空母ずいかく194 THE GREAT GAME [更新停止・改修作業中] 作:特殊作戦群
佐伯家
夜が明けるが、依然として緊張状態にある事に変わりなく、家族皆がテレビの前に集まっていた。
「これは・・・・いよいよか・・・」
父は言い
「港にこんなに自衛隊の艦艇が集結してる光景見たことない・・・」
母も言い
「政府はいよいよ腹を括ったな」
祖父もお茶を飲みつつ言った。テレビでは
「横須賀港より中継です、今現在埠頭に「くにさき」他大型輸送艦等などが接眼し自衛隊の車両・物資・人員の積み込み・乗艦作業が急ピッチで行われております」
言い
「横須賀市民が不安な気持ちで見守る中、自体は切迫していてきているという事が肌でわかります」
リポーターは言い、菖蒲がチャンネルを変えると
「こちらは航空自衛隊百里基地です、駐機場には航空自衛隊の大型輸送機が待機しており、陸・海・空・各部隊が集結しています、「防衛出動」は既に発令されており対東亜連邦との戦闘が本格化するのではと、基地周辺に緊張と不安が広まっています」
テレビでも深刻さがよくわかる。
「姉さん、どうしよう・・・これ本当に戦争になるんじゃ・・・」
日向が言い
「優希が前に言っていたわ、自衛官はその時の為に備え、鍛えると国民を私たちを守るために、」
私は言い
「しかし、先の有事以上の規模だぞ・・・駐機場には輸送機と空自の戦闘機のF-35JAが待機しているのも見える。そもそも本格的な戦闘になれば本土に攻撃が窘可能性も否定はできない」
父が言うなか
「今は前線で戦う自衛隊員を信じるしかないの」
祖父は言い
「情報があまり上がらないけども、今の所自衛隊が優勢だよね、東亜連邦の潜水艦を2隻撃沈したわけだし」
菖蒲が言い
「うん、でも・・・それだけ大勢の人が死んだと言う事実もまた変わらないわ」
私も言う。
「うん、そうだね」
そう言っていると、
「只今埠頭係留中の海上自衛隊大型輸送船に動きがありました、2隻は静かに舫いを解き静かに出航しました、これは作戦行動のために現場海域に向かう為の出港でしょうか?、現在、沖合には第2護衛隊群の艦艇が展開しておりこの2艦の動きが合流を目指した動きなのかはたまた独自の動きなのかは不透明です。」
リポーターが言い、また菖蒲がチャンネルを変えると
「輸送機に自衛隊員が乗り込んでいきます。これは作戦のための出撃準備でしょうか?装備や機材等の積み込みも確認出来ます」
もう一人のリポーターが言っている、輸送機には隊員らが搭乗していき該後ろから装備や機材等が積み込まれているようだった。港では艦隊が出航していく。ついにくるべき時がいよいよと迫りつつある私もひしひしと感じていた。
「大丈夫だよね・・・」
菖蒲が言い
「うん・・・・大丈夫だよ・・・絶対」
私は言ったもののそれが確実ではないというものはわかっていた。自衛官=軍人、毎度毎度ラッキーが続く事もない、船が沈めばその分だけ人は死ぬ、弾に当たれば当たり所が悪ければそれでも死ぬ不安な所を上げればキリがない
「新婚旅行にも行ってないんだもの・・・・」
私は呟いた。優希が空母艦隊の一翼を担う艦の艦長だという事はしっている仕事が忙しく新婚旅行にいく間もなく今度は私の「妊娠」が発覚したのだから目の回るような忙しさだった、それに今度はこの有事ときた、窓から外を見て黄昏て居ると
「姉さん・・・・・・・・・」
日向が呟いたのだった。
次回~始動、オペレーション・イーグル~を予定しています。