2020年春、中学生三生の加藤ミキの兄マナブは二年前トラックに跳ねられて死んだ。
ある日突然母ハルカはマナブが異世界に転移して冒険をしていると思い込み始めてしまった。
しかもPCをたどたどしく操作してその様子を小説にし始めた。
マナブが現代知識を武器に魔王に立ち向かうファンタジー小説だった。

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【悲報】なろう作者さん、早くに子供を失った母親だった。【異世界誕生2020】

うちのお母さんは昔から少しおかしい人だった。

そんなお母さんは最近、ちょっとした趣味を始めた。

主のいないお兄ちゃんの部屋に、たどたどしいキーボードの音が鳴り響く。

 

──かち、かち、かち……。

『──むs子は、今も異世界でげんき暮らしています』

 

お母さんが書いているのはアマチュア小説。

少年がファンタジー世界を旅するなろう小説だ。

 

お母さんは暇さえあれば、家事の合間などに遺品のデクストップのパソコンキーを1文字ずつかちかちと叩く……。

それは一話ずつインターネットのサイト、[小説家になろう]に投稿される。

 

 

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息子は、今も異世界で元気に暮らしています。

 

作者:はふぽん

 

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「マナブよ。お前は死にません。お前は異世界で勇者として生き続けるのです」

 

女神様の優しい声が、頭に直接聞こえてきた。

トラックに跳ねられたマナブが目覚めると、マナブは知らない場所にいた。

 

「ここは……? 俺はトラックに跳ねられて死んだはずなのに」

 

そこで見たのは、マナブが初めて見る景色だった。しかしすぐにここがどこだか知っていた。

「もしかして、俺、異世界召喚されたのか……?」

 

夢ではなかった。ファンタジーの世界にやってきていた。

 

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「マナブったらまた新しい女友達を作ったみたい。ふふ。モテるのねぇあの子」

 

お母さんは家族で囲んだ食卓でそんなことを言った。

 

お父さん、お姉ちゃん、私、お母さんで囲む一家団欒で話す内容としては一見そこまでおかしくないように聞こえた。

 

しかし、お父さんは眉間にシワを寄せて苦々しい顔をした。

お姉ちゃんは暗い顔をして何の反応も示さない。

 

マナブお兄ちゃんはもう既に死んでいるからだ。

 

お兄ちゃんは二年前トラックに跳ねられて死んだ。

故人が今もなお生きているように話す母の姿は正直不気味だ。

いや、お母さんにとってはお兄ちゃんはまだ生きていて異世界に転移しているだけらしい。

 

「またあの子の様子が見えたの。今日晩御飯食べ終わったら書きおこすから楽しみにしておいてね」

 

こんなことを言い出してから母が別人になったような気すらする。

 

「………俺に対するあてつけか。そうだな。頼りない男で悪かったな。マナブが死んだのは俺のせいだっていいたいんだろ。毎日毎日そうやって遠回しによくそんなことをしてまで俺を責めるよな。そうだよ。全部俺が悪いんだよ。満足か!?」

 

お父さんが般若のような形相をして言った。

 

お母さんは何が問題なのか全然分かっていないように目をぱちくりさせている。

 

「誰もそんなこと言ってないよ。お兄ちゃんのことは誰も悪くないよ。お父さんも全然悪くない。お母さんはそんなつもり全然ないんだよね?」

 

慌てて私は仲裁する。

 

うんうんと頷くお母さん。

 

「どうせ全部俺のせいなんだろ。ああ面白い。面白い人生だ」

 

お父さんは聞いていて辛くなる笑い方をよくする。

こう言った言い争いは加藤家にとって日常茶飯事だ。

 

「お父さんは悪くないよ……お母さんだって悪気はないよ」

 

何事もネガティブな方に考えるお父さん。

 

「今度国道向こうに新しいスーパーができるらしいね。もうお父さん聞いた? あんなにスーパー立ててどうするんだろうね?」

 

私は違う話をするりとする。

 

どこか白々しい食卓を私は明るくしようとした。

 

私が明るくしないとこの家の雰囲気は暗くなりすぎる。

 

お姉ちゃんはすごく繊細でパニック障害で通院している。

お父さんも帰宅はずっと深夜だ。それもお酒を飲んでいなかった日がない。

 

マナブお兄ちゃんが生きていた時はお兄ちゃんと私が二人で崩壊気味な家族を繋いでいた。

 

でもお兄ちゃんが死んでからそれは私一人だけの役目になった。あれから崩壊は進んだ。

 

お兄ちゃん。どうして死んじゃったの?

