ダンジョン外に出会いを求めるのは間違いじゃないお(改名) 作:ミラノ風お好み焼き
ようやく終わりました!!
*前半後半分かれてます!*
今回は2話連続での投稿です。長かったので分割しました。( ^ω^ )
さて今回のテーマは『仲直り』と『諦めない』ことです。
ヘスティアとヘファイストスのやり取りを楽しんでください!
「だ、大丈夫かな…。ボク、あれから1回もヘファイストスにあってないんだけど……。」
「覚悟を決めろよヘスティア。眷属である俺が覚悟を決めてるんだ。
主神であるお前がそんな狼狽えるなよ。」
ジョジョとヘスティアはヘファイストスファミリアの拠点へとやってきた。
ダンジョンでミノタウロスを倒してから2日後に。
この2日はジョジョはダンジョン攻略を控え目にしていた。
何故ならヘスティアがヘファイストスに贈るものを決めたというからだ。
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--------2日前--------
「ヘファイストスの贈り物を決めた?」
「うん!実はアルバイトを頑張ったおかげで思っている以上にお金を稼ぐことが出来たんだ!だから迷っていた2つをどっちも送ろうかなって!」
ヘスティアはミザリィの所だけではなくミザリィが紹介したアルバイトもしていた。
何処のアルバイト先であろうとも、その明るさと直向きさでどんどん顧客を増やしていた。店も売り上げが上がり、更にヘスティアを可愛がってかいつもより給料を渡していたそうだ。
「それで?何にしたんだ?」
「勿論!ヘファイストスに似合いそうな眼帯と美味しいプリンだよ!」
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「ほら早く行けよ。大丈夫だって心配するなよ。お前が此処を離れてから今まで正しい努力をしてきたんだ。
それを報告するんだろ?そして仲直りする、そう決めてたじゃねぇか。」
「だってジョン君はこれからダンジョンに向かうっていうじゃないか!ボクだって自分の眷属を紹介したいのに!なんでなんだよ!」
ヘスティアの言う通り、ジョジョはこのタイミングでヘファイストスに会おうとは思っていなかった。その理由はいくつかあった。
「これからはお前だけの時間なのさ。
仲直りもそう、自分が経験した話もそう。全部神同士であるから話せることもある。感じられることもある。だから俺がいちゃダメなのさ。」
「そんなこと気にしないのに……。」
ヘスティアは本当に残念そうに肩を落とす。
ヘスティアには自分が変われた事はジョジョの存在が大きかった事をヘファイストスに話したかったのだ。
「そんな顔するなよ。さっきも話した通り俺はダンジョンに潜りたいしな。
だから1週間くらいヘスティアの面倒を見る存在が欲しかった。
そこで考えた。ヘファイストスと仲直りする事で、ヘスティアは前と同じように此処で過ごせる。ヘファイストスはお前の変わった所も見られる。
一石二鳥じゃないかとな!」
「大丈夫だよ!そんな顔するな。俺と過ごしているようにやればいいんだ。
朝起きて身支度を済ませ、ご飯を食べてアルバイト。夜には自分が作った料理を振る舞い、コーヒーを飲みながら語り合う。
そんな風に当たり前な事を当たり前にやればきっとヘファイストスも安心するだろうぜ。
その為に此処2日は料理の練習に早起きの練習をしたんだろ?念の為のレシピも持ってきた。
やれる事はやった。後は『やるだけ』さ。胸を張りなよ。」
「うん、ジョン君のオムライス程じゃないけどボクも頑張ったし……
うん!行ってくるよ!」
ヘスティアはそう言い、ヘファイストスファミリアの門へと向かっていった。門を入った時にジョジョの方を振り返る。
そしていつもの笑顔で手を振る。
それを見たジョジョは安心して手を振り返す。
そしてヘスティアは門の中へと消えていった。
「さて、俺もダンジョンへ向かう準備をしなきゃな。ポーションとか買わないとな。そしたらゆっくりダンジョンを攻略しましょうかね。」
そうしてジョジョは人混みの中へと紛れて行く。
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----ヘスティアを送ってから4日後----
「だいぶ深く潜ってきたな。」
ジョジョは12層までゆっくりと来ていた。
途中で5時間起き3時間くらい寝てを繰り返しながら来ていた。
寝ている最中はスタープラチナをオートモードにして寝ているところの安全確保をしていた。寝ている最中に怪物の宴が起きていたらしく、起きたらバックがパンパンだったこともあった。
それを地上に持って行くのが大変な(だるい)ので道にポイ捨てをしていた。
「所々に置いていけば誰かが持って帰ってくれるだろう。」
ジョジョはお気楽に進んでいた。
13層からは起きている時間を伸ばし、寝る時間を減らした。13層からはダンジョンのギミックとして下へと降る階段の他にも下の階層に行ける縦穴が存在したりする。縦穴を使って降り、階段で戻っては違う縦穴で降りを繰り返していた。これにはきちんとした理由がある。
簡単に言えばマッピングをしているのだ。
そのため羊皮紙と丈夫な木材を使って1層からマップを作っているのだ。
これをしている理由は、このマップを新人冒険者にうり、金儲けをするため。
……ではない。ジョジョは
「(マップを売って金を稼ぐより、ダンジョンに入る方が効率いいよなぁ。たまにドロップアイテムが落ちるから十分お金も稼げるし。本当にここまでちょろいぜ!)」
と考えていた。
なら何故ジョジョはマッピングをしているのか。
それはやはり『今後のダンジョン攻略のため』である。
1人であるにしろ複数であるにしろ効率を重視するためだ。いつか50層に行くとしよう。そんな所を目指している奴が、上層のモンスターを倒す事に力を使う。これは無駄ではないか!
