ジーク君の初登場シーンでの「威厳がある感じに振る舞おうとしてるのにいまいち僧できていない」喋り方が好きです。
コラボイベントをはじめ諸々のネタバレに配慮しません。ご注意ください。
■最初に感激したこと
「うっ……」
『!?』
「なんて……なんて人道的な……!」
『ちょ、ま……ど、どうした? どうしたというのだ……?』
「ごめんなさい三分だけ待って……」
『三分? いや、呼び出したのは此方だ。切羽詰まってはいるが要望とあらば三分でも三時間でも待つが……ああっ! 待て! 今の何処に泣く要素が……!?』
三分後。
「急にごめんなさい。こんなに人道的な配慮をしてもらえるとは思わなくて」
『……?』
「だってみんな当たり前みたいな顔して人を引きずり込んだ挙句に頼み事してくるんですよ……いやほっといたらこっちもヤバイって事情ばかりだからそりゃ協力はするんですけど……でもなんかこう、もう「やってくれるよね?」みたいな感じでこっちに選択肢全然ないし……」
『そ、それは……』
「こないだのバレンタインでも……いや、あれは式部さん悪くないんですけど、でも昏睡状態で何日も眠ってたのに誰も心配とかしてくれなくて……」
『なんと……』
「いや最低限のバイタルチェックとかはしてくれたみたいなんですけど……数日ぶりに目を覚ましたのに「あ、起きたの? おつおつー」みたいなのって流石にどうかと……」
『…………それは、酷いな』
幾ら何でも人類最後のマスターに対する扱い軽くね? と最後の最後でちょっとだけ引っかかってしまったバレンタイン。
でもなぎこさんも香子さんも良いキャラでしたね。楽しいイベントでした。
■「アガルタ」と「アマゾネス・ドットコム」を経たマスターの場合
「まさかルーマニアで先生に会えるとは思わなかった」
「おや、ということは貴方のところに『私』はいるということですね」
「いつもお世話になってます」
「俺はいねえの?」
「いるけどレイシフトのときじゃないとあんま会えないんだ。ペンテシレイアの方が古株なんだよね、うち」
「……ナルホド」
「ただ貴方とペンテシレイアって地味に行動パターンが似てるからさあ。取り敢えずペンテシレイアが使ってるシミュレーターには近づかないよう気を付けてるよ」
「オテスウオカケシマス」
「一応言っておくけど、別に悪口は吹き込まれてないよ? ペンテシレイアの場合頭で考えた傍から狂化入っちゃうからまともに聞けた試しがないだけだけど」
「それって喜んでいいことなのか……?」
「陰湿な陰口が広まるよりいいと思ってるよ。殴り合いはその場では痛いし治療も大変だけど、悪口っていうのは知らないうちに広まる遅効性の毒だから」
「なるほど、一軍の将として重要な考えですね」
「そういう意味では人間出来てる人も多いし、何よりそもそも自分の事しか考えてない人が大半だからまとめるの自体はすごく楽」
「なるほど、なるほど」
「肝が太ぇな、アンタ」
「カルデアのマスターはなけなしの魔力とコミュ力、ここぞというときのド根性で出来ています」
■「水着剣豪」および「ナイチンゲールのクリスマス」を経たマスターの場合
「ジーク君さ、今話してくれてる端末だけでもうちに来られない?」
「うち、というとカルデアか」
「そうそう。多分聖杯大戦? に参加したメンバーは全員いると思うよ。中でもジャンヌとアストルフォは夏や冬のイベントでクラスチェンジかますし」
「ルーラーとライダーが?」
「そうそう。まあジャンヌはアーチャーのくせに飛ばすのは弓でも銃でもなくイルカだし、宝具発動したら鯨もだしてくるし、何なら今年は喋るサメまで召喚して人を『汝は妹、愛ありき!』って洗脳してきたけど」
「は?」
「アストルフォはセイバーね。まあシャルルマーニュ十二勇士だから素養はあったと思うけど、衣装はメイド服っぽい何かでうさ耳がついてて、あと何故か自分をサンタクロースだと思い込んでいるという謎仕様。でも普段のアストルフォより会話してると騎士っぽいから不思議」
「……すまない、情報過多で脳が追いつかない」
「やっぱり理解できないかー」
「あ、忘れてた。モードレッドとフランもクラスチェンジするよ。女性サーヴァントは大体夏は水着、冬はサンタに誰かしらチェンジするんだよね。今のところ元のクラス一本なのはセミラミスくらいかな」
※忘れていたのは書き手が水着モーさんとフランちゃんに出逢ったことがないためです。
