空母ずいかく194 THE GREAT GAME [更新停止・改修作業中] 作:特殊作戦群
第6護衛隊群 旗艦「ずいかく」
CIC
「イージス艦が一隻抜けてるからな対空・対潜警戒を厳とせよ」
矢口二佐が指示を出し
「攻撃隊の出撃準備はどうか」
風吹一佐も格納庫に無線で問う中海中では
東亜連邦海軍潜水艦
「艦長、捉えました。敵空母「ずいかく」です」
北方艦隊に随伴する潜水艦の最後の生き残りが艦隊を捉える距離まで来ていたのだ。
「遼艦を2隻も撃沈されて黙っていられるほど我々も人間が出来てないものでな」
艦長は言い
「この位置ならば敵空母「ずいかく」を狙えます」
乗員も言い
「魚雷発射管注水、目標敵空母「ずいかく」発射チャンスは一度っきりだ。外すなよ」
艦長が言い
「お任せ下さい」
水雷長が言い東亜連邦潜水艦は魚雷発射のチャンスをうかがいそして
「発射ッ」
「急速潜航ッ」
魚雷を発射と同時に急速潜航し敵の補足を逃れるように潜った。
その頃
艦隊左舷
汎用護衛艦DD116「てるづき」
「艦長ッ、魚雷発射音探知・・・・目標は「ずいかく」ですッ!」
はるづき艦長の加藤貴明二佐は
「デコイ発射、対潜戦闘用意ッ」
艦内に警報が鳴り対潜戦闘の配置に乗組員が付く。
加藤二佐の指示でデコイが発射され
「・・・・・・艦長、敵魚雷はデコイに食いつきました、魚雷デコイを追尾していきます。」
魚雷がターンし囮に食いつく。数十秒後
「艦長、魚雷が再ターンずいかくに向かっていきます」
ソナー要員の報告と同時に
「「ずいかく」CICより「てるづき」CICへ対潜戦闘敵潜魚雷へ対処を」
指示に
「了解ッ」
加藤二佐は返答し
「甲板VLS、07式対潜ミサイル発射用意ッ」
命令を出し
「撃てッーー」
発射命令に前甲板のVLSより07式対潜ミサイルが発射され敵潜が発射した魚雷に向け走行する。数秒後に
「誘爆かくに・・・・」
ソナー要員が言おうとした時だった。
「一発すり抜けました、「ずいかく」に向かいます艦長」
その時加藤二佐の脳裏では
「{距離的にもう間に合わない・・・・かくなる上は・・・・}」
覚悟を決め
「総員テッパチを着用、左舷要員は艦尾へ退避急げッ、機関最大最大戦速ッ」
命令を出し
「我が「てるづき」を持ってして「ずいかく」を守るッお前らも艦尾へ逃げろッ」
加藤二佐はCICに居る乗員へも言うが
「それは出来ません、」
乗組員が言い
「艦長に我々は教わりました、「いついかなる時も持ち場を離れるな」と」
それに
「お前ら・・・」
加藤二佐は言い直ぐに席に座り
「総員、衝撃に備えーーーッ」
乗員が来る衝撃へと備えるそして・・・・・
ドォーーーーン
衝撃と共に「てるづき」に魚雷が命中し
「うぉッ」
艦は凄まじい衝撃に見舞われ
「艦長、魚雷被弾ッ、浸水が激しくブロックの閉鎖が追いつきませんッ」
「艦が傾斜していきますッ・・・・艦が沈みますッ」
加藤二佐に報告が上がり
「艦長より総員へ、速やかに乗員は退艦せよッ・・・繰り返す速やかに乗員は退艦せよッ」
指示を出し
「お前らも行け、俺も後で追いつく」
加藤二佐は指示を出したのだった。
第6護衛隊群 旗艦 「ずいかく」
「白谷司令、・・・・「てるづき」が沈みます・・・・・」
モニターからの映像に誰もが息をのみ
「てるづきの乗員救助急げッ」
「手の空いてる奴は急げッッ」
矢口二佐が無線を握り絞めて言い
「発艦作業一時中断、繰り返す中断ッ」
風吹一佐が発艦中断の指示を出す中
飛行甲板でもその光景が見え
「「てるづき」が沈んでく・・・・・」
機に搭乗しようとしていた深山航空団司令もその光景を見ていた。救命胴衣を装着した「てるづき」乗員らが海に飛び込む中、爆炎を上げその船体が少しづつ傾斜していく。
艦隊防空イージス護衛艦DDG179「まや」
CIC
「対潜警戒を厳としつつ救助を急がせろ内火艇を下ろせ、急げッ」
木村一佐の指示で対潜経警戒をしつつ「てるづき」の乗員救助に奔走していると
「艦長、「てるづき」が・・・・沈んでいきます・・・」
モニター見ると傾斜していた船体がだんだんと海に沈んで行っていた。
「・・・・・・・・・」
言葉が出なかった、なんとアレを表現すればいいのかわからなった。そしてこの報は先行するイージス護衛艦「はぐろ」にも
艦隊防空イージス護衛艦DDG180「はぐろ」
CIC
「バカな・・・・」
俺もモニターを見て沈没していく「てるづき」を見ながら言い離れているがゆえに助ける事の出来ないもどかしさを感じて居た。そこに
「「ずいかく」より入電。発艦作業を一時中断、作戦待機繰り返す待機せよとの事です」
副長の高本二佐が言い
「不意を突かれた・・・・」
俺は仲間が心配だった。皆退艦する事は出来たのだろうか、負傷者や考えたくもないが死者の有無は・・・・考えるときりがなかったが
「ずいかくに打電「現状待機了解」と」
通信員に打電を命じ
モニターを見つつ俺は艦長席から立ちあがり
すっ・・・・
沈没していく「てるづき」に…母艦を守る為に盾となった「てるづき」に敬礼をするCIC内部の乗員らも俺と同様にモニター越しではあるものの敬礼をしその任を最後まで全うした艦の最期の雄姿を見送った。そして
「このツケは高く付くからな・・・・・・・東亜連邦ッ」
この海域に潜むであろう東亜連邦北方艦隊随伴の最後の生き残りの潜水艦へとつぶやいたのだった。
次回~拡大する戦火~を予定しています。