私、けっこう限界なんだけど。

 

 

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マナブは爆弾を敵に向かって放り投げた。

ちゅどーん。

 

「木炭と硫黄、酸化カリウムで火薬ってやつを調合したのさ。まぁ配合比率なんかに気を使ったけどね」

 

敵は倒された。

魔法使いシャーリーはびっくりした。

 

「つ、強い。マナブ。あなたは一体」

 

「日本人さ。本当は発破方法は電池式が良かったけど、さすがに作れないから導火線にしたよ」

 

仲間の魔法使いのシャーリーも、騎士キャスもマナブの言っている科学知識のことはちっとも分からない。

マナブがとても博識ですごい人なんだということだけが分かった。

 

 

 

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この話の一つ前でお兄ちゃんは爆弾の詳細な作り方を設計図に書いて、爆弾を作った。

 

あの子は異世界で今も生きているという戯言を話すお母さんを私は止めなければならない。

お父さんやお姉ちゃんではできないから、私がやるしかない。

 

「お母さん。そんなことありえないでしょ。どうしちゃったの?」

 

言っていることおかしいよと相手の妄想を否定するのは、こういう病気を患った人には一番言ってはいけないことなのだと後で本を読んで知った。

 

「そんなはずないわ。こんなにはっきり見えるし、聞こえるのよ。どうして同じマナブの家族なのにみんなに見えないのか不思議だわ。それに爆弾の作り方なんか私は知らないわ。知らないことなんて私が書けるわけないじゃない。でもマナブが作っているところが見えたからこんなに詳細に私も分かったのよ。それがマナブが異世界に転移している証拠よ」

 

「お母さんは昨日夢遊病みたいにふらふらとパソコンの前に行って爆弾の作り方を調べていたよ。あの時は話しかけても全然反応がなかったけど」

 

私はパソコンの履歴を見せた。

 

「これミキが調べたんでしょ。私には覚えがないよ。嘘つかないで。なんで私を騙そうとするの」

 

お母さんは自分で調べたことを全く覚えていなかった。

 

今日の分のお母さんの小説を読んだ。

 

お兄ちゃんもけっこうハードな展開を送っている。

私の今のつらい気持ちと重なって、なかなか良かった。

お母さんも辛いんじゃないかな。

だから小説に悲しい展開とか苦しい展開を書く。

小説はお兄ちゃんだったらこういうことを思うよねっていうところが、よく書けていた。

 

でも私とお母さんではやっぱり目線が違うからお兄ちゃんの書き方に私が思うのとは差異があることがあった。

 

でもお母さんはこれを書き始めてからずいぶん精神が落ち着いた。

 

お兄ちゃんが死んで一番精神がぐちゃぐちゃになったのはお母さんだった。

 

正直お兄ちゃんがトラックに跳ねられた直後の家の様子は思い出したくない。

 

本当にはお兄ちゃんのことを忘れたくなかったけれど、この家では私がしっかりしなければならない。

死んだ人のことよりも生きている人の方を優先させなければならない。

 

「マナブがすごいのよね。今度はチーズなんて作ってそれを売って大儲けしちゃったの。頭いいわねぇ昔っからそうだったけどほんとあの子は頭良いわ」

 

「そうだね。お兄ちゃんは頭良いね」

 

小説のお兄ちゃんはお母さんによってだいぶ美化されていた。

 

私はお母さんの妄想を表面上は否定しない。

こういう病気の人は文章をたくさん書き始める症状が出ることがあるそうだ。

 

ただ内容は普通は支離滅裂なものになるらしい。

でもお母さんの小説はちゃんと物語のようになっている。

 

けっこう感想が来る。

 

『なんかマナブ見ていて母性がくすぐられる』

 

という感想が来た時は笑っちゃった。

だって母親が書いてるんだもん。

 

お兄ちゃんがこの小説読んだらなんて言うんだろう。

お兄ちゃんの恥ずかしいシーンとかけっこうあるからな。

ふふ。お兄ちゃんが生きていた時にお母さん書き始めてくれたらよかったのに。

 

私はお父さんと話す。

 

