ダンジョン外に出会いを求めるのは間違いじゃないお(改名)   作:ミラノ風お好み焼き

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どうも!ミラノ風お好み焼きです!


今回はガレス戦の別視点を書きました。

あの時主人公は何を思っていたんでしょうか。
ガレスに引き分けた理由がそこにはあります。


では、ご覧ください。



第7話 俺の原点。負けたくない理由がそこにはある。

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--------時は少し遡り--------

 

 

 

--------ドガシャァァァァン!!

俺はガレスさんの攻撃で壁へと飛ばされてた。

 

 

 

「(何やってんだ?俺は……。)」

 

 

 

それは紛れもない、後悔の感情だった。

 

 

 

「(あんな間抜けな蹴りぃ、入れるなんてよ)」

 

 

 

但しそれは、勝負をした事への後悔ではなかった。

 

 

 

「(ビスケと修行した時はこんなヘコタレた蹴りじゃぁなかった。もっと内側に響かせる様な蹴りだった。)」

 

 

 

後悔、それは『自分の不甲斐なさ』への後悔である。

 

 

 

「(ビスケと離れて2週間強、そんな時間で俺は腑抜けちまったのか?)」

 

 

 

恐らく腑抜けたのではない、別の要因がある。

 

 

 

「(まさか、本当に緊張してたのか?初の実戦で。)」

 

 

 

これはビスケにも言われていた事だった。

 

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--------回想--------

 

 

『緊張?』

『そうだわさ、緊張。わたしは必ずと言えるほどの予言をしてやるだわさ。あんたは初の格上の実戦で緊張し、本来の力が出せない。』

『なんでだよ?格上との戦いなんてビスケとたくさんやってるじゃないの?』

 

 

『バカかぁあんたは!!これは修行!!修行と実戦じゃぁ空気も、心の持ち様も全く違うんだわさ!!あんたは前に感覚派だって言ったの、覚えてるかい?それに追加させてもらうけどもっと正確にいうわね。「学習-実戦-感覚派」なのよ。』

 

 

『簡単に言えば実践するための場数を踏む。実戦を増やすことでどんどんと強くなる。

「習うより慣れろ」の典型ってところだわさ。そしてその研ぎ澄まされるであろう感覚で、あんたは1度もやったことのない動きも可能にしてしまう。あんたなら恐らく同格の奴らには勝てるでしょう。いつもの感じでね。

--でも、格上となった時恐らくダメ。経験したことのない空気にやられて、実力の半分くらいしか出せない。』

 

 

 

『だから早めに、安全に、実践が出来る事を祈りな。あんたのいう「運命」がそれを叶えてくれるだわさ。』

 

____________________________________________

 

 

 

「(本当にビスケの言う通りになるとはな。あいつ本当に予言者なんじゃね?)」

 

 

 

ジョジョが感じていた『焦り』とは……

『自分の実力を出しきれてなかった』事だった。

 

 

 

「(しかもあの石礫、普段なら全部反応できたはずだ。)」

 

 

 

あんな数の石礫、ビスケの攻撃の方が早く、数も多かった。

 

 

 

「(飛ばされた時、転がったがそれも無駄。相手を見失うことは避けるべきだった。)」

 

 

 

転がらなければガレスの姿を見失わず、最後の攻撃も避けられたかもしれない。

 

 

 

「(それに、最後の攻撃、あれは殺気が乗っていた。ありがてぇ。

こんな経験させてくれるなんざぁ。ガレスさんはカミ様かもな。)」

 

 

 

最後の攻撃。あれには手加減などなかった。

だからこそジョジョは大きなモノを得ることができた。

 

 

 

ジョジョはガレスの評価をする。

あんな斧をふり、自分のヘナチョコな蹴りでも堪えることはない。つまりガレスはつまりガレスはパワーとディフェンスに優れている前線で戦うタイプ。

俺はビスケ、ガレス、どちらが脅威だと感じるか。

 

--------それは断然ビスケだと応えるだろう。

ガレスはディフェンスが強い事は分かった。

--------だかビスケは?

