オリジナルストーリーもやりたいので
俺はすぐに元のトリガーを纏った。このブラックトリガー出力は少し制御しにくい。普通のトリガーの方が慣れているし、連携がとりやすい。
「さてどこにいくか」
「私は迅さんが今向かっている玉狛の援護に向かうべきです」
「そうするか」
俺たちはトリオン兵を倒しつつ玉狛の方へ向かっていった。幸い新型に出会うことはなくすぐに向かっていくことができた。
そして向かっていくと俺とは逆方向から人が飛んできた。
「迅さん」
「やっぱりやることになっちまったか。それになんだか未来が変わり始めている」
するともう1人が飛んできた。それは俺たちが守るために戦った玉狛のブラックトリガー兼ネイバーだった。
「迅さんこの人たちは?」
「川原隊。A級6位チームだ」
「へぇ、A級6位か。確かに強そうだ」
「さて、どうするんですか?」
「川原はユーマと一緒に相手してくれ。桜ちゃんと真琴ちゃんは京介のサポートに回ってくれ」
「それって連携無茶苦茶にならない?」
「川原はA級でもトップクラスの実力の持ち主だ。それに新しく武器を手に入れたみたいだしな」
「未来予知で見たんですか?」
「最悪の未来はまだ変わってない。気を付けろよ」
「わかりました」
「ブーストダブル」
玉狛のネイバーは思いっきり爺さんを空に投げた。俺はすぐにブラックトリガーに変えて俺も続いた。
「どうする?」
「俺川原さんの戦い方知らないよ。連携だと負けるんじゃない?」
「ならお前は自由にしてていいよ。俺のトリガーは遠距離だから合わせるよ」
「了解」
そいつは飛んで攻撃していき俺はその僅かな隙間を埋めるように射撃し始めた。けどこの爺さん何者だ?ブラックトリガー2人がかりでも勝てる気がしない。
「ほほ、雨羽之矢とは。それはアフトクラトルの国宝の一つ。返していただきましょうか」
「やなこった。それにこれはもうすでに俺のもんだ。返す義理はねぇよ」
「なら力ずくで返していただきましょう。
最初は何かわからなかったが少しすると俺のサイドエフェクトに引っかかって避けることができた。すると避けた付近のものが真っ二つに切れていた。
「何だこのトリガーどういう仕組みだ」
「ほほ、まさか初見で避けられるとは。なかなかいいサイドエフェクトをお持ちのようで」
「このじじい、どこまでお見通しだ」
「川原さん避けて」
すると空閑は俺の方に向かって思いっきり地面を殴って視界を奪うように岩で隠した。俺には空閑のいる位置はあらかじめ教えられていた。俺は岩ごと貫いて爺さんを狙ったがそれでも当たらない。
「なかなかにいい攻撃ですな。こちらも本気でいきましょう」
「このじじい。ブラックトリガーを2人相手にしててまだ力を抜いてやがったか」
「この爺さんの年季には2人足しても勝てない。どうするの川原先輩?」
「別に倒すことだけが勝ちじゃない。ここでこいつを足止めしててもいいんだ。おそらくこの爺さん敵でも一番の使い手だから抑えるだけでも戦況が変わる。倒すんじゃなく抑えることにする」
「了解」
俺たちはそこから倒す攻撃をするんじゃなくてこいつの思い通りにさせないように行動した。
たいちょーと分かれてわたし達は烏丸さんと行動していた。それ自体は特に問題なかったが胸騒ぎが止まらない。
「真琴何か心配事か?」
「いえ、なんでもないです」
「そうか」
「真琴さん、前から新型です」
「桜ちゃん合わせて」
「了解です」
「「誘導爆発弾」」
2人で打ったが手の部分でガードされた。あのガード部分硬いな。
「よぉ、真琴、京介。助けに来たぜ」
「あれ、三雲先輩。ユーマ先輩は?」
「緑川それと米屋先輩あとの人は?」
そっか出水のこと知らないんだ。まぁ肩のエンブレム見たらわかるんだけど。出水達が来てくれたおかげで形勢はこっちに向いてきたように思う。
そこから少しするととんでもないアステロイドがわたしの横を通り過ぎた。こんなの現ボーダー正隊員にいない。となると聞いていた玉狛のトリオンモンスターかな?