「小説を書くことでお兄ちゃんのことを受け入れるためにお母さんは書いてるんだと思う」

 

「じゃあこれはお母さんなりのマナブが死んだことの受け止め方だって?」

 

「うん……だから時間が経てばきっとお母さんもちゃんとお兄ちゃんが死んだことを受け入れると思う」

 

「そうか……」

 

お父さんもお姉ちゃんも私に倣って表面上はお母さんの妄想を否定するのを止めた。

 

それどころか最近はお父さんもお姉ちゃんもお母さんの小説を読み始めた。

 

二人も今のギスギスしたままでは良くないと思ったのだろう。

家の雰囲気は前に比べると良くなった。

私の努力の賜物だ。

 

家族の会話でお兄ちゃんの異世界での様子が話題に上がることもあるほどだ。

 

その時はみんな朗らかだ。

みんなお母さんの嘘を楽しんだ。

お母さんの妄想小説がばらばらだった家族を繋いだ。

私は少しずつ肩の荷が降りていった。

 

作中のお兄ちゃんはいつも私たち家族のことを心配していた。

お兄ちゃんは一人で家族の負担を引き受ける私のことを特に心配していた。

お母さんが書く小説だからお母さんに都合が良いものが出来るはずで、お兄ちゃんが作中で一番心配するはずなのはお母さんであっても、納得できるのだが、違う。こういうところにリアリティを感じる。

 

元の世界に戻るのをだんだんお兄ちゃんは諦めていく描写が増えてきた。

お母さんがお兄ちゃんの死を受け入れ始めているサインだと私は感じた。

 

異世界でお兄ちゃんは幸せに生きていくエンドになるだろう。

 

 

 

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「行くぞ魔王!」

 

「ぐはははは! 来るがいい勇者どもよ!」

 

マナブは魔法使いシャーリーや騎士キャス、エルフのナナリー、盗賊のバンと共に魔王に挑む。

 

「人々を苦しめる悪い魔王! ここでお前を倒すわ!」

 

騎士キャスが言う。

 

マナブはとうとう長年の本懐を遂げられそうだ。

この魔王を倒せばゲートが開き、マナブは元の世界に戻ることができる。

 

「待ってろミキ。もうすぐ俺は帰るからな」

 

今までずっとこの気持ちで辛い時も乗り越えてきた。

 

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なんだか最近小説の展開が怪しい。

今お兄ちゃんは魔王との決戦に挑んでいる。

それはいい。

だが作中のお兄ちゃんが元の世界に戻ることをまた目指し始め、物語もそこに向かい始めたのだ。

 

私はこんなものを書くお母さんを不気味に感じた。今まで感覚が麻痺していたのだ。

 

二週間ほどで魔王を倒した。

仲間たちとお兄ちゃんは抱き合って喜びお互いを称える。

元の世界に戻りたい理由もお兄ちゃんの仲間の人はもう旅の途中で全てを聞いていて、それを引き止める人はいない。

 

しかし仲間はどうしてもお兄ちゃんと別れたくない。なので一緒に元の世界についていくというのだ。

 

お兄ちゃんと仲間たちは元の世界に転移する魔法陣に乗った。

 

そして魔法が発動し、光が城の広間に広がったところで小説は止まっている。

 

「なにこの展開……」

 

お母さんは一週間ぐらいものすごく幸せそうで、うきうきしていた。

 

しかし、それは長く続かなかった。

日に日に辛そうになっていくお母さん。

 

「どうしてマナブは戻ってこないのかしら……?」

 

お母さんは小説の内容が実際に起こっていることだと、やはり思い込んでいた。

私のお母さんはやはりどうしようもなく壊れていた。

私も、お母さんのことを楽観的に考えていたのだ。

 

お母さんは魔王を倒したはずのお兄ちゃんがこ帰ってこないことに酷く混乱していた。

 

「お兄ちゃんがこっちの世界に戻ってきた続きも書いたら? ほら私とかお父さんが出てきてお兄ちゃんと喋ってるところも読みたいなぁ」

 

「マナブの今の様子しか見れないのよ。だから無理だわ。どうしよう。マナブの様子も見えなくなっちゃった。こっちに戻ってるはずだから、家にすぐ来るはずなのにもうあれから1週間もたつのに帰って来てくれない……なんで。なんで。なんで。なんでなの」

 

「……」

 