はっきり言って知らない。

あいつに攻撃を放っても身体に届く前に防御や逸らされる。攻撃も、ビスケは気絶することもあったがガレスでは気絶しなかった。

……結論、ビスケの方が強い。 

「(あいつ本当に凄かったんだなぁ。あの時、やっぱり仲間にしたかったなぁ)」

 

 

 

 

 

そこで思い出す。あの約束を。あの言葉を……

『今度またお前に会いにくる。必ず会いにくる。その時に俺と真剣勝負をしてくれ。』

『そう簡単に負けてやるわけには行かないだわさ!!!』

 

 

 

 

「(そうだ。俺には負けられない理由が、ある。)」

その想いがジョジョに再び力を蘇らせた。 

 

「(さて、やらなきゃならんことは決まったな。)」

手はまだ動く。足も動く。意識もある。目も開く。

 

 

--------普段と何も変わらないでははないか--------

 

 

精々ダメージを食らっているだけだろう。

血が出ているが、んなもん根性でどうにかなる。

 

 

 

俺のスタンドはじっとこちらをみている。

まるで俺が立ち上がるのを待っているようだ。

--------俺はゆっくりとだが立ち上がる。

体がギシギシと悲鳴を上げるがそんなものは関係ない。

俺には負けられない理由がある。

 

 

 

 

 

 

 

--------その道がたとえ、どんな困難が待ち受けていようとも、踏み外すことはない。

何故ならばその困難に立ち向かうからこそ!俺の魂は燃え盛る!俺の魂は輝きを放つ!

 

 

 

--------誰も真似が出来ないような『生き様』を!

--------誰もが越えられないと諦めようとする壁でも、 越えようとする『勇気』を!

--------何かを必ず守るという『覚悟』を!

--------そしていつか手にするだろう、 掛け替えの無い『何か』のために俺は戦うんだ!!

 

 

 

 

 

『ウオオオオォォォォォォォォオオオオオ!!!』

立ち上がる。その祝福か、スタープラチナが吠える。

土煙が、晴れた。

 

 

 

 

 

 

 

「いくぜ…度肝抜かしてやるよ」

 

 

 

 

--------ジョジョside--------

 

____________________________________________

 

--------ロキside--------

 

 

 

 

--------そいつに会おうと思ったのは唯の説教のためだった。

 

 

「なんやてぇ!!?ウチのリヴェリアたんに裸見せた男がいるやとぉおお!!?誰やそいつ!!?ウチのがぶっ殺してやるさかい!!」

さっきあった試験で急に脱ぎ出したヤツがいること。

そいつが男連中のお気に入りと聞いた時は場所なんて関係なく発狂した。

 

「おいフィン!!ウチにも会わせぇやそいつに!!さっきメシ食っとったとか抜かしてたなぁ!!そいつか!!?そいつなんか!!?」

「わ、わかったからロキ!襟を離して、く、首が締まる……」

 

 

 

フーッ!フーッ!と息を吐きながらフィンを離す。

「はぁはぁ。彼の名はジョーンズ・ジョースター。通称ジョジョ。

種族は人間だ。年齢は不明。

タバコを吸ってることからまぁ成人を超えてるんだろう。

好きなモノは食事、頭を使うこと、人材発掘。

嫌いなモノは仲間を大切にしないヤツ、自分勝手なヤツだって。

今日オラリオに着いたらしいよ。」

まぁ、話だけ聞いとくとなんとまぁいいヤツという印象がある。

 

 

「(せやけど!!なんで試験中に服脱いだりしたんや!!そこだけがどうしても分からん!!)」

フィンたちの話を聞いたら、

----『試験の内容を悟ったが、僕たちにそれを評価させないために着替えという手段をとった』やら

----『自分の肉体美を見せたかったんじゃないか?』など

----『単純に汚したくなかったんだろう』と。

 

 

「(結局どれやねん!!もういい!!ウチが直接聞いたる!!神はなぁ!人の嘘が見抜けんねん!!)」

10分間我儘を言いなんとかジョジョの時にだけ試験に参加させる運びとなった。

 

 

_______________________________________________________

 

 

 

「(なんや、こいつ。ほんまこれから試験うける顔かいな。だらしないやっちゃのぉ)」

神は神でも女である。

例えガサツな性格でも女神である。

このジョジョが自分の身体に視線を向けていたことくらいわかっていた。だかそこに邪な気持ちはなかった。観察し終えたのか普通の顔(?)になった。

ジョジョは変な顔をしていた。口を片方吊り上げ、目が細くなった。

 

 

 

「(バカな顔晒しとるなぁ。)」

相手を知るために声をかけることにした。

 

「へぇ〜!こいつがみんなのゆうとる期待のヤツか。さして特別に見えへんけどなぁ。」

「あ、あのフィンさん。彼女は何方ですか?」

「そうだね、彼女は、「このファミリアの神!!ロキ様じゃぁ!!」……ロキ?」

ついついフィンのセリフに被せてしもたわ!堪忍して〜!ちょ!リヴェリアたんまで説教側に入らんでもええやろ!!なに笑っとんねんガレス!!早く主神助けんかぃ!!