ダンジョンでは『無駄な体力を使わない』に越したことはないのだ。だからジョジョはそんな時のためマッピングをし、最短ルートを駆け抜けられるようにしているのだ。
「さてどんどん穴に落ちて行こうかな。」
ジョジョは気楽に探索を続ける。
他のレベル1の冒険者、ましてやレベル2の冒険者でも手を焼くようなモンスターが此処にはウヨウヨいる。ジョジョはミノタウロスの時に感じていた『余裕』を探索でも出ていた。
忘れてはいけなかった。17層には初の『迷宮の孤王』、モンスターレックスと呼ばれる階層主の存在を。
「この穴でこの階層、最後かな。さてさて、と。」
ジョジョはその穴に入って行く。その穴は……。
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----時は遡り----
--------ヘスティアside--------
「き、緊張するよ!やっぱり!」
ボクはヘファイストスの部屋へと向かう最中だった。
門を潜る時にいた人は此処に住み着いてた事を知っている子だったからすんなり通してもらった。
ボクの手に持っているのは、ジョン君と色々回って見つけた『眼帯』に、オラリオ1と言われている『プリン』が入った手提げ袋がある。
どちらもボクのお金で払ったものだ!……まぁ、プリンの試食はジョン君が払ったけど。
それよりも!ボクはヘファイストスと仲直りしに来たんだ!あと眷属の話も!そんな感じで頭の中がグルグルしてたからあっという間にへかの所に着いた。
まずはノックをする。
いつものボクなら『ヘファイストス〜!!いる〜!!』なんて事を言いながら部屋に入ってたよ。ジョン君に教えてもらったんだ!それは仲直りしてからだって。
----コンコンコンッ
『はぁい。あいてるわよ。』
ノックをするとヘファイストスの声が聞こえる。
「し、失礼するよ〜。」
ボクは恐る恐る中へと入る。
ヘファイストスはボクの姿を見ると目を見開いていた。
「ヘスティアァァァァアア!!」
ヘファイストスは両手を広げてボクの方へ駆け寄ってくる。ボクも感動の再会で、手を広げてハグをしよう。
「ヘファイストスゥゥゥウウ!!」
----ガシッ!!
「ヘスティア!あんた今まで何処行ってたの!心配したんだから!!」
ヘファイストスの手はボクの背中ではなく、頭を挟んでいる。そして上へと上げてボクの足がつかなくなった!
因みにボクの手はヘファイストスのお腹の前で空ぶり。首がもげそうだったからすぐにヘファイストスの手を握る!
「痛い痛い!!首もげるぅ!!万力しながら持ち上げるな!!
この!ボクがどんな気持ちで此処に来たかも知らないで!!
やめろぉヘファイストスゥ!」
「あんたねぇ!本当に!どれだけ私が心配したかわかってんの!?
ウチの子達にも捜索させたりもしてたんだからねぇ!?
それが何?『失礼するよ〜』!?バカかお前は!これくらいの痛み受けて当然でしょうが!」
ボクたちのやりとりは5分くらい続いた。
--------少し落ち着いてから--------
「それで、今までごめんよヘファイストス…。これで全てを返せると思ってないけど、ほんの気持ちと、その……ボクの仲直りしてくれないかなって。」
ボクは当初の目的であるヘファイストスにプレゼントを渡した。
「なぁにこれ?……まぁ!眼帯とこっちは……プリンじゃない!それにこれ!『La Cerises』のプリン!?よく買えたわねヘスティア!