お母さんの統合失調症の病気はそれからどんどん進行していった。

 

「政府がマナブがこっちの世界に戻ってくるのを妨害してるんだわ。そう。そうに違いないわ」

 

ぶつぶつとつぶやくようになり、暴れるようになった。

家事は私と父がやった。

家族は献身的にお母さんを支えた。

 

「なんで私を病院に連れていこうとするの! 私はどこも悪くないわ! お父さんたちも政府の仲間なんでしょ! 私を見張るスパイなのね! 今も電波攻撃で思考盗聴を私にしてる! あああ!」

 

お母さんはお父さんや私たちに対して以前に増して攻撃的になった。

私たちは一計を案じた。

 

「お母さん。実は知り合いの病院の先生が政府に敵対している人で、お母さんの力になってくれるっていうんだ」

 

そうやって私はお母さんを病院に連れて行った。

 

「思考盗聴が~アルミホイルが~」

 

「なるほど。私も政府の電波妨害には長年苦しめられています。今まで一人で辛かったですね」

 

「先生分かってくれるんですね……!」

 

お医者さんはお母さんを除く家族にはこう話した。

 

「間違いなく統合失調症の症状です。ずいぶん症状が重い。もっと早くに来て欲しかった」

 

お医者さんに処方された薬を飲んでお母さんはだんだん治っていった。

 

お母さんとお父さんが話している。

 

「そうね……確かに私はおかしかったわ」

 

「いや……確かにマナブを亡くした時に俺はお母さんのために何もしなかった。今まで辛い思いをさせてすまない」

 

「ごめんなさい。私だいぶみんなに迷惑かけたわね」

 

「一番辛い思いをさせたのはミキとお姉ちゃんだ。本当に今まですまない」

 

「ミキ。今まで私たちを支えてくれて本当にありがとう。こんな良い娘を持てて俺たちは幸せ者だ」

 

私はまだその言葉を信用できなかった。

しかしだんだんお父さんとお母さんはちゃんとするようになった。

普通の家庭みたいに。

お父さんは早く家に帰るようになった。

 

お母さんは被害妄想を抱かなくなった。郵便局や警察署に喚きに行くことも無くなった。

 

そこで私は初めて泣いた。

 

「今更改心なんかしやがって。今までどんな気持ちで私が過ごしてきたと思ってるの。だいたい、こんなふうになるくらいならさっさと離婚しろよって何度も思ってたわ。

何もかも私に押し付けて。お父さんはただでさえ弱い人なんだから実家におんぶにだっこのままでいればよかったのに、実家から離れたところにどうして引っ越したんだよ。お母さん。あ全部あなたのせいだよ。おかしくなるなら一人でおかしくなってよ。近所に行って喚かれて、そのくせ教師と話す時だけはまともになるせいで、私は『どうしてあんなにいいお母さんなのに』なんて言われるのよ。私に全部押し付けないでよ。

お兄ちゃんもお兄ちゃんだよ。なんで私を置いてトラックになんか跳ねられるのよ。どうせならその時私も一緒に跳ねられれば良かったと何度思ったことか!」

 

泣きながらたくさん二人に文句を並べ立ててやった。

「ええ。今まで本当にごめんなさいミキ。私が悪かったわ」

 

 

 

 

日本某所。

市を流れる川の河川敷のところで発光する何かがあった。

 

複数の男女が何も無い空間から現れる。

ほとんどが外国人のような端正な顔をしている。

 

「ここが……日本?」

 

鮮やかな赤髪の女が言った。

何の素材で作られているのか分からない類のない意匠の服を来ている。

 

「ああ、帰ってこれたんだ」

 

答えるのは同じくファンタジー風の服装をしている青年。この男だけが日本人然とした顔で黒髪だ。

 

「ここがあなたが生まれた世界なんだ」

 

金髪の耳のとがった女が言う。

 

「あなたの話ではこの世界にモンスターはいないそうですね。なんの警戒心もなく人が歩いています」

 

青髪のとんがり帽を被ったローブの女が話す。

「この世界はすげえ技術が発達してるらしな。おお、あれが飛行機ってやつか」

 

耳にピアスをした二枚目が青空のひこうき雲の先にある飛行機を指さす。

 

「さて、まずは家に帰ろう。家族が──妹が心配だ」

 

マナブはそう言った。

 

 



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