空母ずいかく194 THE GREAT GAME [更新停止・改修作業中]   作:特殊作戦群

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不法な侵略を受け、再び戦う事を選んだ日本政府と自衛隊だったが、「防衛出動」発令の余波は日本中へと広がる事になった。


第25話~防衛出動の余波~

首相官邸

 

「総理、ロシア外務省からで東亜連邦側からは「交渉に応じるつもりはない自衛隊の即時撤退と「西ノ島」「春島」「秋島」の引渡しを要求する」だとの事です。」

 

外務大臣は言い

 

「奴ら、国際常識などはなっから抜け落ちているような輩だ期待などしていなかったが」

 

官房長官は言い

 

「はい・・・はい・・はい・・おおそうか、切り抜けたか」

 

防衛大臣の西郷大臣が電話の受話器を置き

 

「伊部総理、現場からで第6護衛隊群は小笠原諸島付近で東亜連邦海軍による奇襲攻撃を受けましたが、イージス艦「はぐろ」「まや」の奮戦によりこれを撃退切り抜けたとの事です、艦隊は前進しあと一日ほどで予定の海域に到着します。」

 

防衛大臣は報告し

 

「そうか!、現場に勇気をもらったな・・・妨害を突破してくれたか」

 

伊部総理は頷き

 

「西郷大臣、統合任務部隊の進捗状況はどうか?」

 

伊部総理は確認し

 

「参加部隊は先の有事と同じ陸自は特殊作戦群・水陸機動団・第一空挺団が参加します、海自は特別警備隊、空自は第7航空団を中心とし百里基地の航空隊が対処します。」

 

西郷防衛大臣は説明し

 

「陸・海の特殊部隊に第一空挺団に水陸機動団に航空隊か・・・・」

 

先の有事を彷彿させる布陣だが日本で最も頼れる精鋭達である事に変わりはない。そこに

 

「総理、中国の集国家主席からホットラインです」

 

官僚は言い

 

「わかった」

 

伊部総理は言うと受話器を取り

 

「総理の伊部です」

 

言い

 

「大変な事態になってしまったな」

 

集主席は言い

 

「ええ、こちらは既に三名の死者が確認されています、ですので我々は「実力行使」で東亜連邦を排除する為にご存知とは思いますが「防衛出動」を発令しました。」

 

説明し

 

「我中国政府は全面的に日本国の「防衛出動」発令を断固として支持する。並びに現在海軍の広東艦隊に出動待機命令を発令中でもある、貴国の要請一つですぐにでも艦隊を派遣する。そちらのお言葉を借りれば「昨日の敵は今日の友」と言った所だろう」

 

集主席は言い

 

「ありがとう、だが参戦は待って欲しい、貴国中国も東亜連邦も互いに核保有国このまま核保有国同士でぶつかった場合最悪は核戦争になりかねない。」

 

伊部総理は言い

 

「わかった、推移を見守っている。だが忘れないでくれ後ろには強力な援軍が控えている事を」

 

集主席は言い

 

「はい」

 

伊部は答え受話器を置いた。

 

「中国は何と?」

 

天羽副総理は尋ね

 

「自衛隊支援のために海軍の広東艦隊派遣の用意があるとの事だ」

 

伊部総理は言い

 

「ですが、今中国軍の参戦を招いたら最悪に事態にもなりかねんません」

 

西郷防衛大臣は言い

 

「無論だ、だから厳しいのはわかっているが自衛隊の諸君には頑張ってもらわねばならない」

 

伊部総理は言い、周りの閣僚も頷いていたのだった。

 

 

その頃

 

佐伯宅

 

一階の茶の間で皆でテレビを囲み固唾を飲んで画面を見ていた。

 

「防衛出動・・・・・って戦争が始まるの?!」

 

菖蒲が言い

 

「確か、現場、占領海域に向かってるのが・・・「第6護衛隊群」と言う事は・・」

 

お父さんも慌て始めが

 

「優希が所属する艦隊ね、イージス護衛艦DDG-180「はぐろ」の艦長だもの」

 

私は言い

 

「姉さんは心配じゃないの?」

 

「そうだよ、戦場の真っただ中に向かうんだよ!!」

 

日向と菖蒲に言われるも

 

「私は信じてる、必ず戻ってくるって。この子の顔を優希だって見たがってるもの」

 

私はお腹を優しく愛おしく撫でながら言い

 

「母は強しとはこの事ね」

 

「うん!」

日向と菖蒲は言うなか、テレビでは映像が流される。艦隊にミサイルが飛来するのを護衛艦に搭載されている機銃が追撃する映像だった。

 

「「「「・・・・・・・・・」」」」

 

父や母それに妹の日向に菖蒲に私と戦闘映像なんて・・・・見るとは思っていなかったが冷静だったのは旧海軍にいて尚知識豊富な祖父だった。

 

「対ミサイル防御じゃな・・・あのミサイルは空母を狙って発射されてきておる。空母は周りの随伴する艦が対空・対潜と警戒にあたる。それが先のいい例じゃな。映像に写っておった艦番号も「180」つまりは「はぐろ」ということじゃな」

 

映像が再び流され艦番号「180」と「179」の護衛艦が機銃を撃ちミサイルを撃墜している。私達は忘れてしまっていたのだ、先の有事の時の恐怖感を。「殺す」か「殺されるか」をそんな中

 

「でもまずいよね、買い物行かなきゃ」

 

菖蒲が言うが

 

「心配しなくとも大丈夫よ、私と優君とでこの前に買い物行ってきてたから食料の蓄えは十分にあるわよ」

 

私はいい

 

「良かった・・・・でも、この有事どうなるんだろう。」

 

菖蒲は言い

 

「うん・・・・先が全然見えない・・・・」

 

日向も反応する。

 

「自衛隊の空母艦隊が再び最前線に立つ事になるなんてな、まして自分の家族が居ると思うと気が気ではないよ」

 

お父さんはテレビを見ながら言い

 

「そうですね、優希さんは真珠の夫で私達にとっては義理の息子、ううん義理なんて関係ない本当の息子も同然」

 

お母さんも言うなか

 

「大丈夫じゃ、優希君は必ず帰ってくる。真珠や真珠のお腹にいる子の顔を見ずに死ぬわけない」

 

おじいちゃんは言い切り

 

「先の有事より自衛隊は一層の危機感を持って訓練に励んでいる、緊張感と危機感がまるっと足りない、ないのはどっちかと言うと政治家なのかもしれないわね。」

 

菖蒲は深刻そうな顔をして言った。だがそのとうりかもしれない。政治家は危機感よりも保身や売国に走る輩が大多数存在する。

 

「{大丈夫・・・・必ず・・・必ず帰ってくる・・・そうだよね、貴方が帰る場所はここだよ・・・}」

 

私は一抹の不安を抱えつつ内心思った。最愛の人の無事を祈りながら・・・




次回~昨日の敵は今日の友~を予定しています
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