員の顔は重くもなく少し緊張してる感じだ。少しぐらいなら緊張している方がいい。
「それじゃあ行こうか」
「「「トリガーオン!」」」
俺たちは隊服を纏い転送時間になるまで少しある。最後の確認を済ませていく。今回俺は風間隊を相手にする。そして太刀川さんたちを桜と美琴で抑える。俺の方が終わり次第合流するという流れだ。ランクは俺たちが最下位だからステージを選ぶ権利は俺たちにある。河川敷にした。もう最初に桜と美琴のメテオラで橋を落とすという作戦だ。
「時間だよ」
俺たちは転送されていく。そしてレーダーを見ると最高の結果だった。俺と風間隊は西側、太刀川さんたちは東側という結果だ。え?唯我?まぁ誰かが落とすでしょ。会ったら落とすようにいってあるしなんとかなるでしょ。
今回の嬉しいところはスナイパーがいないところだ。さて一気に行きますか。
俺はグラスホッパーで風間さんに向かって飛んで行った。
「今回の実況を務めます海老名隊の武富桜子と解説はNo4アタッカー村上先輩と嵐山隊時枝先輩に来ていただきました。舞台は河川敷です」
「どうぞよろしく」
「今回の試合どう見ますか?」
「そうですね。川原はアタッカーランクこそ俺より低いものの実力ではあいつの方が上です。贔屓目なしにボーダー内でもトップだと思っています。そこを同作戦に組み込んでいくのが見ものですね」
「なるほど。嵐山さんは何かありますか?」
「確かに川原は強いです。それに対抗できるのが今回の太刀川隊、風間隊です。今回の一戦はなかなかアタッカーにとってはいいものになるので見ておきたいですね」
「ありがとうございます。村上さんは何かありますか?」
「確かに川原はアタッカーとして一流です。ですがこの試合もっと面白いものが見れるかもしれませよ」
「なんですか!それは?」
「それはお楽しみです」
「なるほど、それがこの試合で出るのか。そこも見どころになりそうです。さて全隊員転送スタート」
グラスホッパーで飛んでいくと俺の後ろででかい爆発があった。見るまでもなく何かわかったので早いと思いつつ移動していく。今のは美琴と桜がメテオラで橋を落とした音だろう。
始まってすぐなんておそらく綾香との連携だろう。
「どうも風間さん」
「川原」
考えながら移動していると目の前に風間さんと隣には歌川がいる。菊地原はまだ合流できていないんだろうか?
「さてやりますか」
「あぁ」
俺は孤月を風間さんと歌川はスコーピオンを出す。その瞬間から3人で切りあった。流石に2対1はきつい。けど3人を相手にするってあいつらに言ったんだからここだけは何がなんでも果たさなきゃいけない。
「旋空孤月」
俺は放つが風間さんたちは当たり前のように避ける。流石にこれだけじゃあ倒せるわけがない。それに今の俺は菊地原を警戒しないといえないから余計に集中できない。
「どうした?キレがないぞ」
「わかってて言ってるでしょ」
「風間さん、このまま落としましょう」
「あぁ」
くそあんまりやりたくなかったけどあれをやるしかなさそうだ。俺は腰にもう一本の孤月を出して両手で構える。風間さんは既に知っているがこの試合でするつもりはなかった。
けれどした、してないで後で負けたら後悔すると思う。
「いきますよ」
「こい!」
そこからは片手ずつで風間さんと歌川を相手にしている。見えてなくてもサイドエフェクトで攻撃の振りや角度なんかわかるから防げる。
そこからは一進一退の攻撃が続きなかなか終わらない。それにしても菊地原一帯いつまで隠れてるつもりだ?