飛んできた方向を見てみると玉狛の女の子がメガネくんにトリオンを渡してアステロイドを放っていた。トリオンキューブの大きさが尋常じゃない。
「これはやばいね」
「ああこれなら追い返せそうだ」
「??鳥?」
トリオンモンスターが呟いて別方向を見るとその方向には別の人型ネイバーがいた。
その周りには鳥が飛んでいてそれはこっちに向かってくる。
私たちに当たるより先にC級に当たるとそのC級mトリオンキューブになった。コレって確か新型の能力じゃ
「メガネくんまた状況が変わった。女子連れて逃げろ」
メガネくんはその子を連れてそのまま走って逃げた。そのまま緑川は緊急脱出、私と桜ちゃんは何もないけど状況は依然として不利だ。
すると住宅街の影からメガネくんがアステロイドを放った。そのままガードされてそれがメガネくんの方向に飛んで行った。ガードしたが間に合わずトリオンモンスターの方に向かって飛んでいった。
「危ない!」
「桜ちゃん!?」
桜ちゃんは目の前に飛び出してその魚に当たった。そしてそのトリオンモンスターにも。
私はすぐに桜ちゃんのトリオンキューブをとった。メガネくんはパニックになってなにもわかってないみたいだった。
「おいこらメガネ!ぼけっとすんな。基地まで行きゃ全然助かる」
「いけ修。お前のやるべきことをしろ」
「はい!サポートお願いします」
「私も桜ちゃん守るから戦線離脱するよ」
「了解だ。こいつには一発お返ししないとな」
私とメガネくんはトリオンキューブを持って走り出した。メガネくんは戦闘力が頼りないがこの時はなんとも言ってられない。
「綾香、たいちょーにこのこと伝えられる?」
「なんとかしてみる。ちょっと時間かかるかも」
「分かった。基地までのサポートと並行してお願い」
「了解」
基地に向かってる間もトリオン兵が邪魔してきたけど、私からすると足止めにもならない。それよりも桜ちゃんを助けないと。
「真琴先輩心強いです」
「メガネくん。悪いけどもう一個持ってて。ここからは真剣にやらないとダメみたい」
「え?」
「新型が3体きたよ」
「わかりました」
自分に実力がないのも分かっていてそれをちゃんと理解してる。まだまだ先は長そうだけど強くなりそうだなメガネくん。
私は倒すのは厳しかったので弾数で足止めすることにした。
アステロイドでガードさせてバイパーで足を破壊していく。
「すごい」
「まだ油断したらダメ。まだ1枚残って……る」
私は地面からの攻撃に反動できずに体を貫かれた。
「クソ、まだいるのに」
「真琴先輩!」
「メガネくん。ごめん。桜ちゃんをお願い」
「はい」
私はそのまま基地までとばされた。ベッドの上に落ちていった。クソ、たいちょーに頼まれてたのに桜ちゃんのこと。後はもうメガネくんに全部託すしかない。
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この爺さんとしばらく戦っている時不意に通信が入った。コレはボーダーにもまだ登録されてないはずだ。
「隊長、桜ちゃんが新型の能力でトリオンキューブにされた」
「なぁ!?けど桜の近くには真琴がいたはず」
「ごめんたいちょー。私落とされた」
「……っ!俺がついてれば。それで桜は?」
「今は玉狛のメガネくんに任してるけど正直実力が不足してると思う」
「川原先輩そっちにいってくれ」
「空閑、けどこの爺さんは」
「迷ってるなら行ったほうがいい」
「悪い空閑頼む!」
俺はすぐに飛び出してメガネくんの方向に向かって行った。途中新型やトリオン兵に邪魔されたが一瞬で終わらせた。
すると目の前にトリオン兵の壁が来て俺の邪魔をしているみたいだった。
「どけ!邪魔だ!!!!」
俺はもう周りも見ないで撃ちまくってあっという間にそれを退けた。もう少しもう少しで追いつく。
たどり着くとメガネくんがかなりピンチだ。俺はかなりの距離があるがそのまま撃つと一撃で沈めることができた。
「メガネくん、桜のトリオンキューブあるか?」
「あの、あなたは?」
「川原隊隊長、川原新一」
「川原隊隊長!?これがそのトリオンキューブです」
「まだ持っててくれ。ここからは俺がメガネくんの護衛につく。しっかり持っててくれよ」
「はい!!」
俺とメガネくんはそこから護衛についた。
「川原その未来に行くのか、かなり厄介なことになりそうだな」