空母ずいかく194 THE GREAT GAME [更新停止・改修作業中] 作:特殊作戦群
横須賀統合任務部隊司令部
「「てるづき」が撃沈されただと?!」
司令部にもたらされた報告に杉本司令は言い
「ハイ、先ほど第6護衛隊群司令の白谷群司令より報告があり、死傷者が多数出ております」
海上自衛隊側の幹部が報告し
「この襲撃で春島の対艦ミサイル陣を空爆しようと発艦準備にかかっていた第94航空団は発艦待機、並びに先行しているイージス護衛艦「はぐろ」も現状待機しております」
奉告を受け
「艦隊の現状は?」
杉本司令官は言い
「陣形の変更を行い、そのうえで任務を続行するとの事ですが、懸念材料もあります」
1人の海自幹部が言い
「何か?」
杉本司令は言い
「負傷者の後送の方法です、今の艦隊の対空防御に対潜警戒とこれ以上の艦を減らす事は出来ません。SH-60Kでのピストン輸送も検討しましたが、不可能と判断しました。」
海自幹部は報告し
「分かった、陸自・空自からは?」
杉本司令官は陸自・空自側の幹部の報告を伺い
「輸送機にて、特殊作戦群・特別警備隊が西ノ島に向かっていますが、艦隊の再編に伴い降下の延期も含め作戦の見直しを行っております。」
陸自側の特殊作戦群群長と海自特別警備隊司令が言い
「我々空自側は現段階では特段作戦に関しては問題はありません、尚「ずいかく」搭載の艦載機のF-35JBの損耗に備え予備機30機を整備完了済みで待機中です」
報告が上がり
「第6護衛隊群に代替え艦の派遣は?」
杉本司令が言い
「難しいいですね・・・・今現状バックアップに第2護衛隊群が向かっていますがそこから防空艦をとなると・・・・・」
海自幹部も頭を抱える。先の有事で勝利したはいいもの艦の数を増やしたり自衛官の増員と時間のかかる事はそう簡単にいかない。
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
その光景を黙ってみていた二人の軍人が居た。オブザーバーとして司令部に居る
在日アメリカ大使館駐在武官 海軍大佐ジャック・マスタング大佐
「{ふむ・・・盟友が困難に直面している・・・同盟国として助けねば・・・}」
在日中国大使館駐在武官 海軍大校 張英久
「{日本に対し恩を返すならば今を置いて他にはない・・・艦隊の出撃のカードを切るならば今だ。}」
「よろしいですか、杉本司令官殿」
中国武官の張大校は手を上げ、大校に視線が集まり
「今この状況を鑑みて貴軍の支援の為に艦隊を派遣するならば今しかないと判断できます。司令官殿、伊部総理閣下にお目通りできませんでしょうか?」
張大校は言い
「中国海軍が我々を支援すると?」
杉本司令官は言い
「ハイ、必要ならば負傷者後送にとどまらず、艦隊を自衛隊空母機動部隊に合流させ
日中共同で作戦行動にあたる事も可能です。。」
張大校は言った。単純計算でもイージス艦が+6隻、艦載機が+60機合計でイージス艦は8隻、艦載機は空母2を合わせて105機、防空網はイージス艦が8隻とぬかりなし。艦載機も100機を超えるとなると向こうもおいそれと戦う事は出来ない。だが
「ご厚意感謝する、今の意見は上にあげます。」
杉本司令官は言ったが内心
「{中国の参戦を招けば核戦争になりかねない・・・それだけは回避せねば・・}」
杉本司令官も焦っていた。
次回~決断~を予定しています。