……本当に嬉しいわあのヘスティアが神に贈り物をするなんてね……。」
「ふっふ〜ん!実はそれ!どっちもボクがアルバイトで稼いだお金でかった物なんだ!感謝してくれたまえよ!」
ヘファイストスがそんな顔をするから、嬉しさと恥ずかしさが混ざってしまっている。どうしても顔が赤くなっちゃう。
「えぇ、本当にありがとう。此処1週間で何があったか知りたいわ。ヘスティアが此処まで変わるなんて驚きだわ。」
ボクはヘファイストスにどんなことがあったのか話した。ジョン君に拾ってもらったこと。ジョン君に叱られたこと。ヘファイストスへの気持ち。そこまでを話した。
「へぇ、いい子に拾われたのねヘスティア。神を叱る子なんて初めて聞いたわ。まぁ、貴女がそれ程だらしなかったのだけれども。」
「もうその話は忘れてくれぇ!ボクは本当に恥ずかしい事をしてたんだぁ!」
ボクは頭を抱えながら悶え苦しむ!まるで厨二病が他の神にバレたような気分だ!
それからジョン君にボクの眷属になってもらった事。ジョン君と過ごした日。アルバイトについて。
「まさか、貴女のそんな所を知っておきながら眷属になるなんて正気とは思えないわ。」
「うん。…いや、うんじゃないよボク!……でもジョン君がボクの眷属になった理由ははぐらかされてるな〜。なんか『運命』とか、『それ以外にも理由はある〜』なんて事を言ってたけど。」
「まぁ、それは詮索しないであげましょう。きっと彼にしかわからない何かがあるのかもね。
……それはそうと貴女の眷属本当に凄いわね。アルバイト先の話もそうだし、料理とかもね。」
「うん!そうなんだ!ジョン君はボクの大切な家族さ!」
ヘファイストスがジョン君を褒めてるれるとボクまで嬉しくなるよ!
「さて、私もあれから何があったか話したいわね。ちょうどプリンも2つあるし、一緒に食べながらお話ししましょう?貴女の話も、もっと詳しく聞きたいしね?」
「やったー!ありがとうヘファイストス!」
そこでボクは気づく。
「(あれ?ボクはヘファイストスの分の『1個』しか買ってない気がする。まぁ!いいか!)」
ボクはそんな事よりプリンを食べられる事で頭がいっぱいだ!
美味しかったです。
--------ヘスティアside out--------
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----時間が戻り----
「うぉぉぁぁぁぉあぉぉぁぁぁおお!」
----ズシャァァァァ!
「お、おぁぉぉぉお。滑り台みたいだな。」
ジョジョは14層から落ちてきた。
彼は今までで1番長かったんじゃないかというくらい滑っていた。
「残念だな。落ちてくる穴の場所はわかるが……グルグルしすぎて此処が何処にあるかかなんなくなったな。まぁいいさ。それよりも……。
随分と開けた所に出てきたな。」
ジョジョが穴から落ちてきた所から一本道で来た。
開けた場所、それは広さは50m、高さ約25mの所であった。
「これは…確か『嘆きの大壁』。ということは17層、ゴライアスというモンスターの生まれる場所か、何もないってことは倒されたって事……か?」
ジョジョは手を顎に当てながら考えていると、地面が揺れる。ジョジョから見て左側の壁が崩れてきた。
そこには『巨人』がいた。10mはありそうな『巨人』がいた。
17層、階層主である『ゴライアス』の誕生である。
だが、情報収集に余念がなかったジョジョは気付く。
「あいつ、聞いていた情報と色が違う……だと?」
そうである。本来『ゴライアス』は灰褐色の肌をしており、黒い髪の毛だと聞かされていた。
だが、この『ゴライアス』はそうではない。肌が黒いのだ。それに髪の毛の真っ白。
この差でジョジョは気付いた。
----こいつは『異常種』であると----
圧倒的、そう言葉にせざるを得ない。ジョジョは今までのモンスターとは比べ物にならないくらいの強さがある事を瞬時に理解した。
だからこそ、行動が『早かった』。
ゴライアスがジョジョを掴もうと手を伸ばす。だがそれ程速くない為、ジョジョは余裕をもって避ける。
ことも出来た。だが、ジョジョは攻撃モーションが始まった段階で動いていた。ゴライアスの手が空を切ったのはジョジョから2m離れたところであった。
「くらいやがれ!」
----ドガン!
ジョジョは跳び、ゴライアスの膝へと回し蹴りを仕掛けた。だが、
「なんて硬さ!この上層とは比べ物のない硬さだ!」
ジョジョの攻撃はゴライアスの膝を動かした程度しかなかった。
「くっ!」
ゴライアスからの攻撃が来そうだった為、膝を蹴り、地面を転がり、距離をとる。
ジョジョはゴライアスを見上げる。
その顔は
「行くぜ、階層主。」
笑っていた。
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どうでしたか!?
まだ前半です!!
これからジョジョはどんな手段でゴライアスに挑むのか。
楽しみですね!
次章(後数話後)、ラキア王国編をやるか、アイズ面倒見編をやるかリアルに悩みナウ。*内容は変わりませんよ、ただ順番をどうしようかなって。
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ラキア王国編
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アイズ面倒見編
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お前が考えた作品が最高さ⭐︎