 

そんなウチらをジョジョは温かい目で見ていた。

まるで眩しいモノを、掛け替えの無いものを見ている目だ。

ウチには分かる。

 

----ウチもその目を何度もしたことあるから----

 

「まったく……ほらジョジョも困っているじゃないか。フィン早く説明を。」

おぉ!ありがとうリヴェリアたん!!これで話が進むわ!!

「あぁ、すまないねジョジョ。ロキがどうしても君を見たいって聞かなくてさ。」

「いやぁ!そいつは光栄ですなぁ!こんなにも素晴らしい女性に、そんな風に言われるなんて!!」

 

?うん?こいつは今なんて言った?『素晴らしい女性』やと?そんな風にウチを評価するヤツは殆どおらん。

しかも『嘘』をついておらん。

 

へぇ〜〜!

こいつぁ珍しいヤツが来たもんや。喩え怪しいと思われるやつでも自分を褒めてくれるヤツについつい心惹かれかけたわ。

ウチはそんな素直な女じゃあらへんでぇ!!

 

「どうした?ロキ。」

「うんにゃ、何にもあらへん。それよりも!早く試験してくれへん!?」

決して照れ隠しじゃあらへんからな!!?

 

 

___________________________

 

 

 

ガレスとの戦い。はっきり言えばヤツが勝てるわけない。ガレスはレベル3後半。

恩恵を貰っとらんそこら辺のガキに分けるわけあらへん。

----と思っとったら案の定や。

あいつはガレスの攻撃を避けることしかできなくなっとる。

ガレスに打った蹴り、確かにそこら辺のやつよりは強い。だが……

 

 

 

「それじゃあ止められんで、ウチのドワーフは」

 

 

 

事実ガレスにビクともしなかった。

そのうえ、ガレスの反撃を受け、やつには大ダメージ。

転げてなんとかスピードを落としたようだが甘い。

 

既に顔を上げたときにはガレスの攻撃は始まっていた。

-------ドゴォォォォオオンン!!

-------ドガシャァァァァン!!

ヤツは壁に突っ込んでいった。

 

はぁ、これで終わりかいな。つまんない。もう少し骨を見せて欲しかった。

「おわり、やな。」

「あぁこれで今回も入団者なしか。」

ウチとリヴェリアはそう評価した。

 

--しかし、フィンが、ガレスが、その場から動かない。

それに、2人とも土埃で見えぬがジョジョが突っ込んだであろう所を見ておった。

 

「まだ終わってない。見てよロキ、僕の親指……」

フィンの親指を見ると……

「な!なんやこれ!!?親指の先が反り返り過ぎやないか!!」

そこにはフィンの親指が第一関節からあり得ない方向に曲がっておった!!

 

 

「(ありえへん!!フィンの親指がこんなになるなんて!!今の一度も見たことあらへん!!

----まさか、ヤツは立ってくるゆうんか!?

あのガレスの一撃を受けて、まだ立ち上がろうとするんか!!?)」

 

 

----そんな『奇跡』あり得ない。

----だが、そんな『あり得ない奇跡』を起こす者が時たまいる。

 

 

「(まさかヤツが!?英雄と呼ばれる存在とでもいうんか!!?なら!!それならみせてくれぇ!!

----ウチらはそんな奴を見るために天界から降りてきたんや!!)」

 

 

 

 

 

『ウオオオオォォォォォォォォォオオオオオ!!!』

ウチには分かった。なんで土煙が払われたのかを。

 

 

 

 

 

満身創痍の奴の背後に『もう1人』いた。

----紫色をした、人間のような存在。腕まわりが太く、鍛えた身体をしていた。

だがよく見ると透けて見える。まるで幽霊。

だが奴の背後にいて、奴の動きに同調している。

ここから察するにあれは守護霊と言われるやつではないかと判断する。

 

奴は帽子を被り、ガレスを睨む。

その目をウチはみた。

 

「(あの目は何かを決意した者の目、あんな目をする奴が恩恵を貰っとらんやと!?

