空母ずいかく194 THE GREAT GAME [更新停止・改修作業中]   作:特殊作戦群

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総理の命を受けて日本海に展開していた第5護衛隊群が一路春馬群島へと急行する。その情報は東亜連邦へも・・・・・そして中国による支援の公表もまた東亜連邦そして米国へと衝撃が走る。


第56話~流動的状況~

ロシア

 

東亜連邦外交代表部

 

「何?!、その情報は確かか!!」

 

東亜連邦代表は言い

 

「ハイ、確かです。日本海に展開していたはずの「第5護衛隊群」が全艦転舵。恐らくは春馬群島へと向かうと思われます」

 

「目的は・・・・」

 

「第6護衛隊群の支援かと思われます。」

 

言い

 

「駆逐艦「てるづき」の撃沈がとうとう日本を本気で怒らせたと思われます。先の有事の英雄と言われた秋津少将が指揮を執る艦隊です。」

 

「バカな、たった12機のF-35JBで何ができる。」

 

「ですが代表、日本艦隊の駆逐艦を撃沈したとは言え空母は無傷です。日本第6艦隊の旗艦「ずいかく」の45機に「いぶき」の12機が合流されると合計で57機戦力差はほぼほぼ0ですむしろこっちが不利になります。」

 

外交部員の説明を聞き

 

「先の有事の英雄、秋津竜太少将・・・元戦闘機乗りで空自から海自へと配属転換。」

 

資料を読み

 

「完全に日本にしてやられた・・・先の有事のレジェンド「いぶき」を送り込んでくるとは」

 

代表は言い

 

「ハイ、これは私達も全く想定していませんでした。米軍は第7艦隊の準備にもたついていますし中国の広東艦隊はいまだ即応態勢のままのようです。」

 

状況を確認していると

 

「大変です、代表!!」

 

もう一人外交部員が入ってくる

 

「こんどはなんだ!!」

 

言うと急いでテレビをつけると

 

「我が中国は日本伊部総理の援助要請を受け艦隊派遣の判断を下したことを此処にご

報告致します。」

 

日本の報道陣を前に言い

 

「艦隊は春馬群島に急行する「第5護衛隊群」の半島監視任務を引き継ぐ形を取りますがそれとは別に「病院船」と護衛の「ミサイル駆逐艦」2隻を途中に第5護衛隊群に合流させ現場海域で日本自衛隊の支援活動を行います、また、この病院船とミサイル駆逐艦は日本自衛隊統合任務部隊司令部の指揮下に入ります。」

 

中国大使代理は言いそれに

 

「大使代理、先の有事で自衛隊と中国軍は戦っておりますがそこに葛藤などは感じないのでしょうか!!」

 

その問いに

 

「失礼、貴方はいつの時の事を言っているのですか?某半島国家ではあるまいし、我々日中は共に前に進むためにあの局地紛争を最後に公式調印を交わしました。逆に問いますが「助けてくれ」という事に対し「昔一戦交えた相手だから」なんてことを理由に断る事をしますか?」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

日本の記者は黙り込み

 

「自衛隊空母艦隊に合流後はそのまま現場海域へと速やかに急行します。海域においてはミサイル駆逐艦の護衛の元、負傷者の処置にあたります。」

 

中国大使代理は説明し

 

「今現在、現場で突破口を開こうと陸海空自衛隊員らが奮闘しています。政府は状況を包み隠さず国民の皆様にご報告いたします。変なデマやうわさに惑わされることのないようにお願い致します。」

 

この会見を見た東亜連邦外国部は

 

「何?!、中国が自衛隊の支援に動くだと!!!」

 

「こんな事想定外だぞ!!」

 

喚くも

 

「落ち着けッ、所詮は中国製だ。あてになるものか」

 

言う周りは

 

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

 

沈んでいるのがよくわかる光景だった。

 

 

 

 

所変わって 米国 ホワイトハウス 大統領執務室

 

「ファ〇ク、ファ〇ク、ファーーー〇クッ」

 

ドランプ大統領は発狂し

 

「海軍のドンガメ共は何をもたつている!!中国に先を越されるとは!!!」

 

悪態を付くも

 

「見方によってはラッキーです。中国が貧乏くじを引いてくれたおかげで我々は痴話喧嘩で東亜連邦を日本・中国と共に罵ればいいだけなのですから」

 

官僚の一人が言うが

 

「ですが、これはボイデン陣営に利用されなければいいのですが、「日本はドランプを見限ったのだと」「ドランプが無能だから日本は中国を選んだ」などこうならななければいいのですが」

 

不安そうに言い

 

「在日米軍の司令官に伝えろ、艦隊の準備が完了次第直ちに伊部総理に武官を通じて自衛隊戦闘支援の為に出航すると」

 

言い、官僚が出ていくと

 

「裏切者めが・・・・・」

 

テレビを見つつぼそっとつぶやいたのだった。




次回~東亜連邦北方艦隊~を予定しています。
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