主人公と妹のトリオン量を変更させてもらいます
主人公
28→16
桜
25→15
ボーダー本部内を歩き個人ブースに向かっていると嫌な予感がした。気にしないで行こうとするがやっぱり気になると後ろからすごい勢いで加古さんがきていた。
「あら、川原くんじゃない。あなたやっぱりうちのチームに入らない?」
「それA級でチームを持ってる隊長にいうことじゃないですよね?」
「もう1人ならいけるわよ。うちはKで固めてるから川原くんならいけるわよ」
「話を聞いてください。だから無理ですって」
「もう、毎回断らなくてもいいじゃない」
毎回誘ってくる方がどうかと思うんだよ。ほんとに断っても会うたびに誘ってきて。けど俺がチームを組んでなかったら入るっていう選択肢もあったかもしれない。A級7位加古隊に。すると背中から寒気が止まらないようになり、後ろを見ると俺がボーダー内でも1、2を争うぐらい苦手な人がそこに立っていた。
「おい、お前らうるさいぞ」
「あら、二宮くん。こっちにくるなんて珍しいわね」
「!!では失礼します」
「待て、個人戦に付き合えよ川原」
「あら、私の方が先にしてもらうわ」
「えぇ〜」
「「何か文句あるのか(かしら)?」」
「いえなんでも」
その後俺は2人に引っ張られて個人ブースに来た。先に加古さんとの勝負になり、アタッカーとしての武器は反則というルールをつけシューターとして戦うことになりひどい目にあった。
加古さんには想定外のアステロイドを使われ、何本か取られた後に取り返したが結局6ー4で負けるし、二宮さんなんかもっとひどい。のんびりやると思っていたらいきなりのフルアタックで削られ、結局何本か取り返したが対応が間に合わず負けた。二宮さんが開幕速攻でフルアタックを使うのは珍しい。ちょっと悔しかった。
「2人ともいきなりやるなんて聞いてませんよ」
「あら、言ってないもの」
「それぐらい対応しろ」
「ひどいですよ。まぁそれじゃあこれで」
「ああ、そうか」
「ええ、わかったわ。それじゃあね」
俺はなんとか2人から逃げ出し本来の目的である個人ブースには向かわず作戦室に向かった。これ以上個人ブースに向かってもいいことがないと思ったから方向転換して作戦室で防衛任務までゆっくり時間を過ごしていた。防衛任務中も特にたいしたことはなく俺は家に帰って学校までの少しの間眠った。
朝起きていつも通り家から出て学校に向かうと迅さんにあった。いやあったという表現もおかしかったかもしれない。また伏せていたという方が正しい。
「迅さん。どうしたんですかこんなところで」
「こんなところとは言いようだな。俺だってどこにでもいるさ」
「なら、言い方を変えます。何か用ですか?」
「ここじゃなんだ。今日の学校終わりラーメンでも買いに行こう。前に助けてもらった礼もあるし」
「そんなこと気にしなくても」
「いや、気にするんだよ」
迅さんにしては強引だが俺は渋々強要した。前に烏丸からきいたことがある。迅さんとレイジさんがラーメンに行く時は大抵怪しい相談ばかりしているらしい。まぁあくまでレイジさんとだから俺にあるとは限らない。学校に行き毎度のことながら俺はいじめの対象みたいだ。学校にもボーダーに入っていることは言っていない。基本防衛任務は夜に組んでもらっているためバレないが昼の時は仮病を使って帰っている。
学校も終わりしばらく道沿いを歩いていると迅さんから連絡がありラーメン店に入った。
「お、きたな」
「どうしたんですか?こんなところに呼んで」
「いやいや、前のお礼だって言ったろ」
「いや、そんなことじゃ無い気がします。何かの忠告ですか?」
「お、その前にラーメン食べようぜ」
ラーメンがきて俺は食べ始めた。ちょっとした塩味が効いており、始めてきたがなかなか美味しい。そのまま箸が止まらず結局食べてる間は迅さんと一言も話さずに食べ終わった。
「それで話ってなんですか?」
「はぁ、今度の大規模侵攻で嫌な未来が見えた。だから川原、いや川原隊には参加して欲しく無いんだ」
「それはどんな未来か教えてもらえるんですか?」
