空母ずいかく194 THE GREAT GAME [更新停止・改修作業中] 作:特殊作戦群
日本海 第5護衛隊群 旗艦「いぶき」
CIC
「はい・・・了解しました。」
艦隊司令秋津海将補は受話器を置き
「司令、統幕はなんと?」
現「いぶき」艦長の新波一佐は言い
「現場海域には第6護衛隊群を演習を切り上げさせて向かわせたそうだ」
秋津司令は言い
「我々は」
新波一佐は言うが
「我々は動くなとの事だ。北も南もこれに乗じて何をしでかすかわからん、その為の我々だろうからな」
そう答え
「それとだ、万が一の際には中国海軍が動くそうだ」
秋津司令は新波一佐に言い
「中国海軍?!」
新波一佐も言い
「我々がかつて戦った広東艦隊が集主席の命を受け出動待機状態にあるとの事だ」
秋津司令の言いに
「かつての有事で相まみれた・・広東艦隊・・もう5年も前になるのか・・・・」
過去を思い出すように新波一佐は言い
「昨日の敵は今日の友か・・・・・」
秋津司令も言った。そして
「今の所第6護衛隊群には被害は出てないそうだ、敵の奇襲攻撃はあったがそこは何とかイージス艦が踏ん張ってくれたようでな14発のミサイルを全て撃墜し艦隊は前進したと報告は受けている。予定では後一日で海域に到着するらしいが」
秋津司令はモニターに表示された海図を指して言い
「ですが司令、それはこちらの思惑それを阻止するのがあちらの思惑では」
新波一佐も言い
「そうだな、後一日の間に必ず妨害行動に出てくる。」
秋津司令も新波一佐の考えに同調し
「艦載機も緊急出動とあって、万全の状況ではないらしいからな「ずいかく」も」
秋津司令は言い
「何機非常時には上がれるんですか?」
新波一佐の問いに
「今現在では45機中30だそうだ。先程まで演習をしていたのが祟って全機とも整備中だ。だが海域到着までには予備機含めて全て整備が完了する見込みだ」
秋津司令が答え
「しかし、また不意をつかれましたね、防衛の空白地点を狙われるとは」
新波一佐はやれやれと言わんばかりに苦笑し
「ああ、そうだな。だが我々ではどうにもならん。これ以上の上の事は政治が決めることだ。自衛官の我々に口出しはできん」
答えた。
「司令・艦長、統合任務部隊の進捗状況は如何でしょうか?」
船務長の永田三佐が横から言い
「うむ、状況によれば陸自は先の有事同様に特殊作戦群・水陸機動団そして第一空挺団を作戦に投入し海自は第6護衛隊群そして本作戦で初の実戦になるが特別警備隊そしてその他艦艇最後に空自は百里基地を起点として動くとの事だ。」
秋津司令は現時点での状況を説明し
「我々が動けないのはきついですね」
永田三佐は言ったが
「我々は我々の任務をこなす。それだけだ。いいな」
新波一佐は言ったのだった。この間もにも艦隊は敵艦隊と対峙する為に目標海域に全身を進める。国民・領土を守るために。
次回~敵潜撃沈~を予定しています。