ありえへん!!あんな奴!!どんな神だろうと手に入れたい!!

  なんで誰もこいつを誘っとらんのや!!逸材やでありゃぁ!!)」

 

 

ゆっくりと奴はガレスに向かう。

「(こいつは必ずこのオラリオに新しい風を巻き起こす奴や!!!)」

ガレスとの距離が1メートルになった。

 

 

 

「(ほ、ほ、欲しいぃい!!こいつ、欲しい!!どんな手を使ってでも手に入れたぃい!!!!!!)」

 

 

 

 

  「いくぜ?」

「スタープラチナ」

 

 

 

 

この言葉が決定打だった。ガレスは咄嗟に防御したがその防御の横からのフックパンチ。

「(フィンやリヴェリアはなにが起こったか分かっとらんようやな。つまりここで分かるのは『神にしか見れない者』ということ。

  しかもガレスのあの様子……完全にダメージを受けてる。あり得へんやろ!)」

 

 

 

「まだ、まだいくぜ?」

 

 

 

そこから全くパンチが見えなくなった。

だが音でどれ程の威力は分かる。

 

 

 

 

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!

オォォォォォラァァァァァアア!!!!!!」

--------ドガシャァァァァンン!!!

 

 

 

30秒程か、ラッシュが続き最後は振りかぶってガレスの顔面へと放った。

……だが、そんな中でもガレスは立っていた。

ウチにも、ガレスを支えているのはただの意地だって事は分かる。だからこそ……

 

 

「(ウチはあんたを誇りに思うで、ガレス……)」

 

 

2人はゆっくり近づいていく。それだけでウチは泣きそうになる。

フィンも何かこの戦いで感じるものがあるのかうずうずとしている。

リヴェリアはあんな2人を見て早く治療をしたいと思ってるようだ。

 

 

「おわり……か…今度はぶっ飛ばさせてもらうぜ?」

「抜かせ……今度もまた耐えて見せるわい。」

 

 

そんなセリフを言った後、2人は糸が切れたように倒れた。

「い、急いで運べ!!!この血の量!不味いぞ!!回復薬の用意を!!」

「そ、それまで私の魔法で治療しておく!!まずはジョジョを回復させるんだ!!」

周りは忙しなく動いている。

……でもウチはそんなでも動かない。

久しぶりに『英雄たる存在』を見ることができた。

だが、恐らく彼は……

 

 

 

「(ジョジョ、例えお前がどんな選択をしてもかまいやせぇへん。あんたの行く道をウチは見させてもらうわ。)」

 

 

 

--------ロキside out--------

____________________________________________

 




いかがでしたか?



スタンドはロキには見えていたようです。
何故見えるのかの設定を報告します。


簡単に言うと神は人間の魂を何らかの関係があるのでは。ということです。
前になんかの本で「神は人間の魂を選別している。」なーんてありました。
カッコ良かったのでそれだけ覚えてます。


神には魂を何らかの形で感じ取れるのではないか?と思いました。
  (ロキがフィン、リヴェリア、ガレスに声を掛けたのは魂に大きな願いがあったからだと推測)
神フレイヤは魂を色で見分けることができます。
  (まぁここから「神と魂とは繋がりがあんじゃね?」と思いました。)

フレイヤの事から、勝手に
「嘘をつくと魂が汚れる」と考えることにしました。
だから神は「魂が汚れた」→「嘘と判断」にしました。



なら魂の発露であるスタンドも感じられるし、見えていんじゃね?


ということになりました。


決して折角のスタンドが誰にも見られないなんて!!やだ!!
って思ったわけじゃないですから!!勘違いしないでくださいね!?


あれ?そういえばビスケもスタンドを見れましたね。
何故なんでしょうか。
(因みに考えております。)


ではまた明日!どうなるんだろう!!?

次章(後数話後)、ラキア王国編をやるか、アイズ面倒見編をやるかリアルに悩みナウ。*内容は変わりませんよ、ただ順番をどうしようかなって。

  • ラキア王国編
  • アイズ面倒見編
  • お前が考えた作品が最高さ⭐︎
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