「最悪の未来だと──────────になる」
「わかりました。参加しないようにします。ただこっちにきたらそこから入りますが」
「了解だ。それじゃあ頼む。実際川原たちに抜けられると困るんだけどな」
その会計は迅さんが払ってくれて店から出て俺は家に帰った。まさかあんなことを言われるなんて思っても見なかった。自分で言うのもなんだけどボーダー内ではそれなりに実力もついてきたつもりだし、隊としての連携もできていたつもりだ。だからこんなことを言われるなんて思ってもいなくてみんなになんて説明しようか悩んでいて困り果てていた。
「何か悩み事?」
「桜、いやなんでもないよ」
「うそだね、私が何年妹やってると思ってるの?悩んでることぐらい気づくよ」
「はぁ、バレバレか。実は今日迅さんに────────ってことを言われてな」
「うそ」
「嘘じゃない。サイドエフェクトは実際にあるし俺にもあるから、!それに普段はともかく迅さんはそんなことで嘘はつかない」
「そっか。それでそれはお兄ちゃんが考えた結果なんだね」
「ああ、俺たちは今回の大規模侵攻、身に危険が及ばない限り参加しない」
「わかった。それが隊長としての命令なら従うよ」
桜も納得してくれて次の日に真琴と綾香にも説明した。すると2人とも何も言わずに納得してくれて俺たちは今回学校のシェルターに一緒に避難することになった。
それから数日後とうとうその日がやってきた。空が真っ暗になり、ボーダー本部はゲートで見えなくなった
本部から連絡があったが俺は学校の連中とシェルターに避難を始めた。実際俺がボーダーをやってることなんて知ってる奴はいないからこういう時は助かる。学校の連中は慌てパニックになっていて一体バムスターが学校に目掛けてやってきた。
「うわぁーネイバーが来るぞ」
「退け!俺が先だ」
「早く走って!」
あたりは阿鼻叫喚となり、バムスターが校門を破壊して中に入ってきた。俺がやるしかないと思った時に声が聞こえた
「「「トリガーオン」」」
声の方向を見てみるといつもいじめてきていた男がC級の隊服たちだった。いつも偉そうにしていたのはそういうわけか。そしてとても綺麗とは言えないがなんとかバムスターを倒した。これなら俺の出番はなさそうだと思っているとバムスターの腹が割れた。
「なんだこれ?」
「すぐ倒せるだろ」
「やるか」
3人組はすぐにやられた。それにあのタイプは見たことがない。二足歩行のネイバーはいなかったはずだ。3人とも一撃でやられてそのままトリオン体が破壊されて囚われかけていたので俺は悩んだ。
助かる?あんな奴らを。俺をいじめて楽しんでいたやつだぞ。
「あークソ、トリガーオン」
俺はすぐに換装してブレードで手を切った。切ったはずなのに切れていない。これは骨が折れそうだ。
「おい、すぐにここから離れろ」
「お、お前A級隊員なのか?」
「どうでもいいから早く離れろ。二度は言わないぞ」
「は、はい!」
そいつらは全員逃げた。この新型は時間がかかる。さて、切るか。全員を後ろにして戦うのでかなり時間がかかりそうだ。戦いにおいて守るものがある奴とないやつでは特攻が違う。それにやれることも限られてくるからかなり時間がかかりそうだ。と思っていたら
「誘導爆発弾」
「え?」
みると新型を吹き飛ばしていたのでそのまま腹の部分を切ってそのままそいつは機能を停止した。
「たいちょーいってくれたら良かったのに」
「なんで……お前ら」
「こっちにネイバーの反応がしたからきたら案の定だったね。お兄ちゃん」
「だって俺はお前らを危険に巻き込まないために」
「それなら一緒に行動してよ。たいちょーがあたしたちのことを守って。もちろんあたしたちも守るから」
「わかった、行くぞ」
俺たち3人はそのまま移動して警戒区域に向かった。この時はまだ予想だにしていなかった。この時に桜と一緒に行動していたことが仇になるとは。
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