風間隊は全チームの中でもトップの連携を誇る。それを使わないでいつまで隠れてられるつもりだ。
「勝負の最中に考え事とは随分余裕だな」
「そんなことないです!」
孤月を振るがやっぱり当たらない。当たったとしてもスコーピオンが壊れるだけだ。俺たちはそのまましばらく動けない状態になった。
あたしは転送位置が良かった。すぐに桜ちゃんと合流できて橋を壊す。そのあと唯我がいたのでついでに落としておきそのまま指定された場所に向かう。
「太刀川さん」
「お、真琴に桜ちゃんだったっけ?」
「ええ、あってます」
「それでここにきたのは?」
「「あなたを倒すために!」」
あたしと桜ちゃんは最大分割のアステロイドを放つ。倒すっていうのは方便だ。いまはたいちょーが来るまでの時間が稼げたらいい。
「なんだこの弾の分割は?これなら俺のシールドでも防げるけど」
「くっ!」
「真琴さんもう足止めなんてやめませんか?」
「どういう意味?」
「確かに厳しいかもしれないですけどいまここで倒しましょう」
「けどあたしたちじゃあ」
「このままいつまでもお兄ちゃんに頼ってたらダメな気がするんです」
「わかった。あたしが斬り込むから援護よろしくね」
「了解」
あたしは地面を蹴り孤月で斬り込む。その間を埋めるように桜ちゃんの弾が飛んできて太刀川さんも攻めあぐねている。出水が来るまでに倒せたらなんとでもなりそうだ。
出水に関してはあたしが落ちても桜ちゃんのゴリ押しで倒せると思う。
「すんません!遅くなりました」
「いやいいタイミングだ」
「ゲェ!出水」
「タイミング悪」
そこに来たのは出水だった。本当に最悪のタイミングできた。
「桜ちゃんは出水の相手お願い。できたらもう落として」
「それじゃあ真琴さんは?」
「あたしはここで負けると思う。けどただで負けるつもりはないから」
その言葉と同時にあたしは斬りかかる。最近アタッカーになったやつが1位に勝てるわけがない。けれどたいちょーに任された以上それ以上のことをして期待に応えないと。
あたしと太刀川さんは激しい斬り合いになっていく。けれどあたしは太刀川さんに傷を負わせられるけどそれ以上のスピードであたしは傷を負っていく。このままじゃ負ける。そう思っていた。
あぁ、もう風間さんたち邪魔!さっき綾香からの連絡でもう2人は太刀川さんを抑えることにしたときた。
「風間さん早く落ちてくれませんか?」
「そんなのが交渉になるわけがないだろう」
俺は試したことないけど孤月を解除して両手にハウンドを構えた。そしてそのハウンドを自分の周りに放つ。一つ一つの発射位置を少しずつずらして自分の周りに常にハウンドが飛んでいる状態だ。
まぁこれも当真さんや奈良坂がいたら避けて狙撃されるんだけど今回はいないから当たる心配もない。
そして何発かの弾を風間さんや歌川に放つ。
「な!」
「これは?」
「俺の新技です」
そして一瞬気にしたのでその間に俺は追尾強化弾を作り風間さんの後ろに飛ばす。その直後に孤月に切り替えて襲いかかる。
風間さんは後ろにシールドを張り防ごうとしたがそれは悪手だ。俺が設定した軌道はそもそも風間さんを狙っていない。
戻ってくる弾は歌川に当たりそのままベイルアウトした。
「なるほど、はじめにあの技を使ったのは俺たちの気をそらすため。そしてそれは追尾強化弾を作るためだったか」
「ええ、このままジリジリ時間潰すのもアレなんで」
「確かに一手食わされた。だがこのまま終わらんぞ」
すると俺のサイドエフェクトに引っ掛かった。菊地原だ。俺はそのまま体を反転させてぶった斬る。だが菊地原の狙いはそれにあったみたいで斬った瞬間俺の体ごと捕まえた。そして後ろから風間さんが切りかかってくる。
俺は手の孤月を足のほうに投げて思いっきり蹴る。それは運良く風間さんの心臓に刺さり、倒せたがそれとほぼ同時に俺の片腕も落とされた。
「く、まだあるのに」
「今回はここまでか」
2人はベイルアウトして消えていく。それにしても片手で太刀川さんの相手をするのはきつい。両手でも勝てる相手じゃないけど……
俺はグラスホッパーを使い東側に飛んでいく。今回は誰にも邪魔される心配がないから安心だ。
すぐに行くと真琴が斬られかけていたから間に入り剣を受け止めた。
「川原、随分早いな」
「太刀川さん今回は勝たせてもらいます」
「片腕でか?」
「確かに俺1人なら厳しいですね。そもそも勝つことが。けど俺は1人じゃないんで」
真琴と桜は俺の隣に来て出水は太刀川さんの後ろに行く。
「すんませんしくりました。川原来るまでに倒しとくつもりだったんですけど」
「まぁしょうがない。それにしても相変わらず唯我はすぐ死んだか」
「まぁ唯我ですから」
「話はすみました?」
「あぁ待たせたな」
俺は予め内部通信で真琴と桜に協力して出水を倒す倒すように言った。いくら出水とはいえこの2人を相手にそうは時間を稼げない。勝てるとも思っていないが。
問題は俺の方だ。太刀川さんには勝ち星すら少ないのにこんな状況なら負ける。
俺は切りあっていくがだんだんと切り傷が増えていきトリオンが減っていく。
俺もそれなりにダメージを与えているが風間さんにやられた片腕でかなりトリオンが減っているのと現在進行系で減っていくのでいくらトリオンが太刀川さんより多くても先に死ぬ。
「すんません、遅くなりました」
「なぁ!?なんで出水が?」
「お前のとこのチームのやつは落としたぜ」
「クソ」
今はなんで落ちたか考えてる場合じゃない。俺は太刀川さんに斬りかかる直前にテレポーターを使い出水の前に移動する。そして斬りかかる瞬間俺は太刀川さんに真っ二つに斬られた。
「まだだぁぁぁぁぁああああ」
俺は孤月をぶん殴りそれが出水の心臓に刺さり2人ともベイルアウトした。
俺たちはこの日負けをチームを結成して以来の負けを味わった。