空母ずいかく194 THE GREAT GAME [更新停止・改修作業中] 作:特殊作戦群
首相官邸
「総理、各方面並びに偵察衛星からの情報が上がってきました」
報告がはいりディスプレイに表示される。敵の兵力・そして艦隊の現在地など
「西ノ島 艦載機MIG35の攻撃で通信回線用鉄塔破壊、空挺部隊大隊規模の兵力上陸」
「春島 艦載機MIG35の攻撃で通信用回線鉄塔破壊、空挺部隊大隊規模の兵力上陸」
「秋島 空挺部隊大隊規模兵力上陸、完全制圧下です。」
そして矢印で第6護衛隊群が現場に向かっている事が示されていた。
「第6護衛隊群はどれほどで現場海域に到着する?」
官僚は言い
「途中補給を受けなければなりませんので急いでもまる二日はかかるかと」
防衛省職員は説明し
「それとですが、第6護衛隊群旗艦「ずいかく」搭載艦載機についてですが、先程まで全飛行隊が夜間訓練を行っていました中での緊急出動となりましたので予備機を含めて45機全てがメンテナンス整備を行っています。」
説明し
「整備はどれくらい終わっている?」
聞かれ
「現在ですと・・・・・50%ちょうどだそうです。ですので緊急事態の際には22機までは発艦可能との事です」
報告を入れる、そんな中
「はい・・・私だ・・・・うむ・・・うむ・・・そうか・・・ご苦労」
受話器を置き
「総理、航空自衛隊百里基地からです。偵察に出たRF-4一機が西ノ島上空でレーダーよりロスト、撃墜されたとの報告です」
西郷防衛大臣は言い
「げき・・・つい・・・だと?!」
周りは凍りつき
「パイロットは無事か?」
聞くが
「いいえ、脱出の確認は取れていません恐らくはダメでしょう」
西郷防衛大臣は言い
「総理、もう此処は腹を括りましょう、三人既に死んでるんですよ、我々が守るべき国民が、警察官も自衛官も立派な国民じゃないですか、三人ではまだ不足ですか?」
天羽副総理は言い
「・・・・・・・・・・」
伊部総理は腕を組み目をつむり考え
「総理、現場に向かっている「第6護衛隊群」も共に同じです。このまま彼らが行っても命令がなければ彼らは唯の的です。」
西郷防衛大臣も言うなか、総理は目を開き
「内閣総理大臣として、全閣僚の同意を得た後自衛隊全部隊に対して「防衛出動」命令を発令するものとする。」
伊部総理は言いさらに
「自衛隊員達に伝えて欲しい「我々は日本国民の生命、財産そして領土を全力で守るいかなる状況下においても、伊部仁三は自衛隊最高司令官として陸海空全自衛隊員と共にある」と」
と言い
「官房長官、記者会見の準備を頼む。」
伊部総理は言い、
「外務大臣、東亜連邦と国交があるロシアを介して東亜連邦外交部とコンタクトを取って欲しい」
指示を出し
「西郷防衛大臣、統合任務部隊の進捗状況の確認を頼む。」
「わかりました、総理」
西郷防衛大臣は部屋を出ていく。そして・・・・
「総理、記者会見のお時間です」
言われ
「うむ・・・」
神妙な面持ちで会見場に入る。そして
「我が国は現在、東亜連邦により軍事侵略を受けています。我が国の固有の領土である「西の島」「春島」「秋島」の三島が東亜連邦の軍事占領下に置かれています。また西の島においては現地駐在の警察官佐藤充巡査部長が東亜連邦軍による銃弾に倒れ先の大戦以降警視庁においては軍事侵攻による初の殉職者を出す形となってしまいました。尚政府はあらゆる状況を想定し対応を行っております。」
伊部総理は言い
「・・・・・・・・・・・・」
記者会見場に集まった記者達は耳を傾け、総理の会見を聞いている。先の有事以降再び起きてしまった事態に皆が固唾を飲んで総理の会見を見守る。
「私は、以上の事から関係閣僚と同意の元、自衛隊全部隊に対して「防衛出動」命令の発令に至りました。詳しい情報は利敵行為に該当する為は申し上げる事は出来ませんが、政府は国民の国民の皆様にお約束致します、東亜連邦の不当な要求に屈する事はけしてないと言うことを、どうか政府を信じて根拠おのない噂やデマを間にうけないようお願い申し上げます」
伊部総理は語り記者達は青ざめていた。それもそのはずだだ、先の有事以降二度目となる「防衛出動命令」が発令されるという異常事態になったのだ。
「以上で記者会見を終わります」
記者会見が終わり、伊部総理が退出しそれに合わせるかのようにマスコミ各社の記者らも慌てて動き出す。それもそうだ。「戦闘」が始まろうとしているのだから。
次回~各国の反応~を予定しています。