空母ずいかく194 THE GREAT GAME [更新停止・改修作業中]   作:特殊作戦群

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戦闘が激化する中、航空優勢を確立すべく第94航空団と東亜連峰艦載機隊は空中で激突する。


第45話~空戦~

東亜連邦パトロール隊

 

「で、データリンクが・・・消えた・・」

 

「ブラックアウトした・・・」

 

「A-50が、撃墜された」

 

 

動揺が走っていた。その頃

 

 

第94航空団第3飛行小隊「ピジョット隊」隊長機 ピジョット1

 

「消えた・・・・」

 

自機のレーダー上から消えたA-50を見ながら柳木三佐は言い

 

「{東亜連邦人搭乗員16人が・・・・・}」

 

言い知れぬ負の感情にとらわれ始めていたが

 

「ピジョット1からピジョット7・8へ、目標の撃墜を確認護衛機の動きに注意しろ」

 

柳木三佐は指示を出し

 

「了解」

 

僚機からも返答が来る

 

 

「イーグル隊」隊長機 イーグル1

 

「護衛は二機のMIG35、現在2時と10時の方向距離65㌔の高度9800メートル・・・」

 

ここで神田三佐は異変に気付く。

 

「{ん?・・護衛のMIG35が離脱しない・・データリンクが使えない状況で無理に戦う必要はない、そちらの護衛任務は解除されたのだ、早く母艦に帰投しろ}」

 

神田三佐が思う中、敵機は離脱せずに向かってくる姿勢を崩さない。

 

「{やるのか}」

 

向こうの戦闘意志アリと判断し神田三佐は

 

「イーグル1より全機へ、護衛のMIG35二機がむかってくるぞ、左前方Aが隊長機だろうこいつは私が引き受ける、右後方Bを頼む。ピジョット隊は向かってくるパトロールを抑え込んでくれ」

 

神田三佐は僚機に言い

 

「イーグル2了解」

「イーグル3了解」

 

「ピジョット1了解した、ケツは任せておいてくれ」

 

柳木三佐は言い僚機を引き連れ、向かってくるMIG35を抑え込むべく降下していった。降下していくピジョット隊を見ながら

 

「{彼らは今、主機を撃墜されいきり立っている、やはり・・・やるしかないのか}

 

神田三佐は感じていた。その頃

 

 

第6護衛隊群 旗艦 「ずいかく」

 

CIC

 

「ピジョット隊、A-50を撃墜確認、「ピジョット」「イーグル」両隊に損害はありません」

 

モニターを見ている乗員は言い回りも

 

「これで小笠原諸島作戦海域をカバーしている東亜連邦のレーダー能力はダウンした」

 

「これで、オペレーション「イーグル」の第一段階をパスした」

 

回りも言うが

 

「ですが、風吹艦長、東亜連邦機はデータリンクが破壊されても護衛・パトロール共に離脱せず、追撃姿勢を崩しません」

 

乗員は風吹一佐に言い

 

「何があっても航空優勢は手放さない、死守の構えだな」

 

白谷群司令もモニターを見ながら言い

 

「それは我々も同じです。向こうは今50㌔以上の視界を無くしています。十分な距離をとれば優位に戦う事ができるでしょう」

 

風吹一佐は白谷群司令に言った。

 

 

上空

 

第94航空団 第4飛行小隊「イーグル隊」隊長機イーグル1

 

 

「距離60㌔、向こうはまだ此方が見えていない闇の中手探りで接近しているか」

 

神田三佐がレーダーを注視していた時だった

 

「!!」

 

レーダー上に表示さる敵機を示す光点が重なったのだ

 

「イーグル1より2・3へAがBに重なった。向こうはトリッキーな動きをしてるぞ警戒しろ」

 

僚機に指示を出し

 

「了解」

 

「距離55㌔これ以上は危険領域です、こちらはBをやります」

 

僚機は言い

 

「目標Bロックオン、ミサイル発射ッ」

 

敵Bに向けてウェポンベイよりミサイルが発射され敵機に向かう。

 

「敵機B回避機動・・・」

 

神田三佐も敵の動きを注視する中

 

「敵機Bにミサイル命中!」

 

しかし次の瞬間だった、

 

「!!、A探知ッ、Bの背後に隠れて接近距離40㌔ッ」

 

そして

 

「ロックオンされたっ」

 

神田三佐は自機がロックオンされた事を言い

 

「欺瞞弾で回避ッ」

 

フレアを焚きミサイルを回避する。その中

 

「{なんて無茶苦茶な戦法だ、僚機が被弾覚悟で囮になりレーダを掻いくぐる、これが東亜連邦海軍がF-35との戦闘で編み出した戦い方だと言いたいのか}」

 

神田三佐は思いつつも直ぐに切り替え

 

「敵Aは距離を確保するため、逆方向へと離脱すると読む。しかし本機は高速を維持しながら上昇し旋回半径を最小にとりターンする敵Aの背後に降下する。ハイスピードヨーヨーだ」

 

神田三佐は言いつつもその通りに行動し

 

「見えた・・・・」

 

敵機を確認し

 

「奴も9Gの圧力に耐えている」

 

そして

 

「ロックオン、ミサイル発射ッ」

 

敵機に向けて2発のミサイルがウェポンベイから発射される。

 

「{一瞬、敵機のコックピットの中の顔が歪んだ気がした・・・・}」

 

神田三佐が思うよりも早くミサイルは着弾し敵機を木っ端みじんにするのだった。

 

 

 

第6護衛隊群 旗艦 「ずいかく」 第94航空団パイロット待機室

 

 

「「ピジョット」・「イーグル」両隊がA-50・敵機の護衛とパトロールを叩いたとしかも両隊に損害なしの無傷だとよ」

 

待機室に「プレデター」「アーノルド」「ファルコン」の3隊の隊員とその指揮官がいる中各隊の隊員らは言い

 

「やりますね、柳木三佐に神田三佐も」

 

一人が言い

 

「これで小笠原諸島上空の航空優勢はこっちのもんだな」

 

一人は言い、もう一人は

 

「残った東亜連邦機も空母「グルシャ」に引返していったとよ」

 

興奮気味に言い

 

「じゃぁ大勝利じゃねぇか」

 

もう一人も言う、そんな中

 

「これで全てが終わればだがな」

 

「プレデター隊」隊長の二条三佐がすかさず釘をさす。これに

 

「はっ、」

 

隊員らも返事をする。

 

 

 

旗艦 ずいかく CIC

 

「「ピジョット隊」も「イーグル隊」もよくやってくれた・・・だが航空優勢は維持しなければその意味はない。」

 

白谷群司令は言い

 

「わが艦隊も春島140㌔まで接近している。明日のHアワーの明朝までは絶対確保だ」

 

モニターを確認しつつ群司令は言った。そこに

 

「白谷群司令、早期警戒機「スカイアイ」からの報告です。2000現在秋島北東100㌔洋上東亞連邦空母「グルシャ」から複数の戦闘機の発艦を探知総数不明以上です」

 

通信担当が報告し

 

「やはり、終わらんか・・・・・」

 

白谷群司令は言い

 

「一体何機上げる気だ」

 

深山航空団司令もモニターを見つつ言ったのだった。




次回~プレッシャー~を予定しています。
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