練習作品
「それでどうしたいのかな?自称毒舌家の事実独善家の卑怯者クン?」
「何だよ、いきなり現れて。テメーにとやかく言われる筋合いはねぇぞ」
「その台詞、そっくりそのままキミに返させてもらうよ。でだ、改めてキミはどうしたいのかな?」
「何を、が抜けてんだよ、低脳」
「それは失礼。ボクがキミに聞きたいのは否定ばかりしてるけど自分自身はどうしたい、どう行動するのかってことさ」
「そりゃ偽善者共に叩きつけて否定してやるのさ、お前らの正義なんて薄汚いエゴだってな」
「それはあの次空を股に掛ける管理組織のことかな?それとも学園都市の裏にいる魔法組織かな?」
「両方、だ。秩序を騙って汚い真似を繰り返す魔法至上主義の奴らも、正義を騙って押し付ける平和ボケした連中も両方」
「じゃあもう一つ質問。それを達成した後キミはどうする気だい?自分がその代わりになるとでも?」
「別にそんなのなりたくないね」
「うん、やはりキミはーーーーー卑怯者だよ」
「…何だと?」
「だってそうだろ?否定するならソレに代わる代案くらい用意して当たり前。否定するだけなら物事を知らないガキにだってできる。まぁ代わりになるなんていうならその二つの組織なんて比較にならない腐った独善者だと罵ってあげたところだけど。
組織の裏、影があるなんて事は別に珍しくもない、むしろ当たり前と言っても良い。奇麗事で全てが成り立たないのはキミも分かってるはず。肥大化するほどその裏で私腹を肥やそうとする連中も欲望と共に肥大化する。まぁ管理組織は肥大化し過ぎてる感も確かにあるけれどーーーけれどだ、全てを否定する資格なんて有りはしない。それでも確かに彼らは人々を守ってるのだから。」
「全てでは無いかも知れない、盲目的なだけなのかも知れない。でも確かに真摯に向かう人も存在するのさ魔法組織は勿論管理組織にだって。その全てを否定なんて出来やしない。それにーーーだ、キミも我を通すために結構汚い事をしてきたんだろう?」
「…別に俺は正義の味方なんて気取って無い。俺は精々、小悪党だからな」
「それだよ。ーーーーーー三下の小悪党如きが人様のやることなすことに一々文句垂れんじゃねぇ、目障りなんだよ」
「っ!」
「まぁキミの意見も尤もだ。全否定なんてしないさ。けれど覚えておくといい、キミもまた