「……カルデアは凄いところだな」
「みんな行事に全力なんだよね、何故か。季節感のないところにいるからありがたいっちゃありがたいけど」
「それはマスターが『宗教なんぞ関係なし! 楽しければそれでいいじゃない!』気質の日本人という点も関係しているかも知れませんぞ!」
「どっから出てきた劇作家」
■ジャック・ザ・リッパー
「おかあさーん」
「はいはい、おかあさんですよー」
「……懐かれてるな」
「そう? 通常運転だと思うけど」
「カルデアには『彼女達』もいるのか?」
「うん。それなりに楽しくやってるみたいだよ。友達も結構出来ててね」
「そう、なのか?」
「私が見る限りね。他に子供の姿をした英霊もちらほらいるから、大体その子達と一緒になってかくれんぼしたり鬼ごっこしたり、たまにつまみ食いしたりレモネードを売り歩いたり」
「レモネード?」
「アメリカの子供はそうやってお小遣い稼ぎするんだって。ちびっこ組にアメリカ出身者の子がいるから教えてもらったみたい。美味しかったよ」
「……そうか」
「うーん、ジーク君はちょっと繊細なタイプだね。自分のことで手一杯なら、自分が最優先でも全然問題ないと思うよ?」
「……それは、貴方にも言えることじゃないか」
「あはははっ」
■赤と黒
「そういえば小説にあるよね」
「スタンダールですな」
「おお、流石は劇とはいえ作家。他国の文豪もよくご存じで」
「生憎と目を通したことはございませんがな! フランス野郎の巧言令色は好みではありませぬ故!」
「名作なのにもったいない」
シェイクスピアの引用は無理(書き手が)。
■残りのメンバー
「セミラミスの庭園も相当だけど、直接的にヤバイのはモードレッドとカルナとジークフリートだよね。高火力・広範囲・高威力の3K」
「さんけー?」
「ごめん、若い子には通じないネタだった」
※人類最後のマスターは21世紀生まれです。
「せめて一点集中なら避けたり逸らしたりができなくもないのですが……」
「一点集中でもケイローン先生みたいに必中だと逃げ場がないんだよねー。とりあえず先生とアキレウスまであっちじゃなくて本当によかった」
人はそれをフラグと呼ぶ。
「……すまない」
「いやジーク君悪くないでしょ。サーヴァントっつったって自我も人格もプライドもあるんだから。切羽詰まった時に相手のそういう事情を気遣えるって大事だよ」
「…………すまない」
「そこは『ありがとう』がいいなあ」
■目覚めた後で
「というわけで本日からうちに来ていただきましたファフニールのジーク君です。よろしく」
「サラッと仰ってますけど状況が理解できないです先輩!」
「説明すると長くなるからあとでマテリアル確認してくれい。マスターはちょっと疲れたのでジーク君を案内し終わったらちょっと寝ます」
「マスター、俺は別に後回しでも」
「ジークフリートがよくいく場所とかわかる?」
「……すまない。やっぱりそれだけ頼む」
「うんうん、素直が一番」
■或るマスターの感想
「初めてコテコテの魔術師って人に会った気がするなあ。オルガマリー所長もドクターも言動は比較的普通だったし、クリプターの人達はよくわからんけどやっぱりテンプレって感じはしないし」
「おい待て貴様! 此処に由緒ある家系の魔術師がいるだろう!」
「遠回しに褒めてるんだけど伝わらないのが残念ですよ、所長」
今回のラスボスと対面したぐだ子の感想「友達いなそう」。
「英霊に対してもそうだけど、人の気持ちを自分の尺度で測ろうとすると大抵コミュニケーション失敗するよね」
「親しき中にも礼儀あり、ということですね」
「まあ私含め誰でも自分の感性が物差しだから、難しいところではあるよね」
それより。
「何万年待とうとも『いつか来てくれるから辛くない』と思える相手なんてそうそういないよね。
……いいなあ、もしそういう相手と出逢えたら、たとえその1秒後に死ぬとしても世界一幸せだよね」
レイドイベントお疲れ様でした。
QPうはうはで水着剣豪以来ご無沙汰だった億単位になりました。
素材は手に入る傍から使っちゃったので相変わらずかつかつですが、再臨だけなら沢山出来そうなので地道にがんばります。
それはそれとして年度末・年度初めで仕事が忙しいためちょっと本編をはじめ更新は滞りがちになります(なってます)
本当に申し訳ないですが失踪だけはしませんので、気長にお待ちいただければ幸いです。